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本編2
7-2
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「だって……だって遙人は俺に何もさせないじゃないか!」
初めて隆則の怒号を聞いた遙人はビクリと身体を跳ねさせた。こんなにも感情的になった隆則を見たことはない。涙目になりながらもきついほどにこちらを睨めつけてくる。
「俺のほうが年上なのに、何もするなとか仕事だけしていればいいとか……いやだって言ってもおかしくなるまでヤるしめちゃくちゃメス達きさせようとするし、一回だって俺に主導権握らせてくれないし……でもそんな相談する人いなかったから……」
「そんなことっ」
ないと言おうとして愕然とした。家事に関しては取り上げた自覚はある。自分が作る物を美味しそうに食べ、綺麗に整えた部屋で過ごしてもらい、皺一つない服を纏って欲しくて隆則に何もさせなかった。そう、自分が作り上げた鳥籠に閉じ込めてしまったのだ、再び。
同様に、ベッドでもひたすら自分の手で溺れさせたかった。遙人の愛撫に酔いながら狂っていく隆則ほど魅惑的で艶めいた存在はないと、一度として主導権を渡したことはなかった。近頃隆則から誘ってきても、絶対に手放せなかった。
「俺だって遙人に何かしたいんだ」
ベッドに倒れながらグスリと鼻を啜った隆則は、今にも泣きだしそうな表情だ。
「浮気……とかじゃないんですね」
「もしかしてお前、それを疑ってたのか?」
「当たり前じゃないですか! 家からあまり出なかった隆則さんが週に一度も外出をしているんですよ、もしかしたらって思うじゃないですか!! あなためちゃくちゃ可愛いんですよ、困ってる顔だとか泣きそうな顔だとか、俺以外の奴が知ったら絶対に欲しくなる……だから知ってるの俺だけにしてください……俺だけの隆則さんでいてください」
強要と懇願。
こんなにも心の内を晒したことはあっただろうか。年下だからと少しでも隆則に近づきたくて背伸びし続けてきた遙人が吐き出す弱音だ。隆則が年上だからと頼られたいと思うのと同じように、遙人も隆則と同じステージに立ちたいのだ。仕事面ではどんなに頑張ってもフリーのプログラマーとして活躍している彼に追いつけない。社会的信頼度が絶対に的に違いすぎる。毎日のように使っているシステムを組んだのは他でもない、目の前の人だ。ユーザー側がよっぽどのことをしない限りエラーを起こすことは滅多にない。それをたった一人で組み上げたのだ。システムエンジニアを一名常駐させているが、それでも彼の出番はほとんどなく、ソフトの使い方を教えてくれという場面でしか活躍していない。それくらい凄い物をポンと作り上げながら威張ることなく奢ることなくいるのだ。
そんな隆則に並びたくて追い越したくて、ベッドの上では特に頑張ってしまうのだ。
「君は馬鹿だね」
「馬鹿って……」
細い手が伸びて遙人の頬を撫でた。
「そんなことを言うのは君くらいだ。俺のことを可愛いだとか閉じ込めたいとか」
「そんなことありませんっ、隆則さんの可哀想な時の顔って本当に凄くそそるんです。今までの恋人だって……あ、初カレって俺か」
もう五年以上も前の告白をやっと思い出した遙人は自分が酷く的外れなことをしているのに気付いた。初めてセックスをした時、すでに三十代だった隆則は、一度も交際したことがないとイヤイヤながら教えてくれたのだ。プロにしか身を任せたことがなく、ゲイでもあまりモテなかったと。むしろ細すぎる身体はゲイに不評だったと泣きそうになりながら教えてくれた。
初めはそれが嬉しくて舞い上がっていたのに、いつの間にか忘れてしまった。こんなにも魅力的な人を厭う人なんていないとすら思い込んでいた。
恋は盲目とはまさにこのことだ。
「で、でもみんな知らなかっただけで、知ったら絶対に俺から奪っていきます!」
だが隆則は大きな溜め息を吐くばかりだ。
「俺よりも君の方がモテるだろう、男にも女にも。それこそ俺の方が捨てられる……だから頑張りたかったのに……」
遙人と違って親がゲイに理解がない隆則は家族に彼を紹介できない分、補う何かが欲しかったのだと。
苦手な家事に再挑戦したのも、積極的に求めたのも、すべて遙人を繋ぎ止めるためだと。ギュッと胸が締め付けられるほどぐっときた。
「えっ、隆則さんそんなに俺のこと好きなんですか?」
「当たり前だろ……そうじゃなかったらあんなことしないし……」
サッと隆則の頬に朱が走り、俯いて隠してしまう。そんな表情も可愛くて愛おしくて、怒っているはずなのに違うことがしたくなる。怒りが保てない。自分よりも干支一回り以上年上のこの男が見せる可愛さに弱すぎる。
すぐに曝け出されたうなじを嘗め回したくなる。
「あんなことって、どんなことですか?」
欲望のままにペロリとうなじを舐めた。
「っ! それは……」
「なんですか?」
そのまま跡を付けていけば、首筋はもっと赤くなっていく。
「教えて、隆則さん」
「……フェラ」
耳を澄まさなければ聞き取れないほど小さな声。たったその一言を口にするのが酷く恥ずかしいといった風情が本当に年上とは思えない。もう身体を重ねて五年以上も経つのにフェラなんて何回もしたはずなのに口にするだけでこんなに恥じ入るとは思いもしなかった。
どれほど抱いても初心な反応が愛おしい。
露わになっている部分すべてに跡を付け、セーターの裾から手を忍ばせた。
「んっ」
「フェラしたの、俺にだけですか?」
「当たり前だろ……ぁっ」
「俺がもっと隆則さんにのめり込むためにしてくれたんですね」
「ぁぁ……ったりまえ、だろ……んんっ」
「可愛い……俺をもっとベタ惚れにさせたいんですか。もう一生あなたの側を離れられないくらい惚れてるのに、まだ足りませんか? 家族に会わせて、他にどうしたら信じてくれるんですか」
「信じてないわけじゃ……ぁ、でも俺……自信ないから」
セーターを脱がせ、保温効果の高い肌着をたくし上げる。細く色の白い身体が露わにし、背中のすべてに口づけながらもっともっと欲しくなった。
「どうしてあそこで相談なんかしたんですか……俺にして欲しかったです」
未だに顔を隠す隆則が自分から顔を上げるように刺激を強くしていく。
「ひゃっ……そこだめっ」
「ねぇ教えて」
「あの人たちも……ゲイだから……っ!」
それでか。
ゲイの知り合いがいないという隆則にとって良い相談相手だと思ったのだろう。だがそれだけだろうか。嫌な予感が未だに残るが、それよりも先に隆則を可愛がりたい欲が募る。
感じやすい胸の飾りを弄れば、俯いてばかりだった頭が跳ね上がった。
「ゃっ……ぁぁ、はるっとぉ」
仰け反った喉を新たなターゲットにする。タートルネックでも隠せない場所にたくさん跡を残し、ゆっくりと細い身体を仰向けにしていく。隆則のクローゼットにタートルネックの服がないと知っていながら、自分の物だという証を付け、愛しい身体を溶かすのに専念する。
「料理ができなくても、掃除しなくても、こうして俺の側にいたいって思ってくれるだけで充分です」
愉悦に溺れ始めた隆則をもっと底のない快楽に沈めるためにチュッチュッと音を立て身体中に跡を残しながら、胸の飾りを両方同時に可愛がれば、細い腰が妖しげにもじつき始めた。
「今度は俺に相談して……二人のことは二人で話して、決めていきましょう」
「んっぁぁぁぁっ! やっそこ、よわい……」
指で捏ねながら引っ張れば、隆則は物欲しげに下肢を遙人に擦り付けてくる。執拗なまでに胸の飾りだけを弄り、その後舐めれば、身も世もなく悶えると知っていて痛いほどに可愛がっていく。
「凄く心配したんです……隆則さんがあの人と浮気したんじゃないかって……仕事が手に着きませんでした」
「そんなぁ……いぃっも……だめぇぇぇ」
「本当です。振られるんじゃないかって、もうこういうことを俺に許してくれなくなるんじゃないかって、凄く、怖かった」
へその周りをキスマークで埋め尽くし、チノパンの上から隆則の分身を食めば、くねる腰が跳ねた。
「もしあいつが隆則さんのこんな可愛い姿知ってたら、俺絶対に殺してますよ……本当に浮気、してませんよね」
「ないっ、ぜったいないからぁぁ」
「俺のこと、好きですか?」
「んっんっ、すきっだから」
だから早く下肢も可愛がれと態度で示す可愛い人に意地悪をしてしまうのは、成長しきれない男の本能だ。好きな人ほど意地悪をしてしまいたくなる。
初めて隆則の怒号を聞いた遙人はビクリと身体を跳ねさせた。こんなにも感情的になった隆則を見たことはない。涙目になりながらもきついほどにこちらを睨めつけてくる。
「俺のほうが年上なのに、何もするなとか仕事だけしていればいいとか……いやだって言ってもおかしくなるまでヤるしめちゃくちゃメス達きさせようとするし、一回だって俺に主導権握らせてくれないし……でもそんな相談する人いなかったから……」
「そんなことっ」
ないと言おうとして愕然とした。家事に関しては取り上げた自覚はある。自分が作る物を美味しそうに食べ、綺麗に整えた部屋で過ごしてもらい、皺一つない服を纏って欲しくて隆則に何もさせなかった。そう、自分が作り上げた鳥籠に閉じ込めてしまったのだ、再び。
同様に、ベッドでもひたすら自分の手で溺れさせたかった。遙人の愛撫に酔いながら狂っていく隆則ほど魅惑的で艶めいた存在はないと、一度として主導権を渡したことはなかった。近頃隆則から誘ってきても、絶対に手放せなかった。
「俺だって遙人に何かしたいんだ」
ベッドに倒れながらグスリと鼻を啜った隆則は、今にも泣きだしそうな表情だ。
「浮気……とかじゃないんですね」
「もしかしてお前、それを疑ってたのか?」
「当たり前じゃないですか! 家からあまり出なかった隆則さんが週に一度も外出をしているんですよ、もしかしたらって思うじゃないですか!! あなためちゃくちゃ可愛いんですよ、困ってる顔だとか泣きそうな顔だとか、俺以外の奴が知ったら絶対に欲しくなる……だから知ってるの俺だけにしてください……俺だけの隆則さんでいてください」
強要と懇願。
こんなにも心の内を晒したことはあっただろうか。年下だからと少しでも隆則に近づきたくて背伸びし続けてきた遙人が吐き出す弱音だ。隆則が年上だからと頼られたいと思うのと同じように、遙人も隆則と同じステージに立ちたいのだ。仕事面ではどんなに頑張ってもフリーのプログラマーとして活躍している彼に追いつけない。社会的信頼度が絶対に的に違いすぎる。毎日のように使っているシステムを組んだのは他でもない、目の前の人だ。ユーザー側がよっぽどのことをしない限りエラーを起こすことは滅多にない。それをたった一人で組み上げたのだ。システムエンジニアを一名常駐させているが、それでも彼の出番はほとんどなく、ソフトの使い方を教えてくれという場面でしか活躍していない。それくらい凄い物をポンと作り上げながら威張ることなく奢ることなくいるのだ。
そんな隆則に並びたくて追い越したくて、ベッドの上では特に頑張ってしまうのだ。
「君は馬鹿だね」
「馬鹿って……」
細い手が伸びて遙人の頬を撫でた。
「そんなことを言うのは君くらいだ。俺のことを可愛いだとか閉じ込めたいとか」
「そんなことありませんっ、隆則さんの可哀想な時の顔って本当に凄くそそるんです。今までの恋人だって……あ、初カレって俺か」
もう五年以上も前の告白をやっと思い出した遙人は自分が酷く的外れなことをしているのに気付いた。初めてセックスをした時、すでに三十代だった隆則は、一度も交際したことがないとイヤイヤながら教えてくれたのだ。プロにしか身を任せたことがなく、ゲイでもあまりモテなかったと。むしろ細すぎる身体はゲイに不評だったと泣きそうになりながら教えてくれた。
初めはそれが嬉しくて舞い上がっていたのに、いつの間にか忘れてしまった。こんなにも魅力的な人を厭う人なんていないとすら思い込んでいた。
恋は盲目とはまさにこのことだ。
「で、でもみんな知らなかっただけで、知ったら絶対に俺から奪っていきます!」
だが隆則は大きな溜め息を吐くばかりだ。
「俺よりも君の方がモテるだろう、男にも女にも。それこそ俺の方が捨てられる……だから頑張りたかったのに……」
遙人と違って親がゲイに理解がない隆則は家族に彼を紹介できない分、補う何かが欲しかったのだと。
苦手な家事に再挑戦したのも、積極的に求めたのも、すべて遙人を繋ぎ止めるためだと。ギュッと胸が締め付けられるほどぐっときた。
「えっ、隆則さんそんなに俺のこと好きなんですか?」
「当たり前だろ……そうじゃなかったらあんなことしないし……」
サッと隆則の頬に朱が走り、俯いて隠してしまう。そんな表情も可愛くて愛おしくて、怒っているはずなのに違うことがしたくなる。怒りが保てない。自分よりも干支一回り以上年上のこの男が見せる可愛さに弱すぎる。
すぐに曝け出されたうなじを嘗め回したくなる。
「あんなことって、どんなことですか?」
欲望のままにペロリとうなじを舐めた。
「っ! それは……」
「なんですか?」
そのまま跡を付けていけば、首筋はもっと赤くなっていく。
「教えて、隆則さん」
「……フェラ」
耳を澄まさなければ聞き取れないほど小さな声。たったその一言を口にするのが酷く恥ずかしいといった風情が本当に年上とは思えない。もう身体を重ねて五年以上も経つのにフェラなんて何回もしたはずなのに口にするだけでこんなに恥じ入るとは思いもしなかった。
どれほど抱いても初心な反応が愛おしい。
露わになっている部分すべてに跡を付け、セーターの裾から手を忍ばせた。
「んっ」
「フェラしたの、俺にだけですか?」
「当たり前だろ……ぁっ」
「俺がもっと隆則さんにのめり込むためにしてくれたんですね」
「ぁぁ……ったりまえ、だろ……んんっ」
「可愛い……俺をもっとベタ惚れにさせたいんですか。もう一生あなたの側を離れられないくらい惚れてるのに、まだ足りませんか? 家族に会わせて、他にどうしたら信じてくれるんですか」
「信じてないわけじゃ……ぁ、でも俺……自信ないから」
セーターを脱がせ、保温効果の高い肌着をたくし上げる。細く色の白い身体が露わにし、背中のすべてに口づけながらもっともっと欲しくなった。
「どうしてあそこで相談なんかしたんですか……俺にして欲しかったです」
未だに顔を隠す隆則が自分から顔を上げるように刺激を強くしていく。
「ひゃっ……そこだめっ」
「ねぇ教えて」
「あの人たちも……ゲイだから……っ!」
それでか。
ゲイの知り合いがいないという隆則にとって良い相談相手だと思ったのだろう。だがそれだけだろうか。嫌な予感が未だに残るが、それよりも先に隆則を可愛がりたい欲が募る。
感じやすい胸の飾りを弄れば、俯いてばかりだった頭が跳ね上がった。
「ゃっ……ぁぁ、はるっとぉ」
仰け反った喉を新たなターゲットにする。タートルネックでも隠せない場所にたくさん跡を残し、ゆっくりと細い身体を仰向けにしていく。隆則のクローゼットにタートルネックの服がないと知っていながら、自分の物だという証を付け、愛しい身体を溶かすのに専念する。
「料理ができなくても、掃除しなくても、こうして俺の側にいたいって思ってくれるだけで充分です」
愉悦に溺れ始めた隆則をもっと底のない快楽に沈めるためにチュッチュッと音を立て身体中に跡を残しながら、胸の飾りを両方同時に可愛がれば、細い腰が妖しげにもじつき始めた。
「今度は俺に相談して……二人のことは二人で話して、決めていきましょう」
「んっぁぁぁぁっ! やっそこ、よわい……」
指で捏ねながら引っ張れば、隆則は物欲しげに下肢を遙人に擦り付けてくる。執拗なまでに胸の飾りだけを弄り、その後舐めれば、身も世もなく悶えると知っていて痛いほどに可愛がっていく。
「凄く心配したんです……隆則さんがあの人と浮気したんじゃないかって……仕事が手に着きませんでした」
「そんなぁ……いぃっも……だめぇぇぇ」
「本当です。振られるんじゃないかって、もうこういうことを俺に許してくれなくなるんじゃないかって、凄く、怖かった」
へその周りをキスマークで埋め尽くし、チノパンの上から隆則の分身を食めば、くねる腰が跳ねた。
「もしあいつが隆則さんのこんな可愛い姿知ってたら、俺絶対に殺してますよ……本当に浮気、してませんよね」
「ないっ、ぜったいないからぁぁ」
「俺のこと、好きですか?」
「んっんっ、すきっだから」
だから早く下肢も可愛がれと態度で示す可愛い人に意地悪をしてしまうのは、成長しきれない男の本能だ。好きな人ほど意地悪をしてしまいたくなる。
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