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183『武漢城頭』
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鳴かぬなら 信長転生記
183『武漢城頭』信長
いつの間にか? いつの間に?
二つ思った。
いつの間にか四つの微高地に二万に近い者たちが救助され、ずぶ濡れになりながらも息をついている。
三合の河原を呑み込んだ長江は、いつの間にか海のように広がり、川上から流れて来た流木や瓦礫、人や動物の骸を浮沈させて遥かな河口へと流していく。その骸の大方は、救助の手が及ばなかった説法会の老若男女たちだ。
急を聞きつけた曹操が三千、続いて五千余りの魏の救助隊も続き、その救助隊の中からも犠牲者が出るほどに奮迅の働きを見せ、見事に過半を救った。
「流された者の中にはまだ生きている者もおる、後着の内、五番隊六番隊は川筋を行き、その者たちの救助にあたれ。上海の河口に至るまでは諦めるな! 残りの隊は救助者を援護しつつ武漢に向かう! かかれ!」
武漢?
この信長、中華・三国志のことにはいささかの憶えがある。
闇雲に有難がったりはしないが、戦国大名としては欠くべからざる教養だ。美濃を平定した時には、稲葉山の城を岐阜城と改めた。
周の太王が岐山に拠って周王朝の礎を築いた故事によっている。三国志に憧れる馬鹿な武将どもを手なずけるには必要な知識だからな。
光秀なんぞは、その岐阜の名から、俺を周の太王になぞらえて、主家である斎藤を裏切る後ろめたさを眠らせおった。
サルめは、これに便乗して竹中半兵衛を軍師に迎えるにあたって、三顧の礼をカマシおった。三顧の礼とは、蜀の劉備が諸葛孔明を口説き落とすのにやった気障な演出だ。
メンツと教養を大事にしてるふりをしてやれば、教養主義やら中華古典主義の奴らは案外チョロい。逆に、これを無視しすれば、いらぬ手数がかかる。
その知識と照らし合わせると、たどり着いた城塞都市は、三つ目のいつの間にかだ!?
その羅城門の扁額には『武漢』とあり、城壁には『魏』の軍旗が翻っている。単なる借りものならば『呉』の旗が翻っていなければならない。少なくとも並んでいなければならない。
武漢は、呉の重要都市だ。いつの間に曹操は武漢を手に入れたのだ!?
「洛陽はいささか遠うござる、此度の赤壁築堤工事にあたり、呉王孫策殿よりロジスティックスの拠点としてお借りし、魏の本営とすることをお許しいただいている」
手続き上は借り物なのだろうが、まるで占領しているようにしか見えない。
「しばしは、この武漢において傷と疲れを癒し、これからも続く捜索と修復事業の拠点にいたす。茶姫配下の備忘録! 検品長! おるか!?」
え!?
俺も市も茶姫も息をのんだ。
「我が膝元を去ったとはいえ、二人は魏国有数の危機管理とロジスティックスの達人だ! この三国志最大の惨事につまらぬ恩讐などは忘れよう! どうか、この武漢にいる間だけでも力を貸してくれ! 馬上からではあるが、この曹操、旧主の縁を持って頼む、この通りだ!」
馬上深々と頭を下げる曹操に、城門前の万余の者たちは寂として息をのんだ。
「……備忘録、これに」
「……検品長もこれに」
「おお、名乗りを上げてくれるか!?」
「はい、しかし、今は曹茶姫さまの配下にございます」
「この洪水対策に限ってと言うことならば……」
「ありがたい! かまわぬな、茶姫!?」
曹操は、真っ直ぐに、俺と市の間に立っている茶姫に目を向けた。
おお……!
周囲の者たちから声が上がる。
俺たちも救助活動と移動の為に擬態を解いて本来の姿に戻っている。しかし、平服であるため、周囲の者や避難の者たちも美少女ではあるが、救助活動に励む信徒の一団としての認識でしかない。
信仰の場では見てくれや俗世の身分はさほどに意味を持たない。しかし、この救出劇のクライマックスで魏王曹操によって正体を知らされ、驚いているのだ。まるで『水戸黄門』の印籠が示された時のように、『琴姫七変化』で姫の正体が分かったときのように……ちょっと古いか。
「天下の非常時だ、否やはない!」
琴姫、いや、茶姫も凛としてこれに応える。
「おお、それでこそ我が妹、曹一族の血であり心意気というものだ!」
オオオオオオ!!
感動のどよめきが城門の前と城壁の上から上がった。
「『走れメロス』のラストシーンみたい」
皮肉なのか感動なのか分からない呟きを漏らす大橋。その周囲で写真を撮りまくる孫権。
――面白いことになってきた――
三蔵法師の呟きは、緊箍児の指輪をしている俺にしか聞こえなかっただろう。
ドドドドドド
ご注進! ご注進!
大転換の興奮冷めやらぬ中、街道の方から早馬が駆けてきて、曹操の馬前にもかかわらず、騎乗のまま報告した。
「申し上げます! 長江下流において曹素さまを発見いたしました!」
「曹素を!? 安否のほどは!?」
「はい、引き揚げました折には、すでに……虚しくなっておられました」
「そうか……あれだけの犠牲者が出たのだ、いたしかたあるまい。備忘録、検品長、城門に入ってから、その後は頼んだぞ……」
「「ハ!」」
二人は拱手の礼で応え、曹操は手を上げると全員に城内へと合図した。
☆彡 主な登場人物
織田 信長 本能寺の変で討ち取られて転生 ニイ(三国志での偽名)
熱田 敦子(熱田大神) あっちゃん 信長担当の尾張の神さま
織田 市 信長の妹 シイ(三国志での偽名)
平手 美姫 信長のクラス担任
武田 信玄 同級生
上杉 謙信 同級生 配下に上杉四天王(直江兼続・柿崎景家・宇佐美定満・甘粕景持 )
古田 織部 茶華道部の眼鏡っ子 越後屋(三国志での偽名)
宮本 武蔵 孤高の剣聖
二宮 忠八 市の友だち 紙飛行機の神さま
雑賀 孫一 クラスメート
松平 元康 クラスメート 後の徳川家康
リュドミラ 旧ソ連の女狙撃手 リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリィチェンコ 劉度(三国志での偽名)
今川 義元 学院生徒会長
坂本 乙女 学園生徒会長
曹茶姫 魏の女将軍 部下(備忘録 検品長) 曹操・曹素の妹
諸葛茶孔明 漢の軍師兼丞相
大橋紅茶妃 呉の孫策妃 コウちゃん
孫権 呉王孫策の弟 大橋の義弟
天照大神 御山の御祭神 弟に素戔嗚 部下に思金神(オモイカネノカミ) 一言主
183『武漢城頭』信長
いつの間にか? いつの間に?
二つ思った。
いつの間にか四つの微高地に二万に近い者たちが救助され、ずぶ濡れになりながらも息をついている。
三合の河原を呑み込んだ長江は、いつの間にか海のように広がり、川上から流れて来た流木や瓦礫、人や動物の骸を浮沈させて遥かな河口へと流していく。その骸の大方は、救助の手が及ばなかった説法会の老若男女たちだ。
急を聞きつけた曹操が三千、続いて五千余りの魏の救助隊も続き、その救助隊の中からも犠牲者が出るほどに奮迅の働きを見せ、見事に過半を救った。
「流された者の中にはまだ生きている者もおる、後着の内、五番隊六番隊は川筋を行き、その者たちの救助にあたれ。上海の河口に至るまでは諦めるな! 残りの隊は救助者を援護しつつ武漢に向かう! かかれ!」
武漢?
この信長、中華・三国志のことにはいささかの憶えがある。
闇雲に有難がったりはしないが、戦国大名としては欠くべからざる教養だ。美濃を平定した時には、稲葉山の城を岐阜城と改めた。
周の太王が岐山に拠って周王朝の礎を築いた故事によっている。三国志に憧れる馬鹿な武将どもを手なずけるには必要な知識だからな。
光秀なんぞは、その岐阜の名から、俺を周の太王になぞらえて、主家である斎藤を裏切る後ろめたさを眠らせおった。
サルめは、これに便乗して竹中半兵衛を軍師に迎えるにあたって、三顧の礼をカマシおった。三顧の礼とは、蜀の劉備が諸葛孔明を口説き落とすのにやった気障な演出だ。
メンツと教養を大事にしてるふりをしてやれば、教養主義やら中華古典主義の奴らは案外チョロい。逆に、これを無視しすれば、いらぬ手数がかかる。
その知識と照らし合わせると、たどり着いた城塞都市は、三つ目のいつの間にかだ!?
その羅城門の扁額には『武漢』とあり、城壁には『魏』の軍旗が翻っている。単なる借りものならば『呉』の旗が翻っていなければならない。少なくとも並んでいなければならない。
武漢は、呉の重要都市だ。いつの間に曹操は武漢を手に入れたのだ!?
「洛陽はいささか遠うござる、此度の赤壁築堤工事にあたり、呉王孫策殿よりロジスティックスの拠点としてお借りし、魏の本営とすることをお許しいただいている」
手続き上は借り物なのだろうが、まるで占領しているようにしか見えない。
「しばしは、この武漢において傷と疲れを癒し、これからも続く捜索と修復事業の拠点にいたす。茶姫配下の備忘録! 検品長! おるか!?」
え!?
俺も市も茶姫も息をのんだ。
「我が膝元を去ったとはいえ、二人は魏国有数の危機管理とロジスティックスの達人だ! この三国志最大の惨事につまらぬ恩讐などは忘れよう! どうか、この武漢にいる間だけでも力を貸してくれ! 馬上からではあるが、この曹操、旧主の縁を持って頼む、この通りだ!」
馬上深々と頭を下げる曹操に、城門前の万余の者たちは寂として息をのんだ。
「……備忘録、これに」
「……検品長もこれに」
「おお、名乗りを上げてくれるか!?」
「はい、しかし、今は曹茶姫さまの配下にございます」
「この洪水対策に限ってと言うことならば……」
「ありがたい! かまわぬな、茶姫!?」
曹操は、真っ直ぐに、俺と市の間に立っている茶姫に目を向けた。
おお……!
周囲の者たちから声が上がる。
俺たちも救助活動と移動の為に擬態を解いて本来の姿に戻っている。しかし、平服であるため、周囲の者や避難の者たちも美少女ではあるが、救助活動に励む信徒の一団としての認識でしかない。
信仰の場では見てくれや俗世の身分はさほどに意味を持たない。しかし、この救出劇のクライマックスで魏王曹操によって正体を知らされ、驚いているのだ。まるで『水戸黄門』の印籠が示された時のように、『琴姫七変化』で姫の正体が分かったときのように……ちょっと古いか。
「天下の非常時だ、否やはない!」
琴姫、いや、茶姫も凛としてこれに応える。
「おお、それでこそ我が妹、曹一族の血であり心意気というものだ!」
オオオオオオ!!
感動のどよめきが城門の前と城壁の上から上がった。
「『走れメロス』のラストシーンみたい」
皮肉なのか感動なのか分からない呟きを漏らす大橋。その周囲で写真を撮りまくる孫権。
――面白いことになってきた――
三蔵法師の呟きは、緊箍児の指輪をしている俺にしか聞こえなかっただろう。
ドドドドドド
ご注進! ご注進!
大転換の興奮冷めやらぬ中、街道の方から早馬が駆けてきて、曹操の馬前にもかかわらず、騎乗のまま報告した。
「申し上げます! 長江下流において曹素さまを発見いたしました!」
「曹素を!? 安否のほどは!?」
「はい、引き揚げました折には、すでに……虚しくなっておられました」
「そうか……あれだけの犠牲者が出たのだ、いたしかたあるまい。備忘録、検品長、城門に入ってから、その後は頼んだぞ……」
「「ハ!」」
二人は拱手の礼で応え、曹操は手を上げると全員に城内へと合図した。
☆彡 主な登場人物
織田 信長 本能寺の変で討ち取られて転生 ニイ(三国志での偽名)
熱田 敦子(熱田大神) あっちゃん 信長担当の尾張の神さま
織田 市 信長の妹 シイ(三国志での偽名)
平手 美姫 信長のクラス担任
武田 信玄 同級生
上杉 謙信 同級生 配下に上杉四天王(直江兼続・柿崎景家・宇佐美定満・甘粕景持 )
古田 織部 茶華道部の眼鏡っ子 越後屋(三国志での偽名)
宮本 武蔵 孤高の剣聖
二宮 忠八 市の友だち 紙飛行機の神さま
雑賀 孫一 クラスメート
松平 元康 クラスメート 後の徳川家康
リュドミラ 旧ソ連の女狙撃手 リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリィチェンコ 劉度(三国志での偽名)
今川 義元 学院生徒会長
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曹茶姫 魏の女将軍 部下(備忘録 検品長) 曹操・曹素の妹
諸葛茶孔明 漢の軍師兼丞相
大橋紅茶妃 呉の孫策妃 コウちゃん
孫権 呉王孫策の弟 大橋の義弟
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