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第2章 光る船の中で
光る船の中で4〜祈りのエネルギー
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『それでは皆様に、あの建造物の原理を説明したいと思います』
優しい声がそう告げると、真っ白い壁(なのかどうかは不明だが)に森の映像が映し出された。
現在のものかわからないが、そこにはまるで森を守るかのように、大きな岩で出来た荘厳な動物がその場に座っている。
『あれは獅子です』
獅子。
確か図書館の図鑑で見たことがある。そこに描かれていた獅子は、よくいる茶色い妖精犬(耳が三角にピンと立っている狐に似た犬種)に威厳を持たせた雰囲気だった。顔の周りに鬣を一周させているのが特徴だ。
だが、目の前にあるこの獅子は様子が少し違う。まず、大きな獅子の顔は、動物というより人間風味が強い。
かつて遠い国に半神半獣の姿の神様がいた伝説が残るが、大きな獅子もそんな神様の象徴かもしれない。
獅子という生き物は、辺境地と呼ばれる大陸に生息する強い生き物。
神話によれば、シリウスから連れてきた生き物の一つとされる。
トキや猫、犬、ワニなどもシリウスから来た動物だ。昆虫だとミツバチもそうだと言われる。植物で有名なのはアロエとサボテンと薔薇。
そう考えるとシリウスから来た大船団には、一体どれだけの生き物や人が乗っていたのだろう。さっきからずっと、シリウスのことばかり気になる。
ふと、頭に白い壁の長い通路が浮かぶ。
緩やかにカーブする通路は狭くすぐそばに壁が迫っている。白い壁には、出入り口がある。私たちがいるこの光の船の中によく似ていた。シリウスの大船団の船の内部なのだろうか。
なぜこんな映像が浮かぶのか。やはりエリザの言う通り、私たちはシリウスから来た魂なのだろうか。
「ミツバチはシリウスから来た仲間だね」
私の考えを読んだエリザが言う。
「知っている?ミツバチは青い世界しか見えないんだって。蒼き狼と呼ばれるシリウスのことを思い出すのかな」
「それじゃあミツバチに赤や黄色は見えないの?」
その質問にエリザはクスクス笑う。
「赤はね、全部青に見えちゃうらしいよ。黄色やオレンジは黄色っぽく見えているみたい」
「よかった。黄色は黄色に見えるのね。だってミツバチにとって自分達の色だもんね」
と答えると、
「そういうことろが好き」とエリザが笑うと、その奥にいた別の妖精が肩を揺らして笑っていた。私、何かおかしなことを言ったのだろうか。
「確かにミツバチの体は黄色いね」
とエリザががつけたしたので
「黄色と黒の縞々模様だけどね」
とこちらも補足する。
「ミツバチも獅子も私たちも、みんなシリウスから来たのよね」
と私が話し始めたところで、声が説明をはじめる。
『シリウス人達は、拠点としていた月から、肉体としてこの星に降りる時、この星の拠点としていた場所の目印として、三角の山をいくつか作りました。
そのひとつが、先程から見ているこのピラミッドです。
この建造物は、降りてくるための目印とする以外にも、もう一つ目的がありました。
それはある種のエネルギー交換をするための装置として使用することです』
月を拠点にしていたのは神話で読んでいた。
『母性を司る天体である月は、シリウスの私たちの母が住んでいた』と書いてあったと思う。
「シリウスにいた頃、私はね、そのエネルギーの受け取り方について学んでいた気がするの。素粒子で物質化するエネルギーとはまた別の、人や生物を動かすためのエネルギー」
そう言うエリザに
「水晶エネルギーのこと?」
と尋ねる。
「わからないけど。でも、ルルゥが守っていた水晶もその装置の一つかもしれないよね」
「装置‥」
そのような機械的な物ではなく、水晶は、石は、生きている。
血が流れているわけでも呼吸をしているわけでもないから、生きている表現はおかしいけど、意志があり、心があった。だってちゃんと会話していたもの。
「そうだね。ルルゥにとって石は友達だもんね」
友達。確かにそう。友達であり、教師であり、時々弟のように守りたくなる存在。
「でも私は石の声が聞こえないから。
流石に鉱物である水晶を、機械とは言わないけれど。何かしら手を加えることで、装置として機能させられると思ってしまうのよ。そんな表現をすると、あなたから見たら、冷たい人間と感じるだろうけれど」
「エリザは冷たくなんてないよ。いつも私を見ていて、助けてくれるじゃない」
思わず大きな声が出る。
幼い頃からいつだってエリザはそばにいてくれた。生まれた日は1ヶ月も離れていないのに、保護者然として私を守ってくれていた。
エリザは優しく笑う。人に冷たいって言われることも多いけど、わたしにとってエリザは優しい姉だ。
映像の中では、大きな獅子のところへ人間たちが供物を携えて訪れた。
彼らは木の実や果物が溢れんばかりに乗せられた籠と、お酒らしき飲み物が入った壺を獅子の大きな足元に置くと、少し離れて祈りはじめた。
突如画像に、暖かい日に遠くの景色がゆれる陽炎ようなものが現れて、画像全体が幽かに波打つ。映像の表面に水が流れているように、絶え間なく揺れている。
『あなたたちちは画像が揺れているように感じるでしょう。ですが画像が揺れているのではなく、あなた達は今、エネルギーの粒子が動き回る様子を見ているのです』
これがエネルギーの世界。水晶から立ち上る白い煙のようなものとはまた違う。意志を持っているみたいに無秩序にゆらゆら好き勝手に動いている。
『この宇宙に存在するすべての物質の根源はエネルギーです。あなたも宇宙も、全てがエネルギーの粒子が集まり形になっているのです。御覧なさい』
今度は天井が透明になった。
一瞬空がとてもまぶしくて目を閉じたが、目が慣れてくると、不思議なものが見えた。
空一面に、無数の小さい粒が激しく動いているのだ。どこを見ても、光の粒は無数に存在している。
透明なミツバチが、一斉に巣から飛びたして、蜜の在り処を探す競争をしているみたい。
小さい透明の粒はひとつひとつが光そのもので、ちかちか発光しながら振動している。
何かにはじかれたように、あらゆる場所で小さい粒が、ただただ振動しているのだ。まるで走り回る子供のようで、とても楽しそうに見えた。
『あれは光のエネルギーそのものです。
全ての物質には、あの小さなエネルギーの粒が存在しています。
ひとつの細胞にひとつずつ、あなたたちの肉体にも、無数のエネルギーの粒が存在して、あの光の粒のように、絶えず動き回っているのです』
「にわかには信じられないね」
そう驚くエリザに頷いて答える。細胞の一つ一つに光の粒子が入っているのなら、なぜ私たちは光らないのだろう。
笑いながらエリザが言った。
「自分の体が光っていたら、色々不便じゃない?」
「そうだね。眩しくて眠れなくなる」
「いやいや、そこではないのよ」
とエリザはケラケラ笑う。他の人といる時はこんなに笑わないから、人はエリザがクールな性格だと誤解する。本当は茶目っ気たっぷりの優しい人だ。
『そして、あの粒エネルギーに方向を与えるものが人の祈りです。祈りがエネルギーそのものであると言ってもいいでしょう』
祈り。
宇宙の神セントラム ムンドゥースに祈ること?
それとも祖先である女神に祈ること?
どちらにしても、私たちは自分の力以上のことを求めて神々を頼り祈る。
そして願いが聞き届けられた時にも、感謝の祈りを捧げる。
それは間違っていない。だけど神様はそんなんで満足できるのだろうか。
エリザがまた笑っている。
『さあ見てみましょう』と声は続けた。
先ほどあの獅子の前で祈っていた人々を見ると、不思議な光が彼らの上に渦巻いてくのが見えた。
あれは、ときどき水晶の上にも見えたものだ。
その場にいた人々から生じた光は、やがて振動しながら一箇所に集まり、まるで意思があるかのように、ゆっくりと獅子の上部へ向かい、そのまま獅子全体に吸い込まれていった。
すると今度は、獅子から美しい7色の光が溢れ出し、人々が送っている光の道を逆流する形で通り、人々に降り注ぎ始めたのだ。
お互いにお互いの光を与えあっている。
『獅子には宇宙のエネルギーを集める働きを与えられていたので、あのような交換ができるようになりました』
「誰がそのような働きを与えたのですか?」
船の中の誰かが声に尋ねると声は答えた。
『そのような働きを与えたのは、あの人々です。彼らがあの獅子を祈りの対象物とさだめ毎朝祈るようになり、あの獅子から何かのエネルギーを受け取りたいと願い祈るようになった日から、あの獅子に、宇宙のエネルギーを集める働きが与えられました』
妖精たちはみな黙ってしまった。
人々が獅子に働きを与えた?
そんなことが本当にできるのだろうか。
そんな力を与える権限は、神々にしかないとそう思っていたのにと。
優しい声がそう告げると、真っ白い壁(なのかどうかは不明だが)に森の映像が映し出された。
現在のものかわからないが、そこにはまるで森を守るかのように、大きな岩で出来た荘厳な動物がその場に座っている。
『あれは獅子です』
獅子。
確か図書館の図鑑で見たことがある。そこに描かれていた獅子は、よくいる茶色い妖精犬(耳が三角にピンと立っている狐に似た犬種)に威厳を持たせた雰囲気だった。顔の周りに鬣を一周させているのが特徴だ。
だが、目の前にあるこの獅子は様子が少し違う。まず、大きな獅子の顔は、動物というより人間風味が強い。
かつて遠い国に半神半獣の姿の神様がいた伝説が残るが、大きな獅子もそんな神様の象徴かもしれない。
獅子という生き物は、辺境地と呼ばれる大陸に生息する強い生き物。
神話によれば、シリウスから連れてきた生き物の一つとされる。
トキや猫、犬、ワニなどもシリウスから来た動物だ。昆虫だとミツバチもそうだと言われる。植物で有名なのはアロエとサボテンと薔薇。
そう考えるとシリウスから来た大船団には、一体どれだけの生き物や人が乗っていたのだろう。さっきからずっと、シリウスのことばかり気になる。
ふと、頭に白い壁の長い通路が浮かぶ。
緩やかにカーブする通路は狭くすぐそばに壁が迫っている。白い壁には、出入り口がある。私たちがいるこの光の船の中によく似ていた。シリウスの大船団の船の内部なのだろうか。
なぜこんな映像が浮かぶのか。やはりエリザの言う通り、私たちはシリウスから来た魂なのだろうか。
「ミツバチはシリウスから来た仲間だね」
私の考えを読んだエリザが言う。
「知っている?ミツバチは青い世界しか見えないんだって。蒼き狼と呼ばれるシリウスのことを思い出すのかな」
「それじゃあミツバチに赤や黄色は見えないの?」
その質問にエリザはクスクス笑う。
「赤はね、全部青に見えちゃうらしいよ。黄色やオレンジは黄色っぽく見えているみたい」
「よかった。黄色は黄色に見えるのね。だってミツバチにとって自分達の色だもんね」
と答えると、
「そういうことろが好き」とエリザが笑うと、その奥にいた別の妖精が肩を揺らして笑っていた。私、何かおかしなことを言ったのだろうか。
「確かにミツバチの体は黄色いね」
とエリザががつけたしたので
「黄色と黒の縞々模様だけどね」
とこちらも補足する。
「ミツバチも獅子も私たちも、みんなシリウスから来たのよね」
と私が話し始めたところで、声が説明をはじめる。
『シリウス人達は、拠点としていた月から、肉体としてこの星に降りる時、この星の拠点としていた場所の目印として、三角の山をいくつか作りました。
そのひとつが、先程から見ているこのピラミッドです。
この建造物は、降りてくるための目印とする以外にも、もう一つ目的がありました。
それはある種のエネルギー交換をするための装置として使用することです』
月を拠点にしていたのは神話で読んでいた。
『母性を司る天体である月は、シリウスの私たちの母が住んでいた』と書いてあったと思う。
「シリウスにいた頃、私はね、そのエネルギーの受け取り方について学んでいた気がするの。素粒子で物質化するエネルギーとはまた別の、人や生物を動かすためのエネルギー」
そう言うエリザに
「水晶エネルギーのこと?」
と尋ねる。
「わからないけど。でも、ルルゥが守っていた水晶もその装置の一つかもしれないよね」
「装置‥」
そのような機械的な物ではなく、水晶は、石は、生きている。
血が流れているわけでも呼吸をしているわけでもないから、生きている表現はおかしいけど、意志があり、心があった。だってちゃんと会話していたもの。
「そうだね。ルルゥにとって石は友達だもんね」
友達。確かにそう。友達であり、教師であり、時々弟のように守りたくなる存在。
「でも私は石の声が聞こえないから。
流石に鉱物である水晶を、機械とは言わないけれど。何かしら手を加えることで、装置として機能させられると思ってしまうのよ。そんな表現をすると、あなたから見たら、冷たい人間と感じるだろうけれど」
「エリザは冷たくなんてないよ。いつも私を見ていて、助けてくれるじゃない」
思わず大きな声が出る。
幼い頃からいつだってエリザはそばにいてくれた。生まれた日は1ヶ月も離れていないのに、保護者然として私を守ってくれていた。
エリザは優しく笑う。人に冷たいって言われることも多いけど、わたしにとってエリザは優しい姉だ。
映像の中では、大きな獅子のところへ人間たちが供物を携えて訪れた。
彼らは木の実や果物が溢れんばかりに乗せられた籠と、お酒らしき飲み物が入った壺を獅子の大きな足元に置くと、少し離れて祈りはじめた。
突如画像に、暖かい日に遠くの景色がゆれる陽炎ようなものが現れて、画像全体が幽かに波打つ。映像の表面に水が流れているように、絶え間なく揺れている。
『あなたたちちは画像が揺れているように感じるでしょう。ですが画像が揺れているのではなく、あなた達は今、エネルギーの粒子が動き回る様子を見ているのです』
これがエネルギーの世界。水晶から立ち上る白い煙のようなものとはまた違う。意志を持っているみたいに無秩序にゆらゆら好き勝手に動いている。
『この宇宙に存在するすべての物質の根源はエネルギーです。あなたも宇宙も、全てがエネルギーの粒子が集まり形になっているのです。御覧なさい』
今度は天井が透明になった。
一瞬空がとてもまぶしくて目を閉じたが、目が慣れてくると、不思議なものが見えた。
空一面に、無数の小さい粒が激しく動いているのだ。どこを見ても、光の粒は無数に存在している。
透明なミツバチが、一斉に巣から飛びたして、蜜の在り処を探す競争をしているみたい。
小さい透明の粒はひとつひとつが光そのもので、ちかちか発光しながら振動している。
何かにはじかれたように、あらゆる場所で小さい粒が、ただただ振動しているのだ。まるで走り回る子供のようで、とても楽しそうに見えた。
『あれは光のエネルギーそのものです。
全ての物質には、あの小さなエネルギーの粒が存在しています。
ひとつの細胞にひとつずつ、あなたたちの肉体にも、無数のエネルギーの粒が存在して、あの光の粒のように、絶えず動き回っているのです』
「にわかには信じられないね」
そう驚くエリザに頷いて答える。細胞の一つ一つに光の粒子が入っているのなら、なぜ私たちは光らないのだろう。
笑いながらエリザが言った。
「自分の体が光っていたら、色々不便じゃない?」
「そうだね。眩しくて眠れなくなる」
「いやいや、そこではないのよ」
とエリザはケラケラ笑う。他の人といる時はこんなに笑わないから、人はエリザがクールな性格だと誤解する。本当は茶目っ気たっぷりの優しい人だ。
『そして、あの粒エネルギーに方向を与えるものが人の祈りです。祈りがエネルギーそのものであると言ってもいいでしょう』
祈り。
宇宙の神セントラム ムンドゥースに祈ること?
それとも祖先である女神に祈ること?
どちらにしても、私たちは自分の力以上のことを求めて神々を頼り祈る。
そして願いが聞き届けられた時にも、感謝の祈りを捧げる。
それは間違っていない。だけど神様はそんなんで満足できるのだろうか。
エリザがまた笑っている。
『さあ見てみましょう』と声は続けた。
先ほどあの獅子の前で祈っていた人々を見ると、不思議な光が彼らの上に渦巻いてくのが見えた。
あれは、ときどき水晶の上にも見えたものだ。
その場にいた人々から生じた光は、やがて振動しながら一箇所に集まり、まるで意思があるかのように、ゆっくりと獅子の上部へ向かい、そのまま獅子全体に吸い込まれていった。
すると今度は、獅子から美しい7色の光が溢れ出し、人々が送っている光の道を逆流する形で通り、人々に降り注ぎ始めたのだ。
お互いにお互いの光を与えあっている。
『獅子には宇宙のエネルギーを集める働きを与えられていたので、あのような交換ができるようになりました』
「誰がそのような働きを与えたのですか?」
船の中の誰かが声に尋ねると声は答えた。
『そのような働きを与えたのは、あの人々です。彼らがあの獅子を祈りの対象物とさだめ毎朝祈るようになり、あの獅子から何かのエネルギーを受け取りたいと願い祈るようになった日から、あの獅子に、宇宙のエネルギーを集める働きが与えられました』
妖精たちはみな黙ってしまった。
人々が獅子に働きを与えた?
そんなことが本当にできるのだろうか。
そんな力を与える権限は、神々にしかないとそう思っていたのにと。
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