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惑星ファンタジー迷走編
第48話 紫属性の弊害!
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これは西暦9980年のはるか未来のお話。
行方不明になったケイを探しに、惑星ドルフレアの地に降り立ったマイ達一行。
ここで、千年前のかげろうおケイの伝承を聞かされる。
このかげろうおケイこそが、行方不明のケイではないかと、マイは確信する。
ケイが調査していた密輸ルートと、この地で盗賊に襲われたローラス達。
これにはどうやら、つながりがあるようだった。
部屋に戻ってきたマイ。
メドーはまだ眠ったままだ。
横の椅子に座って、ユアが休んでいる。
「ご苦労様。」
戻ってきたマイに、ユアが声かける。
「かげろうおケイだなんて、ほんとにケイはタイムスリップしてしまったのかしら。」
ユアは疑問に思った事を、マイにぶつける。
マイとセバスとの会話は、マイ達のお互いのサポートAIを通じて、共有されていた。
「僕は、ケイ本人だと思う。」
「私もそう思いたいんだけどね。ちょっと話しがぶっ飛んでるわ。」
ユアは、どうもかげろうおケイとケイ本人を結び付ける事に抵抗があるらしい。
「多分、この時代に戻るために、封印のほこらを建てたんだと、僕は思うわ。」
マイはユアを説得する。
「だとしたら、私達のとる行動はふたつにひとつね。」
ユアはマイの発言から、ふたつの行動指標を示す。
「ひとつは、かげろうおケイの封印のほこらを巡る事。
もうひとつは、ケイを千年前に追いやったヤツを見つけ出す事。
多分、バッドメアカンパニーの誰かだわ。
私は、バッドメアカンパニーを洗った方がいいと思うけど。」
ユアはそう言ってマイの眼を見る。
「あなたはどうやら、違うようね。」
マイはユアの言葉にうなずく。
「バッドメアカンパニーの連中を追い詰めたって、ケイは戻ってこないわ。」
「でも、かげろうおケイがケイである確証はない。」
ユアの言葉に、マイも言い返せない。
「あ、そっか。」
ここでユアは、何かを思い出す。
「かげろうおケイの剣が、ケイのソウルブレイドだったら、間違いないわね。」
それを確信したふたりは、ローラスと会見する、朝を待つ。
「それにしても、メドー起きないわね。」
相変わらずうなされているメドーを見て、マイはつぶやく。
「そう言われてみれば、おかしいわね。」
マイの言葉にユアが応える。
「何が?」
「私達の身体はアバターよ。身体が疲れる事はない。」
「まじで?」
マイにとって、それは初耳だった。
「疲れるとしたら魂だけど、魂は身体の調子に左右されるもの。
アバターの私達には、あまり関係ない。」
「だとしたら、メドーの使ったマナが影響してるって事?」
ユアの言葉からして、マイにはそれしか思いつかなかった。
「そうね。地面を腐らせるなんて、どんなマナなのかしら。」
ユアもマイと同意見だ。
「お、姉さま…」
うなされたメドーは、この言葉を口にした。
「僕なら、ここにいるよ。」
マイは優しく声をかけて、メドーの右手を握る。
だが、ユアは違和感を感じた。
メドーがマイを呼ぶ時は、マイお姉さまと呼ぶ。
ただお姉さまとだけ呼ぶ事はない。
あるとすればそれは。
「マイ、今のメドーはメドーじゃないわ、離れて!」
マイにはそれは、理解出来ない。
「何言ってるの、ユア。メドーはメドーでしょ?」
ユアはマイの頭って、そんなにキレない事を思い出す。
「だから、以前のメドーに戻ったのよ。ゴンゴル三姉妹のメドーに。」
ユアは説明を言い直す。だが、マイにはよく分からない。
「メドーって、ゴンゴル三姉妹でしょ?何言ってるのよ?」
「うるっさいわね。」
マイとユアが不毛な会話を続けていると、メドーは起きてしまった。
メドーはユアと目があった。
「あんた、誰よ?うっ!」
メドーは言葉を発するとともに、頭に激痛が走る。
メドーは左手で頭を押さえるのだが、
「何この手。私の手じゃない。」
メドーは自分の左手に驚く。と同時に、右手を誰かに握られているのに気づく。
「ちょっと、あんた誰よ?離しなさいよ。」
メドーは右手を握るマイの手を、左手で引きはがそうとする。
だがマイは、そんなメドーの左手ごと、握ってしまう。
「どうしたのよ、メドー。僕だよ。マイだよ。」
「マイ?ぐっ、頭が、頭が痛い!」
メドーは頭を押さえたいのだが、両手はマイに握りしめられていて、頭を押さえる事が出来ない。
「お願い、手を離して!頭が痛いの!」
メドーの悲痛な叫びに、マイはその手を離し、メドーを抱きしめる。
そしてメドーの頭を優しくなでる。
やがてメドーは落ち着きを取り戻す。
「マイお姉さま?」
メドーはいつものメドーに戻った。
「よかった。本当によかった。」
マイは涙ぐむ。だが、メドーにはその意味が分からない。
「どうなされたのですか、マイお姉さま。少し痛いですわ。」
「だーめ、さんざん心配させたんだから、これくらい我慢なさい。」
マイは涙を見られたくないので、メドーをきつく抱きしめたままだ。
「マイお姉さま、離れて下さい。あ、ユアお姉さま、助けて下さい。」
メドーはたまたま目があったユアに、助けを求める。
「私だって、メドーの事心配したんだからね。」
ユアはそう言いながら、マイの肩をぽんぽんと叩く。
「ほんとよ。何があったのよ、メドー。」
メドーから離れたマイは、涙をふきながら、メドーに尋ねる。
「分からないわ。なんだかドス黒い感情が心の奥底から湧き出てきて、それから先は、よく覚えてないわ。」
メドーは、思い出しながら、がたがた震える。
「ねえ、アイツウとはコンタクト取れる?アイツウなら何か分かるかもしれないわ。」
ユアはアイツウの名前をだした。アイツウはメドーのパートナーのサポートAIだ。
「アイツウとは、この鉢巻のチップから呼びかければいいのね?」
メドーは、サポートAIとのコンタクトに、まだ慣れていない。
「ええ、慣れれば意識しないでも通じあう事も可能よ。」
メドーの疑問にマイは優しい声で答えた。
メドーは早速、アイツウとコンタクトしてみる。
「アイツウ。お願い、返事をして。」
「やっとつながりましたね、メドーラ。」
「あ、アイツウ。私に何が起こったの?」
「マナの覚醒が、ゴンゴル三姉妹のメドーとしての魂を呼び覚ましたのです。」
「ゴンゴル三姉妹の、私?」
メドーの脳裏に、かつての自分の姿が浮かぶ。そのかつての自分は、残忍な笑みを浮かべる。
その背後に、ふたりの人影が浮かぶ。冷たい目をしたステーノとエアレーの姿だ。
メドーは身震いする。
「い、やよ。あの頃の私なんかに、戻りたくない。」
メドーは震えだす。
「大丈夫、僕がついてるよ。」
マイはメドーの手を握る。
「マイお姉さま。私、マイお姉さまとずっと一緒にいたい。」
メドーは涙ぐむ。
「いいですか、メドーラ。」
そんなメドーに、アイツウは語りかける。
「あなたは、マナを使ってはなりません。」
「はい。」
メドーにもその理由は、なんとなく分かる。
「あなたの魂の本質は、ゴンゴル三姉妹のメドーなのです。
あなたがこの先、メドーラとして生きたいと思っていても、魂の本質は変わりません。
あなたがマナを使えば、魂の本質のメドーの部分が、色濃くなります。」
「そう、私がメドーラであるためには、マナを使ってはいけないのですね。」
メドーは、マイとユアに向き直る。
「マイお姉さま、ユアお姉さま、お願いがございます。
私の事をこれからは、メドーラとお呼び下さい。」
メドーはふたりに頭を下げる。
マイとユアは顔を見あわせ、うなずく。
そして、メドーに向き直って言う。
「分かったよ、メドーラ。」
「ずっとあの呼び方が慣れちゃってたからね、メドーラ。これからもよろしくね、メドーラ。」
この瞬間、初めてメドーラは正式に仲間になれた気がした。
ゴンゴル三姉妹のメドーではなく、新たにメドーラとして。
行方不明になったケイを探しに、惑星ドルフレアの地に降り立ったマイ達一行。
ここで、千年前のかげろうおケイの伝承を聞かされる。
このかげろうおケイこそが、行方不明のケイではないかと、マイは確信する。
ケイが調査していた密輸ルートと、この地で盗賊に襲われたローラス達。
これにはどうやら、つながりがあるようだった。
部屋に戻ってきたマイ。
メドーはまだ眠ったままだ。
横の椅子に座って、ユアが休んでいる。
「ご苦労様。」
戻ってきたマイに、ユアが声かける。
「かげろうおケイだなんて、ほんとにケイはタイムスリップしてしまったのかしら。」
ユアは疑問に思った事を、マイにぶつける。
マイとセバスとの会話は、マイ達のお互いのサポートAIを通じて、共有されていた。
「僕は、ケイ本人だと思う。」
「私もそう思いたいんだけどね。ちょっと話しがぶっ飛んでるわ。」
ユアは、どうもかげろうおケイとケイ本人を結び付ける事に抵抗があるらしい。
「多分、この時代に戻るために、封印のほこらを建てたんだと、僕は思うわ。」
マイはユアを説得する。
「だとしたら、私達のとる行動はふたつにひとつね。」
ユアはマイの発言から、ふたつの行動指標を示す。
「ひとつは、かげろうおケイの封印のほこらを巡る事。
もうひとつは、ケイを千年前に追いやったヤツを見つけ出す事。
多分、バッドメアカンパニーの誰かだわ。
私は、バッドメアカンパニーを洗った方がいいと思うけど。」
ユアはそう言ってマイの眼を見る。
「あなたはどうやら、違うようね。」
マイはユアの言葉にうなずく。
「バッドメアカンパニーの連中を追い詰めたって、ケイは戻ってこないわ。」
「でも、かげろうおケイがケイである確証はない。」
ユアの言葉に、マイも言い返せない。
「あ、そっか。」
ここでユアは、何かを思い出す。
「かげろうおケイの剣が、ケイのソウルブレイドだったら、間違いないわね。」
それを確信したふたりは、ローラスと会見する、朝を待つ。
「それにしても、メドー起きないわね。」
相変わらずうなされているメドーを見て、マイはつぶやく。
「そう言われてみれば、おかしいわね。」
マイの言葉にユアが応える。
「何が?」
「私達の身体はアバターよ。身体が疲れる事はない。」
「まじで?」
マイにとって、それは初耳だった。
「疲れるとしたら魂だけど、魂は身体の調子に左右されるもの。
アバターの私達には、あまり関係ない。」
「だとしたら、メドーの使ったマナが影響してるって事?」
ユアの言葉からして、マイにはそれしか思いつかなかった。
「そうね。地面を腐らせるなんて、どんなマナなのかしら。」
ユアもマイと同意見だ。
「お、姉さま…」
うなされたメドーは、この言葉を口にした。
「僕なら、ここにいるよ。」
マイは優しく声をかけて、メドーの右手を握る。
だが、ユアは違和感を感じた。
メドーがマイを呼ぶ時は、マイお姉さまと呼ぶ。
ただお姉さまとだけ呼ぶ事はない。
あるとすればそれは。
「マイ、今のメドーはメドーじゃないわ、離れて!」
マイにはそれは、理解出来ない。
「何言ってるの、ユア。メドーはメドーでしょ?」
ユアはマイの頭って、そんなにキレない事を思い出す。
「だから、以前のメドーに戻ったのよ。ゴンゴル三姉妹のメドーに。」
ユアは説明を言い直す。だが、マイにはよく分からない。
「メドーって、ゴンゴル三姉妹でしょ?何言ってるのよ?」
「うるっさいわね。」
マイとユアが不毛な会話を続けていると、メドーは起きてしまった。
メドーはユアと目があった。
「あんた、誰よ?うっ!」
メドーは言葉を発するとともに、頭に激痛が走る。
メドーは左手で頭を押さえるのだが、
「何この手。私の手じゃない。」
メドーは自分の左手に驚く。と同時に、右手を誰かに握られているのに気づく。
「ちょっと、あんた誰よ?離しなさいよ。」
メドーは右手を握るマイの手を、左手で引きはがそうとする。
だがマイは、そんなメドーの左手ごと、握ってしまう。
「どうしたのよ、メドー。僕だよ。マイだよ。」
「マイ?ぐっ、頭が、頭が痛い!」
メドーは頭を押さえたいのだが、両手はマイに握りしめられていて、頭を押さえる事が出来ない。
「お願い、手を離して!頭が痛いの!」
メドーの悲痛な叫びに、マイはその手を離し、メドーを抱きしめる。
そしてメドーの頭を優しくなでる。
やがてメドーは落ち着きを取り戻す。
「マイお姉さま?」
メドーはいつものメドーに戻った。
「よかった。本当によかった。」
マイは涙ぐむ。だが、メドーにはその意味が分からない。
「どうなされたのですか、マイお姉さま。少し痛いですわ。」
「だーめ、さんざん心配させたんだから、これくらい我慢なさい。」
マイは涙を見られたくないので、メドーをきつく抱きしめたままだ。
「マイお姉さま、離れて下さい。あ、ユアお姉さま、助けて下さい。」
メドーはたまたま目があったユアに、助けを求める。
「私だって、メドーの事心配したんだからね。」
ユアはそう言いながら、マイの肩をぽんぽんと叩く。
「ほんとよ。何があったのよ、メドー。」
メドーから離れたマイは、涙をふきながら、メドーに尋ねる。
「分からないわ。なんだかドス黒い感情が心の奥底から湧き出てきて、それから先は、よく覚えてないわ。」
メドーは、思い出しながら、がたがた震える。
「ねえ、アイツウとはコンタクト取れる?アイツウなら何か分かるかもしれないわ。」
ユアはアイツウの名前をだした。アイツウはメドーのパートナーのサポートAIだ。
「アイツウとは、この鉢巻のチップから呼びかければいいのね?」
メドーは、サポートAIとのコンタクトに、まだ慣れていない。
「ええ、慣れれば意識しないでも通じあう事も可能よ。」
メドーの疑問にマイは優しい声で答えた。
メドーは早速、アイツウとコンタクトしてみる。
「アイツウ。お願い、返事をして。」
「やっとつながりましたね、メドーラ。」
「あ、アイツウ。私に何が起こったの?」
「マナの覚醒が、ゴンゴル三姉妹のメドーとしての魂を呼び覚ましたのです。」
「ゴンゴル三姉妹の、私?」
メドーの脳裏に、かつての自分の姿が浮かぶ。そのかつての自分は、残忍な笑みを浮かべる。
その背後に、ふたりの人影が浮かぶ。冷たい目をしたステーノとエアレーの姿だ。
メドーは身震いする。
「い、やよ。あの頃の私なんかに、戻りたくない。」
メドーは震えだす。
「大丈夫、僕がついてるよ。」
マイはメドーの手を握る。
「マイお姉さま。私、マイお姉さまとずっと一緒にいたい。」
メドーは涙ぐむ。
「いいですか、メドーラ。」
そんなメドーに、アイツウは語りかける。
「あなたは、マナを使ってはなりません。」
「はい。」
メドーにもその理由は、なんとなく分かる。
「あなたの魂の本質は、ゴンゴル三姉妹のメドーなのです。
あなたがこの先、メドーラとして生きたいと思っていても、魂の本質は変わりません。
あなたがマナを使えば、魂の本質のメドーの部分が、色濃くなります。」
「そう、私がメドーラであるためには、マナを使ってはいけないのですね。」
メドーは、マイとユアに向き直る。
「マイお姉さま、ユアお姉さま、お願いがございます。
私の事をこれからは、メドーラとお呼び下さい。」
メドーはふたりに頭を下げる。
マイとユアは顔を見あわせ、うなずく。
そして、メドーに向き直って言う。
「分かったよ、メドーラ。」
「ずっとあの呼び方が慣れちゃってたからね、メドーラ。これからもよろしくね、メドーラ。」
この瞬間、初めてメドーラは正式に仲間になれた気がした。
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