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第3章 虚ろなる人形
第98話 陥落・・・
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「んん・・・い、いやあ、勅使河原さん、何をするの!?・・・やめて・・・」
勅使河原の右手が、真由美の股間へと伸ばされる。勅使河原は、慎重に指を這わせつつ、ついに、その中に挿入した。
「・・・!!」
ビクッと、真由美の体が痙攣する。それを見た勅使河原が満足そうに口の端を歪めた。
「あら、真由美・・・」
勅使河原は真由美の中を人差し指と中指2本でかき回す。そのたびに、卑猥な音が聞こえてくる。
「嫌がっている割には、感度がいいのね・・・本当はあなた、こういうことされるのが好きなんじゃないのかしら?」
「・・・!?」
勅使河原の2本の指の動きに合わせて身をよじらせる真由美の耳元に息を吹きかけ、妖し気な声で静かに語り掛ける勅使河原。二人の少女たちが情事に身を委ねている様は、とても淫靡なものだった。
「我慢しなくていいのよ、真由美・・・ここには誰も来ないわ。誰にも邪魔されず、あなたは快楽に浸ることができるのよ」
勅使河原が真由美の耳を噛む。歯は立てていないので、痛みはないはずだが、真由美は大袈裟なくらいに悲鳴を上げていた。
「んんああん!!」
「本当に、いい声で鳴くのね、真由美。気に入ったわ・・・」
「やめて・・・マジで勘弁してよぉ」
真由美は涙を流しつつ、許しを請うた。だが、その言葉とは裏腹に、体は火照り頬は紅潮している。
「あん・・・ああん・・・もうやめて、いいでしょ、もう許して・・・勅使河原さん」
秘所に挿入された指が、彼女の下半身を刺激し、耳の裏をちろちろと舐める勅使河原の舌が頭を朦朧とさせていく。さらには、未だに左の乳房が揉まれ続けており、彼女の上半身を火照らせていた。
頬を伝う涙と、先ほどまで水につけられていた際に濡れた髪の毛から流れる水滴が地面を揺らす。濡れそぼった彼女の顔は、決して美少女ではないとはいえ、とても美しく感じられた。
ーああ、最高よー
勅使河原は、さらに指や舌、左手を動かし、その後も真由美を翻弄し続けた。
「はあはあ・・・」
しばらくして、ようやく真由美は解放され、そのまま地下室の床に寝かされていた。
いまだ、両手両足の拘束は解かれていない。仮に手足が自由になったとしても、この部屋から出られる見込みはなかった。
「んんん・・・」
さんざん嬲られた真由美は、今は肩で息をしながら、うつぶせの状態で束の間の休息に身を委ねている。
勅使河原は、今は地下室の外にいる。周りの様子を探るためだ。今頃、家に帰ってこない真由美の捜索が行われているのだろうが、その際に、この旧校舎にまで捜索の手が及ぶかどうかの確認といったところだろう。仮に、旧校舎の近くまで捜索の手が及んだとしても、この地下室には入れないだろう。鍵自体は勅使河原が持っているし、部屋の中の音は一切漏れない作りとなっている。
「真理、明菜・・・アンタたちも、まさか・・・」
同じクラスで現在行方不明になっている二人の友人も、おそらくは勅使河原の毒牙にかかり、そして・・・。
「まだ、大丈夫のようね」
勅使河原が、地下室に入ってきた。鍵を閉めて、再び密室状態を作り上げる。
勅使河原が地下室に入ってきても、真由美はもはや反応を示さなかった。その気力さえ失われていたのだ。
勅使河原は、そんな真由美を冷淡に見下ろすと、
「いつまでへたばっているのかしら?」
「・・・あうぅ!!」
突如、真由美の鼻を摘まみ上げた。無理やり上半身が持ち上げられ、半分失いかけていた真由美の意識が覚醒した。
勅使河原は、彼女の鼻を摘まんだまま、再び唇を真由美に押しつけた。
「んんぐふ」
人工呼吸と同じ要領で、自らの吐息を真由美の中に流し込んでいったのだー
勅使河原の右手が、真由美の股間へと伸ばされる。勅使河原は、慎重に指を這わせつつ、ついに、その中に挿入した。
「・・・!!」
ビクッと、真由美の体が痙攣する。それを見た勅使河原が満足そうに口の端を歪めた。
「あら、真由美・・・」
勅使河原は真由美の中を人差し指と中指2本でかき回す。そのたびに、卑猥な音が聞こえてくる。
「嫌がっている割には、感度がいいのね・・・本当はあなた、こういうことされるのが好きなんじゃないのかしら?」
「・・・!?」
勅使河原の2本の指の動きに合わせて身をよじらせる真由美の耳元に息を吹きかけ、妖し気な声で静かに語り掛ける勅使河原。二人の少女たちが情事に身を委ねている様は、とても淫靡なものだった。
「我慢しなくていいのよ、真由美・・・ここには誰も来ないわ。誰にも邪魔されず、あなたは快楽に浸ることができるのよ」
勅使河原が真由美の耳を噛む。歯は立てていないので、痛みはないはずだが、真由美は大袈裟なくらいに悲鳴を上げていた。
「んんああん!!」
「本当に、いい声で鳴くのね、真由美。気に入ったわ・・・」
「やめて・・・マジで勘弁してよぉ」
真由美は涙を流しつつ、許しを請うた。だが、その言葉とは裏腹に、体は火照り頬は紅潮している。
「あん・・・ああん・・・もうやめて、いいでしょ、もう許して・・・勅使河原さん」
秘所に挿入された指が、彼女の下半身を刺激し、耳の裏をちろちろと舐める勅使河原の舌が頭を朦朧とさせていく。さらには、未だに左の乳房が揉まれ続けており、彼女の上半身を火照らせていた。
頬を伝う涙と、先ほどまで水につけられていた際に濡れた髪の毛から流れる水滴が地面を揺らす。濡れそぼった彼女の顔は、決して美少女ではないとはいえ、とても美しく感じられた。
ーああ、最高よー
勅使河原は、さらに指や舌、左手を動かし、その後も真由美を翻弄し続けた。
「はあはあ・・・」
しばらくして、ようやく真由美は解放され、そのまま地下室の床に寝かされていた。
いまだ、両手両足の拘束は解かれていない。仮に手足が自由になったとしても、この部屋から出られる見込みはなかった。
「んんん・・・」
さんざん嬲られた真由美は、今は肩で息をしながら、うつぶせの状態で束の間の休息に身を委ねている。
勅使河原は、今は地下室の外にいる。周りの様子を探るためだ。今頃、家に帰ってこない真由美の捜索が行われているのだろうが、その際に、この旧校舎にまで捜索の手が及ぶかどうかの確認といったところだろう。仮に、旧校舎の近くまで捜索の手が及んだとしても、この地下室には入れないだろう。鍵自体は勅使河原が持っているし、部屋の中の音は一切漏れない作りとなっている。
「真理、明菜・・・アンタたちも、まさか・・・」
同じクラスで現在行方不明になっている二人の友人も、おそらくは勅使河原の毒牙にかかり、そして・・・。
「まだ、大丈夫のようね」
勅使河原が、地下室に入ってきた。鍵を閉めて、再び密室状態を作り上げる。
勅使河原が地下室に入ってきても、真由美はもはや反応を示さなかった。その気力さえ失われていたのだ。
勅使河原は、そんな真由美を冷淡に見下ろすと、
「いつまでへたばっているのかしら?」
「・・・あうぅ!!」
突如、真由美の鼻を摘まみ上げた。無理やり上半身が持ち上げられ、半分失いかけていた真由美の意識が覚醒した。
勅使河原は、彼女の鼻を摘まんだまま、再び唇を真由美に押しつけた。
「んんぐふ」
人工呼吸と同じ要領で、自らの吐息を真由美の中に流し込んでいったのだー
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