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第3章 虚ろなる人形
第96話 水責め
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「んあああっ!!い、痛い、痛いぃぃぃ!!は、離して!!」
地下室に中に、川澄真由美の悲痛な叫びが響き渡った。
真由美の髪の気を思い切り掴み、勅使河原は水バケツのある所まで、彼女を引きずっていく。両手両足を縛らされたままの真由美には、抗う術はなかった。
「ふふふ、真由美・・・ここではどれだけ騒いだって、表に声が漏れることはないのよ・・・だから、しばらくおとなしくしてなさいな」
「ふ、ふざけるな・・・!!離せ、離せよぉ」
髪を掴まれ、痛さに目尻に涙をためながら、真由美が叫び返す。抵抗することもままならず、そのまま水バケツが置かれている場所へと引きずられた。
「なら、離してあげるわ・・・」
勅使河原が、まるで床に物を投げるかのように、乱暴に真由美の髪の毛を離した。
「あぐぅ!!」
そのまま床に叩きつけられる形で、一旦は解放された真由美。だが、そんな彼女に休む暇さえ与えないかのように、再び勅使河原が真由美の頭を掴んだ。
「さあ、真由美。あなたの可愛いお顔が涙と鼻水で汚れちゃっているから、きれいにしてあげるわ・・・これでね!!」
「・・・!?」
勅使河原は、言い終わるが早いか、真由美の顔を水バケツに押しつけた。
「・・・んぷっ、んんぷぷぷ・・・!!」
水が満杯に入ったバケツに、真由美の顔を押しつける勅使河原。真由美は、突然水に押しつけられ、恐慌状態に陥るとともに、息苦しさにもがき始める。
「んんん・・・んんっぷ!!」
真由美が、息苦しさのあまり体を激しく揺らす。そんな彼女を愉し気に見つめる勅使河原。
ー殺すのは、あくまでも首を絞めて・・・よね。ここで窒息させてはつまらないわー
「んん・・・ぷ、ぷはぁぁぁ!!」
真由美が窒息してしまわないように、一旦は頭を押さえつける力を緩め、真由美に呼吸をさせてやる。今はまだ、殺す時ではない。あくまでも、窒息寸前まで水につけて、そして一旦は水から顔を出させて息をさせた後、また水に顔をつけるーこれを何度も繰り返すことにした。それこそ、真由美が抵抗する気力さえなくなるくらいに、繰り返すつもりだった。
「はあはあ・・・」
真由美の顎や髪の毛の先端から、水滴が滴り落ちる。酸素を求めて、真由美が懸命に口を開く。
ーそうよ、この表情よ、真由美ー
勅使河原が、懸命に呼吸をしようとする真由美の姿を見て、愛おし気に瞳を細めた。
ー今のあなたは本当に可愛らしく、そして、とても美しいわー
「んん・・・んぷ!!」
再び勅使河原が真由美の顔を水につける。再び水に顔を押しつけられた真由美が、苦し気にもがき始める。
ーいいわ、真由美。もっともっと私を楽しませて頂戴・・・あなたの今の顔は、最高よー
その後も、勅使河原は、真由美の顔を水につけては、彼女が完全に窒息してしまう前に顔を水から出させるといった動作を繰り返した。
「んん・・・ぷはあああ」
もう何度、その動作を繰り返したのかわからない。既に、真由美はもう抵抗する気も失せたのか、顔を水中に押しつけられても、段々抵抗しなくなっていった。
ーこれはまずいわね・・・今ここで窒息されたら、後で首を絞められなくなってしまうわー
あくまでも、殺害方法は絞殺のみー真理や明菜の時のように、この手で直に首を絞めてこそ真にその快楽を味わえるというものー
勅使河原は、これ以上の水責めは危険と判断した。少しの間、休ませる必要がある。
「んん・・・」
勅使河原は、水から解放され、激しくせき込んでいる真由美のうなじに舌を伸ばした。
地下室に中に、川澄真由美の悲痛な叫びが響き渡った。
真由美の髪の気を思い切り掴み、勅使河原は水バケツのある所まで、彼女を引きずっていく。両手両足を縛らされたままの真由美には、抗う術はなかった。
「ふふふ、真由美・・・ここではどれだけ騒いだって、表に声が漏れることはないのよ・・・だから、しばらくおとなしくしてなさいな」
「ふ、ふざけるな・・・!!離せ、離せよぉ」
髪を掴まれ、痛さに目尻に涙をためながら、真由美が叫び返す。抵抗することもままならず、そのまま水バケツが置かれている場所へと引きずられた。
「なら、離してあげるわ・・・」
勅使河原が、まるで床に物を投げるかのように、乱暴に真由美の髪の毛を離した。
「あぐぅ!!」
そのまま床に叩きつけられる形で、一旦は解放された真由美。だが、そんな彼女に休む暇さえ与えないかのように、再び勅使河原が真由美の頭を掴んだ。
「さあ、真由美。あなたの可愛いお顔が涙と鼻水で汚れちゃっているから、きれいにしてあげるわ・・・これでね!!」
「・・・!?」
勅使河原は、言い終わるが早いか、真由美の顔を水バケツに押しつけた。
「・・・んぷっ、んんぷぷぷ・・・!!」
水が満杯に入ったバケツに、真由美の顔を押しつける勅使河原。真由美は、突然水に押しつけられ、恐慌状態に陥るとともに、息苦しさにもがき始める。
「んんん・・・んんっぷ!!」
真由美が、息苦しさのあまり体を激しく揺らす。そんな彼女を愉し気に見つめる勅使河原。
ー殺すのは、あくまでも首を絞めて・・・よね。ここで窒息させてはつまらないわー
「んん・・・ぷ、ぷはぁぁぁ!!」
真由美が窒息してしまわないように、一旦は頭を押さえつける力を緩め、真由美に呼吸をさせてやる。今はまだ、殺す時ではない。あくまでも、窒息寸前まで水につけて、そして一旦は水から顔を出させて息をさせた後、また水に顔をつけるーこれを何度も繰り返すことにした。それこそ、真由美が抵抗する気力さえなくなるくらいに、繰り返すつもりだった。
「はあはあ・・・」
真由美の顎や髪の毛の先端から、水滴が滴り落ちる。酸素を求めて、真由美が懸命に口を開く。
ーそうよ、この表情よ、真由美ー
勅使河原が、懸命に呼吸をしようとする真由美の姿を見て、愛おし気に瞳を細めた。
ー今のあなたは本当に可愛らしく、そして、とても美しいわー
「んん・・・んぷ!!」
再び勅使河原が真由美の顔を水につける。再び水に顔を押しつけられた真由美が、苦し気にもがき始める。
ーいいわ、真由美。もっともっと私を楽しませて頂戴・・・あなたの今の顔は、最高よー
その後も、勅使河原は、真由美の顔を水につけては、彼女が完全に窒息してしまう前に顔を水から出させるといった動作を繰り返した。
「んん・・・ぷはあああ」
もう何度、その動作を繰り返したのかわからない。既に、真由美はもう抵抗する気も失せたのか、顔を水中に押しつけられても、段々抵抗しなくなっていった。
ーこれはまずいわね・・・今ここで窒息されたら、後で首を絞められなくなってしまうわー
あくまでも、殺害方法は絞殺のみー真理や明菜の時のように、この手で直に首を絞めてこそ真にその快楽を味わえるというものー
勅使河原は、これ以上の水責めは危険と判断した。少しの間、休ませる必要がある。
「んん・・・」
勅使河原は、水から解放され、激しくせき込んでいる真由美のうなじに舌を伸ばした。
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