150 / 215
異次元からの侵略者
第150話 ロボットをどうやって操縦してるかは、気にするな
しおりを挟む
これは西暦9980年のはるか未来のお話し。
超高次元空間にいる神武七龍神ブルードラゴンのミズキと、北部戦線で暴れているブルードラゴン。
暴れるブルードラゴンを止めるには、ミズキを説得しても意味のない事だった。
本当に止めたいのなら、超高次元空間のミズキを倒すしかない。
マイもその事に気がついた時、ミズキはその姿を龍神騎に変える。
それは神武七龍神が理性を持って戦う姿。
メカメカしい機体は、どこか神々しく、気品に満ちあふれていた。
龍神騎に姿を変えたブルードラゴンの右側に、背丈ほどの槍が出現する。
龍神騎が右手でその槍を掴むと、そのままオメガクロスに襲いかかる!
「くっ。」
オメガクロスは上昇して龍神騎の攻撃をかわす。
オメガクロスの操縦は、マイの思考で自在に操れる。
ユアとメドーラは、マイの死角に注意を払い、その情報はマイと共有出来る。
即座にオメガクロスを動かせたマイは、理解する。
このオメガクロスに足りないものを。
それは、サポートAIの存在。
サポートAIの干渉も、今いる超高次元空間には及ばない。
サポートAIの収まるその部分が、ぽっかり穴が空いてるように、マイは感じる。
実際、立体映像を投影して、そこに質量持たせる事で実体化させて作り出す武器は、使用不能である。
大きな長方形っぽい盾、ビームライフル、ビームサーベル。
これらの武器は、サポートAIの手助けで、投影される。
つまり、今は使用不能。
今使える武器は、額にあるバルカン砲、腹部に内蔵されたミサイル二発、腰の右側に装着された、ソーサラーボム。
そして両脚のふくらはぎの後ろに装着された、二本のナイフだけである。
これらの武器は、合体する前の戦闘機のどこにあったのかは、不明。
つか、不毛な議論である。
元々、戦闘機の容積を無視した合体である。
原子レベルまで破壊されても、元に戻るような戦闘機だ。
合体に即して、形状を変えてるのだろう。
マイは、左右のふくらはぎにあるナイフを、両手に装備する。
「ユア、サポートお願い!」
「よっしゃ、まかせろ!」
ユアの思考が、マイの身体に流れ込む。
ユアの思考をトレースして、マイがオメガクロスを動かす。
ユアがソウルブレイド戦に長けた召喚者である事は、何度も書いている。
つまり、白兵戦はユアの独壇場とも言える。
「ブラッディースクリュー!」
ブルードラゴンの龍神騎が、槍をドリルの様に回転させて突いてくる。
オメガクロスは右側にかわすと、そのまま攻撃に転じる。
しかし、龍神騎は槍を横に薙ぎ払う。
オメガクロスは両手のナイフで、この攻撃を受け止める。
龍神騎はそのまま槍を振り払う。
後方へと吹っ飛ぶオメガクロス。
「ランサーレイン!」
オメガクロスが吹っ飛ぶ最中、龍神騎は槍を上空高く放り投げる。
上空の一点が光るとともに、無数の槍が雨の様に降りそそぐ!
「くっ」
オメガクロスは体勢を整えると、降りそそぐ槍の雨をかわしまくる。
ここで、オメガクロスは判断に迷う。
搭乗する三人の考えが、バラバラだからだ。
メドーラはその場で8の字を描きながらかわす事を考える。
ユアは龍神騎に突っ込む事を考える。
マイは、上空の光る一点を攻撃しようと考える。
基本、オメガクロスを操縦するのはマイだ。
だからマイの考えが優先される。
しかし、ユアとメドーラの思考も同時に、マイの中に入ってくる。
他の対処法もあるのかと、マイは迷う。
オメガクロスは上空を見上げたまま、動きが止まる。
迫り来る槍の一本を、右手のナイフを手放して、咄嗟に掴む。
その槍の勢いに押され、オメガクロスはその場で一回転。
そこから素早く体勢を立て直すと、その槍で降りそそぐ槍を叩き落す。
「うおおお!」
持っている槍を、上空の光る星めがけて投げつける。
槍が光る星を貫くと、槍の雨がやんだ。
オメガクロスは素早く龍神騎の方に向き直る。
「ほう、ランサーレインを無傷で切り抜けるとは、やるな。」
龍神騎は余裕の笑みを浮かべる。
対してオメガクロスはクタクタだ。
龍神騎は右手に持つ槍を振り回す。
右斜め下方に槍先を向け、素振りをやめる。
そしてマイ達に話しかける。
「どうやらそのマシン、面白い操縦方法なんだな。」
龍神騎は、オメガクロスの弱点を見抜く。
「どう言う事?」
マイが聞き返すと、龍神騎は素早く槍を投げつける!
対応するオメガクロスの反応が鈍る。
三人の考える対処法が、バラバラだからだ。
「くっ」
最終的に、左手のナイフで槍を払いのける。
「は、は、は。
そんなザマで我を倒そうとは、片腹痛いわ!」
龍神騎は右手に槍を持って突っ込んでくる。
オメガクロスは上空へと逃げる。
「我を楽しませる事も、出来ぬのか!」
龍神騎はオメガクロスを追いかける。
「ユアお姉さま、マイお姉さまに任せましょう!」
オメガクロスのコックピット内で、メドーラはユアに呼びかける。
「それが、得策のようだな。」
ユアもメドーラの意見に同意する。
自分達の思考が、マイの操縦の邪魔をしてるのは、明確だ。
「ちょ、ちょっと。僕なんかに任せて、それでいいの?」
だけど、マイは戸惑う。
マイはこのふたりには劣ると、自覚してるからだ。
そして白兵戦なら、ユアを頼るべきだ、と思っている。
だけどユアは首を振る。
「この機体を動かしてるのは、マイなんだ。
マイの思うがままに、動かしてみせろ。」
ユアは右手の親指を立てて、ニカッとほほえむ。
「でも。」
それでもマイは、にえくりかえらない。
「マイお姉さま、しっかりして下さい!」
ここでメドーラも、しびれをきらす。
「私とユアお姉さまが、今無事でいられるのも、マイお姉さまのおかげなのですよ。
もっと自信を持って下さい!」
と言われても、マイは自信なさげにうつむいたままだ。
「マイ!」
ユアは、追ってくる龍神騎が槍を投げつけてきた事を、マイに感覚として伝える。
「くっ」
マイはオメガクロスを振り返らさると、額辺りに装備されたバルカン砲を連発。
飛んでくる槍の威力を落とす。
そして目の前に迫った槍を、左手に持ったナイフで叩き落す。
この間、ユアもメドーラも、対処法を考えなかった。
マイが自分の意思で行動した。
オメガクロスが足を止めた事で、龍神騎に追いつかれてしまう。
「くらえ、サウザンドスピアー!」
龍神騎は槍を乱れ突く!
その名の通り、一秒間に千発の突きだ。
「ああああああ!」
マイは、その全ての突きを見切り、かわし続ける!
数秒槍を突きまくった龍神騎は、突くのをやめる。
オメガクロスに見切られてるのに気づいたからだ。
このまま突きまくっても、意味がない。
「サウザンドスピアーを見切るとは、やるじゃねーか。」
龍神騎はマイの健闘を誉める。
「す、凄いですわ、マイお姉さま。」
メドーラもマイを誉める。
だけど、一秒間に千発もの突きをかわしまくった、その機体の中に居たのである。
激しく身体をシェイクされ、メドーラも少し気分が悪い。
「ぐは、ま、マイがやったのか?
あ、あれを無傷で切り抜けるなんて、信じられない。」
ユアもメドーラ同様、少し気分が悪い。
だけどユアには見えていた。
龍神騎の突きが。
だけど、それをかわしきれるかは、正直自信はない。
つか、この速度で操縦しても、しっかり反応してくれるのかと、オメガクロスの性能にも驚く。
「はあ、はあ。」
マイはうつむいて、息をきらす。
その顔をあげると、前方の龍神騎をにらむ。
「分かったよ、メドーラ、ユア。
僕、頑張るよ!」
マイは迷いを振り切り、攻勢に転じる。
超高次元空間にいる神武七龍神ブルードラゴンのミズキと、北部戦線で暴れているブルードラゴン。
暴れるブルードラゴンを止めるには、ミズキを説得しても意味のない事だった。
本当に止めたいのなら、超高次元空間のミズキを倒すしかない。
マイもその事に気がついた時、ミズキはその姿を龍神騎に変える。
それは神武七龍神が理性を持って戦う姿。
メカメカしい機体は、どこか神々しく、気品に満ちあふれていた。
龍神騎に姿を変えたブルードラゴンの右側に、背丈ほどの槍が出現する。
龍神騎が右手でその槍を掴むと、そのままオメガクロスに襲いかかる!
「くっ。」
オメガクロスは上昇して龍神騎の攻撃をかわす。
オメガクロスの操縦は、マイの思考で自在に操れる。
ユアとメドーラは、マイの死角に注意を払い、その情報はマイと共有出来る。
即座にオメガクロスを動かせたマイは、理解する。
このオメガクロスに足りないものを。
それは、サポートAIの存在。
サポートAIの干渉も、今いる超高次元空間には及ばない。
サポートAIの収まるその部分が、ぽっかり穴が空いてるように、マイは感じる。
実際、立体映像を投影して、そこに質量持たせる事で実体化させて作り出す武器は、使用不能である。
大きな長方形っぽい盾、ビームライフル、ビームサーベル。
これらの武器は、サポートAIの手助けで、投影される。
つまり、今は使用不能。
今使える武器は、額にあるバルカン砲、腹部に内蔵されたミサイル二発、腰の右側に装着された、ソーサラーボム。
そして両脚のふくらはぎの後ろに装着された、二本のナイフだけである。
これらの武器は、合体する前の戦闘機のどこにあったのかは、不明。
つか、不毛な議論である。
元々、戦闘機の容積を無視した合体である。
原子レベルまで破壊されても、元に戻るような戦闘機だ。
合体に即して、形状を変えてるのだろう。
マイは、左右のふくらはぎにあるナイフを、両手に装備する。
「ユア、サポートお願い!」
「よっしゃ、まかせろ!」
ユアの思考が、マイの身体に流れ込む。
ユアの思考をトレースして、マイがオメガクロスを動かす。
ユアがソウルブレイド戦に長けた召喚者である事は、何度も書いている。
つまり、白兵戦はユアの独壇場とも言える。
「ブラッディースクリュー!」
ブルードラゴンの龍神騎が、槍をドリルの様に回転させて突いてくる。
オメガクロスは右側にかわすと、そのまま攻撃に転じる。
しかし、龍神騎は槍を横に薙ぎ払う。
オメガクロスは両手のナイフで、この攻撃を受け止める。
龍神騎はそのまま槍を振り払う。
後方へと吹っ飛ぶオメガクロス。
「ランサーレイン!」
オメガクロスが吹っ飛ぶ最中、龍神騎は槍を上空高く放り投げる。
上空の一点が光るとともに、無数の槍が雨の様に降りそそぐ!
「くっ」
オメガクロスは体勢を整えると、降りそそぐ槍の雨をかわしまくる。
ここで、オメガクロスは判断に迷う。
搭乗する三人の考えが、バラバラだからだ。
メドーラはその場で8の字を描きながらかわす事を考える。
ユアは龍神騎に突っ込む事を考える。
マイは、上空の光る一点を攻撃しようと考える。
基本、オメガクロスを操縦するのはマイだ。
だからマイの考えが優先される。
しかし、ユアとメドーラの思考も同時に、マイの中に入ってくる。
他の対処法もあるのかと、マイは迷う。
オメガクロスは上空を見上げたまま、動きが止まる。
迫り来る槍の一本を、右手のナイフを手放して、咄嗟に掴む。
その槍の勢いに押され、オメガクロスはその場で一回転。
そこから素早く体勢を立て直すと、その槍で降りそそぐ槍を叩き落す。
「うおおお!」
持っている槍を、上空の光る星めがけて投げつける。
槍が光る星を貫くと、槍の雨がやんだ。
オメガクロスは素早く龍神騎の方に向き直る。
「ほう、ランサーレインを無傷で切り抜けるとは、やるな。」
龍神騎は余裕の笑みを浮かべる。
対してオメガクロスはクタクタだ。
龍神騎は右手に持つ槍を振り回す。
右斜め下方に槍先を向け、素振りをやめる。
そしてマイ達に話しかける。
「どうやらそのマシン、面白い操縦方法なんだな。」
龍神騎は、オメガクロスの弱点を見抜く。
「どう言う事?」
マイが聞き返すと、龍神騎は素早く槍を投げつける!
対応するオメガクロスの反応が鈍る。
三人の考える対処法が、バラバラだからだ。
「くっ」
最終的に、左手のナイフで槍を払いのける。
「は、は、は。
そんなザマで我を倒そうとは、片腹痛いわ!」
龍神騎は右手に槍を持って突っ込んでくる。
オメガクロスは上空へと逃げる。
「我を楽しませる事も、出来ぬのか!」
龍神騎はオメガクロスを追いかける。
「ユアお姉さま、マイお姉さまに任せましょう!」
オメガクロスのコックピット内で、メドーラはユアに呼びかける。
「それが、得策のようだな。」
ユアもメドーラの意見に同意する。
自分達の思考が、マイの操縦の邪魔をしてるのは、明確だ。
「ちょ、ちょっと。僕なんかに任せて、それでいいの?」
だけど、マイは戸惑う。
マイはこのふたりには劣ると、自覚してるからだ。
そして白兵戦なら、ユアを頼るべきだ、と思っている。
だけどユアは首を振る。
「この機体を動かしてるのは、マイなんだ。
マイの思うがままに、動かしてみせろ。」
ユアは右手の親指を立てて、ニカッとほほえむ。
「でも。」
それでもマイは、にえくりかえらない。
「マイお姉さま、しっかりして下さい!」
ここでメドーラも、しびれをきらす。
「私とユアお姉さまが、今無事でいられるのも、マイお姉さまのおかげなのですよ。
もっと自信を持って下さい!」
と言われても、マイは自信なさげにうつむいたままだ。
「マイ!」
ユアは、追ってくる龍神騎が槍を投げつけてきた事を、マイに感覚として伝える。
「くっ」
マイはオメガクロスを振り返らさると、額辺りに装備されたバルカン砲を連発。
飛んでくる槍の威力を落とす。
そして目の前に迫った槍を、左手に持ったナイフで叩き落す。
この間、ユアもメドーラも、対処法を考えなかった。
マイが自分の意思で行動した。
オメガクロスが足を止めた事で、龍神騎に追いつかれてしまう。
「くらえ、サウザンドスピアー!」
龍神騎は槍を乱れ突く!
その名の通り、一秒間に千発の突きだ。
「ああああああ!」
マイは、その全ての突きを見切り、かわし続ける!
数秒槍を突きまくった龍神騎は、突くのをやめる。
オメガクロスに見切られてるのに気づいたからだ。
このまま突きまくっても、意味がない。
「サウザンドスピアーを見切るとは、やるじゃねーか。」
龍神騎はマイの健闘を誉める。
「す、凄いですわ、マイお姉さま。」
メドーラもマイを誉める。
だけど、一秒間に千発もの突きをかわしまくった、その機体の中に居たのである。
激しく身体をシェイクされ、メドーラも少し気分が悪い。
「ぐは、ま、マイがやったのか?
あ、あれを無傷で切り抜けるなんて、信じられない。」
ユアもメドーラ同様、少し気分が悪い。
だけどユアには見えていた。
龍神騎の突きが。
だけど、それをかわしきれるかは、正直自信はない。
つか、この速度で操縦しても、しっかり反応してくれるのかと、オメガクロスの性能にも驚く。
「はあ、はあ。」
マイはうつむいて、息をきらす。
その顔をあげると、前方の龍神騎をにらむ。
「分かったよ、メドーラ、ユア。
僕、頑張るよ!」
マイは迷いを振り切り、攻勢に転じる。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
惑星保護区
ラムダムランプ
SF
この物語について
旧人類と別宇宙から来た種族との出来事にまつわる話です。
概要
かつて地球に住んでいた旧人類と別宇宙から来た種族がトラブルを引き起こし、その事が発端となり、地球が宇宙の中で【保護区】(地球で言う自然保護区)に制定され
制定後は、他の星の種族は勿論、あらゆる別宇宙の種族は地球や現人類に対し、安易に接触、交流、知能や技術供与する事を固く禁じられた。
現人類に対して、未だ地球以外の種族が接触して来ないのは、この為である。
初めて書きますので読みにくいと思いますが、何卒宜しくお願い致します。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
関西訛りな人工生命体の少女がお母さんを探して旅するお話。
虎柄トラ
SF
あるところに誰もがうらやむ才能を持った科学者がいた。
科学者は天賦の才を得た代償なのか、天涯孤独の身で愛する家族も頼れる友人もいなかった。
愛情に飢えた科学者は存在しないのであれば、創造すればいいじゃないかという発想に至る。
そして試行錯誤の末、科学者はありとあらゆる癖を詰め込んだ最高傑作を完成させた。
科学者は人工生命体にリアムと名付け、それはもうドン引きするぐらい溺愛した。
そして月日は経ち、可憐な少女に成長したリアムは二度目の誕生日を迎えようとしていた。
誕生日プレゼントを手に入れるため科学者は、リアムに留守番をお願いすると家を出て行った。
それからいくつも季節が通り過ぎたが、科学者が家に帰ってくることはなかった。
科学者が帰宅しないのは迷子になっているからだと、推察をしたリアムはある行動を起こした。
「お母さん待っててな、リアムがいま迎えに行くから!」
一度も外に出たことがない関西訛りな箱入り娘による壮大な母親探しの旅がいまはじまる。
強奪系触手おじさん
兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。
❤️レムールアーナ人の遺産❤️
apusuking
SF
アランは、神代記の伝説〈宇宙が誕生してから40億年後に始めての知性体が誕生し、更に20億年の時を経てから知性体は宇宙に進出を始める。
神々の申し子で有るレムルアーナ人は、数億年を掛けて宇宙の至る所にレムルアーナ人の文明を築き上げて宇宙は人々で溢れ平和で共存共栄で発展を続ける。
時を経てレムルアーナ文明は予知せぬ謎の種族の襲来を受け、宇宙を二分する戦いとなる。戦争終焉頃にはレムルアーナ人は誕生星系を除いて衰退し滅亡するが、レムルアーナ人は後世の為に科学的資産と数々の奇跡的な遺産を残した。
レムールアーナ人に代わり3大種族が台頭して、やがてレムルアーナ人は伝説となり宇宙に蔓延する。
宇宙の彼方の隠蔽された星系に、レムルアーナ文明の輝かしい遺産が眠る。其の遺産を手にした者は宇宙を征するで有ろ。但し、辿り付くには3つの鍵と7つの試練を乗り越えねばならない。
3つの鍵は心の中に眠り、開けるには心の目を開いて真実を見よ。心の鍵は3つ有り、3つの鍵を開けて真実の鍵が開く〉を知り、其の神代記時代のレムールアーナ人が残した遺産を残した場所が暗示されていると悟るが、闇の勢力の陰謀に巻き込まれゴーストリアンが破壊さ
【マテリアラーズ】 惑星を巡る素材集め屋が、大陸が全て消失した地球を再興するため、宇宙をまたにかけ、地球を復興する
紫電のチュウニー
SF
宇宙で様々な技術が発達し、宇宙域に二足歩行知能生命体が溢れるようになった時代。
各星には様々な技術が広まり、多くの武器や防具を求め、道なる生命体や物質を採取したり、高度な
技術を生み出す惑星、地球。
その地球において、通称【マテリアラーズ】と呼ばれる、素材集め専門の集団がいた。
彼らにはスポンサーがつき、その協力を得て多くの惑星より素材を集める危険な任務を担う。
この物語はそんな素材屋で働き始めた青年と、相棒の物語である。
青年エレットは、惑星で一人の女性と出会う事になる。
数奇なる運命を持つ少女とエレットの織り成すSFハイファンタジーの世界をお楽しみください。
INNER NAUTS(インナーノーツ) 〜精神と異界の航海者〜
SunYoh
SF
ーー22世紀半ばーー
魂の源とされる精神世界「インナースペース」……その次元から無尽蔵のエネルギーを得ることを可能にした代償に、さまざまな災害や心身への未知の脅威が発生していた。
「インナーノーツ」は、時空を超越する船<アマテラス>を駆り、脅威の解消に「インナースペース」へ挑む。
<第一章 「誘い」>
粗筋
余剰次元活動艇<アマテラス>の最終試験となった有人起動試験は、原因不明のトラブルに見舞われ、中断を余儀なくされたが、同じ頃、「インナーノーツ」が所属する研究機関で保護していた少女「亜夢」にもまた異変が起こっていた……5年もの間、眠り続けていた彼女の深層無意識の中で何かが目覚めようとしている。
「インナースペース」のエネルギーを解放する特異な能力を秘めた亜夢の目覚めは、即ち、「インナースペース」のみならず、物質世界である「現象界(この世)」にも甚大な被害をもたらす可能性がある。
ーー亜夢が目覚める前に、この脅威を解消するーー
「インナーノーツ」は、この使命を胸に<アマテラス>を駆り、未知なる世界「インナースペース」へと旅立つ!
そこで彼らを待ち受けていたものとは……
※この物語はフィクションです。実際の国や団体などとは関係ありません。
※SFジャンルですが殆ど空想科学です。
※セルフレイティングに関して、若干抵触する可能性がある表現が含まれます。
※「小説家になろう」、「ノベルアップ+」でも連載中
※スピリチュアル系の内容を含みますが、特定の宗教団体等とは一切関係無く、布教、勧誘等を目的とした作品ではありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる