88 / 171
9章 俺の居ないこの町で
88 知らなくていい言葉もある
しおりを挟む
「じゃあ、異世界から来たって言ったら信じてくれる?」
その言葉はあまりにも唐突で、俺は驚愕の顔でクラウを振り返った。
宗助も「えっ」と呟いたまま微動だにせず、長兄を注視している。
しかし当の本人は、「だって」と微笑んだ。
「ソースケはそういうの好きそうだから。本当のこと言ったほうが納得してくれるかなと思って」
「そんなこと信じるかよ」
「けど、ユースケだって疑わなかったでしょ?」
「それは……」
俺は美緒がみんなの記憶から消えて、真っ先に異世界の存在を疑った。それは俺が、異世界転生や異世界転移のラノベを読みまくっていたからだ。
だからマーテルが俺の前に現れた時、すんなりと受け入れることができた。
「本当に異世界から来たんですか?」
呟くように尋ねた宗助に視線を返すと、再び不信感たっぷりの顔が俺たちを凝視している。
話の流れ上うやむやにするわけにもいかず、俺はぎこちなく頷いて見せる。
「本当に?」
正確に言えば、生粋の異世界人はメルだけだ。俺とクラウと宗助は同じ親から生まれた兄弟なのだから。
しかし、クラウはもうずっと異世界に居るし、俺の存在もこっちでは消えてしまった。だから「まぁな」と答えておく。
「そうですか……けど、信じませんからね?」
「信じないのかよ。いや、普通信じないよな」
「だってさっきも言ってたけど、それって一高の制服じゃないですか」
「あぁ……これはちょっと事情があって」
真実と嘘が絡み合って、どんどん変な話になっていく。
宗助はメルをチラリと一瞥してから胸に片手を当てて、その思いを熱く語った。
「俺みたいな一般男子の所に来てくれる異世界人ってのは、可愛い女の子だけなんですよ。何で男子が二人もついてくるんですか」
確かに、俺の前に一番最初に現れたのは、美人でハイレグ姿のマーテルだった。ラノベの基本に乗っ取ったような展開で疑いもしなかった。
「いや、だから……これは本やアニメじゃなくて、リアルな話なんだ」
苦し紛れの説明に、宗助は表情をすっきりとさせなかった。
メルが「私が」と俺の手を掴んで前に出る。
「メルちゃん?」
「ごめんなさい、ソースケ。本当は私たち、異世界から飛ばされてきてしまったの。ついさっきまで戦っていて。この血もモンスターのものよ? この世界をこんな格好でうろつくわけにはいかないから、ソースケに力を貸してほしいの」
「ライヤのコスプレじゃなかったんだ。シーサーも違うの?」
メルが伝えた真実は、宗助も素直に受け止めることができたようだ。
「あと、身体も洗わせてもらえないかしら」
「分かった、それなら僕が洗ってあげるよ」
「お前が洗うな」
頬を赤らめる宗助に、俺は思わず大声を上げてしまった。
「思わせぶりなこと言うなよ」とメルに注意すると、「そんなこと言ってないわ」と真面目な顔で否定される。
宗助はニヤリと笑って俺たちに背を向けると、玄関の扉を開けてくれた。
「夕方に親が仕事から帰ってくるまでだからね?」
メルの効果抜群だったらしい。
「どうぞ」と宗助に促されて、俺たちはようやく俺たちの家に入ることができた。
☆
自分の家に案内されるのは不思議なものだ。
宗助は「僕の部屋に」と言って進んでいく。俺の記憶では一階の奥だが、何故か階段を上って行った。
「ねぇ、ユースケ」
後ろを歩くメルに背中を指で突かれて、俺は「どうした?」と振り向く。
「チカンって何?」
「えっ」
なんてことを聞くんだ、と俺は平常心を失って口元を引きつらせた。
「ほらさっき、ソースケが言ってたでしょ? 私が『ちかんごっこ』のライヤってのに似てるって。どんな意味なのかしらって思って」
「いやいや、それは……」
素直に疑問をぶつけてきたメルに、俺はどう説明したらいいんだろうか。
「でも、これは大人の使う言葉だから。子供が知っちゃいけないんだよ」
「そうなの?」
残念そうなメルの後ろから、クラウが顔をのぞかせた。
「僕は大人だから知ってもいいんだよね? 僕もさっきからずっと気になってたんだ」
「俺に説明を求めるなよ」
「じゃあ、僕が教えますよ」
二階に着いた宗助が、満面の笑みで説明を買って出たが、
「ヤメロ」
軽く一蹴して、俺はそれを拒否した。
「わかりました」と楽しそうに肩をすくめる宗助が案内してくれたのは、俺の記憶する俺の部屋だった。
「ここか」
どうやらこの世界ではそういうことになっているらしい。複雑な気持ちで中へ入り、俺は更に複雑な気分になる。
「だいぶ違うね」と言ったのは、一度俺の部屋に入ったことのあるクラウだ。
「違うって何ですか?」
首を傾げる宗助に、クラウは「何でもないよ」と手を振った。
まずカーテンの柄が違うが、そんなことはどうでもいい。俺の知っている宗助の部屋は、テレビの前にゲーム機が並ぶだけの、オタク度40パーセントくらいのあっさりしたものだったのに、空気感がまるで違う。
壁に二つ並んだ大型の本棚には、色鮮やかな漫画やラノベがびっしりと詰め込まれていて、有名ラノベの美少女ポスターがベッドの横に飾られていた。
まさかと思った抱き枕がなかったことにホッとしつつ、典型的な美少女オタクの部屋に俺は軽く眩暈を起こした。
「すごくたくさんの本ね。ソースケは勉強家なのね」
パチリと手を叩いて、何の疑念も抱かずに誉めるメル。俺があっちの世界に行った時の逆で、メルもクラウもこっちの文字は読めないらしい。
宗助は「そう言ってもらえると嬉しいよ」と鼻高々に答えた。
雑然としていた俺の部屋が、こんなオタク度120%の部屋になるだなんて。
そして俺は、この部屋の涼しさに疑問を抱いた。
西日の入るこの部屋で、環境対策云々を理由に親から28度設定を言い渡された俺は、汗をかきながらいつも本を読んでいたのだ。
壁の時計は昼の1時を示している。暑さのピークに差し掛かるこの時間に、ここがこんなに涼しいわけがないのだ。
「この部屋はこんなに涼しくていいのか?」
「ほんと、ここは外と全然違うのね」
メルもうんうんと首を振る。
「そっちの世界じゃエアコンはないんですか?」
「あっちは外だってこんなに暑くないんだよ。それより、ここは28度設定じゃなかったのか?」
「あぁ」
俺の言葉に、宗助が苦笑する。
「親は28度だとか言ってるけど。あれ、何で知ってるの?」
「あ、いや……」
「そんなの守ってたら死んじゃうって。そんなのいちいち守ってらんないですよ」
あははと笑い飛ばす宗助に、俺は愕然と肩を落とした。
俺はそういう風には思っていなかった。普通に守って汗だくになってた自分があほらしく思えてくる。
「じゃあ、メルちゃんはシャワー浴びようか。俺が連れてってあげるよ」
メルの腕を引いて、しれっとメルを連れ去ろうとした宗助を俺は慌てて止める。
「お前はいい、俺が行くから!」
「俺の家ですよ? 異世界の人が行っても勝手がわからないでしょう?」
「それは」
「ユースケはこっちの世界を研究しててね、結構詳しいんだよ」
ナイスフォローのクラウに「へぇ」と半信半疑ながらも頷く宗助。メルが「あっ」と声を上げると、「どうしたの?」と一瞬で興味がそっちに向いてしまった。
「身体は洗いたいけど、着替える服がないわ」
確かに血みどろのワンピースに戻るわけにはいかない。
「俺が買ってきてあげるよ」
「えっ」
その厚意は素直に受けていいんだろうか。宗助の鼻息が荒い。
家に客を入れることを躊躇っていた奴が、俺たちを家に置いて買い物に行ってくれるという。
「まさか警察に行くんじゃないだろうな?」
「そんなことしませんよ。けど、僕の選んだ服を着てもらいますからね」
「わ、わかった」
近所に少女が着る怪しい服を置いた店はなかったはずだ。
「まぁでも、君たちがこの家で窃盗を犯して逃げ出さないように、君たちの大事なものを一つ預からせてもらえますか?」
急な申し出に、俺たちは三人で顔を見合わせる。
「何かあったかな」と悩んだクラウが、脇に抱えた包みを一瞥する。黒いマントに包まれたそれは、俺たち3人の剣だ。
しかしそれを渡すのはどうかと思ったところで、メルが「じゃあ」とワンピースのポケットに手を入れた。
「これは私の宝物だから」
そう言ってメルが差し出したのは、カーボの顔を模った彼女の財布だ。
「お財布? 可愛いね。よし、じゃあ行ってくるから。電話とか来ても出なくていいからね」
宗助は特に疑問も抱かずにカーボの財布を受け取って、「このくらいか」とメルの背格好を確認した。それで分かるものなんだろうか。
嬉しそうに「行ってきます」と手を振る宗助に若干不安を覚えつつ、俺たちは部屋で奴を見送った。
その言葉はあまりにも唐突で、俺は驚愕の顔でクラウを振り返った。
宗助も「えっ」と呟いたまま微動だにせず、長兄を注視している。
しかし当の本人は、「だって」と微笑んだ。
「ソースケはそういうの好きそうだから。本当のこと言ったほうが納得してくれるかなと思って」
「そんなこと信じるかよ」
「けど、ユースケだって疑わなかったでしょ?」
「それは……」
俺は美緒がみんなの記憶から消えて、真っ先に異世界の存在を疑った。それは俺が、異世界転生や異世界転移のラノベを読みまくっていたからだ。
だからマーテルが俺の前に現れた時、すんなりと受け入れることができた。
「本当に異世界から来たんですか?」
呟くように尋ねた宗助に視線を返すと、再び不信感たっぷりの顔が俺たちを凝視している。
話の流れ上うやむやにするわけにもいかず、俺はぎこちなく頷いて見せる。
「本当に?」
正確に言えば、生粋の異世界人はメルだけだ。俺とクラウと宗助は同じ親から生まれた兄弟なのだから。
しかし、クラウはもうずっと異世界に居るし、俺の存在もこっちでは消えてしまった。だから「まぁな」と答えておく。
「そうですか……けど、信じませんからね?」
「信じないのかよ。いや、普通信じないよな」
「だってさっきも言ってたけど、それって一高の制服じゃないですか」
「あぁ……これはちょっと事情があって」
真実と嘘が絡み合って、どんどん変な話になっていく。
宗助はメルをチラリと一瞥してから胸に片手を当てて、その思いを熱く語った。
「俺みたいな一般男子の所に来てくれる異世界人ってのは、可愛い女の子だけなんですよ。何で男子が二人もついてくるんですか」
確かに、俺の前に一番最初に現れたのは、美人でハイレグ姿のマーテルだった。ラノベの基本に乗っ取ったような展開で疑いもしなかった。
「いや、だから……これは本やアニメじゃなくて、リアルな話なんだ」
苦し紛れの説明に、宗助は表情をすっきりとさせなかった。
メルが「私が」と俺の手を掴んで前に出る。
「メルちゃん?」
「ごめんなさい、ソースケ。本当は私たち、異世界から飛ばされてきてしまったの。ついさっきまで戦っていて。この血もモンスターのものよ? この世界をこんな格好でうろつくわけにはいかないから、ソースケに力を貸してほしいの」
「ライヤのコスプレじゃなかったんだ。シーサーも違うの?」
メルが伝えた真実は、宗助も素直に受け止めることができたようだ。
「あと、身体も洗わせてもらえないかしら」
「分かった、それなら僕が洗ってあげるよ」
「お前が洗うな」
頬を赤らめる宗助に、俺は思わず大声を上げてしまった。
「思わせぶりなこと言うなよ」とメルに注意すると、「そんなこと言ってないわ」と真面目な顔で否定される。
宗助はニヤリと笑って俺たちに背を向けると、玄関の扉を開けてくれた。
「夕方に親が仕事から帰ってくるまでだからね?」
メルの効果抜群だったらしい。
「どうぞ」と宗助に促されて、俺たちはようやく俺たちの家に入ることができた。
☆
自分の家に案内されるのは不思議なものだ。
宗助は「僕の部屋に」と言って進んでいく。俺の記憶では一階の奥だが、何故か階段を上って行った。
「ねぇ、ユースケ」
後ろを歩くメルに背中を指で突かれて、俺は「どうした?」と振り向く。
「チカンって何?」
「えっ」
なんてことを聞くんだ、と俺は平常心を失って口元を引きつらせた。
「ほらさっき、ソースケが言ってたでしょ? 私が『ちかんごっこ』のライヤってのに似てるって。どんな意味なのかしらって思って」
「いやいや、それは……」
素直に疑問をぶつけてきたメルに、俺はどう説明したらいいんだろうか。
「でも、これは大人の使う言葉だから。子供が知っちゃいけないんだよ」
「そうなの?」
残念そうなメルの後ろから、クラウが顔をのぞかせた。
「僕は大人だから知ってもいいんだよね? 僕もさっきからずっと気になってたんだ」
「俺に説明を求めるなよ」
「じゃあ、僕が教えますよ」
二階に着いた宗助が、満面の笑みで説明を買って出たが、
「ヤメロ」
軽く一蹴して、俺はそれを拒否した。
「わかりました」と楽しそうに肩をすくめる宗助が案内してくれたのは、俺の記憶する俺の部屋だった。
「ここか」
どうやらこの世界ではそういうことになっているらしい。複雑な気持ちで中へ入り、俺は更に複雑な気分になる。
「だいぶ違うね」と言ったのは、一度俺の部屋に入ったことのあるクラウだ。
「違うって何ですか?」
首を傾げる宗助に、クラウは「何でもないよ」と手を振った。
まずカーテンの柄が違うが、そんなことはどうでもいい。俺の知っている宗助の部屋は、テレビの前にゲーム機が並ぶだけの、オタク度40パーセントくらいのあっさりしたものだったのに、空気感がまるで違う。
壁に二つ並んだ大型の本棚には、色鮮やかな漫画やラノベがびっしりと詰め込まれていて、有名ラノベの美少女ポスターがベッドの横に飾られていた。
まさかと思った抱き枕がなかったことにホッとしつつ、典型的な美少女オタクの部屋に俺は軽く眩暈を起こした。
「すごくたくさんの本ね。ソースケは勉強家なのね」
パチリと手を叩いて、何の疑念も抱かずに誉めるメル。俺があっちの世界に行った時の逆で、メルもクラウもこっちの文字は読めないらしい。
宗助は「そう言ってもらえると嬉しいよ」と鼻高々に答えた。
雑然としていた俺の部屋が、こんなオタク度120%の部屋になるだなんて。
そして俺は、この部屋の涼しさに疑問を抱いた。
西日の入るこの部屋で、環境対策云々を理由に親から28度設定を言い渡された俺は、汗をかきながらいつも本を読んでいたのだ。
壁の時計は昼の1時を示している。暑さのピークに差し掛かるこの時間に、ここがこんなに涼しいわけがないのだ。
「この部屋はこんなに涼しくていいのか?」
「ほんと、ここは外と全然違うのね」
メルもうんうんと首を振る。
「そっちの世界じゃエアコンはないんですか?」
「あっちは外だってこんなに暑くないんだよ。それより、ここは28度設定じゃなかったのか?」
「あぁ」
俺の言葉に、宗助が苦笑する。
「親は28度だとか言ってるけど。あれ、何で知ってるの?」
「あ、いや……」
「そんなの守ってたら死んじゃうって。そんなのいちいち守ってらんないですよ」
あははと笑い飛ばす宗助に、俺は愕然と肩を落とした。
俺はそういう風には思っていなかった。普通に守って汗だくになってた自分があほらしく思えてくる。
「じゃあ、メルちゃんはシャワー浴びようか。俺が連れてってあげるよ」
メルの腕を引いて、しれっとメルを連れ去ろうとした宗助を俺は慌てて止める。
「お前はいい、俺が行くから!」
「俺の家ですよ? 異世界の人が行っても勝手がわからないでしょう?」
「それは」
「ユースケはこっちの世界を研究しててね、結構詳しいんだよ」
ナイスフォローのクラウに「へぇ」と半信半疑ながらも頷く宗助。メルが「あっ」と声を上げると、「どうしたの?」と一瞬で興味がそっちに向いてしまった。
「身体は洗いたいけど、着替える服がないわ」
確かに血みどろのワンピースに戻るわけにはいかない。
「俺が買ってきてあげるよ」
「えっ」
その厚意は素直に受けていいんだろうか。宗助の鼻息が荒い。
家に客を入れることを躊躇っていた奴が、俺たちを家に置いて買い物に行ってくれるという。
「まさか警察に行くんじゃないだろうな?」
「そんなことしませんよ。けど、僕の選んだ服を着てもらいますからね」
「わ、わかった」
近所に少女が着る怪しい服を置いた店はなかったはずだ。
「まぁでも、君たちがこの家で窃盗を犯して逃げ出さないように、君たちの大事なものを一つ預からせてもらえますか?」
急な申し出に、俺たちは三人で顔を見合わせる。
「何かあったかな」と悩んだクラウが、脇に抱えた包みを一瞥する。黒いマントに包まれたそれは、俺たち3人の剣だ。
しかしそれを渡すのはどうかと思ったところで、メルが「じゃあ」とワンピースのポケットに手を入れた。
「これは私の宝物だから」
そう言ってメルが差し出したのは、カーボの顔を模った彼女の財布だ。
「お財布? 可愛いね。よし、じゃあ行ってくるから。電話とか来ても出なくていいからね」
宗助は特に疑問も抱かずにカーボの財布を受け取って、「このくらいか」とメルの背格好を確認した。それで分かるものなんだろうか。
嬉しそうに「行ってきます」と手を振る宗助に若干不安を覚えつつ、俺たちは部屋で奴を見送った。
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
男女比世界は大変らしい。(ただしイケメンに限る)
@aozora
ファンタジー
ひろし君は狂喜した。「俺ってこの世界の主役じゃね?」
このお話は、男女比が狂った世界で女性に優しくハーレムを目指して邁進する男の物語…ではなく、そんな彼を端から見ながら「頑張れ~」と気のない声援を送る男の物語である。
「第一章 男女比世界へようこそ」完結しました。
男女比世界での脇役少年の日常が描かれています。
「第二章 中二病には罹りませんー中学校編ー」完結しました。
青年になって行く佐々木君、いろんな人との交流が彼を成長させていきます。
ここから何故かあやかし現代ファンタジーに・・・。どうしてこうなった。
「カクヨム」さんが先行投稿になります。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる