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kangaroo court
常に中心に居たい
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「あの、藍鶴色が出ていくなんて、聞いてないんですけど?」
「ぼくずっとこんなことやってるぞー、よくないぞーって書いてきましたよね!? ほらっ、一番関わってるじゃない。ぼくに聞きに来ないんですか?」
「木村さんが言い出したから続けたのにあんまりじゃないですか?」
「彼って何も出来なくて、可哀想なのも一番知っているし。
ぼくはそんな藍鶴色の一番の味方で理解者なんだよ、皆にも教えて来たじゃない。
みんなもそんなぼくの優しさを知っているよ。
今までなんてすごい事に気づいていて、それをずっと気に掛けて、あぁぼくなんて思いやりが深いんだろう、ね?」
「何も知らされず、何も理解出来ずに泣くことさえ出来ない憐れで可哀想な彼の事をずっと思って、これまで見守って来たのに。急に無視されたりしてさぁ、木村さんのことだって我慢して来たのに」
「誰も言おうとしないなら最初に言い出したぼくが一番の騎士(ナイト)なわけじゃない?
だったら間に入れてくれるのが筋じゃないのかね? だってぼくは優しくて一番の味方なんだから」
「計画がぼく抜きで進むなんて事が許されても良いとは到底思えない」
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