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幼少期編 (1歳~4歳)

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こうして二年がたち三才の、誕生日になった。 

「おはようございます。お嬢様。」

「おはようございます、ルネ。」

「お嬢様、なんと言うか、仕度がどうして終わってるのでしょう?」

「ワンピースって、かぶるだけだし、髪も普通に一人でくくれるから。」

「なんと言うか、さすがお嬢様です。」

「でも、まだドレスは自分で着れないから、今日はよろしくお願いしますね。」

「はい、お嬢様。」

まぁ、着れるけどね。 言わないけど。

「では、食堂に行きましょう。」

「えぇ、」


「お母様、お父様、お兄様、おはようございます。」

「「「おはよう、ルー。」」」

「全員そろったし食べようか。」

「神々に感謝を、いただきます。」

「「「「いただきます。」」」」

「「「「ごちそうさまでした。」」」」

「ルー、あとで執務室に来なさい。」

「分かりました、お父様。」


コンコン、 

「お父様、ルーテシアです。」

「入りなさい。」

「失礼します。」

「あれ、お母様にお兄様。」

「「「ルー、お誕生日おめでとう。」」」 

「ありがとごさいます。」

「はい、僕からは筆記具だよ。」

万年筆、黒で持ちやすいやつだ。 

「ありがとごさいます、お兄様。」

「私からは、これを。」

瞳と同じ色のペンダントだ。 

「ありがとごさいます。お母様。」

「私からは、この本だ。」

前世の問題集みたいのだ。

「ありがとごさいます。お父様。」

「どういたしまして、一度部屋に戻りなさい。」

「はい、お父様。失礼しました。」


片付け終了したし、ルナの所に行こう。

「異空間アクセス。」

「マスター、誕生日おめでとうございます。」

「ありがとう、ルナ。」

「マスター、今日から武術訓練を始めます。」

「はい、よろしくお願いいたします。」

「では、素振り開始。今日は、ちゃんと振れるようになるまで、やってもらいます。」

一時間後 

「マスター、さすがです。完璧に型が出来るようになるなんて、」

「ありがとう、ルナ。」

「マスター、今日のすべての型を毎日一時間体に染み着けるようにやって下さい。」

「分かりました。」

「では、明日からの、訓練表です。」


訓練表

朝、6時に起きてくる


準備体操 

柔軟、

腹筋   100回   背筋    100回    

腕立て伏せ   100回      スクワット   100回

縄跳び   100回   

10分休憩

ランニング   3キロ

剣の型   一時間

10分休憩

体術の型   一時間

10分休憩

寝る 

向こうで1日を過ごす

寝る前にくる

国語、数学、理科、経済学、美術、音楽、
料理、手芸、魔法学

帰ってねる

……………厳しくなってる。

「マスター、あと1ヶ月ぐらいで、魔法の訓練と、礼儀作法などのマナーが入ります。」

「凄いね。」

「はい、マスター。明日から頑張ってください。」

「うん、頑張ります。とりあえず、帰るね。」

「はい、マスター。また明日。」










  
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