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第192話 消される記憶
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これは西暦9980年のはるか未来のお話し。
この時代に召喚されたマインは、衝撃の事実を知る。
なんとマイは、十回もこの時代に召喚されていた。
マインも過去のマイとは、面識があるらしい。
しかしその記憶は不確かだった。
再召喚の際、前の召喚者に対する記憶は、薄れるらしい。
しかし、完全に消え去るわけではない。
以前のマイを忘れたと言う事は、それほど以前のマイの事を、思ってなかったのだろう。
対してマインは、不安になる。
自分が再召喚された際、今の自分の事を、誰が憶えていてくれるのかを。
そんなマインは知らない。
マインの魂は再召喚不可能である事を。
そしてマイの十回の召喚。
これは同一人物の魂を十回召喚したのか、それとも別人の魂を十回召喚したのか。
マインは知らない。
「マイン、僕。」
前回マインをメディカルルームに引きずり込んだマイ。
「うわーん。」
マイはマインに抱きつき、そのまま泣きだした。
「ちょっとマイ、どうしたのよ。」
前回マインも泣いていた。
マインもマイを見て、泣きだしそうになったが、先をこされては、泣くに泣けない。
「落ち着いて、ね、マイ。落ち着いて、ね。」
「マイン、僕。」
マインはマイをなだめるが、マイは言葉にならない。
「何か言われたの、あいつらに。」
マイはマインの言葉に、少しハッとする。
「うん。」
マイは少し間をおいて、うなずく。
泣きやんだマイは、抱きついたマインから離れる。
「詳しく話してみて。」
マインがベッドに腰掛けると、その隣りにマイも座る。
「マイン、僕、今までにも、何度も、召喚されてるんだって。」
泣きやんだマイは、聞かされた真実をマインに告げる。
「そうなの。」
それはマインも既に知っている事なので、マインはそれほど驚かない。
「僕、また死んだら、みんなの事忘れちゃうんだ。」
マイは悲しみに顔をゆがめ、なんとか言葉をしぼりだす。
「忘れたくないよ、マインの事。」
マイはマインの肩によりかかり、目を閉じる。
マイの瞳からは、我慢しきれなかった涙が零れ落ちる。
「大丈夫。私は忘れたりしないから。」
マインはマイの頭を優しくなでる。
「嘘よ。」
瞳を開け、マイはつぶやく。
「僕が死んだら、みんなの記憶も消されるって、アイが言ってた。」
「あいつらの言う事、信じちゃ駄目よ。」
「でもマインだって、以前の僕の事、憶えてないんでしょ。」
「それは。」
マインは言葉につまる。
マインには、自分をマインお姉ちゃんと呼んだマイの記憶がある。
しかし、もうひとりのマイの記憶はない。
マインは、過去にふたりのマイと面識があるはずなのだ。
それにマインお姉ちゃんと呼んだマイの事は、つい先ほど思い出したばかり。
今までずっと、忘れていたのだ。
だからマインは、マイに何て言うべきなのか、言葉が見つからなかった。
「ほらやっぱり。」
答えられないマインを横目に、マイはつぶやく。
「ごめんなさい。」
マインは謝る事しか出来なかった。
記憶にある少年のマイについて、言えなかった。
「アイがね、僕が信じるためにって、以前の僕の記憶をダウンロードしてきたんだ。」
「どんな記憶なの。」
話題を変えたマイだが、そのまま黙りこむ。
「どうしたの、話してみてよ、マイ。」
マインは優しくうながす。
「あんなの、嘘の記憶だよ。」
「言ってくれなくちゃ、分からないじゃない。」
マイは瞳を閉じたまま震えだす。
「落ち着いて、マイ。
無理しなくていいけど、ちゃんと話して。」
マインはマイの背中を優しくさする。
「マインお姉ちゃん。」
「え?」
マイはなんとか声をしぼりだす。
「マインの事、マインお姉ちゃんって言ってた。」
マイはうっすらと瞳を開き、つぶやく。
「そうなんだ。」
それはマインの記憶に合致する。
あの少年が再召喚されたのが、今のマイなのだろう。
マインは確信するのだが、マイは違った。
「アイが嘘の記憶をダウンロードしてくるなんて、思わなかった。」
「え、なんで嘘なの。」
真実を確信したマインには、マイの言葉の意味が分からない。
「だってマインお姉ちゃん、マインより美人だった!」
マイのこの言葉に、マインは返す言葉が出ない。
「マインお姉ちゃん、マインより凛々しかった。」
言葉の出ないマインを無視して、マイは続ける。
「マインお姉ちゃん、マインより綺麗だった。
マインお姉ちゃん、マインよりかっこよかった。
マインお姉ちゃん、マインより素敵だった。
マインお姉ちゃん、」
マイの瞳から涙が溢れ出し、マイはこれ以上続ける事が出来なかった。
「それ、私でしょ。」
マインはマイの頭をなでる手に、力を込める。
「べ、別人だよ。って、ちょっと痛いよ。」
マイは力を込めて頭をなでるマインの手を、両手でとめる。
「ああもう!」
マインはベッドに座ってる状態から、立ち上がり、マイを見おろす。
「小さな少年の視線で見れば、憧れのお姉ちゃんなんじゃないの?」
「で、でも。」
マインを見あげるマイ。
マインの言う事が、分かりそうで分からない。
「それに、私の事好きだったんじゃないの?」
マインは少年マイの事を言うのだが、マイは勘違い。
「そ、そんな、マインの事が好きだなんて。
僕達、女同士でしょ、きゃ。」
マイは真っ赤にした顔を両手でおおう。
「きゃじゃねーよ。」
マインも思わずつぶやく。
「マインお姉ちゃんを助けられて、僕は嬉しい、よ。」
「え?」
マインのつぶやきに、マイは顔を覆う両手を下げる。
「あの時あなたは、私を凶弾からかばってくれた。」
マイは顔をあげ、マインを見上げる。
「まったく、あなた数秒先の危機が分かるのなら、自分を助けなさい。」
「そ、そんな。」
マインの言葉は、マイにダウンロードされた記憶と一致する。
「あ、あの時、どさくさにまぎれて、私の胸もんだでしょ。
ちゃんと覚えてるんだからね。」
「違う!」
咄嗟に反論するマイ。
その時マイには、マインが美しく見えた。
「マインお姉ちゃん、なの?」
マイはマインに見惚れる。
「ええ、マインお姉ちゃんよ。あの時はありがとう、マイ。」
マインはにっこりほほえむ。
「マインお姉ちゃんー。」
マイは泣きだし、マインに抱きつこうとする。
ふたりが再び触れ合う寸前、メディカルルームにアイとミサが乱入。
それぞれのパートナーをベッドに押し倒し、左手を額にかざす。
「なんのまねよ、ミサ。」
「分かってるだろ、そんな事。」
「マインお姉ちゃん、助けて!」
今の状況を理解するマインとミサのペアと違い、マイは記憶を混濁させたままだった。
「マインお姉ちゃん!」
「マイ!」
パシっ。
アイは左手でマイのほほをはたく。
「アイ?」
正気に戻ったマイは、涙をためたアイを見る。
しかしマイの視界は、アイの左手で遮られる。
「マイ、こいつらの言いなりに、なっちゃダメー。」
マインは左に顔を向け、左手を伸ばす。
しかしマインの顔は、ミサが右手で正面に戻す。
「マイン?マイン!」
マイも右手を伸ばす。マイの顔は、アイの右手ですでに固定されている。
お互い手探りで手を伸ばし、その手をがっちり握り合った時、ふたりは気を失った。
「ふう、こんな事になるなら、記憶のダウンロードなんて、しなけりゃ良かったんじゃないか。」
ミサはアイに向かってつぶやく。
「あら、マインも記憶を取り戻してた事が分かったのよ。
やってよかったわよ。」
ほほえむアイだが、その瞳には涙がにじむ。
「それはそうだが。
やっぱりマスターに会ったのが、まずかったな。」
「まったく、マイの魂の拒絶といい、とんだ寄り道になったわ。」
