168 / 215
地球へ
第168話 カードバトルはやるよりアニメを見る方が楽しい
しおりを挟む
これは西暦9980年のはるか未来のお話し。
北部戦線の激戦が終わった。
それは同時に、レギュラーメンバーの削減につながった。
見知った仲間がいなくなり、おちこむマイ。
そしてPVも減って、おちこむ作者。
この作品がちょっとは気になって、一気見してくださった層も、あらかた一気見し終わったのだろう。
新たな作品を構想するも、この作品は、まだ終わらない。
なのにネタは尽きる。
部屋の片隅で、こたつに入るナコとアイツウ。
マイは気になった。
「ねえ、なんでこたつなんかあるのよ。」
マイはこの点を、アイに問いただす。
「へー、あれ、こたつって言うんだ。」
アイからは、マイの望まない答えが返ってくる。
「そうじゃなくて!」
マイも咄嗟に反論するが、その先が続かない。
「そうじゃなくて、えと、」
対してアイは、作り笑顔で首をかしげる。
「な、なんでこたつがあるのよ。」
マイが聞きたいのは、この一点。
そう思う理由も説明しなければ、アイには答えようがないらしい。
マイは、それをうまく言葉に出来ない。
アイは相変わらず、作り笑顔で首をかしげたままだ。
しかし、マイが額にまいた、はちまきに仕込まれたチップによって、マイの思考はアイに伝わっているはずだ。
なのにしらばっくれるアイに、マイは少し激おこだ。
「だから!この時代には、僕の国は滅んでるんでしょ!
なんでこたつがあるのよ!」
マイは思わずどなる。
そう、西暦2020年頃からこの時代に召喚されたマイ。
しかしマイの出身国は、その頃から存在が不確かで、西暦3000年には、完全に滅んだとされている。
そんな国のこたつと言う物が、なぜこの時代にあるのだろう。
「あら、いい物は国の滅亡とか関係なく、存在し続けるものよ?」
アイは相変わらずの作り笑顔で、そう答える。
「へー、僕の時代でも、ほとんど見られなくなってたのに?」
マイは聞き返す。
アイは作り笑顔のまま、冷や汗たらたらだ。
「アイ、何か隠してるでしょ。」
「ぎく。」
マイの言葉に、アイの冷や汗が増える。
そんなアイを見て、マイは逆に冷静になれた。
「ま、どうせ禁則事項とかって、言うんでしょ。」
この作品に於いて、めんどくさい説明は、そのひと言で済ませられる。
本来の意味は、その召喚者が知り得ない時代の知識について、なのだが、こういう物は、何かと拡大解釈されるものだ。
「そう言う訳では、ないのですが。」
アイにとって、マイに理解させる説明が出来なくて、戸惑ってるだけだった。
「それより、気になるのは、」
こたつ云々で文字数を食ったが、マイが本当に気になってたのは、別にあった。
ナコとアイツウは、こたつの天板を裏返してた。
こたつの天板を裏返してやる事といえば、麻雀が鉄板だ。
しかしナコもアイツウもサポートAI。
牌をじゃらじゃらした時、全ての牌を覚える事が可能。
どこにどの牌があるかも解るので、勝負にならない。
だからふたりは、麻雀ではなく他の事をしていた。
横に五マスのマス目が縦に二段ある専用シートを、天板の上に敷いている。
このマス目は、ふたりの近くにそれぞれあって、ふたりが右手を伸ばした所には、40枚ほどのカードが置かれている。
そして、左手には4枚のカードを持っている。
「私の先攻、ドロー!」
アイツウは右手を伸ばした先の山札の上から、一枚カードを引く。
「このカードは、場にモンスターが居ない時、手札から特殊召喚出来る!」
アイツウはカードを一枚、場に出した。
それにナコが呼応して、カードを一枚、場に出した。
「相手がレベル6以下のモンスターの特殊召喚に成功した時、手札からこのカードを特殊召喚出来る!」
「でも、私の特殊召喚は成功ね。」
アイツウは山札を掴むと、中から一枚のカードを取り出し、山札をシャッフルして元に戻す。
「このカードの特殊召喚に成功した時、同名カードを山札から特殊召喚出来る!」
アイツウは今山札から取り出したカードを、場に出す。
「二体のレベル5モンスターで、オーバーレイネットワークを…」
「あれは、何かな?」
そんなふたりを見て、マイはなぜか怒りがこみ上げてくる。
「何かしら?」
聞かれたアイは、すっとぼける。
「僕の記憶、漁ったんじゃないの?」
「えと、それは。」
アイは言い淀む。
厳密に言えば違うのだが、そうとも言いきれない。
「やめてよ!僕の記憶、勝手に漁らないでよ!」
マイははちまきを外して、床に叩きつける。
「ち、違うのよ、マイ。」
アイは慌ててはちまきを拾う。
そしてマイの額に巻きつける。
「やーめーてーよ!」
マイは抵抗するが、相手はサポートAI、力の差がありすぎた。
再び額に巻かれたはちまきを、マイは外そうとする。
「マイ!」
そんなマイのほほを、アイが殴る。
「な、殴ったね。親にしか殴られた事ないのに!」
マイは殴られた左頬をおさえ、涙目でアイをにらむ。
アイはため息をつく。
「マイ、ちゃんと説明するから、落ちつきなさい。」
アイは左手の人差し指で、自分の額をトントン叩く。
「ちゃんと理解してくれるか、不安なのよね。」
アイは思わず本音をもらす。
「ちゃ、ちゃんと理解するよ。」
マイはふてくされたままだ。
この世界には、その時代を記憶した次元空間が存在する。
いわゆるレコード次元という存在だ。
その次元空間から、その時代の情報を引き出す事が可能。
しかしこの次元空間は、やみくもに漁っても、何も見つからない。
確かな指標となる存在が必要だった。
そう、マイを召喚する事で、マイの時代を記憶した次元空間の座標が鮮明になった。
この時代の事なら、マイが知らなかった事も、サルベージ可能。
探る事の出来る区間は、マイの存在した時代の、前後千年が可能になった。
「なるほどね。」
マイはぼんやりとつぶやく。
アイは、本当に分かってくれたのか、少し不安だ。
「通りで、僕の知らない事をやってる訳だ。」
マイは、ナコとアイツウに視線を向ける。
「トラップ発動!
相手の攻撃を無効とし、攻撃カードを破壊する!
さらに、相手は攻撃力分のダメージを受ける!」
丁度ナコが、伏せカードをめくったところだった。
さらにアイツウも、伏せカードをめくる。
「こちらも、トラップ発動!
相手のトラップの発動を無効にして、発動させたカードを破壊する!」
「あら、残念。」
ナコはもう一枚、伏せカードをめくる。
それはアイツウのトラップカードと同名カードだった。
マイは、ふたりがやってるカードゲームは知っている。
だけど、ふたりが今使ってるカードの事とか、詳しい事は知らなかった。
これが、マイの時代のレコード次元から取り出した情報って事だろう。
だけどマイには、分からない事があった。
「なんでモンスターのソリットビジョンが出ないの?」
「え?出るわけないじゃん。」
立体映像を実体化させる技術のあるこの時代でも、カードゲームの絵柄の立体映像化は、出来なかった。
もしカード次元から攻められた時、こちらはシッティングデュエルで対応しなければならない。
北部戦線の激戦が終わった。
それは同時に、レギュラーメンバーの削減につながった。
見知った仲間がいなくなり、おちこむマイ。
そしてPVも減って、おちこむ作者。
この作品がちょっとは気になって、一気見してくださった層も、あらかた一気見し終わったのだろう。
新たな作品を構想するも、この作品は、まだ終わらない。
なのにネタは尽きる。
部屋の片隅で、こたつに入るナコとアイツウ。
マイは気になった。
「ねえ、なんでこたつなんかあるのよ。」
マイはこの点を、アイに問いただす。
「へー、あれ、こたつって言うんだ。」
アイからは、マイの望まない答えが返ってくる。
「そうじゃなくて!」
マイも咄嗟に反論するが、その先が続かない。
「そうじゃなくて、えと、」
対してアイは、作り笑顔で首をかしげる。
「な、なんでこたつがあるのよ。」
マイが聞きたいのは、この一点。
そう思う理由も説明しなければ、アイには答えようがないらしい。
マイは、それをうまく言葉に出来ない。
アイは相変わらず、作り笑顔で首をかしげたままだ。
しかし、マイが額にまいた、はちまきに仕込まれたチップによって、マイの思考はアイに伝わっているはずだ。
なのにしらばっくれるアイに、マイは少し激おこだ。
「だから!この時代には、僕の国は滅んでるんでしょ!
なんでこたつがあるのよ!」
マイは思わずどなる。
そう、西暦2020年頃からこの時代に召喚されたマイ。
しかしマイの出身国は、その頃から存在が不確かで、西暦3000年には、完全に滅んだとされている。
そんな国のこたつと言う物が、なぜこの時代にあるのだろう。
「あら、いい物は国の滅亡とか関係なく、存在し続けるものよ?」
アイは相変わらずの作り笑顔で、そう答える。
「へー、僕の時代でも、ほとんど見られなくなってたのに?」
マイは聞き返す。
アイは作り笑顔のまま、冷や汗たらたらだ。
「アイ、何か隠してるでしょ。」
「ぎく。」
マイの言葉に、アイの冷や汗が増える。
そんなアイを見て、マイは逆に冷静になれた。
「ま、どうせ禁則事項とかって、言うんでしょ。」
この作品に於いて、めんどくさい説明は、そのひと言で済ませられる。
本来の意味は、その召喚者が知り得ない時代の知識について、なのだが、こういう物は、何かと拡大解釈されるものだ。
「そう言う訳では、ないのですが。」
アイにとって、マイに理解させる説明が出来なくて、戸惑ってるだけだった。
「それより、気になるのは、」
こたつ云々で文字数を食ったが、マイが本当に気になってたのは、別にあった。
ナコとアイツウは、こたつの天板を裏返してた。
こたつの天板を裏返してやる事といえば、麻雀が鉄板だ。
しかしナコもアイツウもサポートAI。
牌をじゃらじゃらした時、全ての牌を覚える事が可能。
どこにどの牌があるかも解るので、勝負にならない。
だからふたりは、麻雀ではなく他の事をしていた。
横に五マスのマス目が縦に二段ある専用シートを、天板の上に敷いている。
このマス目は、ふたりの近くにそれぞれあって、ふたりが右手を伸ばした所には、40枚ほどのカードが置かれている。
そして、左手には4枚のカードを持っている。
「私の先攻、ドロー!」
アイツウは右手を伸ばした先の山札の上から、一枚カードを引く。
「このカードは、場にモンスターが居ない時、手札から特殊召喚出来る!」
アイツウはカードを一枚、場に出した。
それにナコが呼応して、カードを一枚、場に出した。
「相手がレベル6以下のモンスターの特殊召喚に成功した時、手札からこのカードを特殊召喚出来る!」
「でも、私の特殊召喚は成功ね。」
アイツウは山札を掴むと、中から一枚のカードを取り出し、山札をシャッフルして元に戻す。
「このカードの特殊召喚に成功した時、同名カードを山札から特殊召喚出来る!」
アイツウは今山札から取り出したカードを、場に出す。
「二体のレベル5モンスターで、オーバーレイネットワークを…」
「あれは、何かな?」
そんなふたりを見て、マイはなぜか怒りがこみ上げてくる。
「何かしら?」
聞かれたアイは、すっとぼける。
「僕の記憶、漁ったんじゃないの?」
「えと、それは。」
アイは言い淀む。
厳密に言えば違うのだが、そうとも言いきれない。
「やめてよ!僕の記憶、勝手に漁らないでよ!」
マイははちまきを外して、床に叩きつける。
「ち、違うのよ、マイ。」
アイは慌ててはちまきを拾う。
そしてマイの額に巻きつける。
「やーめーてーよ!」
マイは抵抗するが、相手はサポートAI、力の差がありすぎた。
再び額に巻かれたはちまきを、マイは外そうとする。
「マイ!」
そんなマイのほほを、アイが殴る。
「な、殴ったね。親にしか殴られた事ないのに!」
マイは殴られた左頬をおさえ、涙目でアイをにらむ。
アイはため息をつく。
「マイ、ちゃんと説明するから、落ちつきなさい。」
アイは左手の人差し指で、自分の額をトントン叩く。
「ちゃんと理解してくれるか、不安なのよね。」
アイは思わず本音をもらす。
「ちゃ、ちゃんと理解するよ。」
マイはふてくされたままだ。
この世界には、その時代を記憶した次元空間が存在する。
いわゆるレコード次元という存在だ。
その次元空間から、その時代の情報を引き出す事が可能。
しかしこの次元空間は、やみくもに漁っても、何も見つからない。
確かな指標となる存在が必要だった。
そう、マイを召喚する事で、マイの時代を記憶した次元空間の座標が鮮明になった。
この時代の事なら、マイが知らなかった事も、サルベージ可能。
探る事の出来る区間は、マイの存在した時代の、前後千年が可能になった。
「なるほどね。」
マイはぼんやりとつぶやく。
アイは、本当に分かってくれたのか、少し不安だ。
「通りで、僕の知らない事をやってる訳だ。」
マイは、ナコとアイツウに視線を向ける。
「トラップ発動!
相手の攻撃を無効とし、攻撃カードを破壊する!
さらに、相手は攻撃力分のダメージを受ける!」
丁度ナコが、伏せカードをめくったところだった。
さらにアイツウも、伏せカードをめくる。
「こちらも、トラップ発動!
相手のトラップの発動を無効にして、発動させたカードを破壊する!」
「あら、残念。」
ナコはもう一枚、伏せカードをめくる。
それはアイツウのトラップカードと同名カードだった。
マイは、ふたりがやってるカードゲームは知っている。
だけど、ふたりが今使ってるカードの事とか、詳しい事は知らなかった。
これが、マイの時代のレコード次元から取り出した情報って事だろう。
だけどマイには、分からない事があった。
「なんでモンスターのソリットビジョンが出ないの?」
「え?出るわけないじゃん。」
立体映像を実体化させる技術のあるこの時代でも、カードゲームの絵柄の立体映像化は、出来なかった。
もしカード次元から攻められた時、こちらはシッティングデュエルで対応しなければならない。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。

忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
宇宙打撃空母クリシュナ ――異次元星域の傭兵軍師――
黒鯛の刺身♪
SF
半機械化生命体であるバイオロイド戦闘員のカーヴは、科学の進んだ未来にて作られる。
彼の乗る亜光速戦闘機は撃墜され、とある惑星に不時着。
救助を待つために深い眠りにつく。
しかし、カーヴが目覚めた世界は、地球がある宇宙とは整合性の取れない別次元の宇宙だった。
カーヴを助けた少女の名はセーラ。
戦い慣れたカーヴは日雇いの軍師として彼女に雇われる。
カーヴは少女を助け、侵略国家であるマーダ連邦との戦いに身を投じていく。
――時に宇宙暦880年
銀河は再び熱い戦いの幕を開けた。
◆DATE
艦名◇クリシュナ
兵装◇艦首固定式25cmビーム砲32門。
砲塔型36cm連装レールガン3基。
収納型兵装ハードポイント4基。
電磁カタパルト2基。
搭載◇亜光速戦闘機12機(内、補用4機)
高機動戦車4台他
全長◇300m
全幅◇76m
(以上、10話時点)
表紙画像の原作はこたかん様です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
アトラス
レオパッド
SF
明治初頭。日本に現れた謎の生物『異獣』の登場は
その後、数百年の間に世界を大きく変えた。生態系は既存の生物の多くが絶滅し、陸も空も海も、異獣が繁栄を極めた。
異獣という脅威に対し、人類は異能の力を行使する者『クリエイター』を生み出すことで、なんとか生存することを許されていた……。
しかし、クリエイターでも苦戦する異獣の突然変異種が出現。新たな混乱の時代を迎えようとしていた
人類の前に敵か味方か……異獣ならざる者たちが降臨する。

Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる