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第1章 それぞれのモノローグ
アトランティスの夕陽7〜妻の願い
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子どもの頃から妖精族に憧れていた。だから私は、石が語った話は信じている。
問題は夫だ。中央省副長官の立場では、山に登ることは無理だろう。でも彼にも助かってほしい。どうしたらいいのだろうと思い煩っていた矢先、
「満月の三日前に、西の国に行くことになった」
と夫が言った。正直私はほっとした。
ついでという感じで、今まで夫に言えなかった事を冗談ぽく口にする。
「あなたがいないなら私たち、その日に山に登ろうかな」
すると夫は笑いながら真剣な目をした。
「ああ、そうだな。登った方がいいかもな」
「そんなこと言ったら登っちゃうよ」
私はケラケラ笑いながら答えた。
近くにいた息子は、そのやり取りに、わーい、山に登りたいとまるで遠足に行くかのように喜んだ。息子と話すうち、夫の目に何か光るものを見た。夫は調べ物があるとすぐに書斎に引っ込んだ。
彼はきっと真実を知っているのだ。だがそれを家族にさえ言うことはできない。そのことで苦しんでいるのかもしれないと思うと、胸が張り裂けそうになる。
あなたが西の国に行くことは救いだ。
ああ、でも世界はどうなるのだろう。夫が西の国から帰るこの国は無くなってしまうのだろうか。
神様。私たちが助かるだけじゃなく、また一緒に暮らしたいと願う私は強欲ですか?
十代の頃によく、妖精族の居留地に足を運んだ。そこには大きな図書館があった。私は妖精族じゃないから、入っていいのかわからなかった。受付で恐る恐る身分証明書を出した。
「私は妖精じゃないけれど、それでも入ることを許してくれますか」
女性はにっこり笑って答えた。
「情報は全ての存在に解放されています。それは宇宙からのギフトです。むしろ妖精の図書館まで、わざわざ足を運んできてくれる人がいることに喜びを感じます」
そして私の目を見てこう言った。
「ぜひこれからも来てくだいね」
石の声は聞こえないし世界の光も見えない。だけど居留地の中で色々なものが目の端で、プラチナ色にキラキラ光るのが見えた。その場所のエネルギーが高いと、能力がなくても人は光を見ることができるのかもしれないと思った。
やがて私はお見合いで結婚をした。夫がどんどん出世をし、ある役職より上の奥様の集まりに出席するようになった。
ある日本当にうっかりと、もともと科学の力は妖精族のもので、最初に妖精族が科学省に教えたと、妖精族の図書館で知ったことを、奥様達の前で話してしまった。
驚く人や、嫌な顔をする人、そして息を飲む人。失敗したと思ったけれど、どうしていいか分からずにいたら、長官の奥様が言った。
「いやですわ、そんな冗談を言って」
その一言で空気が変わった。
「そうですね」
私は慌ててその話に乗った。
「私、子どもの頃に妖精に憧れていて、それでつい」と伝えると、
「わかりますわ。妖精って、どこかおとぎ話の世界のようですものね」と長官の奥様は笑った。話題はおとぎ話の重要性へと変わった。
これが化学省の奥様たちの考えなのだ。私は妖精の話を二度と口にすることはなかった。
「いつか長官になり、この国をもっと住みよくする」が口癖だった夫が、とうとう副長官になった。しばらくしてふと彼が言った。
「自分が見ていた世界は一面的で、たくさんの価値観があることに気づけなかった。君が時々、妖精族の精神性がとても高いと話しているのを見て、幼稚さと純粋さを混同しているのかと感じていた」
やはりそうだったかと苦笑する私の表情に気付かず彼は続けた。
「だけど違ったんだ」
それだけ言うと俯いて、ごめんとつぶやき書斎に引っ込んだ。
中央省で働いた父に
「妖精族の女王は、人が思うより力がある」
と聞いたことがある。夫の態度を見て、やはりそれは事実だったのではないかと思った。
科学を万能と思う夫とは共感し合えないと思っていたから、夫が妖精族のことを評価してくれたことが嬉しかった。
けれど、いくら妖精族を評価していても、夫は立場上、山には登れない。でも私には息子がいる。守るべき存在。息子のために私は登りたいと思った。
懸念だった夫が登ってもいいと笑って答えた。それはきっと夫の精一杯の助言であり、逃げてほしいと、山に登ってほしいと、心の奥底で叫んでいるように見えた。だから私は登ることに決めた。
そして今私は、息子の手を引いてこうして山の上にいる。
父や母や友達にももちろん声をかけた。驚くほど誰も共感してくれなかった。もしかしたらと思っているかもしれないけど、みんな立場があったから。
夫が登ってみたらと言ってくれたことに、今更ながら感謝する。
ピクニック気分で登っていた息子は、道がどんどん険しくなり、いつまでも頂上にたどり着けないと泣きべそかいた。
大きな栗の木の下で座り込み、もう僕お山に登らないと泣き出した。
仕方なくその場に一緒に座っていると、下からたくさんの子どもたちが登ってきた。
それは妖精族で、その子達を引率している女性の一人の顔を見て驚いた。長官の奥様かと思う位よく似ていたから。
中央省長官の娘が妖精族なはずないとわかるのだけれど、あまりに似ているのでついじっと顔を見ていたら、彼女と目があった。
彼女は何故か私に会釈をして近づいて来ると、しゃがみ込んで息子に「どうしたのかな?」とにっこり笑いかけた。
息子は彼女の後ろから来る同じ年頃の子たちを見ている。
「ほら、みんなも登っているのよ。あなたも一緒に登りましょう」
彼女が声をかけると、息子はこくんと頷き素直に立ち上がる。
「副長官の奥様ですよね」
小声でその子に尋ねられ、驚いた。
「やはりあなたは長官の‥」
そう尋ねると彼女はうなずいた。
「父には妖精族の遺伝子が入っていて。それが私に受け継がれたようです」
軽く衝撃を受ける。妖精族の血を引く人が長官になれるのか。
「でも驚きました。副長官の奥様が山に登っているから」と楽しそうに笑う。
「私に妖精の遺伝子は流れていないけれど、憧れていて。何度も居留地の図書館に行きました」
「わかります。あなたには妖精と同じような七色のオーラが輝いていますから」
その一言に泣いてしまうところだった。
「ありがとうございます」とつぶやき、彼女に並んで子どもたちと一緒に山を登った。
「父も母も、真実を知っています」
彼女はぽつりぽつりと語ってくれた。
「何度も一緒に登ろうと説得しに行きました。母はある時、妖精の話は真実だと知っていると言いました」
「ええっ」
思わず立ち止まると、苦笑いしながら肩をすくませ彼女は続ける。
「母は、父が絶対に登らないとわかっている。だから長官の妻として、ここで役割を全うするつもりだと伝えてくれました」
ああ、長官の奥様は知っていらしたんだ。私はまるで自分だけが、妖精族の真実を知っているかのように勘違いしていたことを恥ずかしく思った。
「そして父は、最後まで真実を知っているとは言いませんでした」
長官にはお会いしたことはないけれど、彼女の力強い眼差しに、きっとお父様に似ているのだと思った。
「だけど最後に、お前が山に登ることが、私の僅かな希望だよ、と」
そこまで言うと黙る。
私は唇を噛み締め、でこぼこの山道をじっとを見つめる。本当はご夫婦共に一緒に登りたかったのではないか。そう考えると申し訳ない気持ちが溢れてくる。
「一人だけ助かることに本当は罪悪感があるのです。でも父と母が望んでくれていると思うと、少しだけ心が安らぎます」
「そうね」
絞り出すように私は言った。
「ご両親は心からそれを望んでいらっしゃると私も思います」
その言葉に頷くと彼女は笑った。
「ここにいる子どもたちを守るため、私は生きなくてはなりませんから」
「私の夫は、長官の命で大切なものを持って西の国に行っています」
「そうでしたか」
「おそらく夫も真実を知っているんだと思います。でも仕事だから西へ向かった。それで彼が助かることを私は密かに喜んでいました。でも」
声が震えてしまう。
「長官や奥様がすべてを知りながら命を落とすことを聞いて。私たちだけが助かって本当に良かったのだろうかと」
私の言葉を遮るように
「そんな事はないです」と彼女は言う。
「私たちの願いは、1人でも多くの人が助かることです。家族全員が山に登っている人はほとんどいないでしょう。妖精族だって真実を信じず山に登らなかった人たちも大勢いるんです。それを、妖精族ではないあなたが私たちの話を信じてくれたことを、私は心から感謝しています。信じてくれて、助かる道を選んでくれて、それだけで私たちは」
言葉に詰まる彼女の横で私は涙が止まらない。たけど必死で笑顔を作った。
山に登ったからといって何があるのかわからないけれと、私は長男と頂上を目指した。
問題は夫だ。中央省副長官の立場では、山に登ることは無理だろう。でも彼にも助かってほしい。どうしたらいいのだろうと思い煩っていた矢先、
「満月の三日前に、西の国に行くことになった」
と夫が言った。正直私はほっとした。
ついでという感じで、今まで夫に言えなかった事を冗談ぽく口にする。
「あなたがいないなら私たち、その日に山に登ろうかな」
すると夫は笑いながら真剣な目をした。
「ああ、そうだな。登った方がいいかもな」
「そんなこと言ったら登っちゃうよ」
私はケラケラ笑いながら答えた。
近くにいた息子は、そのやり取りに、わーい、山に登りたいとまるで遠足に行くかのように喜んだ。息子と話すうち、夫の目に何か光るものを見た。夫は調べ物があるとすぐに書斎に引っ込んだ。
彼はきっと真実を知っているのだ。だがそれを家族にさえ言うことはできない。そのことで苦しんでいるのかもしれないと思うと、胸が張り裂けそうになる。
あなたが西の国に行くことは救いだ。
ああ、でも世界はどうなるのだろう。夫が西の国から帰るこの国は無くなってしまうのだろうか。
神様。私たちが助かるだけじゃなく、また一緒に暮らしたいと願う私は強欲ですか?
十代の頃によく、妖精族の居留地に足を運んだ。そこには大きな図書館があった。私は妖精族じゃないから、入っていいのかわからなかった。受付で恐る恐る身分証明書を出した。
「私は妖精じゃないけれど、それでも入ることを許してくれますか」
女性はにっこり笑って答えた。
「情報は全ての存在に解放されています。それは宇宙からのギフトです。むしろ妖精の図書館まで、わざわざ足を運んできてくれる人がいることに喜びを感じます」
そして私の目を見てこう言った。
「ぜひこれからも来てくだいね」
石の声は聞こえないし世界の光も見えない。だけど居留地の中で色々なものが目の端で、プラチナ色にキラキラ光るのが見えた。その場所のエネルギーが高いと、能力がなくても人は光を見ることができるのかもしれないと思った。
やがて私はお見合いで結婚をした。夫がどんどん出世をし、ある役職より上の奥様の集まりに出席するようになった。
ある日本当にうっかりと、もともと科学の力は妖精族のもので、最初に妖精族が科学省に教えたと、妖精族の図書館で知ったことを、奥様達の前で話してしまった。
驚く人や、嫌な顔をする人、そして息を飲む人。失敗したと思ったけれど、どうしていいか分からずにいたら、長官の奥様が言った。
「いやですわ、そんな冗談を言って」
その一言で空気が変わった。
「そうですね」
私は慌ててその話に乗った。
「私、子どもの頃に妖精に憧れていて、それでつい」と伝えると、
「わかりますわ。妖精って、どこかおとぎ話の世界のようですものね」と長官の奥様は笑った。話題はおとぎ話の重要性へと変わった。
これが化学省の奥様たちの考えなのだ。私は妖精の話を二度と口にすることはなかった。
「いつか長官になり、この国をもっと住みよくする」が口癖だった夫が、とうとう副長官になった。しばらくしてふと彼が言った。
「自分が見ていた世界は一面的で、たくさんの価値観があることに気づけなかった。君が時々、妖精族の精神性がとても高いと話しているのを見て、幼稚さと純粋さを混同しているのかと感じていた」
やはりそうだったかと苦笑する私の表情に気付かず彼は続けた。
「だけど違ったんだ」
それだけ言うと俯いて、ごめんとつぶやき書斎に引っ込んだ。
中央省で働いた父に
「妖精族の女王は、人が思うより力がある」
と聞いたことがある。夫の態度を見て、やはりそれは事実だったのではないかと思った。
科学を万能と思う夫とは共感し合えないと思っていたから、夫が妖精族のことを評価してくれたことが嬉しかった。
けれど、いくら妖精族を評価していても、夫は立場上、山には登れない。でも私には息子がいる。守るべき存在。息子のために私は登りたいと思った。
懸念だった夫が登ってもいいと笑って答えた。それはきっと夫の精一杯の助言であり、逃げてほしいと、山に登ってほしいと、心の奥底で叫んでいるように見えた。だから私は登ることに決めた。
そして今私は、息子の手を引いてこうして山の上にいる。
父や母や友達にももちろん声をかけた。驚くほど誰も共感してくれなかった。もしかしたらと思っているかもしれないけど、みんな立場があったから。
夫が登ってみたらと言ってくれたことに、今更ながら感謝する。
ピクニック気分で登っていた息子は、道がどんどん険しくなり、いつまでも頂上にたどり着けないと泣きべそかいた。
大きな栗の木の下で座り込み、もう僕お山に登らないと泣き出した。
仕方なくその場に一緒に座っていると、下からたくさんの子どもたちが登ってきた。
それは妖精族で、その子達を引率している女性の一人の顔を見て驚いた。長官の奥様かと思う位よく似ていたから。
中央省長官の娘が妖精族なはずないとわかるのだけれど、あまりに似ているのでついじっと顔を見ていたら、彼女と目があった。
彼女は何故か私に会釈をして近づいて来ると、しゃがみ込んで息子に「どうしたのかな?」とにっこり笑いかけた。
息子は彼女の後ろから来る同じ年頃の子たちを見ている。
「ほら、みんなも登っているのよ。あなたも一緒に登りましょう」
彼女が声をかけると、息子はこくんと頷き素直に立ち上がる。
「副長官の奥様ですよね」
小声でその子に尋ねられ、驚いた。
「やはりあなたは長官の‥」
そう尋ねると彼女はうなずいた。
「父には妖精族の遺伝子が入っていて。それが私に受け継がれたようです」
軽く衝撃を受ける。妖精族の血を引く人が長官になれるのか。
「でも驚きました。副長官の奥様が山に登っているから」と楽しそうに笑う。
「私に妖精の遺伝子は流れていないけれど、憧れていて。何度も居留地の図書館に行きました」
「わかります。あなたには妖精と同じような七色のオーラが輝いていますから」
その一言に泣いてしまうところだった。
「ありがとうございます」とつぶやき、彼女に並んで子どもたちと一緒に山を登った。
「父も母も、真実を知っています」
彼女はぽつりぽつりと語ってくれた。
「何度も一緒に登ろうと説得しに行きました。母はある時、妖精の話は真実だと知っていると言いました」
「ええっ」
思わず立ち止まると、苦笑いしながら肩をすくませ彼女は続ける。
「母は、父が絶対に登らないとわかっている。だから長官の妻として、ここで役割を全うするつもりだと伝えてくれました」
ああ、長官の奥様は知っていらしたんだ。私はまるで自分だけが、妖精族の真実を知っているかのように勘違いしていたことを恥ずかしく思った。
「そして父は、最後まで真実を知っているとは言いませんでした」
長官にはお会いしたことはないけれど、彼女の力強い眼差しに、きっとお父様に似ているのだと思った。
「だけど最後に、お前が山に登ることが、私の僅かな希望だよ、と」
そこまで言うと黙る。
私は唇を噛み締め、でこぼこの山道をじっとを見つめる。本当はご夫婦共に一緒に登りたかったのではないか。そう考えると申し訳ない気持ちが溢れてくる。
「一人だけ助かることに本当は罪悪感があるのです。でも父と母が望んでくれていると思うと、少しだけ心が安らぎます」
「そうね」
絞り出すように私は言った。
「ご両親は心からそれを望んでいらっしゃると私も思います」
その言葉に頷くと彼女は笑った。
「ここにいる子どもたちを守るため、私は生きなくてはなりませんから」
「私の夫は、長官の命で大切なものを持って西の国に行っています」
「そうでしたか」
「おそらく夫も真実を知っているんだと思います。でも仕事だから西へ向かった。それで彼が助かることを私は密かに喜んでいました。でも」
声が震えてしまう。
「長官や奥様がすべてを知りながら命を落とすことを聞いて。私たちだけが助かって本当に良かったのだろうかと」
私の言葉を遮るように
「そんな事はないです」と彼女は言う。
「私たちの願いは、1人でも多くの人が助かることです。家族全員が山に登っている人はほとんどいないでしょう。妖精族だって真実を信じず山に登らなかった人たちも大勢いるんです。それを、妖精族ではないあなたが私たちの話を信じてくれたことを、私は心から感謝しています。信じてくれて、助かる道を選んでくれて、それだけで私たちは」
言葉に詰まる彼女の横で私は涙が止まらない。たけど必死で笑顔を作った。
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