10 / 32
第一章 出会い
八本目 必殺『触手さんシリーズ』とおや、お姉さんの様子が……
しおりを挟む
プルプル震えて鳥人間が遂にぶちギレる。
「調子に乗るぴゅ。クソガキがァァァァァッッ!」
オレから離れてクラウチングスタートの体勢になる。それを黙って見守っていると、鳥人間が調子に乗り出す。
「覚悟しろぴゅ。『最速』のピュピュアノート様が本気を出してやるぴゅ!」
「…………」
触手さんをにょきにょきと背中から生やす。
「今から出すこの最速は、あそこの役立たずでも捉えられない速さぴゅ!」
「…………」
触手さんをウネウネさせている。
「いくぴゅ! 我が必殺の最速……」
「いいからとっと来い、三下」
「こい、つはぁ~!」
鳥人間が飛び出す直前、
「必殺『触手さんシリーズその一」
対Sランクの必殺奥義を繰り出す準備へ入った。
「くらえ、『疾風の―――――……」
「マッスルパンチッッッ!』」
鳥人間が飛び出したと同時に背中から生えた触手さんが、極太マッスルアームとなって、その汚い顔面にぶち当てた。
鳥人間の顔面だけでなく、上半身は砕け散り、その後方にある木々を衝撃波で吹き飛んだ。後に残ったのは砕けた遺体と唖然するローヌさん、ついでに残った自然破壊の痕跡だけだった。
「え、あ……え?」
「うむ。さすがマッスルアームとなった触手さん。やり過ぎ感半端なくて、冷や汗が止まらぬ」
「何したのこれ!? えっ、これって君がしたことなの!?」
困惑一色なローヌさんに説明を求められたので、答えてあげた。大分前にガルマーダをぶっ飛ばしたパンチの改良版である。
イメージした筋肉ムキムキマッチョな極太の腕で、これで受ければまず耐久がB未満であれば、一撃で木っ端微塵である。これでキンググリズリーなどのSランクをよくノックアウトしたものだ。
「ただの子どもにだと思っていたけど、なかなか面白い……」
「もう別に王様口調でなくてもいいんじゃね」
「そうね。私も……もう、げんかい……」
ローヌさんが倒れた。顔色を見たところ、しんどそうだ。てか、そういえばこの人、妊婦だった!
お腹を押さえている辺り、完全に産気付いてらっしゃるー!
急いで町へ搬送しなければ!
「待って。町にだけには連れていかないでくれ。人間が集まるところに魔人であるわたしが行ったら……」
oh、そうだ。魔人って真人の敵だった。町に運ぶのはまずい。
「仕方ない。ガルマーダに診てもらおうか。なんかできそうだし」
「なんでかしら、そのガルマーダって人に全て丸投げのような気がするわ……」
「静かに。安静してなきゃ、まずいでしょ」
オレは触手で美女さんの身体に刺激を与えないように包み込むような形にして、運んだ。ベッド型の触手さんは緊急患者に優しい担架です。
搬送中にローヌさんは、
「なんで魔人の私なんかを……」
と呟いていた。はて、そういえばなんで出会って数分の人にここまでしているのだろうか。普段のオレなら、スルーしてそのままうちに帰るのに。
ふと、思い出したのはテレジアさんの顔だった。何かを守るために自ら身体を張った彼女の表情、それはローヌさんが鳥人間から守ろうとオレの代わりになろうとしたときと同じ表情だった。
だからだろうか、
「母を守りたいと思ったから……かな?」
「え?」
「うん、まぁ……ローヌさんのような美女を死なせたくないからって言う理由でいいや」
「……まぁ」
何やら照れるローヌさんだったが無視してガルマーダの家までたどり着いた。オレは、その扉を蹴破り、本を読んでいたアーゼに命令する。
「アーゼ。緊急患者。メーデー!」
「わ、わけがわかりませんわ……って魔人!? しかも妊婦!?」
「とにかくガルマーダを呼べ! てか、お湯もってこい!」
「りょ、了解しました!」
さて患者をベッドに寝かせる。美女さんは呻き声をあげて苦しそうだ。
お湯をもってきたアーゼだったが、隣にガルマーダがいない。
「が、ガルマーダ様が緊急のクエストのためご不在で、代わりにテレサ様が……」
「おほっ! 美女キタコレー!」
別の意味で危険なヤツを召喚しちゃった! ローヌさんの貞操のピンチ!
「……もしわたしの赤ちゃんが生きてなかったら、わかってる?」
「任せろ。あなたの赤子を救ってみせよう」
ふざけていた空気を一気にシリアスにしちゃいましたよローヌさん! あらやだ、かっこいい。
そして出産が……はじまった。
部屋から出ていったオレとアーゼは無事に美女さんの赤ちゃんが産まれることを祈る。するとテレサがオレを呼んで中にいれる。
まだ出産の最中なのに何ゆえに、と思っていると驚愕の事実が発覚した。
「この美女の魔力が不足している……! このままではこの人と赤ちゃんの命が危ない!」
魔人にとって魔力というエネルギーは生きていく生命エネルギーらしい。魔人の身体で魔力不足のままの出産はまずいらしい。
要するにだ。
「どうしろと?」
「魔力を注入しろ」
「おーけー。注射、おしゃぶり、形容しがたきバベルの塔のどちらかを選んでちょ」
「普通のにしろ!」
ボケキャラのテレサに怒られたので普通の触手さんを美女さんの身体に触れて、エーテルを注入。
みるみるうちに美女さんの顔色がよくなり、そして――――
☆
「という感じなことがあった」
「すんげーなオイ」
帰ってきたガルマーダに事の結末を伝えると無事に出産は成功した。元気な女の子だ。母親に似て、将来は美女になるだろう。
「んなことより、あの人。魔人だろ。お前、怖くねぇのかよ」
「形が普通の人と変わらない限りは。口がいきなりバイオでハザードみたいにクパァになったら、もう無理」
「そんな形容し難き化け物は生物界にはいねぇから」
未だにクパァができるのは、触手さんのみのようである。
すると美女さんが赤ちゃんを抱き抱えてこちらにきた。
産まれた彼女の名前はライカである。来る華と書いて『来華』。ちなみに名付け親はオレです。
「はいはい。パパですよー」
「あーぅ」
「待て。我はパピーではないぞよ」
魔人の美人さんことローヌさんがオレをパピーに仕立てあげる。我はパピーではないぞな。
「じゃあ、お兄ちゃんでいいわよね。ほーら、ワインお兄ちゃんでちゅよー」
「だーぅ。きゃっきゃっ」
「ほっぺを引っ張らない」
顔を弄ばれるオレって……。まあ、べつにどうでもいいや。
というか、この赤ちゃん異様に成長速度早くね?
普通はまだまだ寝たきりが多いと思うのだが。
「魔人は魔力が生命エネルギーって前に言っていただろ。そのエネルギーが多ければ多いほどよく育つってわけだ」
「テレサ氏が異様に詳しい。さては、魔人の女の子と寝たな」
「三割程度しか仲良くしてないから、まだだ。そう……まだ、ね」
「フラグを立てるなし」
この百合女。キマシタワーをそんなに建設したいのか。
アーゼやローヌさんに毒牙をかけられないように注意せねば。
「なぜ、ワインにこれほどまでになついているのですの」
「私達、魔人は魔力で親族を判断する種族なの。たぶん、ワインのエーテルがこの子の中にもあるから、お兄ちゃんって思われているのよ」
なるほど。現代ジャパニーズで言う血縁関係ってわけか。
「それにしてもワインくんの魔力注入……とてもすごかった」
「あの、その言い方やめてくれません。なんか、とてもいやらしく聞こえるので」
「あら、アーゼちゃん。私達魔人がエーテルを注がれることは結婚を申し込まれることと同義よ」
「えぇ!?」
なんやて。だから、パピー扱いしたのか?
「でも、この歳のワインくんだとさすがに……ね」
「ほっ……」
「けど。ふふ……後、二年もしたらとても良い男になるわよねぇ~」
「わ、ワインとの結婚は断じて認めませんわ! 特に五歳も歳上の方と!」
なぜかアーゼが強く反対。ローヌさんって十九歳なのか。今はじめて知った。
「あらあら。アーゼさんってもしかして……?」
「ッ! ち、違いますわ。わたくしはただ弟のようなワインが……その、あの」
「ふふ。では私のことをお義姉さんと呼んでもいいですよ」
「くっ。ローヌさんはそれでいいですの! ワインのようなまだ将来がわからない子どもよりも、もっといい人がいるはずです!」
「私はワインくんの容姿も魔力も好みだから問題ないわぁ。娘も彼のこと気に入ってるし」
そうですね。現在進行形でほっぺを弄ばれていますしね。
「くぅっ。まさかこんな子どもにモテ期だと。なぜだ! なぜワタシには一部の美女美少女しか応えてくれないんだー!」
「女だからだろ」
「ならば、ワタシも汚いバベルの――――ぐふっ!?」
なんか危ないことを言いかけたテレサを触手パンチ。とりあえず、お前は退場な。
「あーぅ? だー!」
ライカの背中から小さな触手が……なんですと?
「あらあらまあまあ! パパと同じことができるのかしらこの子!」
さりげなくパパと呼ばないで。明らかにパパに仕立てる気満々じゃんローヌさん。
というかこの子まで触手とはねぇ。
「第二のワインが生まれることを祈りますわ。……自重してくれなさそうだし」
「「同感」」
オイこら。人を化け物みたいな言い方するな。
というかライカもオレの顔を触手でぺしぺしして遊ばないの。
「調子に乗るぴゅ。クソガキがァァァァァッッ!」
オレから離れてクラウチングスタートの体勢になる。それを黙って見守っていると、鳥人間が調子に乗り出す。
「覚悟しろぴゅ。『最速』のピュピュアノート様が本気を出してやるぴゅ!」
「…………」
触手さんをにょきにょきと背中から生やす。
「今から出すこの最速は、あそこの役立たずでも捉えられない速さぴゅ!」
「…………」
触手さんをウネウネさせている。
「いくぴゅ! 我が必殺の最速……」
「いいからとっと来い、三下」
「こい、つはぁ~!」
鳥人間が飛び出す直前、
「必殺『触手さんシリーズその一」
対Sランクの必殺奥義を繰り出す準備へ入った。
「くらえ、『疾風の―――――……」
「マッスルパンチッッッ!』」
鳥人間が飛び出したと同時に背中から生えた触手さんが、極太マッスルアームとなって、その汚い顔面にぶち当てた。
鳥人間の顔面だけでなく、上半身は砕け散り、その後方にある木々を衝撃波で吹き飛んだ。後に残ったのは砕けた遺体と唖然するローヌさん、ついでに残った自然破壊の痕跡だけだった。
「え、あ……え?」
「うむ。さすがマッスルアームとなった触手さん。やり過ぎ感半端なくて、冷や汗が止まらぬ」
「何したのこれ!? えっ、これって君がしたことなの!?」
困惑一色なローヌさんに説明を求められたので、答えてあげた。大分前にガルマーダをぶっ飛ばしたパンチの改良版である。
イメージした筋肉ムキムキマッチョな極太の腕で、これで受ければまず耐久がB未満であれば、一撃で木っ端微塵である。これでキンググリズリーなどのSランクをよくノックアウトしたものだ。
「ただの子どもにだと思っていたけど、なかなか面白い……」
「もう別に王様口調でなくてもいいんじゃね」
「そうね。私も……もう、げんかい……」
ローヌさんが倒れた。顔色を見たところ、しんどそうだ。てか、そういえばこの人、妊婦だった!
お腹を押さえている辺り、完全に産気付いてらっしゃるー!
急いで町へ搬送しなければ!
「待って。町にだけには連れていかないでくれ。人間が集まるところに魔人であるわたしが行ったら……」
oh、そうだ。魔人って真人の敵だった。町に運ぶのはまずい。
「仕方ない。ガルマーダに診てもらおうか。なんかできそうだし」
「なんでかしら、そのガルマーダって人に全て丸投げのような気がするわ……」
「静かに。安静してなきゃ、まずいでしょ」
オレは触手で美女さんの身体に刺激を与えないように包み込むような形にして、運んだ。ベッド型の触手さんは緊急患者に優しい担架です。
搬送中にローヌさんは、
「なんで魔人の私なんかを……」
と呟いていた。はて、そういえばなんで出会って数分の人にここまでしているのだろうか。普段のオレなら、スルーしてそのままうちに帰るのに。
ふと、思い出したのはテレジアさんの顔だった。何かを守るために自ら身体を張った彼女の表情、それはローヌさんが鳥人間から守ろうとオレの代わりになろうとしたときと同じ表情だった。
だからだろうか、
「母を守りたいと思ったから……かな?」
「え?」
「うん、まぁ……ローヌさんのような美女を死なせたくないからって言う理由でいいや」
「……まぁ」
何やら照れるローヌさんだったが無視してガルマーダの家までたどり着いた。オレは、その扉を蹴破り、本を読んでいたアーゼに命令する。
「アーゼ。緊急患者。メーデー!」
「わ、わけがわかりませんわ……って魔人!? しかも妊婦!?」
「とにかくガルマーダを呼べ! てか、お湯もってこい!」
「りょ、了解しました!」
さて患者をベッドに寝かせる。美女さんは呻き声をあげて苦しそうだ。
お湯をもってきたアーゼだったが、隣にガルマーダがいない。
「が、ガルマーダ様が緊急のクエストのためご不在で、代わりにテレサ様が……」
「おほっ! 美女キタコレー!」
別の意味で危険なヤツを召喚しちゃった! ローヌさんの貞操のピンチ!
「……もしわたしの赤ちゃんが生きてなかったら、わかってる?」
「任せろ。あなたの赤子を救ってみせよう」
ふざけていた空気を一気にシリアスにしちゃいましたよローヌさん! あらやだ、かっこいい。
そして出産が……はじまった。
部屋から出ていったオレとアーゼは無事に美女さんの赤ちゃんが産まれることを祈る。するとテレサがオレを呼んで中にいれる。
まだ出産の最中なのに何ゆえに、と思っていると驚愕の事実が発覚した。
「この美女の魔力が不足している……! このままではこの人と赤ちゃんの命が危ない!」
魔人にとって魔力というエネルギーは生きていく生命エネルギーらしい。魔人の身体で魔力不足のままの出産はまずいらしい。
要するにだ。
「どうしろと?」
「魔力を注入しろ」
「おーけー。注射、おしゃぶり、形容しがたきバベルの塔のどちらかを選んでちょ」
「普通のにしろ!」
ボケキャラのテレサに怒られたので普通の触手さんを美女さんの身体に触れて、エーテルを注入。
みるみるうちに美女さんの顔色がよくなり、そして――――
☆
「という感じなことがあった」
「すんげーなオイ」
帰ってきたガルマーダに事の結末を伝えると無事に出産は成功した。元気な女の子だ。母親に似て、将来は美女になるだろう。
「んなことより、あの人。魔人だろ。お前、怖くねぇのかよ」
「形が普通の人と変わらない限りは。口がいきなりバイオでハザードみたいにクパァになったら、もう無理」
「そんな形容し難き化け物は生物界にはいねぇから」
未だにクパァができるのは、触手さんのみのようである。
すると美女さんが赤ちゃんを抱き抱えてこちらにきた。
産まれた彼女の名前はライカである。来る華と書いて『来華』。ちなみに名付け親はオレです。
「はいはい。パパですよー」
「あーぅ」
「待て。我はパピーではないぞよ」
魔人の美人さんことローヌさんがオレをパピーに仕立てあげる。我はパピーではないぞな。
「じゃあ、お兄ちゃんでいいわよね。ほーら、ワインお兄ちゃんでちゅよー」
「だーぅ。きゃっきゃっ」
「ほっぺを引っ張らない」
顔を弄ばれるオレって……。まあ、べつにどうでもいいや。
というか、この赤ちゃん異様に成長速度早くね?
普通はまだまだ寝たきりが多いと思うのだが。
「魔人は魔力が生命エネルギーって前に言っていただろ。そのエネルギーが多ければ多いほどよく育つってわけだ」
「テレサ氏が異様に詳しい。さては、魔人の女の子と寝たな」
「三割程度しか仲良くしてないから、まだだ。そう……まだ、ね」
「フラグを立てるなし」
この百合女。キマシタワーをそんなに建設したいのか。
アーゼやローヌさんに毒牙をかけられないように注意せねば。
「なぜ、ワインにこれほどまでになついているのですの」
「私達、魔人は魔力で親族を判断する種族なの。たぶん、ワインのエーテルがこの子の中にもあるから、お兄ちゃんって思われているのよ」
なるほど。現代ジャパニーズで言う血縁関係ってわけか。
「それにしてもワインくんの魔力注入……とてもすごかった」
「あの、その言い方やめてくれません。なんか、とてもいやらしく聞こえるので」
「あら、アーゼちゃん。私達魔人がエーテルを注がれることは結婚を申し込まれることと同義よ」
「えぇ!?」
なんやて。だから、パピー扱いしたのか?
「でも、この歳のワインくんだとさすがに……ね」
「ほっ……」
「けど。ふふ……後、二年もしたらとても良い男になるわよねぇ~」
「わ、ワインとの結婚は断じて認めませんわ! 特に五歳も歳上の方と!」
なぜかアーゼが強く反対。ローヌさんって十九歳なのか。今はじめて知った。
「あらあら。アーゼさんってもしかして……?」
「ッ! ち、違いますわ。わたくしはただ弟のようなワインが……その、あの」
「ふふ。では私のことをお義姉さんと呼んでもいいですよ」
「くっ。ローヌさんはそれでいいですの! ワインのようなまだ将来がわからない子どもよりも、もっといい人がいるはずです!」
「私はワインくんの容姿も魔力も好みだから問題ないわぁ。娘も彼のこと気に入ってるし」
そうですね。現在進行形でほっぺを弄ばれていますしね。
「くぅっ。まさかこんな子どもにモテ期だと。なぜだ! なぜワタシには一部の美女美少女しか応えてくれないんだー!」
「女だからだろ」
「ならば、ワタシも汚いバベルの――――ぐふっ!?」
なんか危ないことを言いかけたテレサを触手パンチ。とりあえず、お前は退場な。
「あーぅ? だー!」
ライカの背中から小さな触手が……なんですと?
「あらあらまあまあ! パパと同じことができるのかしらこの子!」
さりげなくパパと呼ばないで。明らかにパパに仕立てる気満々じゃんローヌさん。
というかこの子まで触手とはねぇ。
「第二のワインが生まれることを祈りますわ。……自重してくれなさそうだし」
「「同感」」
オイこら。人を化け物みたいな言い方するな。
というかライカもオレの顔を触手でぺしぺしして遊ばないの。
0
お気に入りに追加
160
あなたにおすすめの小説
錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる