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異次元からの侵略者
第124話 再会、偽りの召喚者
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これは西暦9980年のはるか未来のお話し。
北部戦線の調査に来ていたマイとユアとメドーラの三人。
三人は、衛星基地ソゴムの内部にあった次元の歪みから、侵略者が来る異次元空間へと侵入する。
その異次元空間には、衛星基地ソゴムと同じ景色が広がっていた。
衛星基地の内部構造も同じらしく、マイ達三人は、情報収集のために第五作戦本部に乗り込む。
だが、マイ達三人を待ち受けている者は、誰も居なかった。
ただ、マイ達の目の前で、エレベーターの扉が開くだけだった。
マイ達三人は、エレベーターに乗り込む。
と同時にエレベーターの扉は閉まり、エレベーターが動きだす。
といっても、動いている事を感じない。
上下移動する時に感じるであろう、衝撃や振動は、何も無かった。
マイは、ユアとメドーラの様子を見る。
ふたり共、これといって訝しむ様子もない。
マイの時代のエレベーターとは違い、この時代のエレベーターは、このように技術革新されてるのだろうと、マイは思った。
やがてエレベーターの扉が開く。
咄嗟にユアはエレベーターの左側の壁にへばりつく。
メドーラはマイの手を引いて、エレベーターの右側の壁にへばりつく。
ふたりは警戒したのだ。
扉が開くと同時に、エレベーターの外側から攻撃される事を。
だが、そんな攻撃はなかった。
エレベーターの外は、普通に通路が伸びている。
そこには誰もいない。
ユアとメドーラは周囲に気を配る。
罠の類いは、無さそうだ。
ユアを先頭に、メドーラ、マイの順でエレベーターを降りる。
通路はほんの五メートルで壁にぶちあたる。
その壁は、左右に自動に開く。
そこには、大きな空間が広がっていた。
その空間の中央に、巨大な円筒形をしたコンピュータらしきものがあった。
円筒の直径は、およそ五メートル。
円筒の高さは、直径のおよそ三倍、十五メートルといったところか。
円筒の表面は、無数のタイルで覆われ、そのタイルは色を変えて点滅していた。
円筒の周囲の、ちょうど人の腹の高さには、作業台らしき構造になっていて、タッチパネルやらスイッチやら、モニターやらが備え付けられている。
それが、円筒の周囲に数セット、設置されている。
この部屋の壁にも、タッチパネルやらスイッチやらモニターやらが、無数に設置されている。
「なんなの、これ。」
マイは、目の前にある巨大な何かについて、知識を持ち合わせていなかった。
「これは、霊源式超素粒子演算型、ひらたく言えば、私達が目指しいたマザーコンピュータですわ、」
メドーラは目の前にある物体の正式名称を言おうとしたが、やめといた。
ひと目見て分からないとは、マイの時代には無かった代物だろう。
そして時代を超越した代物を理解するのは、難しい。
メドーラはその説明を端折った。
ただ、目の前にある物体が、自分達の探していたマザーコンピュータであると理解すれば、それで充分。
「でもこれって、西暦7000年頃の技術よね。
なんでそんな旧世代のを使ってるのよ。」
「ユアお姉さま、ここは私達の次元空間のソゴムではありません。
全くの別物ですわ。」
ユアの疑問に、メドーラが答える。
この形式のコンピュータは、宇宙開拓時代に観測演算用として、広く用いられた。
その役目も終えた今の時代、更なる技術革新により、小型化が進んでいる。
使用目的は違うが、この形式のコンピュータは、ユア達のサポートAIと同等の性能だった。
「材料さえそろえれば、素人でも作れるのが、この形式しか無かったんだよ。」
ユアとメドーラの会話に、誰かが混じる。
マイ達三人は、一斉に声のした方を振り向く。
その声は、円筒形のコンピュータの背面からだった。
コツコツ。
足音をたてて、コンピュータの背面から歩み寄ってくる。
「ケイ、あなた、ケイネシアね。」
その人物を見て、マイはつぶやく。
メドーラは拳銃を構え、ユアはソウルブレイドを展開した剣を構える。
マイが衛星基地ソゴムで対峙した、ケイそっくりの謎の人物。
その人物は、ケイネシアと名乗った。
「マイ、あんたとだけは、戦いたくなかったんだけどな。」
ケイネシアはユアとメドーラを無視して、マイに話しかける。
「まさか、ここまで来るとは、思わなかったよ!」
ケイネシアはソウルブレイドを展開させ、鞭を作り、床を打つ。
ピシっ。
鞭が床を打つ音を合図に、ユアはケイネシアに襲いかかる。
メドーラは、マイを護るように、マイの前に移動する。
「駄目だよ、ユア!」
マイはユアを止めに入りたいが、目の前のメドーラが邪魔だ。
ソウルブレイドの剣を振りかざすユアは、止まる気はない。
だけどケイネシアは、マイの言葉に反応して、ニヤリと笑う。
そのケイネシアの行為が、ユアを惑わせる。
ケイネシアは、一瞬動きが鈍ったユアの隙をつく。
ケイネシアの鞭が、ユアの左手の甲を打つ!
剣を握るユアの握力がおちる。
ケイネシアは間髪おかず、鞭をユアの剣に巻きつける。
ユアは反射的に剣を引くのだが、左手にチカラが入らない。
ケイネシアが鞭を引くと、剣はユアの手を離れる。
だけど、展開状態のソウルブレイドは、持ち主の手を離れても、操る事は可能。
ケイネシア目がけて真っ直ぐ飛んでいくユアの剣。
だがケイネシアは軽く左に移動すると同時に、左手で剣の柄を握る。
同時に、ソウルブレイドの剣は、クダ状に戻る。
ケイネシアは、ソウルブレイドのクダを、ユアの目の前に投げ捨てる。
そしてひと言。
「この勝負は、私の勝ちでいいんだよな。」
二本のソウルブレイドを手放したら、負け。
これがソウルブレイドを用いたエキシビションマッチのルールである。
負け知らずだったユアにとって、それは初めての敗北だった。
ケイネシアの言葉は、ユアの心を折るのに充分だった。
だけどここにこの場に、エキシビションマッチをしに来たのではない。
「ユアお姉さま、しっかりしてください。
ここは戦場です!」
メドーラは、マイの左腿に装着されたソウルブレイドのクダをユアに向けて投げながら叫ぶ。
投げつけられたソウルブレイドのクダは、ユアの後頭部にあたり、そのまま床に落ちる。
「ユアお姉さま?」
いつものユアなら、普通に掴み取ってたはずである。
メドーラは、ここで初めて、ユアのショックのデカさを知る。
ユアはおもむろに、マイのソウルブレイドのクダと、ケイネシアが自分の目の前に投げ捨てた、ユア自身のソウルブレイドのクダを拾う。
「やられたよ、ケイ。
あんた、やっぱり強かったんだな。」
ユアは二本のソウルブレイドを展開する。
だが、展開された剣は小刻みに震え、形が安定しない。
ソウルブレイドとは、精神力を武器に変換されたもの。
持ち主の強い精神力があって初めて、成立する武器。
一時的なモノとは言え、ユアの敗北のショックはデカかった。
肉体的な限界を越えたマイ。
精神的な限界を越えたメドーラ。
そして、一時的に心の折れたユア。
三人とも、戦える状態ではなくなった。
北部戦線の調査に来ていたマイとユアとメドーラの三人。
三人は、衛星基地ソゴムの内部にあった次元の歪みから、侵略者が来る異次元空間へと侵入する。
その異次元空間には、衛星基地ソゴムと同じ景色が広がっていた。
衛星基地の内部構造も同じらしく、マイ達三人は、情報収集のために第五作戦本部に乗り込む。
だが、マイ達三人を待ち受けている者は、誰も居なかった。
ただ、マイ達の目の前で、エレベーターの扉が開くだけだった。
マイ達三人は、エレベーターに乗り込む。
と同時にエレベーターの扉は閉まり、エレベーターが動きだす。
といっても、動いている事を感じない。
上下移動する時に感じるであろう、衝撃や振動は、何も無かった。
マイは、ユアとメドーラの様子を見る。
ふたり共、これといって訝しむ様子もない。
マイの時代のエレベーターとは違い、この時代のエレベーターは、このように技術革新されてるのだろうと、マイは思った。
やがてエレベーターの扉が開く。
咄嗟にユアはエレベーターの左側の壁にへばりつく。
メドーラはマイの手を引いて、エレベーターの右側の壁にへばりつく。
ふたりは警戒したのだ。
扉が開くと同時に、エレベーターの外側から攻撃される事を。
だが、そんな攻撃はなかった。
エレベーターの外は、普通に通路が伸びている。
そこには誰もいない。
ユアとメドーラは周囲に気を配る。
罠の類いは、無さそうだ。
ユアを先頭に、メドーラ、マイの順でエレベーターを降りる。
通路はほんの五メートルで壁にぶちあたる。
その壁は、左右に自動に開く。
そこには、大きな空間が広がっていた。
その空間の中央に、巨大な円筒形をしたコンピュータらしきものがあった。
円筒の直径は、およそ五メートル。
円筒の高さは、直径のおよそ三倍、十五メートルといったところか。
円筒の表面は、無数のタイルで覆われ、そのタイルは色を変えて点滅していた。
円筒の周囲の、ちょうど人の腹の高さには、作業台らしき構造になっていて、タッチパネルやらスイッチやら、モニターやらが備え付けられている。
それが、円筒の周囲に数セット、設置されている。
この部屋の壁にも、タッチパネルやらスイッチやらモニターやらが、無数に設置されている。
「なんなの、これ。」
マイは、目の前にある巨大な何かについて、知識を持ち合わせていなかった。
「これは、霊源式超素粒子演算型、ひらたく言えば、私達が目指しいたマザーコンピュータですわ、」
メドーラは目の前にある物体の正式名称を言おうとしたが、やめといた。
ひと目見て分からないとは、マイの時代には無かった代物だろう。
そして時代を超越した代物を理解するのは、難しい。
メドーラはその説明を端折った。
ただ、目の前にある物体が、自分達の探していたマザーコンピュータであると理解すれば、それで充分。
「でもこれって、西暦7000年頃の技術よね。
なんでそんな旧世代のを使ってるのよ。」
「ユアお姉さま、ここは私達の次元空間のソゴムではありません。
全くの別物ですわ。」
ユアの疑問に、メドーラが答える。
この形式のコンピュータは、宇宙開拓時代に観測演算用として、広く用いられた。
その役目も終えた今の時代、更なる技術革新により、小型化が進んでいる。
使用目的は違うが、この形式のコンピュータは、ユア達のサポートAIと同等の性能だった。
「材料さえそろえれば、素人でも作れるのが、この形式しか無かったんだよ。」
ユアとメドーラの会話に、誰かが混じる。
マイ達三人は、一斉に声のした方を振り向く。
その声は、円筒形のコンピュータの背面からだった。
コツコツ。
足音をたてて、コンピュータの背面から歩み寄ってくる。
「ケイ、あなた、ケイネシアね。」
その人物を見て、マイはつぶやく。
メドーラは拳銃を構え、ユアはソウルブレイドを展開した剣を構える。
マイが衛星基地ソゴムで対峙した、ケイそっくりの謎の人物。
その人物は、ケイネシアと名乗った。
「マイ、あんたとだけは、戦いたくなかったんだけどな。」
ケイネシアはユアとメドーラを無視して、マイに話しかける。
「まさか、ここまで来るとは、思わなかったよ!」
ケイネシアはソウルブレイドを展開させ、鞭を作り、床を打つ。
ピシっ。
鞭が床を打つ音を合図に、ユアはケイネシアに襲いかかる。
メドーラは、マイを護るように、マイの前に移動する。
「駄目だよ、ユア!」
マイはユアを止めに入りたいが、目の前のメドーラが邪魔だ。
ソウルブレイドの剣を振りかざすユアは、止まる気はない。
だけどケイネシアは、マイの言葉に反応して、ニヤリと笑う。
そのケイネシアの行為が、ユアを惑わせる。
ケイネシアは、一瞬動きが鈍ったユアの隙をつく。
ケイネシアの鞭が、ユアの左手の甲を打つ!
剣を握るユアの握力がおちる。
ケイネシアは間髪おかず、鞭をユアの剣に巻きつける。
ユアは反射的に剣を引くのだが、左手にチカラが入らない。
ケイネシアが鞭を引くと、剣はユアの手を離れる。
だけど、展開状態のソウルブレイドは、持ち主の手を離れても、操る事は可能。
ケイネシア目がけて真っ直ぐ飛んでいくユアの剣。
だがケイネシアは軽く左に移動すると同時に、左手で剣の柄を握る。
同時に、ソウルブレイドの剣は、クダ状に戻る。
ケイネシアは、ソウルブレイドのクダを、ユアの目の前に投げ捨てる。
そしてひと言。
「この勝負は、私の勝ちでいいんだよな。」
二本のソウルブレイドを手放したら、負け。
これがソウルブレイドを用いたエキシビションマッチのルールである。
負け知らずだったユアにとって、それは初めての敗北だった。
ケイネシアの言葉は、ユアの心を折るのに充分だった。
だけどここにこの場に、エキシビションマッチをしに来たのではない。
「ユアお姉さま、しっかりしてください。
ここは戦場です!」
メドーラは、マイの左腿に装着されたソウルブレイドのクダをユアに向けて投げながら叫ぶ。
投げつけられたソウルブレイドのクダは、ユアの後頭部にあたり、そのまま床に落ちる。
「ユアお姉さま?」
いつものユアなら、普通に掴み取ってたはずである。
メドーラは、ここで初めて、ユアのショックのデカさを知る。
ユアはおもむろに、マイのソウルブレイドのクダと、ケイネシアが自分の目の前に投げ捨てた、ユア自身のソウルブレイドのクダを拾う。
「やられたよ、ケイ。
あんた、やっぱり強かったんだな。」
ユアは二本のソウルブレイドを展開する。
だが、展開された剣は小刻みに震え、形が安定しない。
ソウルブレイドとは、精神力を武器に変換されたもの。
持ち主の強い精神力があって初めて、成立する武器。
一時的なモノとは言え、ユアの敗北のショックはデカかった。
肉体的な限界を越えたマイ。
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