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懇願しながら鼻水を擦りつけてくる鬱陶しい桐生に負けて同居を了承させられた玄は、あの高層マンションの最上階とは違う場所に設けられた新居に移り住んでいる。
なぜか、桐生本家と同じ敷地内という最悪な立地だ。
(同居じゃないだけましだと思うしかない)
そう自分に言い聞かせながら、玄は自分の書斎としている部屋でカチカチとキーボードを打っていた。
間もなく出来上がる企画書には低迷の一途をたどる繊維部門の新企画と改善の内容が記載されている。これを叩き台にして事業の立て直しを図らなければ、数年後に巨大な足枷となるだろう。
なぜ桐生一族はここにメスを入れようとしないのかと訝しみながら、会長の顔色をうかがいながら仕事を進めている現社長の顔を思い出す。
(あれでは老害の言いなりだな。現状維持が精いっぱいか)
平気で桐生家の最高権力者を老害呼ばわりする玄である。
「これでよし。プリントアウトして桐生に説明するか」
間もなく帰ってくる桐生のために説明するポイントを再確認する。妊娠を期に菅原製薬での仕事もセーブしている玄は、在宅時間が長い。だが、家の仕事と言われる家事一切はしていない。雇い入れた家政婦に掃除から炊事に至るまで一切合切任せている。仕事では有能すぎる玄だが、家事一切となると何もできないのであった。包丁を持つどころか、掃除機のかけ方一つ分からない。いや、知識では理解しているし、使い方もわかる。だがなぜか家電との相性が悪いせいで故障させてしまうのだ。ビジネスユースの機械なら誰よりも上手に使いこなすのに。
だから早々と家事をすることを放棄した。量をセーブしているとはいえ、玄は大量の仕事を抱えていることには変わりない。人数を増やして玄のフォローをする態勢を取っている菅原製薬でも今までのように仕事が回らず小さな問題が噴き出ているらしい。だが母親からの絶対命令「妊娠時は誰よりも身体を労われ」を振り切って出社はできない。もし出社したらと思うだけで身体が竦んでしまう。
プリントアウトした書類を確認した玄は、「これでよし」と私物の巨大ステープラーで綴じていく。
妊娠16週を過ぎた玄だが、目に見える特別な変化はない。だが一番流産しやすいという妊娠初期を終えようやく安定期に入った今、少し問題が生じ始めた。それからそっと目を反らし、仕事に集中することで忘れようとしている。
「あとは桐生が帰ってからだな」
未だ結婚相手を名前で呼ばず旧姓で呼ぶ。
何度懇願されても、どうしてか「篤繁」と口にするのが嫌だった。妙に親密にであると周囲にアピールしているようで。夫婦になったのだから、誰よりも親密でなければならないはずだが、なぜか玄はそれを良しとはしなかった。
食堂からはすでに美味しそうな匂いが漂ってきている。ずっとパソコンに向かっていた玄はようやく空腹を覚え始めた。
「桐生の帰りを待つのはよすか」
近頃食欲が増してきて、どうにも空腹を耐えることができない。玄はいそいそと食堂に向かうと、なぜこの時にというタイミングで桐生が帰ってきた。
「ただいま、玄!」
食堂へと向かう廊下に降りてきたばかりの玄を見つけ、この上なく嬉しそうに笑いながら両手を広げている。その意味が解らないので、「おかえり」と一言残してそのまま食堂へと入っていった。
「玄、酷いじゃないか。頑張って仕事をしてきた私にハグぐらいしてくれても……」
うざい。
桐生のこういうところが玄を食傷させていた。欧米式な夫婦のふれあいを求められても、玄は応えることができない。ハグだろうがキスだろうが、一人でやれと突き放してしまいたい。
(やっぱり結婚するんじゃなかった)
こういうことをしなければならないのか、結婚すると。自分が知っている夫婦……両親だが……は子供たちの前でそんな態度を取ることがなかったから余計に不要な接触にしか思えない。
「したければお前からこい」
冷たく言い放ち、テーブルに着く。
「座ったらハグもできないじゃないか……」
オーダーメイドのスーツを格好良く身に着けた大柄な男がしょぼんとした顔をしても、少しも可愛さを感じない。むしろあほかと思ってしまいついついきつい態度で接してしまう。
だが玄は気付いていなかった。全く飾らない素の態度を露にし、何一つ感情を我慢させていないことを。
家族の中でも頼れる長男として無意識に緊張していた玄が、桐生と二人だけの生活を始めてからというもの、取り繕うような態度は一切出さず、不機嫌な状態を隠そうともしなかった。そんなツンツンしっぱなしの玄にも関わらず、桐生は朝晩、家にいる時間はまとわりついてくるのだった。
「ただいま、玄。今日も君は綺麗だ」
そう言いながら頬にキスを落としてくる。男相手に「綺麗」と言われても嬉しいはずがない。どちらかというと「有能」とか「優秀」とか、そちらのほうが自分にはしっくりすると思っている。綺麗なんて言葉と共にキスを贈られても表情一つ変えない玄を、桐生はそれでも嬉しそうに見つめ向かいの席へと座る。
すぐに家政婦が二人の料理を並べ始めた。
妊婦に良いとされる栄養素をふんだんに盛り込んだ料理がテーブル一杯に並ぶ。それを見て、玄は雇い主のマナーとばかりにふわりと微笑みかける。
「いつも美味しい食事をありがとうございます」
まだ働き始めたばかりの少々年配の家政婦はそれに対してころころと鈴を転がしたように笑いながら沢山召し上がれと促してくるのをきっかけに箸を取る。そのやり取りを桐生が羨ましそうに見つめているのを視界の端で確認しながら、なぜそのような表情をするのかがわからなかった。ころころと感情がよく出るなと思うだけ。
よく噛んでゆっくりと食事を堪能すると、桐生が部屋着に着替えてくるのをリビングで待つ。
手には先ほど作った企画書があった。
「玄、話というのはなんだい?」
リビングで待つ玄の隣に、着替えてすぐ戻ってきた桐生は嬉しそうに腰かける。ゆったりとしたソファだというのに張り付いてくる。
(この上なく鬱陶しい)
だが、この鬱陶しくて面倒な人間が桐生の中枢にいるのだ。
(存分に使うしかないな)
桐生を引き剥がしてから企画書を渡す。
「……これはなんなんだい?」
「繊維部門の改造計画書だ。タイトルになっているだろ」
「いや、それは分かる。だが……」
「今にお荷物部署になる。その前に独立採算が取れるまで引き上げるぞ」
「だが、繊維業界自体が低迷しているんだ。足掻かなくても他の部署が補えば問題ないだろう」
「馬鹿か。自分の部署が稼いだ黒字を補填に使われたら、そこの人間の士気が下がる。そのうえ、失敗しても目標数を達成しなくても補填してもらえるという前例を出せば、社員の意欲が全面的に低下するぞ」
仕事とは、人だ。
従業員一人一人の士気が高ければ効率が上がるが、逆に一人でも足を引っ張る存在がいれば一気に落ち込むと言ってもおかしくはない。今、キリュウ・コーポレーション繊維部門の従業員は他の社員の足を引っ張る状況である。本人たちは「業界全体が落ち込んでいる」という体のいい言い訳の元、やる気すらなくしているだろう。だが、ここで食い止めなければそのマイナスの感情は次第に社内全体に広まる。利益を一気に上げなくても、少しでも成果を出しやる気を引き上げなければ、次の不況部署が同じ空気を纏い、徐々に社内全体に浸透する。その頃になって改革を始めてももう遅いのだ。
低迷し始めた今、やらなければならない。
特にハイブランドばかりを展開していて、固定客層が付いているとはいえ、このご時世だいつ離れていくかわからない。だからと言って安易に安価な商品を出すのは、今まで作り上げたイメージを崩してしまう。
「そうなる前に新しいイメージを打ち出す。キリュウ・コーポレーションは政府の『国民総活躍社会プロジェクト』に参画しているんだろう。だったら、それに見合ったイメージアップを図りながら展開していくぞ」
政府が今もっとも積極的に打ち出している、性別もバースも関係なく積極的な雇用を推進するプロジェクトに一番に名乗りを上げたのがキリュウ・コーポレーションだ。だが、それに伴った活動は、オメガだけの部署を新設すること、だけ。他の手立てはなにも打っていないに等しい。女性役員の積極登用もなければ役職を持ったオメガも存在しない体たらくぶりだ。
そこで、玄が打ち出したのは「社会進出するオメガのための新ブランド」と直接購買につながる「ハイブランドの年齢枠撤廃」だ。
「オメガの出勤用スーツ?」
「そうだ、妊娠しても着ることのできるサイズ調整が可能なスーツを男女別に今すぐ企画しろ。素材は化繊でなるべく軽くして、四季を気にせず着れるものだ。一着あれば何度でも使いまわせるようにしろ。価格帯は広く作れ」
「そんな無茶な……」
懇願しながら鼻水を擦りつけてくる鬱陶しい桐生に負けて同居を了承させられた玄は、あの高層マンションの最上階とは違う場所に設けられた新居に移り住んでいる。
なぜか、桐生本家と同じ敷地内という最悪な立地だ。
(同居じゃないだけましだと思うしかない)
そう自分に言い聞かせながら、玄は自分の書斎としている部屋でカチカチとキーボードを打っていた。
間もなく出来上がる企画書には低迷の一途をたどる繊維部門の新企画と改善の内容が記載されている。これを叩き台にして事業の立て直しを図らなければ、数年後に巨大な足枷となるだろう。
なぜ桐生一族はここにメスを入れようとしないのかと訝しみながら、会長の顔色をうかがいながら仕事を進めている現社長の顔を思い出す。
(あれでは老害の言いなりだな。現状維持が精いっぱいか)
平気で桐生家の最高権力者を老害呼ばわりする玄である。
「これでよし。プリントアウトして桐生に説明するか」
間もなく帰ってくる桐生のために説明するポイントを再確認する。妊娠を期に菅原製薬での仕事もセーブしている玄は、在宅時間が長い。だが、家の仕事と言われる家事一切はしていない。雇い入れた家政婦に掃除から炊事に至るまで一切合切任せている。仕事では有能すぎる玄だが、家事一切となると何もできないのであった。包丁を持つどころか、掃除機のかけ方一つ分からない。いや、知識では理解しているし、使い方もわかる。だがなぜか家電との相性が悪いせいで故障させてしまうのだ。ビジネスユースの機械なら誰よりも上手に使いこなすのに。
だから早々と家事をすることを放棄した。量をセーブしているとはいえ、玄は大量の仕事を抱えていることには変わりない。人数を増やして玄のフォローをする態勢を取っている菅原製薬でも今までのように仕事が回らず小さな問題が噴き出ているらしい。だが母親からの絶対命令「妊娠時は誰よりも身体を労われ」を振り切って出社はできない。もし出社したらと思うだけで身体が竦んでしまう。
プリントアウトした書類を確認した玄は、「これでよし」と私物の巨大ステープラーで綴じていく。
妊娠16週を過ぎた玄だが、目に見える特別な変化はない。だが一番流産しやすいという妊娠初期を終えようやく安定期に入った今、少し問題が生じ始めた。それからそっと目を反らし、仕事に集中することで忘れようとしている。
「あとは桐生が帰ってからだな」
未だ結婚相手を名前で呼ばず旧姓で呼ぶ。
何度懇願されても、どうしてか「篤繁」と口にするのが嫌だった。妙に親密にであると周囲にアピールしているようで。夫婦になったのだから、誰よりも親密でなければならないはずだが、なぜか玄はそれを良しとはしなかった。
食堂からはすでに美味しそうな匂いが漂ってきている。ずっとパソコンに向かっていた玄はようやく空腹を覚え始めた。
「桐生の帰りを待つのはよすか」
近頃食欲が増してきて、どうにも空腹を耐えることができない。玄はいそいそと食堂に向かうと、なぜこの時にというタイミングで桐生が帰ってきた。
「ただいま、玄!」
食堂へと向かう廊下に降りてきたばかりの玄を見つけ、この上なく嬉しそうに笑いながら両手を広げている。その意味が解らないので、「おかえり」と一言残してそのまま食堂へと入っていった。
「玄、酷いじゃないか。頑張って仕事をしてきた私にハグぐらいしてくれても……」
うざい。
桐生のこういうところが玄を食傷させていた。欧米式な夫婦のふれあいを求められても、玄は応えることができない。ハグだろうがキスだろうが、一人でやれと突き放してしまいたい。
(やっぱり結婚するんじゃなかった)
こういうことをしなければならないのか、結婚すると。自分が知っている夫婦……両親だが……は子供たちの前でそんな態度を取ることがなかったから余計に不要な接触にしか思えない。
「したければお前からこい」
冷たく言い放ち、テーブルに着く。
「座ったらハグもできないじゃないか……」
オーダーメイドのスーツを格好良く身に着けた大柄な男がしょぼんとした顔をしても、少しも可愛さを感じない。むしろあほかと思ってしまいついついきつい態度で接してしまう。
だが玄は気付いていなかった。全く飾らない素の態度を露にし、何一つ感情を我慢させていないことを。
家族の中でも頼れる長男として無意識に緊張していた玄が、桐生と二人だけの生活を始めてからというもの、取り繕うような態度は一切出さず、不機嫌な状態を隠そうともしなかった。そんなツンツンしっぱなしの玄にも関わらず、桐生は朝晩、家にいる時間はまとわりついてくるのだった。
「ただいま、玄。今日も君は綺麗だ」
そう言いながら頬にキスを落としてくる。男相手に「綺麗」と言われても嬉しいはずがない。どちらかというと「有能」とか「優秀」とか、そちらのほうが自分にはしっくりすると思っている。綺麗なんて言葉と共にキスを贈られても表情一つ変えない玄を、桐生はそれでも嬉しそうに見つめ向かいの席へと座る。
すぐに家政婦が二人の料理を並べ始めた。
妊婦に良いとされる栄養素をふんだんに盛り込んだ料理がテーブル一杯に並ぶ。それを見て、玄は雇い主のマナーとばかりにふわりと微笑みかける。
「いつも美味しい食事をありがとうございます」
まだ働き始めたばかりの少々年配の家政婦はそれに対してころころと鈴を転がしたように笑いながら沢山召し上がれと促してくるのをきっかけに箸を取る。そのやり取りを桐生が羨ましそうに見つめているのを視界の端で確認しながら、なぜそのような表情をするのかがわからなかった。ころころと感情がよく出るなと思うだけ。
よく噛んでゆっくりと食事を堪能すると、桐生が部屋着に着替えてくるのをリビングで待つ。
手には先ほど作った企画書があった。
「玄、話というのはなんだい?」
リビングで待つ玄の隣に、着替えてすぐ戻ってきた桐生は嬉しそうに腰かける。ゆったりとしたソファだというのに張り付いてくる。
(この上なく鬱陶しい)
だが、この鬱陶しくて面倒な人間が桐生の中枢にいるのだ。
(存分に使うしかないな)
桐生を引き剥がしてから企画書を渡す。
「……これはなんなんだい?」
「繊維部門の改造計画書だ。タイトルになっているだろ」
「いや、それは分かる。だが……」
「今にお荷物部署になる。その前に独立採算が取れるまで引き上げるぞ」
「だが、繊維業界自体が低迷しているんだ。足掻かなくても他の部署が補えば問題ないだろう」
「馬鹿か。自分の部署が稼いだ黒字を補填に使われたら、そこの人間の士気が下がる。そのうえ、失敗しても目標数を達成しなくても補填してもらえるという前例を出せば、社員の意欲が全面的に低下するぞ」
仕事とは、人だ。
従業員一人一人の士気が高ければ効率が上がるが、逆に一人でも足を引っ張る存在がいれば一気に落ち込むと言ってもおかしくはない。今、キリュウ・コーポレーション繊維部門の従業員は他の社員の足を引っ張る状況である。本人たちは「業界全体が落ち込んでいる」という体のいい言い訳の元、やる気すらなくしているだろう。だが、ここで食い止めなければそのマイナスの感情は次第に社内全体に広まる。利益を一気に上げなくても、少しでも成果を出しやる気を引き上げなければ、次の不況部署が同じ空気を纏い、徐々に社内全体に浸透する。その頃になって改革を始めてももう遅いのだ。
低迷し始めた今、やらなければならない。
特にハイブランドばかりを展開していて、固定客層が付いているとはいえ、このご時世だいつ離れていくかわからない。だからと言って安易に安価な商品を出すのは、今まで作り上げたイメージを崩してしまう。
「そうなる前に新しいイメージを打ち出す。キリュウ・コーポレーションは政府の『国民総活躍社会プロジェクト』に参画しているんだろう。だったら、それに見合ったイメージアップを図りながら展開していくぞ」
政府が今もっとも積極的に打ち出している、性別もバースも関係なく積極的な雇用を推進するプロジェクトに一番に名乗りを上げたのがキリュウ・コーポレーションだ。だが、それに伴った活動は、オメガだけの部署を新設すること、だけ。他の手立てはなにも打っていないに等しい。女性役員の積極登用もなければ役職を持ったオメガも存在しない体たらくぶりだ。
そこで、玄が打ち出したのは「社会進出するオメガのための新ブランド」と直接購買につながる「ハイブランドの年齢枠撤廃」だ。
「オメガの出勤用スーツ?」
「そうだ、妊娠しても着ることのできるサイズ調整が可能なスーツを男女別に今すぐ企画しろ。素材は化繊でなるべく軽くして、四季を気にせず着れるものだ。一着あれば何度でも使いまわせるようにしろ。価格帯は広く作れ」
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