47 / 79
【オメガバース】勘違いで番を監禁する話
しおりを挟む
αとΩの夫夫、一週間ほど毎日やって面白半分に市販の検査薬使ったら陽性……発情期でもないのに妊娠!
なぜ、もしかして浮気!?
荒ぶるα。
浮気なんてしてない!と訴えるΩを監禁。
違う、本当にしてないんだと何度訴えても邪険にされ、それどころかお腹に子供がいるというのにやりまくられる。
当然中○し。
「どうして信じてくれないんだ、バカッ氏ね」
そんなΩの態度にも激怒してしまうα。
怒りをぶつけまくり出しまくり。
いくらΩでも相手をするのが辛い状態になる。
最初は信じてくれないαに怒っていたΩも、次第に辛くて悲しくて何も言わなくなり、ずっと監禁部屋のベッドに伏せったまま。
「お前が……お前だけは私を裏切ることを許さない。一生この部屋に閉じ込めて誰にも会わせない」
α特有の独占欲をぶつけられて恐怖に震える。
お腹をさするが、本当に赤ちゃんがいるかどうかもわからない。
いるなら間違いなくαの子なのに、ちゃんと医者に診せて健康状態を確認したいのに、足に繋がれたチェーンが邪魔して部屋を出ることもできない。
Ωはシクシクと泣いてしまう。
この子だけは自分が守らなきゃ……備え付けのバスルームで中まで綺麗に洗って、布団にくるまって身体が冷えないように対策をちゃんとするが、そのすべてをモニターで見ていたαは勘違いのまま自分よりも浮気相手の子が大切なのかと怒り狂う。
相談した友人からは離婚を提案されたが、その選択肢はαにない。
Ωを愛しすぎていたから、余計に許せなくて怒りを全部彼にぶつけてしまう。
「流産するから中に出すなっ」
組み敷いている時にそんなことを言われては、怒りに火が注がれてしまい乱暴にしては、Ωから抵抗されと悪循環。
監禁も三週間目に入ったその時、なぜかΩが発情する。
妊娠したら発情しないんじゃないのか?
慌てるΩにαもビックリ。
もう一度検査薬を……けれど買いに行く余裕なんてない。
フェロモンダダ漏れのΩと同じ部屋にいて我慢できるαなんていない。
残りの理性で友人に検査薬の購入を頼み、本能のままに抱いてしまう。
やっと落ち着いた頃、郵便ポストに置かれた検査薬でもう一度チェックしたら……今度は陰性。
怒りのあまりαをボッコボコに殴りまくるΩ。
「もうお前なんか大嫌いだーーーっ!」
「待ってくれ、おめがーーーーっ!」
縋ろうとしてもその前に扉が閉まる。
何度も扉の前で謝罪を繰り返し「そろそろ夕飯の時間だから開けてくれ」と懇願しても返事がない。
もしやと思い無理矢理に開けると、そこはもぬけの殻。
開いた窓からひらひらとレースのカーテンがたなびいているだけ。
すぐにΩの行方を捜す。
発情中のΩが一人で外出なんて自殺行為以外の何物でもない。
実家かそれともと探し回るがどこにもいない。
本当に泣きそうになるα。
探し疲れて家に帰ればなぜか食事はできているし部屋も暖かい。
「反省した?」
キッチンから顔を覗かせたのはちょっと頬を上気させているΩだった。
αに意地悪するために窓を開け部屋の隅に隠れていただけだと知って膝から崩れ落ちるα。
そのまま土下座で謝罪。
「酷いことをして本当に済まない……だけど、離婚だけはなんとか、なんとか!」
「元々離婚するつもりないし、赤ちゃんができてるなら絶対にお前の子だし……」
「Ωーーーっ!」
食事よりもΩを美味しく頂いてしまうのだった。
いつもなら必ず飲むアフターピルをうっかり忘れて一週間盛り上がった二人に、神様からのプレゼントがやってきたのは言うまでもなく。
次の発情からは子供の目を盗んで行うのだった。
おしまい
なぜ、もしかして浮気!?
荒ぶるα。
浮気なんてしてない!と訴えるΩを監禁。
違う、本当にしてないんだと何度訴えても邪険にされ、それどころかお腹に子供がいるというのにやりまくられる。
当然中○し。
「どうして信じてくれないんだ、バカッ氏ね」
そんなΩの態度にも激怒してしまうα。
怒りをぶつけまくり出しまくり。
いくらΩでも相手をするのが辛い状態になる。
最初は信じてくれないαに怒っていたΩも、次第に辛くて悲しくて何も言わなくなり、ずっと監禁部屋のベッドに伏せったまま。
「お前が……お前だけは私を裏切ることを許さない。一生この部屋に閉じ込めて誰にも会わせない」
α特有の独占欲をぶつけられて恐怖に震える。
お腹をさするが、本当に赤ちゃんがいるかどうかもわからない。
いるなら間違いなくαの子なのに、ちゃんと医者に診せて健康状態を確認したいのに、足に繋がれたチェーンが邪魔して部屋を出ることもできない。
Ωはシクシクと泣いてしまう。
この子だけは自分が守らなきゃ……備え付けのバスルームで中まで綺麗に洗って、布団にくるまって身体が冷えないように対策をちゃんとするが、そのすべてをモニターで見ていたαは勘違いのまま自分よりも浮気相手の子が大切なのかと怒り狂う。
相談した友人からは離婚を提案されたが、その選択肢はαにない。
Ωを愛しすぎていたから、余計に許せなくて怒りを全部彼にぶつけてしまう。
「流産するから中に出すなっ」
組み敷いている時にそんなことを言われては、怒りに火が注がれてしまい乱暴にしては、Ωから抵抗されと悪循環。
監禁も三週間目に入ったその時、なぜかΩが発情する。
妊娠したら発情しないんじゃないのか?
慌てるΩにαもビックリ。
もう一度検査薬を……けれど買いに行く余裕なんてない。
フェロモンダダ漏れのΩと同じ部屋にいて我慢できるαなんていない。
残りの理性で友人に検査薬の購入を頼み、本能のままに抱いてしまう。
やっと落ち着いた頃、郵便ポストに置かれた検査薬でもう一度チェックしたら……今度は陰性。
怒りのあまりαをボッコボコに殴りまくるΩ。
「もうお前なんか大嫌いだーーーっ!」
「待ってくれ、おめがーーーーっ!」
縋ろうとしてもその前に扉が閉まる。
何度も扉の前で謝罪を繰り返し「そろそろ夕飯の時間だから開けてくれ」と懇願しても返事がない。
もしやと思い無理矢理に開けると、そこはもぬけの殻。
開いた窓からひらひらとレースのカーテンがたなびいているだけ。
すぐにΩの行方を捜す。
発情中のΩが一人で外出なんて自殺行為以外の何物でもない。
実家かそれともと探し回るがどこにもいない。
本当に泣きそうになるα。
探し疲れて家に帰ればなぜか食事はできているし部屋も暖かい。
「反省した?」
キッチンから顔を覗かせたのはちょっと頬を上気させているΩだった。
αに意地悪するために窓を開け部屋の隅に隠れていただけだと知って膝から崩れ落ちるα。
そのまま土下座で謝罪。
「酷いことをして本当に済まない……だけど、離婚だけはなんとか、なんとか!」
「元々離婚するつもりないし、赤ちゃんができてるなら絶対にお前の子だし……」
「Ωーーーっ!」
食事よりもΩを美味しく頂いてしまうのだった。
いつもなら必ず飲むアフターピルをうっかり忘れて一週間盛り上がった二人に、神様からのプレゼントがやってきたのは言うまでもなく。
次の発情からは子供の目を盗んで行うのだった。
おしまい
24
お気に入りに追加
364
あなたにおすすめの小説
夏休みは催眠で過ごそうね♡
霧乃ふー 短編
BL
夏休み中に隣の部屋の夫婦が長期の旅行に出掛けることになった。俺は信頼されているようで、夫婦の息子のゆきとを預かることになった。
実は、俺は催眠を使うことが出来る。
催眠を使い、色んな青年逹を犯してきた。
いつかは、ゆきとにも催眠を使いたいと思っていたが、いいチャンスが巡ってきたようだ。
部屋に入ってきたゆきとをリビングに通して俺は興奮を押さえながらガチャリと玄関の扉を閉め獲物を閉じ込めた。
第一王子から断罪されたのに第二王子に溺愛されています。何で?
藍音
BL
占星術により、最も国を繁栄させる子を産む孕み腹として、妃候補にされたルーリク・フォン・グロシャーは学院の卒業を祝う舞踏会で第一王子から断罪され、婚約破棄されてしまう。
悲しみにくれるルーリクは婚約破棄を了承し、領地に去ると宣言して会場を後にするが‥‥‥
すみません、シリアスの仮面を被ったコメディです。冒頭からシリアスな話を期待されていたら申し訳ないので、記載いたします。
男性妊娠可能な世界です。
魔法は昔はあったけど今は廃れています。
独自設定盛り盛りです。作品中でわかる様にご説明できていると思うのですが‥‥
大きなあらすじやストーリー展開は全く変更ありませんが、ちょこちょこ文言を直したりして修正をかけています。すみません。
R4.2.19 12:00完結しました。
R4 3.2 12:00 から応援感謝番外編を投稿中です。
お礼SSを投稿するつもりでしたが、短編程度のボリュームのあるものになってしまいました。
多分10話くらい?
2人のお話へのリクエストがなければ、次は別の主人公の番外編を投稿しようと思っています。
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
風邪ひいた社会人がおねしょする話
こじらせた処女
BL
恋人の咲耶(さくや)が出張に行っている間、日翔(にちか)は風邪をひいてしまう。
一年前に風邪をひいたときには、咲耶にお粥を食べさせてもらったり、寝かしつけてもらったりと甘やかされたことを思い出して、寂しくなってしまう。一緒の気分を味わいたくて咲耶の部屋のベッドで寝るけれど…?
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる