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第3章 虚ろなる人形
第99話 折檻
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真由美の鼻を摘まんだまま、マウストゥマウスの要領で自らの呼気を真由美の中に吹き込んでいく勅使河原。
「んん・・・げほげほ・・・んぐ」
無理に呼気を吹き込まれた真由美がせき込む。勅使河原は真由美を自由にしてやると、真由美は再び床に倒れ伏した。
「はあはあ・・・」
いきなり呼気を吹き込まれ、その気持ちの悪さに、完全に意識が覚醒した真由美。だが、もはや勅使河原を睨みつけるだけの気力もなく、ただただ荒い呼吸を繰り返すだけだった。
ーそろそろ、限界かしらねー
勅使河原個人としては、もうしばらくの間、真由美を嬲りたいと思っていた。まだ、捜索の手はこちらには来ていないようだし、仮にこの付近を捜索されたとしても、この部屋を開けることは不可能だ。いや、この扉を開錠できるとしても、それなりの時間は要するだろう。
まだ時間的余裕はあるはずーだが。
ー肝心の真由美の方が、段々参ってきているようねー
最初の頃のような抵抗するそぶりもなく、今や勅使河原にいいようにされるがままだ。それはそれで、やりやすいと言えばそうなのかもしれないが、しかし、あまりにも従順になられては、却って面白みがない。
真理や明菜と違い、彼女は自分に対して反抗的だからこそ、屈服させる過程が重要だった。だが、今や真由美はほとんど勅使河原に屈服したに等しいだろう。
はっきり言えば、これ以上嬲っても面白みがなくなってきたということだ。
ーでも、もう少し試してみてもいいかもしれないわー
勅使河原は、床に横たわり、荒い息使いをするだけの真由美の尻を蹴っ飛ばした。
「・・・あう!!」
尻を蹴られた痛みに、思わず身をよじる真由美。両手両足が束縛されている以上、思うように身動きが取れない彼女だったが、何とか勅使河原から離れようと、床をまるで芋虫のように這うようにして、少しずつ動き始める。
ー少なくとも、まだ逃げるだけの余力は残っているようねー
今度は真由美の尻をつねってみた。
「んああっ!痛いぃぃぃ、やめて、やめてよもう・・・」
勅使河原は、真由美の腹部に左腕を回し、彼女の体を抱え込むと、今度は尻をひっぱたき始めた。
バシィ!!
小気味い音が地下室内に響き渡ると同時に、真由美の凄まじい悲鳴も辺りに木霊した。
「ああぐ!!い、痛い痛い痛い!!」
真由美がお尻をぶたれたのは、いったいいつの頃の話だっただろうか。かなり小さい頃に叱られて折檻されたことがあるのは覚えているが、それでもここまで手ひどくぶたれたことはなかったと思う。
「いい声で鳴くわね・・・真由美」
勅使河原の顔が愉悦に彩られた。どうやら、嬲り方さえ変えてやれば、しばらくの間、まだまだ楽しめそうだ。
「そう、これは・・・お仕置きよ、真由美思う存分味わいなさいな」
いったい何のお仕置きだというの?と尋ねる暇もなく、真由美の尻はしたたかに叩かれ続けた。勅使河原の右手が彼女の尻を打つたびに、くぐもった悲鳴が上がる。
ークスクス、楽しいわ、本当にー
どうせ、あと少しすればこの女は首を絞めて殺す予定だ。ならば十分味わい尽くしてから死んでもらった方がいい。
勅使河原の「折檻」はまだまだ続きそうだった。
「んん・・・げほげほ・・・んぐ」
無理に呼気を吹き込まれた真由美がせき込む。勅使河原は真由美を自由にしてやると、真由美は再び床に倒れ伏した。
「はあはあ・・・」
いきなり呼気を吹き込まれ、その気持ちの悪さに、完全に意識が覚醒した真由美。だが、もはや勅使河原を睨みつけるだけの気力もなく、ただただ荒い呼吸を繰り返すだけだった。
ーそろそろ、限界かしらねー
勅使河原個人としては、もうしばらくの間、真由美を嬲りたいと思っていた。まだ、捜索の手はこちらには来ていないようだし、仮にこの付近を捜索されたとしても、この部屋を開けることは不可能だ。いや、この扉を開錠できるとしても、それなりの時間は要するだろう。
まだ時間的余裕はあるはずーだが。
ー肝心の真由美の方が、段々参ってきているようねー
最初の頃のような抵抗するそぶりもなく、今や勅使河原にいいようにされるがままだ。それはそれで、やりやすいと言えばそうなのかもしれないが、しかし、あまりにも従順になられては、却って面白みがない。
真理や明菜と違い、彼女は自分に対して反抗的だからこそ、屈服させる過程が重要だった。だが、今や真由美はほとんど勅使河原に屈服したに等しいだろう。
はっきり言えば、これ以上嬲っても面白みがなくなってきたということだ。
ーでも、もう少し試してみてもいいかもしれないわー
勅使河原は、床に横たわり、荒い息使いをするだけの真由美の尻を蹴っ飛ばした。
「・・・あう!!」
尻を蹴られた痛みに、思わず身をよじる真由美。両手両足が束縛されている以上、思うように身動きが取れない彼女だったが、何とか勅使河原から離れようと、床をまるで芋虫のように這うようにして、少しずつ動き始める。
ー少なくとも、まだ逃げるだけの余力は残っているようねー
今度は真由美の尻をつねってみた。
「んああっ!痛いぃぃぃ、やめて、やめてよもう・・・」
勅使河原は、真由美の腹部に左腕を回し、彼女の体を抱え込むと、今度は尻をひっぱたき始めた。
バシィ!!
小気味い音が地下室内に響き渡ると同時に、真由美の凄まじい悲鳴も辺りに木霊した。
「ああぐ!!い、痛い痛い痛い!!」
真由美がお尻をぶたれたのは、いったいいつの頃の話だっただろうか。かなり小さい頃に叱られて折檻されたことがあるのは覚えているが、それでもここまで手ひどくぶたれたことはなかったと思う。
「いい声で鳴くわね・・・真由美」
勅使河原の顔が愉悦に彩られた。どうやら、嬲り方さえ変えてやれば、しばらくの間、まだまだ楽しめそうだ。
「そう、これは・・・お仕置きよ、真由美思う存分味わいなさいな」
いったい何のお仕置きだというの?と尋ねる暇もなく、真由美の尻はしたたかに叩かれ続けた。勅使河原の右手が彼女の尻を打つたびに、くぐもった悲鳴が上がる。
ークスクス、楽しいわ、本当にー
どうせ、あと少しすればこの女は首を絞めて殺す予定だ。ならば十分味わい尽くしてから死んでもらった方がいい。
勅使河原の「折檻」はまだまだ続きそうだった。
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