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第4章 更なる戦い
第136話 お尻愛になろう
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「アナル・・・?」
眠たそうな半眼状態のまま、訝し気に小首をかしげるヒナに対し、優香は相変わらずのニヤケ面を浮かべながら、
「つまりはお尻だよ、子猫ちゃん・・・君のアヌスなら十分イケルだろう」
「・・・お尻をナデナデするの?」
まだよくわからない様子のヒナが、唇に人差し指を押し当てながら優香に顔を近づけてきた。そんなヒナの髪を撫でてやりながら、
「お尻の穴に挿れるのさ・・・こいつを」
優華は、あらかじめ準備しておいた双亀頭型ディルドを取り出した。
なんともグロテスクな見かけをしている。要は、男性のペニスの形をしているのだが、両端が亀頭になっているのだ。将来的には、女性同士の生殖活動で子孫を残すことを目的に作られた、疑似射精可能なディルドである。女性同士がそれぞれの秘所にディルドの先端ーつまりは亀頭部分を挿入し、そのまま性行為に及ぶためのものだった。疑似射精可能ということからもわかる通り、装着者の性的興奮時に男性同様射精することができる。もちろん、本物の精液とは異なるが、見た目や質感などはほとんど男性のソレと同じだった。
マウス実験では、既にメス同士の交配だけで子孫を残すことは可能になっている。やがて、人間も女性だけで種の存続を可能にすることができるようになるだろう。
これは、そのための試験的な道具でもあった。
優華にディルドを見せつけられたヒナは、思わず自らの尻を抑えた。
「・・・無理、そんなの、お尻に入るわけない」
「大丈夫だよ、子猫ちゃん・・・こいつは、ある程度大きさを調整できるんだ。大丈夫、君のお尻の穴にフィットするようにうまくやるよ」
それでもイヤイヤと言うばかりに頭を振るヒナに対し、
「しょうがないなあ、なら私と一緒にやるならいいだろ?私もこいつを自分の尻に入れるからさ・・・お静」
部屋の片隅で一人情事に耽る静に声をかける・・・が、静はオナニーに夢中で、こちらの声が届いていないようだった。
「おおーい、お静、戻ってこーい」
優華が静の近くまで行き、興奮しながら自分の世界に浸り切っている静の鼻を摘まみ上げた。
「あふぅ」
「お静、後で相手してやるから、今はこっちを手伝ってくれないか」
優華に鼻を摘ままれてようやく我に返った静は抗議の声を上げた。
「何するんですか、秋月さん」
「お静、こいつを私と子猫ちゃんのアヌスに突き刺したいんだよ・・・だから手伝ってくれないか」
ニヤケ面でディルドを突き出してくる優香にため息をつきながら、
「あら、今度はアナルセックスですか、秋月さん」
ーこいつ、やっぱり全く話を聞いてなかったなー
静は、名前も見た目も清楚そうなイメージを受けるが、実際には性的なことが大好きな少女である。セックス依存症の疑いもあったりする。
「ああそうだ。いわゆる「お尻愛」ってやつだな」
「何がいわゆるなんですか、全く」
静は立ち上がると、はだけかけた浴衣を着直してから、
「お尻愛ということは、お互いお尻を向け合ってやるのですよね」
「そうそう」
優華は静の近くで四つん這いになり、自らの尻を突き出した。
「子猫ちゃん、君も私の方にお尻を突き出してくれないか」
「・・・どうしてもやるの?」
ヒナが不安そうな目を向けてくる。
「・・・痛くない?」
「それは大丈夫ですよ、ヒナちゃん。ただ、最初慣れるまでは結構きついから、そこは我慢してね」
「さっきも言った通り、このディルドはペニス部分の大きさを調整できるんだ。無理に入れて尻を壊しちゃったらお話にならないからね・・・でも」
優華の言葉の後を引き継いで、静が言う。
「ヒナちゃんのお尻の穴だったら、十分大丈夫そうね」
優華の尻に対して、ヒナもまた自らの尻を向けていたが、その肛門は既にゴルフボールくらいなら入りそうなくらい広がっていた。
眠たそうな半眼状態のまま、訝し気に小首をかしげるヒナに対し、優香は相変わらずのニヤケ面を浮かべながら、
「つまりはお尻だよ、子猫ちゃん・・・君のアヌスなら十分イケルだろう」
「・・・お尻をナデナデするの?」
まだよくわからない様子のヒナが、唇に人差し指を押し当てながら優香に顔を近づけてきた。そんなヒナの髪を撫でてやりながら、
「お尻の穴に挿れるのさ・・・こいつを」
優華は、あらかじめ準備しておいた双亀頭型ディルドを取り出した。
なんともグロテスクな見かけをしている。要は、男性のペニスの形をしているのだが、両端が亀頭になっているのだ。将来的には、女性同士の生殖活動で子孫を残すことを目的に作られた、疑似射精可能なディルドである。女性同士がそれぞれの秘所にディルドの先端ーつまりは亀頭部分を挿入し、そのまま性行為に及ぶためのものだった。疑似射精可能ということからもわかる通り、装着者の性的興奮時に男性同様射精することができる。もちろん、本物の精液とは異なるが、見た目や質感などはほとんど男性のソレと同じだった。
マウス実験では、既にメス同士の交配だけで子孫を残すことは可能になっている。やがて、人間も女性だけで種の存続を可能にすることができるようになるだろう。
これは、そのための試験的な道具でもあった。
優華にディルドを見せつけられたヒナは、思わず自らの尻を抑えた。
「・・・無理、そんなの、お尻に入るわけない」
「大丈夫だよ、子猫ちゃん・・・こいつは、ある程度大きさを調整できるんだ。大丈夫、君のお尻の穴にフィットするようにうまくやるよ」
それでもイヤイヤと言うばかりに頭を振るヒナに対し、
「しょうがないなあ、なら私と一緒にやるならいいだろ?私もこいつを自分の尻に入れるからさ・・・お静」
部屋の片隅で一人情事に耽る静に声をかける・・・が、静はオナニーに夢中で、こちらの声が届いていないようだった。
「おおーい、お静、戻ってこーい」
優華が静の近くまで行き、興奮しながら自分の世界に浸り切っている静の鼻を摘まみ上げた。
「あふぅ」
「お静、後で相手してやるから、今はこっちを手伝ってくれないか」
優華に鼻を摘ままれてようやく我に返った静は抗議の声を上げた。
「何するんですか、秋月さん」
「お静、こいつを私と子猫ちゃんのアヌスに突き刺したいんだよ・・・だから手伝ってくれないか」
ニヤケ面でディルドを突き出してくる優香にため息をつきながら、
「あら、今度はアナルセックスですか、秋月さん」
ーこいつ、やっぱり全く話を聞いてなかったなー
静は、名前も見た目も清楚そうなイメージを受けるが、実際には性的なことが大好きな少女である。セックス依存症の疑いもあったりする。
「ああそうだ。いわゆる「お尻愛」ってやつだな」
「何がいわゆるなんですか、全く」
静は立ち上がると、はだけかけた浴衣を着直してから、
「お尻愛ということは、お互いお尻を向け合ってやるのですよね」
「そうそう」
優華は静の近くで四つん這いになり、自らの尻を突き出した。
「子猫ちゃん、君も私の方にお尻を突き出してくれないか」
「・・・どうしてもやるの?」
ヒナが不安そうな目を向けてくる。
「・・・痛くない?」
「それは大丈夫ですよ、ヒナちゃん。ただ、最初慣れるまでは結構きついから、そこは我慢してね」
「さっきも言った通り、このディルドはペニス部分の大きさを調整できるんだ。無理に入れて尻を壊しちゃったらお話にならないからね・・・でも」
優華の言葉の後を引き継いで、静が言う。
「ヒナちゃんのお尻の穴だったら、十分大丈夫そうね」
優華の尻に対して、ヒナもまた自らの尻を向けていたが、その肛門は既にゴルフボールくらいなら入りそうなくらい広がっていた。
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