「と言う事は、マスターと出会った頃からでいいよな。」
「ええ、記憶の消去は、その辺りからしましょう。」
この時代に召喚されたマインは、衝撃の事実を知る。
なんとマイは、十回もこの時代に召喚されていた。
マインも過去のマイとは、面識があるらしい。
しかしその記憶は不確かだった。
再召喚の際、前の召喚者に対する記憶は、薄れるらしい。
しかし、完全に消え去るわけではない。
以前のマイを忘れたと言う事は、それほど以前のマイの事を、思ってなかったのだろう。
対してマインは、不安になる。
自分が再召喚された際、今の自分の事を、誰が憶えていてくれるのかを。
そんなマインは知らない。
マインの魂は再召喚不可能である事を。
そしてマイの十回の召喚。
これは同一人物の魂を十回召喚したのか、それとも別人の魂を十回召喚したのか。
マインは知らない。
「マイン、僕。」
前回マインをメディカルルームに引きずり込んだマイ。
「うわーん。」
マイはマインに抱きつき、そのまま泣きだした。
「ちょっとマイ、どうしたのよ。」
前回マインも泣いていた。
マインもマイを見て、泣きだしそうになったが、先をこされては、泣くに泣けない。
「落ち着いて、ね、マイ。落ち着いて、ね。」
「マイン、僕。」
マインはマイをなだめるが、マイは言葉にならない。
「何か言われたの、あいつらに。」
マイはマインの言葉に、少しハッとする。
「うん。」
マイは少し間をおいて、うなずく。
泣きやんだマイは、抱きついたマインから離れる。
「詳しく話してみて。」
マインがベッドに腰掛けると、その隣りにマイも座る。
「マイン、僕、今までにも、何度も、召喚されてるんだって。」
泣きやんだマイは、聞かされた真実をマインに告げる。
「そうなの。」
それはマインも既に知っている事なので、マインはそれほど驚かない。
「僕、また死んだら、みんなの事忘れちゃうんだ。」
マイは悲しみに顔をゆがめ、なんとか言葉をしぼりだす。
「忘れたくないよ、マインの事。」
マイはマインの肩によりかかり、目を閉じる。
マイの瞳からは、我慢しきれなかった涙が零れ落ちる。
「大丈夫。私は忘れたりしないから。」
マインはマイの頭を優しくなでる。
「嘘よ。」
瞳を開け、マイはつぶやく。
「僕が死んだら、みんなの記憶も消されるって、アイが言ってた。」
「あいつらの言う事、信じちゃ駄目よ。」
「でもマインだって、以前の僕の事、憶えてないんでしょ。」
「それは。」
マインは言葉につまる。
マインには、自分をマインお姉ちゃんと呼んだマイの記憶がある。
しかし、もうひとりのマイの記憶はない。
マインは、過去にふたりのマイと面識があるはずなのだ。
それにマインお姉ちゃんと呼んだマイの事は、つい先ほど思い出したばかり。
今までずっと、忘れていたのだ。
だからマインは、マイに何て言うべきなのか、言葉が見つからなかった。
「ほらやっぱり。」
答えられないマインを横目に、マイはつぶやく。
「ごめんなさい。」
マインは謝る事しか出来なかった。
記憶にある少年のマイについて、言えなかった。
「アイがね、僕が信じるためにって、以前の僕の記憶をダウンロードしてきたんだ。」
「どんな記憶なの。」
話題を変えたマイだが、そのまま黙りこむ。
「どうしたの、話してみてよ、マイ。」
マインは優しくうながす。
「あんなの、嘘の記憶だよ。」
「言ってくれなくちゃ、分からないじゃない。」
マイは瞳を閉じたまま震えだす。
「落ち着いて、マイ。
無理しなくていいけど、ちゃんと話して。」
マインはマイの背中を優しくさする。
「マインお姉ちゃん。」
「え?」
マイはなんとか声をしぼりだす。
「マインの事、マインお姉ちゃんって言ってた。」
マイはうっすらと瞳を開き、つぶやく。
「そうなんだ。」
それはマインの記憶に合致する。
あの少年が再召喚されたのが、今のマイなのだろう。
マインは確信するのだが、マイは違った。
「アイが嘘の記憶をダウンロードしてくるなんて、思わなかった。」
「え、なんで嘘なの。」
真実を確信したマインには、マイの言葉の意味が分からない。
「だってマインお姉ちゃん、マインより美人だった!」
マイのこの言葉に、マインは返す言葉が出ない。
「マインお姉ちゃん、マインより凛々しかった。」
言葉の出ないマインを無視して、マイは続ける。
「マインお姉ちゃん、マインより綺麗だった。
マインお姉ちゃん、マインよりかっこよかった。
マインお姉ちゃん、マインより素敵だった。
マインお姉ちゃん、」
マイの瞳から涙が溢れ出し、マイはこれ以上続ける事が出来なかった。
「それ、私でしょ。」
マインはマイの頭をなでる手に、力を込める。
「べ、別人だよ。って、ちょっと痛いよ。」
マイは力を込めて頭をなでるマインの手を、両手でとめる。
「ああもう!」
マインはベッドに座ってる状態から、立ち上がり、マイを見おろす。
「小さな少年の視線で見れば、憧れのお姉ちゃんなんじゃないの?」
「で、でも。」
マインを見あげるマイ。
マインの言う事が、分かりそうで分からない。
「それに、私の事好きだったんじゃないの?」
マインは少年マイの事を言うのだが、マイは勘違い。
「そ、そんな、マインの事が好きだなんて。
僕達、女同士でしょ、きゃ。」
マイは真っ赤にした顔を両手でおおう。
「きゃじゃねーよ。」
マインも思わずつぶやく。
「マインお姉ちゃんを助けられて、僕は嬉しい、よ。」
「え?」
マインのつぶやきに、マイは顔を覆う両手を下げる。
「あの時あなたは、私を凶弾からかばってくれた。」
マイは顔をあげ、マインを見上げる。
「まったく、あなた数秒先の危機が分かるのなら、自分を助けなさい。」
「そ、そんな。」
マインの言葉は、マイにダウンロードされた記憶と一致する。
「あ、あの時、どさくさにまぎれて、私の胸もんだでしょ。
ちゃんと覚えてるんだからね。」
「違う!」
咄嗟に反論するマイ。
その時マイには、マインが美しく見えた。
「マインお姉ちゃん、なの?」
マイはマインに見惚れる。
「ええ、マインお姉ちゃんよ。あの時はありがとう、マイ。」
マインはにっこりほほえむ。
「マインお姉ちゃんー。」
マイは泣きだし、マインに抱きつこうとする。
ふたりが再び触れ合う寸前、メディカルルームにアイとミサが乱入。
それぞれのパートナーをベッドに押し倒し、左手を額にかざす。
「なんのまねよ、ミサ。」
「分かってるだろ、そんな事。」
「マインお姉ちゃん、助けて!」
今の状況を理解するマインとミサのペアと違い、マイは記憶を混濁させたままだった。
「マインお姉ちゃん!」
「マイ!」
パシっ。
アイは左手でマイのほほをはたく。
「アイ?」
正気に戻ったマイは、涙をためたアイを見る。
しかしマイの視界は、アイの左手で遮られる。
「マイ、こいつらの言いなりに、なっちゃダメー。」
マインは左に顔を向け、左手を伸ばす。
しかしマインの顔は、ミサが右手で正面に戻す。
「マイン?マイン!」
マイも右手を伸ばす。マイの顔は、アイの右手ですでに固定されている。
お互い手探りで手を伸ばし、その手をがっちり握り合った時、ふたりは気を失った。
「ふう、こんな事になるなら、記憶のダウンロードなんて、しなけりゃ良かったんじゃないか。」
ミサはアイに向かってつぶやく。
「あら、マインも記憶を取り戻してた事が分かったのよ。
やってよかったわよ。」
ほほえむアイだが、その瞳には涙がにじむ。
「それはそうだが。
やっぱりマスターに会ったのが、まずかったな。」
「まったく、マイの魂の拒絶といい、とんだ寄り道になったわ。」
「と言う事は、マスターと出会った頃からでいいよな。」
「ええ、記憶の消去は、その辺りからしましょう。」
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