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番外編
酔っ払いと甘い言葉と可愛い人2
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「ちょっ、隆則さんっ!」
「あ……あれだけでこんなになってる……嬉しい」
下着の中で大きくなっている欲望を見て本当に嬉しそうに微笑み、そこに顔を寄せてきた。躊躇うことなく両手で包み、また大きくなったものを嬉しそうに見つめた。
たまらない。
こんなに淫靡な隆則は、理性をなくしているときしか見ることはできない。
いや、どんなにメス達きさせてもここまで開放的になることはないかもしれない。
ゴクリと遥人は溜まった唾を飲み込んだ。
「ここじゃ寒いから……部屋に入ろう、隆則さん」
細い身体を抱き上げようとすれば、まだそこを触っていたいとばかりに嫌々し始めた。
「ダメですって、風邪引いちゃいます」
「やだ……これすぐほしい」
頬を擦り付け放そうとはしない。
「暖かい部屋で、ね」
宥めても嫌々するばかりだ。
「だぁめ……ね」
強引に抱え上げリビングへと連れて行く。短い距離なのに、本当に理性がなくなっている隆則は、遥人の首に手を回しては嬉しそうにまた首筋に頬を擦り付けてくる。甘えたな子供のようであり、麝香を放つ猫のようであった。
「今日はどれくらい呑んだんですか?」
「わかんない……ビール三杯くらい、かな」
たったそれだけでこんなになるんだ。ソファに下ろし蕩け紅潮した隆則の頬を撫でた。この家にアルコール類が一切ないし遥人も酒が好きな方ではないが、こんな隆則を見ることができるのなら、週末は酒に合う料理を作ってみようか。どうしても年上なのに可愛い隆則の好きな料理ばかりを用意しがちだが、それも悪くないように思えた。
とろりと溶けた目で見上げてくる隆則に煽られてしまう。
熱い頬を何度も撫で、親指で唇を撫でた。
「ねぇそんなに俺としたいんですか?」
「うん、したい」
整えたスウェットの前をまた撫でてくる。
「じゃあ、すぐに隆則さんの中に挿れるように濡らしてくれますか?」
もう身体を重ねるようになってから五年以上経つが、自分から積極的に性的なことをしようとしない隆則に、いたずら心を持って問いかけてみた。
正気に戻って恥ずかしがっても可愛いなと思ったが、アルコールに呑まれた隆則は嬉しそうにまたスウェットの前を下着ごと下ろすと、躊躇うことなくそこを口に含んできた。
「うっ……隆則さんすげーってそれ」
AV女優なんか目じゃないほど上目遣いで遥人の目を捕らえて、煽るように長大になった欲望をきついくらい吸ってくる。くびれを舐めて先端をチロチロと穴の中に舌を挿れるように刺激され、堪えるのがやっとだ。
この人はまだこんな、自分の知らない顔を持っていたんだ。
淫蕩でどこまでも男を取り込むようなこんな顔を見せられて、隆則が世界で一番大好きな遥人が耐えられるわけがない。
「ねぇそれ、おいしい?」
「んっんっ」
頷く返事に、またゴクリと唾を飲み込んだ。
「こんな隆則さん知ってるの、俺だけ?」
「んっ」
また頷く。
「そう……絶対に他の人には見せちゃダメですよ、約束ですからね」
「ん……しない、はるとだけ」
何度もメス達きした後のように素直な反応に、ドクリと血が欲望へと集まっていく。
「ぁ……おっきくなった……うれしい」
「そりゃなりますよ……こんなに可愛い隆則さんの顔見たら」
好きな人の淫らな顔に煽られない男がいるものか。美味しそうに欲望を頬張るその頬を撫でもっとめちゃくちゃにしてしまいたくなる。隆則がこんなにも積極的になることがないから、やるなら今だ。
「隆則さん、自分で服脱いで」
「んっ」
一度頷いて、名残惜しそうに欲望を放してから、纏ったコートもセーターも脱ぎ捨てていった。躊躇いなく下着までもがソファの下に落ちていく。いつもの痩せ細った白い裸体が現れ、可愛い分身はしっかりと勃起していた。
「俺のを舐めただけで気持ちよくなっちゃったんですか?」
「ぅん……まだほしい」
「今日の隆則さんは欲張りですね……舐めたら後ろ可愛がってあげられませんよ」
「いいから……」
ソファから下りて跪きまた遥人の欲望を貪ってくる。きつく吸ってくるタイミングで腰を動かせば、細い腰が淫らにうねり始めた。
「ほら、やっぱり挿れて欲しいんでしょ」
「ん……ぁっ」
後ろに手を回した隆則は、躊躇うことなく自分の指をそこに飲み込ませていった。
二人とも仕事があるから週末にしか身体を繋げていないのに、いつも器用にキーボードを叩く指がするりと飲み込まれるのがわかった。グリグリと入り口を広げるように乱暴に動き、すぐに指が増やされる。
遥人の欲望を咥えながら自分を慰めるなんて、これ程までに淫靡な絵はあるだろうか。これにはさすがの遥人も興奮を抑えられなくなった。
隆則の小さな頭を掴み、乱暴に腰を動かす。
「んんっ!」
抗議にも似た音が立ったが、酷いことをされているのに隆則の腰が揺らめき、指の抽挿が早くなっている。
「俺の隆則さんはこんなにいやらしくて可愛いんですね」
感嘆すれば、言葉に興奮した隆則が指の動きを大胆にしていった。
先走りを啜られもっと出せと舌が欲望の先端に潜り込んでくる。それはいつも遥人が隆則を狂わせるときに使う舌技だ。こうしてくるということは、嫌だと言いながらも気持ちよかったのか。
奥歯を噛み締めていなければすぐにでも達ってしまいそうになる。
だが達くのがもったいない。
「隆則さんもう放して……これを一番感じる場所に挿れさせて」
「あ……あれだけでこんなになってる……嬉しい」
下着の中で大きくなっている欲望を見て本当に嬉しそうに微笑み、そこに顔を寄せてきた。躊躇うことなく両手で包み、また大きくなったものを嬉しそうに見つめた。
たまらない。
こんなに淫靡な隆則は、理性をなくしているときしか見ることはできない。
いや、どんなにメス達きさせてもここまで開放的になることはないかもしれない。
ゴクリと遥人は溜まった唾を飲み込んだ。
「ここじゃ寒いから……部屋に入ろう、隆則さん」
細い身体を抱き上げようとすれば、まだそこを触っていたいとばかりに嫌々し始めた。
「ダメですって、風邪引いちゃいます」
「やだ……これすぐほしい」
頬を擦り付け放そうとはしない。
「暖かい部屋で、ね」
宥めても嫌々するばかりだ。
「だぁめ……ね」
強引に抱え上げリビングへと連れて行く。短い距離なのに、本当に理性がなくなっている隆則は、遥人の首に手を回しては嬉しそうにまた首筋に頬を擦り付けてくる。甘えたな子供のようであり、麝香を放つ猫のようであった。
「今日はどれくらい呑んだんですか?」
「わかんない……ビール三杯くらい、かな」
たったそれだけでこんなになるんだ。ソファに下ろし蕩け紅潮した隆則の頬を撫でた。この家にアルコール類が一切ないし遥人も酒が好きな方ではないが、こんな隆則を見ることができるのなら、週末は酒に合う料理を作ってみようか。どうしても年上なのに可愛い隆則の好きな料理ばかりを用意しがちだが、それも悪くないように思えた。
とろりと溶けた目で見上げてくる隆則に煽られてしまう。
熱い頬を何度も撫で、親指で唇を撫でた。
「ねぇそんなに俺としたいんですか?」
「うん、したい」
整えたスウェットの前をまた撫でてくる。
「じゃあ、すぐに隆則さんの中に挿れるように濡らしてくれますか?」
もう身体を重ねるようになってから五年以上経つが、自分から積極的に性的なことをしようとしない隆則に、いたずら心を持って問いかけてみた。
正気に戻って恥ずかしがっても可愛いなと思ったが、アルコールに呑まれた隆則は嬉しそうにまたスウェットの前を下着ごと下ろすと、躊躇うことなくそこを口に含んできた。
「うっ……隆則さんすげーってそれ」
AV女優なんか目じゃないほど上目遣いで遥人の目を捕らえて、煽るように長大になった欲望をきついくらい吸ってくる。くびれを舐めて先端をチロチロと穴の中に舌を挿れるように刺激され、堪えるのがやっとだ。
この人はまだこんな、自分の知らない顔を持っていたんだ。
淫蕩でどこまでも男を取り込むようなこんな顔を見せられて、隆則が世界で一番大好きな遥人が耐えられるわけがない。
「ねぇそれ、おいしい?」
「んっんっ」
頷く返事に、またゴクリと唾を飲み込んだ。
「こんな隆則さん知ってるの、俺だけ?」
「んっ」
また頷く。
「そう……絶対に他の人には見せちゃダメですよ、約束ですからね」
「ん……しない、はるとだけ」
何度もメス達きした後のように素直な反応に、ドクリと血が欲望へと集まっていく。
「ぁ……おっきくなった……うれしい」
「そりゃなりますよ……こんなに可愛い隆則さんの顔見たら」
好きな人の淫らな顔に煽られない男がいるものか。美味しそうに欲望を頬張るその頬を撫でもっとめちゃくちゃにしてしまいたくなる。隆則がこんなにも積極的になることがないから、やるなら今だ。
「隆則さん、自分で服脱いで」
「んっ」
一度頷いて、名残惜しそうに欲望を放してから、纏ったコートもセーターも脱ぎ捨てていった。躊躇いなく下着までもがソファの下に落ちていく。いつもの痩せ細った白い裸体が現れ、可愛い分身はしっかりと勃起していた。
「俺のを舐めただけで気持ちよくなっちゃったんですか?」
「ぅん……まだほしい」
「今日の隆則さんは欲張りですね……舐めたら後ろ可愛がってあげられませんよ」
「いいから……」
ソファから下りて跪きまた遥人の欲望を貪ってくる。きつく吸ってくるタイミングで腰を動かせば、細い腰が淫らにうねり始めた。
「ほら、やっぱり挿れて欲しいんでしょ」
「ん……ぁっ」
後ろに手を回した隆則は、躊躇うことなく自分の指をそこに飲み込ませていった。
二人とも仕事があるから週末にしか身体を繋げていないのに、いつも器用にキーボードを叩く指がするりと飲み込まれるのがわかった。グリグリと入り口を広げるように乱暴に動き、すぐに指が増やされる。
遥人の欲望を咥えながら自分を慰めるなんて、これ程までに淫靡な絵はあるだろうか。これにはさすがの遥人も興奮を抑えられなくなった。
隆則の小さな頭を掴み、乱暴に腰を動かす。
「んんっ!」
抗議にも似た音が立ったが、酷いことをされているのに隆則の腰が揺らめき、指の抽挿が早くなっている。
「俺の隆則さんはこんなにいやらしくて可愛いんですね」
感嘆すれば、言葉に興奮した隆則が指の動きを大胆にしていった。
先走りを啜られもっと出せと舌が欲望の先端に潜り込んでくる。それはいつも遥人が隆則を狂わせるときに使う舌技だ。こうしてくるということは、嫌だと言いながらも気持ちよかったのか。
奥歯を噛み締めていなければすぐにでも達ってしまいそうになる。
だが達くのがもったいない。
「隆則さんもう放して……これを一番感じる場所に挿れさせて」
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