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第一章 出会い
四本目 働け若人
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(ワインside)
「んで、この嬢ちゃんどうするつもりだ? 町まで送れるけど」
ガルマーダがオレにそう聞くと、アーゼは「ここに残れるなら残りたい」と言ってきた。
シラムから追放された彼女はもう頼れるのはオレかガルマーダしかいない。もし、ここじゃないどこかに行こうものなら、アーゼを知っている貴族が彼女を捕らえて性奴隷にされかねないらしい。
「フォーラム家を妬んだ貴族に見つかればゾッとしますわ」
「いらないものを切り捨てるか普通」
「貴族社会は噂で致命的になります。それを嫌ってあの男は切り捨てたのですわ」
父親の名前すら呼ばれない辺り、既にアーゼにとってそいつは赤の他人になったのだろう。
てか、こんな美少女を切り捨てる時点でどうかしている。
オレの場合、メイドにしてでも傍におきたい。
そう言うとぷりぷり怒られた。冗談ですよお嬢様。
「ぶっちゃけ、嬢ちゃんがここにいるメリットはほとんどねぇけどなぁ。こんな魔物だらけの森よりもむしろ、町に行ってくれた方が仕事を紹介できて安心できるのだが……」
「ガルマーダ。アーゼができる仕事とかあんのか?」
「…………。公爵令嬢でできる仕事と言えやぁ、受付……だけじゃね?」
「それも無理だろ。見た目クール系、中身豆腐な令嬢がちゃんとできると思えない」
「トーフじゃないですわ!!」
アーゼが食ってかかってきたがスルー。というか、クレームの応対とかどうするつもりだ。
そう質問するとしばらく思案し、首を傾げた。
「……無視、すればいいんじゃないですの?」
「怒鳴ってくるクレーマは?」
「拳で黙らせる」
「物騒だなオイ!」
いくらうるさいからって殴るのはないでしょ。殴るのは!
というかフォーラム家って何。バイオレンスな一族なの?
「フォーラム家は勇者のパーティからの武道家ですわ。それから貴族となり、あらゆる戦果と領地開拓を経て、公爵まで上り詰めたのですわ。初代から伝わっている『鬱陶しいならぶん殴れ』という教えが代々伝えられているのですわ」
「えっ。何その危ない思想。何もかも暴力で解決とか、マジ脳筋ですけど」
「あなた、あとで腹パンですわ。とにかく、わたくしの家系は代々伝わっている教えに従っているだけですわ!」
「お父さんはそんなの子に育てた覚えがないぞ!」
「安心してください。あの男は婿養子。本来ならばお母様こそが正統な後継者ですのよ」
ナチュラルにスルーされた挙げ句にガッデム。
パピーが単なる腰巾着だと発覚。
というか、男強しの社会とガルマーダは言っていたのにも関わらず、アーゼママが本来のボスだったとは予想外。
「これでイメージが固まった。アーゼママは勝ち気なお姉さま、裏社会の女首領だな」
「あら。お母様は儚げな美人ですわよ。髪の色と違って大人しい淑女ですわ」
「マジでか。一度会って、おたくの子育てについてお話をしたかった」
とにもかくにも、
「そんな解決策では受付なんてできやしやねぃ。ウェイトレスもアウトになりそう」
「接客がアウトとなりゃあ、工務系か?」
「ガテン系ならアーゼにもできそう。ほら、脳筋だし」
ズドォンッ!!(腹パンされた音)
「ぐ、ぉ……マジ効いた。軽くじゃなくてガチで効いた!」
「わたくしの一撃に耐えうるなんて……。木をもへし折るほどの威力ですのに!?」
「そんなもんを人の身体に与えるな!」
ガルマーダにやられた初代熊吉さん以来の一撃かもしれない。結構、効いた。
「ガテン系ってヤツもいけるかもしれねーが、どうも嬢ちゃんが嫌そうだしなぁ」
「当たり前ですわ。汗臭くなるようなものは御免被りますわ」
「だとしたら後は……うちで給仕とか?」
「元公爵令嬢ができると思いまして? 冗談じゃないですわ」
「だよなぁ」と苦笑するガルマーダ。それならばオレが提案する職業を紹介してやるか。
「どんなもの?」
「実験台。主に触手の攻撃バリエーションを増やすための」
「触手って……あれの?」
クチャクチャ、コネコネ。(ミンチにしたクマ肉をハンバーグ中)
「安心しろ。そんなことしない」
「ほっ。ならば、それでいいですわ。抵抗してもよろしいという条件付きですが」
「おけ。外にいこうぜ」
ハンバーグを水魔法で、水中の冷凍庫にして保存。先に出たアーゼを追いかけて外に出た。
「……あれ? お前って水魔法の適正がなかったような」
「その答えはアーゼが受ける実験にある」
というわけで実験開始。アーゼとのゴング鳴り、ラウンドワンが展開された。
「えっ、ちょ、なんですのこれ!?」
「きゃっ。どこを触って……! って力がぬ、抜けていく!?」
「や、やめて! これ以上は無理! 無理だからぁ! ら、らめぇえェェェェェ!」
※R18ではございません。
実験を終えたオレはアーゼを担いで家に戻った。ガルマーダは顔をひきつらせて、ものすごく同情的な視線をアーゼに向けていた。
「お前……よくもまあ、こんな非人道的なことを」
「好奇心が成せる技なり」
最終的にアーゼに受けてもらったのは、コチョコチョである。おかげで様で劣情的な姿の美少女が息を荒くして、ソファーでグロッキーである。
「せめて相手を思いやってくれ」
「だが断る」
「ひでぇ……」と呆れられた。まあ、反省していないので気にしない。
というわけでアーゼよ。
「これからもよろしく頼む」
「がりゅまーだしゃま! わたくし、ギルダーになりましゅわ!」
疲労で呂律が回らない口調でガチ泣きしているアーゼだった。
オイオイ。働かない職業だぜ? 人体実験(物理)。
その夜。例のクマ肉のハンバーグをアーゼに出したら、顔をひきついていた。
おいしーのに、あんまり食べてくれなかったでござる。
「んで、この嬢ちゃんどうするつもりだ? 町まで送れるけど」
ガルマーダがオレにそう聞くと、アーゼは「ここに残れるなら残りたい」と言ってきた。
シラムから追放された彼女はもう頼れるのはオレかガルマーダしかいない。もし、ここじゃないどこかに行こうものなら、アーゼを知っている貴族が彼女を捕らえて性奴隷にされかねないらしい。
「フォーラム家を妬んだ貴族に見つかればゾッとしますわ」
「いらないものを切り捨てるか普通」
「貴族社会は噂で致命的になります。それを嫌ってあの男は切り捨てたのですわ」
父親の名前すら呼ばれない辺り、既にアーゼにとってそいつは赤の他人になったのだろう。
てか、こんな美少女を切り捨てる時点でどうかしている。
オレの場合、メイドにしてでも傍におきたい。
そう言うとぷりぷり怒られた。冗談ですよお嬢様。
「ぶっちゃけ、嬢ちゃんがここにいるメリットはほとんどねぇけどなぁ。こんな魔物だらけの森よりもむしろ、町に行ってくれた方が仕事を紹介できて安心できるのだが……」
「ガルマーダ。アーゼができる仕事とかあんのか?」
「…………。公爵令嬢でできる仕事と言えやぁ、受付……だけじゃね?」
「それも無理だろ。見た目クール系、中身豆腐な令嬢がちゃんとできると思えない」
「トーフじゃないですわ!!」
アーゼが食ってかかってきたがスルー。というか、クレームの応対とかどうするつもりだ。
そう質問するとしばらく思案し、首を傾げた。
「……無視、すればいいんじゃないですの?」
「怒鳴ってくるクレーマは?」
「拳で黙らせる」
「物騒だなオイ!」
いくらうるさいからって殴るのはないでしょ。殴るのは!
というかフォーラム家って何。バイオレンスな一族なの?
「フォーラム家は勇者のパーティからの武道家ですわ。それから貴族となり、あらゆる戦果と領地開拓を経て、公爵まで上り詰めたのですわ。初代から伝わっている『鬱陶しいならぶん殴れ』という教えが代々伝えられているのですわ」
「えっ。何その危ない思想。何もかも暴力で解決とか、マジ脳筋ですけど」
「あなた、あとで腹パンですわ。とにかく、わたくしの家系は代々伝わっている教えに従っているだけですわ!」
「お父さんはそんなの子に育てた覚えがないぞ!」
「安心してください。あの男は婿養子。本来ならばお母様こそが正統な後継者ですのよ」
ナチュラルにスルーされた挙げ句にガッデム。
パピーが単なる腰巾着だと発覚。
というか、男強しの社会とガルマーダは言っていたのにも関わらず、アーゼママが本来のボスだったとは予想外。
「これでイメージが固まった。アーゼママは勝ち気なお姉さま、裏社会の女首領だな」
「あら。お母様は儚げな美人ですわよ。髪の色と違って大人しい淑女ですわ」
「マジでか。一度会って、おたくの子育てについてお話をしたかった」
とにもかくにも、
「そんな解決策では受付なんてできやしやねぃ。ウェイトレスもアウトになりそう」
「接客がアウトとなりゃあ、工務系か?」
「ガテン系ならアーゼにもできそう。ほら、脳筋だし」
ズドォンッ!!(腹パンされた音)
「ぐ、ぉ……マジ効いた。軽くじゃなくてガチで効いた!」
「わたくしの一撃に耐えうるなんて……。木をもへし折るほどの威力ですのに!?」
「そんなもんを人の身体に与えるな!」
ガルマーダにやられた初代熊吉さん以来の一撃かもしれない。結構、効いた。
「ガテン系ってヤツもいけるかもしれねーが、どうも嬢ちゃんが嫌そうだしなぁ」
「当たり前ですわ。汗臭くなるようなものは御免被りますわ」
「だとしたら後は……うちで給仕とか?」
「元公爵令嬢ができると思いまして? 冗談じゃないですわ」
「だよなぁ」と苦笑するガルマーダ。それならばオレが提案する職業を紹介してやるか。
「どんなもの?」
「実験台。主に触手の攻撃バリエーションを増やすための」
「触手って……あれの?」
クチャクチャ、コネコネ。(ミンチにしたクマ肉をハンバーグ中)
「安心しろ。そんなことしない」
「ほっ。ならば、それでいいですわ。抵抗してもよろしいという条件付きですが」
「おけ。外にいこうぜ」
ハンバーグを水魔法で、水中の冷凍庫にして保存。先に出たアーゼを追いかけて外に出た。
「……あれ? お前って水魔法の適正がなかったような」
「その答えはアーゼが受ける実験にある」
というわけで実験開始。アーゼとのゴング鳴り、ラウンドワンが展開された。
「えっ、ちょ、なんですのこれ!?」
「きゃっ。どこを触って……! って力がぬ、抜けていく!?」
「や、やめて! これ以上は無理! 無理だからぁ! ら、らめぇえェェェェェ!」
※R18ではございません。
実験を終えたオレはアーゼを担いで家に戻った。ガルマーダは顔をひきつらせて、ものすごく同情的な視線をアーゼに向けていた。
「お前……よくもまあ、こんな非人道的なことを」
「好奇心が成せる技なり」
最終的にアーゼに受けてもらったのは、コチョコチョである。おかげで様で劣情的な姿の美少女が息を荒くして、ソファーでグロッキーである。
「せめて相手を思いやってくれ」
「だが断る」
「ひでぇ……」と呆れられた。まあ、反省していないので気にしない。
というわけでアーゼよ。
「これからもよろしく頼む」
「がりゅまーだしゃま! わたくし、ギルダーになりましゅわ!」
疲労で呂律が回らない口調でガチ泣きしているアーゼだった。
オイオイ。働かない職業だぜ? 人体実験(物理)。
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