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第1章 それぞれのモノローグ
アトランティスの夕陽3〜勇気
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祖母が石の声を聞く人だったから、化学省にまで滅亡の危険を伝えにきた妖精の話は理解できた。
だけど職場の仲間たちのほとんどは彼女をバカにしているように感じた。
石と意志を通じ合わせる?
駄洒落が何か?
とクスクス笑う囁き声を耳にした時は、かなり不愉快になり、うっかり気持ちが顔に出そうになるのを堪えた。
世界の中心にある大陸の、そのまた中枢にある都市。その中で、あらゆる分野の最先端の技術を持つ存在。自分達をそう評価する人にとっては、彼女の話が子どもじみた神話の世界にしか聞こえないのは理解できる。
ても目の前の人間の話しを真剣に聞こうともせず、頭がおかしいと決めつける態度は理解できない。
妖精達に対してもだけど、この大陸以外に生きる人たちを、辺境人と呼ぶことにも腹が立っている。
僕が一人で怒ってみたところで世界は何一つ変わらないのだけれど。
科学省の仲間たちは石の声を聞く人種を、進化していない存在と思っている。なぜならテクノロジーの進んだこの時代に、石の声を聞く必要はないから。
彼らに言わせれば妖精達は、文明に付いていけない頭の悪い存在となるらしい。
僕はその話題になると注意深く相槌を打った。僕が、石の声を聞く能力の消失はむしろ進化の逆で退化だと思っていることを、 誰にも知られたくなかったから。
父親も母親も祖母の話を真剣に聞かなかった。祖母が僕に何か伝えてくれた後は決まって、「おばあちゃんの話は時代錯誤だから、真剣に聞かなくても良い」と伝えてきた。
だから僕も本当は石の声が聞こえていることは誰にも言えなかった。子どもの頃は、僕は時代錯誤の旧世代の人間なのだと密かに悩んだりした。
だけど、化学省で勤務する中で、偶然中央省の図書館に保管されている妖精たちの資料を見つけた。そこに書かれていたのは、彼らの能力は寓話などではいという事だ。中央省は彼らの能力をむしろ危険視しており、科学的に分析していた。
科学に対抗できるのが妖精の能力なのではなく、妖精の能力に対抗する力を保つために化学省が作られたと気づいた時は震えた。
僕らは旧世代の時代錯誤な存在なんかじゃない。むしろ科学万能な時代に於いて、その科学の技術すら凌駕し、且つ恐れられている。
その事を科学省の人間たちの殆どは気づいていない。
そして僕は科学省にいながらも僅かではあるが、石の声を聞く能力がある。
子どもの頃はコンプレックスであったその事が、今は僕の誇りとなっている。
石の声を聞く能力と言っても、いつでもどこでも聞えるわけではなくて、時々なんとなく程度だけれど。
僕の持っている石は小さかった。
僕がまだ子どもだった頃によく、祖母と一緒に妖精たちの主な活動の場でもある自然保護地区に出かけた。
祖母はそこで僕に、植物が放つ光や、高い木の上でそよぐ虹色のカーテンのような存在のことを教えてくれた。
植物の種類によっては、祖母の言う通り光が見えることもあった。
祖母が亡くなってから行くことは無くなったが、科学省に勤めて間も無くの頃、久しぶりにあそびにいった。その時、妖精たちの洞窟と呼ばれる場所のすぐそばで偶然光る存在を見つけた。
誰かが呼びかけているような気がして、足元を見ると何かが光っていた。それを手にとり、手で払って泥を落としたら、美しく輝く白い小さな石だった。しかもそれはピラミッドの形をしていた。
ピラミッドにはこの世界のすべてを作る素粒子を集める作用がある。そのためこの形の物は、宇宙から届く強い力を多く蓄えられるので、肉体的、精神的にもいい影響を与えてくれるのだと、古い神話の本に書かれていた。
勝手に持ち帰ってもいいか迷っていると
石は突然語りかけてきた。
石はピピと名乗った。
君が今の君として生まれる前の人生でも、一緒にいたよとピピは伝えてきた。
前世ということだろうか。あいにく僕に前世の記憶はなかったので、真偽は確認しようがない。
だけど、僕は覚えていなくても、石のほうが寿命は長いのだから、覚えているかもしれないと思った。それにピピの出す気と呼ばれるエネルギーがとても美しくて、ピピの話は本当のことかもしれないと素直に思った。
僕はピピを持ち帰った。それからよく話すようになった。
ピピは、僕の研究が恐ろしいと言った。そちらの道へ進んじゃだめだと。
だけど僕は、研究することが大好きなのだ。
わからないこと、知らないことを見つけると、もっと深く知りたくなる。人類の肉体に刻まれた情報、それを解読することで、より進化した存在になれるという。
病気の苦しみや死への恐怖からも解放される。そのことを確かめたくて研究していることが、悪いことには思えなかった。だってそれでニンゲンはもっとしあわせになれるのだから。
だからピピがなんと言おうとも、僕には研究を止める気持ちなど、まったくないのだ。
ピピと出会ってまだ3年くらいだが、ピピは最近疲れているように見えた。
「人類は欲望に支配されている」
このところよく彼が口にする台詞。
ピピからあふれ出てくる白い不思議な煙を体に取り込むと、何日も食事しなくても元気でいられる不思議な存在だ。いつも出ているものではなく、僕が疲れている時に、まるで元気を与えるかのように煙が溢れてくる。
煙を身体に取り込むと、肉体的にも精神的にもゆったりすることでき、宇宙の中に解けていくような、やさしい気持ちになれる。
仕事で疲れて生命力が消耗すると、僕の心から優しさも失われていくような気がした。ピピは僕が要求すればその都度望むだけその煙を与えてくれた。
僕にその力を与えることで、ピピの何かがすり減っていくのはわかっていたけれど、僕にはどうしても、ピピが与えるその力が必要だった。まるで何かの中毒みたいに。
そして今朝、いつものようにピピからその力を受け取ろうと左手で持ち上げてみると、ピピからの反応はなかった。
科学省の仲間のうち、妖精に好意的な人にピピを見せた事がある。彼らは白い煙は見えないと言っていた。ただの石だと笑ってもいた。でも、僕はちゃんとそれが見えていた。
なのに、とうとう僕もそれが見えなくなってしまったのか?
石の声が聞けなくなったのか?
何度も名前を呼び、必死でピピをゆすっていると、かすかな声が心に響いてきた。
ニンゲンたちは光を見るのをやめてしまった。
それを補うには、すでに僕たちの限界を超えてしまった。
だからもう世界は助からない。もうすぐ滅んでしまうだろう。
それは神話の一小節だった。
この国が生まれた頃、世界は光そのものだったと記された物語。
神話の最後はこう結ばれていた。
この国で暮らす魂たちが完全に光と分離してしまったとき、光を与える存在は次々と力を失い、やがて世界は闇に包まれ滅ぶだろう、と。
それは単なる神話だ、何かの戒めにすぎないまやかしだ。
だけどピピは続けた。
この次の満月の翌朝、東の山に昇りなさい。さもなければ船に乗り、西の港から出航しなさい。
でないと‥
ピピはそれきり二度と口をきかなかった。
しばらくぼんやりピピを見つめていたが、僕は最初から石との会話などなかったかのように、石を窓辺に置くと、あたりまえに朝食をとり、職場へ出かけた。
何事もなかったように仕事をしていると、誰かの恋人らしい妖精がやってきて、この次の満月の翌朝、東の山にのぼるよう僕たちに訴えて歩いた。
多くの仲間たちはさげすんだ目で彼女を見ていた。
だけど僕は、足が震えた。
そうだ、ピピは本当に存在したんだ。
だけど今朝、僕の手の中で、その命の輝きを失った。
ピピはもうどこにもいない。ピピだった存在は、ただの角張った石に変わってしまった。
突然悲しみが襲ってきた。
ぼくは大切な友達、ピピを失ってしまったんだ!
ピピが最後に話したことは、おそらく真実なのだろう。
彼女が科学省を去ろうとしていたのを見て、僕は勇気を振り絞って声をかけた。
僕も石の声を聞きました。その日僕も山を上ります。
彼女は静かにうなずいて、そのことをどうか多くの人々に伝えてくださいと言った。
そしてあの山の上で会いましょうと。
彼女を見送り振り返ると、嘲笑気味に僕を見ていた科学省の仲間に混じって、数人が僕をまっすぐ見詰めているのが見えた。
僕たちもその声を聞きました、そう語りかけるかのように。
大丈夫、まだ数日ある。それまで僕は、僕の出来る精一杯をしよう。
今日帰ったら、妖精たちの洞窟へ、ピピを帰しに行こうと思う。
ピピを失ってしまったのはさびしいけれど、もう僕は大丈夫。
孤独じゃないと今わかった。
これから仲間たちと話すべきこともたくさんある。
そして僕は、まっすぐ僕を見詰めてくれた仲間たちのそばへ、ゆっくりと歩いていった。
だけど職場の仲間たちのほとんどは彼女をバカにしているように感じた。
石と意志を通じ合わせる?
駄洒落が何か?
とクスクス笑う囁き声を耳にした時は、かなり不愉快になり、うっかり気持ちが顔に出そうになるのを堪えた。
世界の中心にある大陸の、そのまた中枢にある都市。その中で、あらゆる分野の最先端の技術を持つ存在。自分達をそう評価する人にとっては、彼女の話が子どもじみた神話の世界にしか聞こえないのは理解できる。
ても目の前の人間の話しを真剣に聞こうともせず、頭がおかしいと決めつける態度は理解できない。
妖精達に対してもだけど、この大陸以外に生きる人たちを、辺境人と呼ぶことにも腹が立っている。
僕が一人で怒ってみたところで世界は何一つ変わらないのだけれど。
科学省の仲間たちは石の声を聞く人種を、進化していない存在と思っている。なぜならテクノロジーの進んだこの時代に、石の声を聞く必要はないから。
彼らに言わせれば妖精達は、文明に付いていけない頭の悪い存在となるらしい。
僕はその話題になると注意深く相槌を打った。僕が、石の声を聞く能力の消失はむしろ進化の逆で退化だと思っていることを、 誰にも知られたくなかったから。
父親も母親も祖母の話を真剣に聞かなかった。祖母が僕に何か伝えてくれた後は決まって、「おばあちゃんの話は時代錯誤だから、真剣に聞かなくても良い」と伝えてきた。
だから僕も本当は石の声が聞こえていることは誰にも言えなかった。子どもの頃は、僕は時代錯誤の旧世代の人間なのだと密かに悩んだりした。
だけど、化学省で勤務する中で、偶然中央省の図書館に保管されている妖精たちの資料を見つけた。そこに書かれていたのは、彼らの能力は寓話などではいという事だ。中央省は彼らの能力をむしろ危険視しており、科学的に分析していた。
科学に対抗できるのが妖精の能力なのではなく、妖精の能力に対抗する力を保つために化学省が作られたと気づいた時は震えた。
僕らは旧世代の時代錯誤な存在なんかじゃない。むしろ科学万能な時代に於いて、その科学の技術すら凌駕し、且つ恐れられている。
その事を科学省の人間たちの殆どは気づいていない。
そして僕は科学省にいながらも僅かではあるが、石の声を聞く能力がある。
子どもの頃はコンプレックスであったその事が、今は僕の誇りとなっている。
石の声を聞く能力と言っても、いつでもどこでも聞えるわけではなくて、時々なんとなく程度だけれど。
僕の持っている石は小さかった。
僕がまだ子どもだった頃によく、祖母と一緒に妖精たちの主な活動の場でもある自然保護地区に出かけた。
祖母はそこで僕に、植物が放つ光や、高い木の上でそよぐ虹色のカーテンのような存在のことを教えてくれた。
植物の種類によっては、祖母の言う通り光が見えることもあった。
祖母が亡くなってから行くことは無くなったが、科学省に勤めて間も無くの頃、久しぶりにあそびにいった。その時、妖精たちの洞窟と呼ばれる場所のすぐそばで偶然光る存在を見つけた。
誰かが呼びかけているような気がして、足元を見ると何かが光っていた。それを手にとり、手で払って泥を落としたら、美しく輝く白い小さな石だった。しかもそれはピラミッドの形をしていた。
ピラミッドにはこの世界のすべてを作る素粒子を集める作用がある。そのためこの形の物は、宇宙から届く強い力を多く蓄えられるので、肉体的、精神的にもいい影響を与えてくれるのだと、古い神話の本に書かれていた。
勝手に持ち帰ってもいいか迷っていると
石は突然語りかけてきた。
石はピピと名乗った。
君が今の君として生まれる前の人生でも、一緒にいたよとピピは伝えてきた。
前世ということだろうか。あいにく僕に前世の記憶はなかったので、真偽は確認しようがない。
だけど、僕は覚えていなくても、石のほうが寿命は長いのだから、覚えているかもしれないと思った。それにピピの出す気と呼ばれるエネルギーがとても美しくて、ピピの話は本当のことかもしれないと素直に思った。
僕はピピを持ち帰った。それからよく話すようになった。
ピピは、僕の研究が恐ろしいと言った。そちらの道へ進んじゃだめだと。
だけど僕は、研究することが大好きなのだ。
わからないこと、知らないことを見つけると、もっと深く知りたくなる。人類の肉体に刻まれた情報、それを解読することで、より進化した存在になれるという。
病気の苦しみや死への恐怖からも解放される。そのことを確かめたくて研究していることが、悪いことには思えなかった。だってそれでニンゲンはもっとしあわせになれるのだから。
だからピピがなんと言おうとも、僕には研究を止める気持ちなど、まったくないのだ。
ピピと出会ってまだ3年くらいだが、ピピは最近疲れているように見えた。
「人類は欲望に支配されている」
このところよく彼が口にする台詞。
ピピからあふれ出てくる白い不思議な煙を体に取り込むと、何日も食事しなくても元気でいられる不思議な存在だ。いつも出ているものではなく、僕が疲れている時に、まるで元気を与えるかのように煙が溢れてくる。
煙を身体に取り込むと、肉体的にも精神的にもゆったりすることでき、宇宙の中に解けていくような、やさしい気持ちになれる。
仕事で疲れて生命力が消耗すると、僕の心から優しさも失われていくような気がした。ピピは僕が要求すればその都度望むだけその煙を与えてくれた。
僕にその力を与えることで、ピピの何かがすり減っていくのはわかっていたけれど、僕にはどうしても、ピピが与えるその力が必要だった。まるで何かの中毒みたいに。
そして今朝、いつものようにピピからその力を受け取ろうと左手で持ち上げてみると、ピピからの反応はなかった。
科学省の仲間のうち、妖精に好意的な人にピピを見せた事がある。彼らは白い煙は見えないと言っていた。ただの石だと笑ってもいた。でも、僕はちゃんとそれが見えていた。
なのに、とうとう僕もそれが見えなくなってしまったのか?
石の声が聞けなくなったのか?
何度も名前を呼び、必死でピピをゆすっていると、かすかな声が心に響いてきた。
ニンゲンたちは光を見るのをやめてしまった。
それを補うには、すでに僕たちの限界を超えてしまった。
だからもう世界は助からない。もうすぐ滅んでしまうだろう。
それは神話の一小節だった。
この国が生まれた頃、世界は光そのものだったと記された物語。
神話の最後はこう結ばれていた。
この国で暮らす魂たちが完全に光と分離してしまったとき、光を与える存在は次々と力を失い、やがて世界は闇に包まれ滅ぶだろう、と。
それは単なる神話だ、何かの戒めにすぎないまやかしだ。
だけどピピは続けた。
この次の満月の翌朝、東の山に昇りなさい。さもなければ船に乗り、西の港から出航しなさい。
でないと‥
ピピはそれきり二度と口をきかなかった。
しばらくぼんやりピピを見つめていたが、僕は最初から石との会話などなかったかのように、石を窓辺に置くと、あたりまえに朝食をとり、職場へ出かけた。
何事もなかったように仕事をしていると、誰かの恋人らしい妖精がやってきて、この次の満月の翌朝、東の山にのぼるよう僕たちに訴えて歩いた。
多くの仲間たちはさげすんだ目で彼女を見ていた。
だけど僕は、足が震えた。
そうだ、ピピは本当に存在したんだ。
だけど今朝、僕の手の中で、その命の輝きを失った。
ピピはもうどこにもいない。ピピだった存在は、ただの角張った石に変わってしまった。
突然悲しみが襲ってきた。
ぼくは大切な友達、ピピを失ってしまったんだ!
ピピが最後に話したことは、おそらく真実なのだろう。
彼女が科学省を去ろうとしていたのを見て、僕は勇気を振り絞って声をかけた。
僕も石の声を聞きました。その日僕も山を上ります。
彼女は静かにうなずいて、そのことをどうか多くの人々に伝えてくださいと言った。
そしてあの山の上で会いましょうと。
彼女を見送り振り返ると、嘲笑気味に僕を見ていた科学省の仲間に混じって、数人が僕をまっすぐ見詰めているのが見えた。
僕たちもその声を聞きました、そう語りかけるかのように。
大丈夫、まだ数日ある。それまで僕は、僕の出来る精一杯をしよう。
今日帰ったら、妖精たちの洞窟へ、ピピを帰しに行こうと思う。
ピピを失ってしまったのはさびしいけれど、もう僕は大丈夫。
孤独じゃないと今わかった。
これから仲間たちと話すべきこともたくさんある。
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