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4章 決断
46 兄へ託した最後の魔法
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うつむいたまま店の奥まで行って、咲は二人掛けの席に座った。
テーブルに肘をついて、固く握った拳に額を押し付ける。
心に決めた決断を吐き出してしまいたい気持ちと、冷静になれという真逆の感情に深呼吸を繰り返した。
「悩んでるなら帰ってもいいのよ?」
絢は「おごりよ」とクリームソーダを咲の前に置いて、向かいの椅子に座った。ボリューム多めのパニエが、バサリと音を立てる。
今日の彼女は赤いチェックのロリータ姿だ。頭につけた大きめのリボンといい、相変わらず年齢的に無理がある。
「今日あの二人休んだんだって? ラルもやるわね」
咲はむっつりした顔で絢を睨み、「いただきます」とアイスをすくった。
「僕はラルが嫌いだし、転生しても全く変わってなかった湊も嫌いだ。けど、あの二人はどうせくっつくんだと思ってたから、大した問題じゃない。嫌だけど」
「なんだかんだ言っても貴方はそういうトコ優しいわよね。だったらその陰気な顔の理由は何?」
「昼が一緒だったから、智に聞いてみたんだよ。運命は受け入れるものか、抗うものかってね。そしたらアイツ、受け入れるって言ったんだよ」
「そうだったの。十月一日に来るハロンの話をしたわけじゃないんでしょ?」
「それは言ってないけど……」
お前はもうすぐ死ぬんだと言えば、智の返事は変わるだろうか。
「いや、アイツは自分が生き残ることで他に犠牲が出るかもなんて知ったら、受け入れるよ。僕も最初はアイツの答えが逆じゃないかって思ったけど、よくよく考えると、アイツはチャラい癖に聞き分けが良すぎる所があるから」
智は死に物狂いで反抗したりはしない。みさぎと湊の事も、結局は受け入れてしまっている。
絢も少し考えて「確かにそうかもしれないわね」と苦笑した。
「だったらもうそれが運命だと割り切って、このまま月を跨ぐのが良いのかなと思ったんだ。それならルーシャに言ってしまおうって。明日からの三連休、家に一人でいたら頭がおかしくなりそうだから」
咲はスプーンを置いて、膝を両手で掴んだ。
「だから僕は、何も知らないふりをして十月一日を迎える」
運命のままに結果を受け入れようと――それが答えだ。
「そんな思い悩む顔で言ってほしくなかったけど。いいわ、じゃあ一つだけ質問させて。貴方はリーナの記憶を戻したいと思う?」
「戻したいか……って。戻せるのか? 記憶ってのは勝手に戻るものじゃ……」
「聞かせて」
絢は質問に答えず、咲の答えを待った。
「僕は、戻らない方が良いと思う。だって記憶を戻したら、アイツは智を助けたいって言うだろう?」
「言うでしょうね」
「アンタだって、未来は変えちゃいけないって言った。その方がいいんだろ? 十月一日が過ぎて、その後にリーナの記憶が戻ってアッシュの武器を引き継げば、予定通りじゃないか」
運命の歯車に巻き込まれるのが最善だ。軸を乱す異物になった所で、修正する能力が自分たちにあるとは断言できない。
絢はコップに水を汲んで戻ると、いつになく神妙な面持ちで一口もう一口と喉へ流し込んだ。
「貴方の気持ちは分かったわ。じゃあ、今度は私の番ね。貴方がこの世界に来た理由を話さなきゃ」
答えを出したら教えると言われていた。咲には見当がつかないけれど。
「私もずっと貴方にそれを話して良いか迷っていたのよ。このまま黙っていれば、貴方が望むように十月一日は予定通り過ぎる。それは最善の事だと思うけど、私だってアッシュに死んでほしいと思ってるわけじゃないわ」
「ルーシャ……」
「最初の敵は、私がハロンを次元隔離した結果よ。私に責任があるから」
「いや、アンタは悪くないよ」
咲は慌てて「違うぞ」と訴えた。
それは、ヒルスとリーナが両親を失った戦争での話だ。
「あの時ハロンと戦える奴はいなくて、そうするのが正しいと誰もが賛同したのは知ってる。パラディンで最強だったラルの親父が遠方で戦ってて間に合わなかったのもみんな知ってるんだよ」
いつになく声を荒げる咲に、絢は目を瞬かせる。
「ターメイヤの人たちにとって、アンタしか頼れる奴がいなかったんだ。だからアンタはハロンを次元隔離したんだろう? そこに責任が生じるなら、アンタじゃなくてターメイヤ全員の責任になるんだからな? 十二月一日のハロンも、リーナに押し付けた全員の責任だ。その後片づけをするために、ラルとアッシュがこの世界に来たんじゃないか」
強い口調で言い切って、咲は肩を上下させた。
「いい男のセリフね。女にしとくのが勿体ないくらい」
十月一日のハロンから智を救ったら、十二月一日のハロンに影響が出るだろうと、前に絢が言っていた。
咲の出した答えは、十二月一日に来るハロン戦での絶対勝利を最優先に考えての苦渋の決断だ。
絢はまた水を飲んだ。
「貴方に話すことを迷ってたら、あの人に言われたの。リーナの気持ちを尊重するのも一つの選択だって」
「リーナの気持ち? あの人って……?」
「ギャロップよ」
そう言われて、咲はハッとした。先日の記憶が蘇って、彼女の言葉に繋がる。
「ルーシャ、この間、広井駅にいなかったか? 向こうで洒落た服を着たアンタに似た人を見つけて、その後白樺台駅で電車待ちの中條に会った」
お泊り会から帰った朝の事だ。あの時は特に気にはしなかったけれど。
「もしかして、あいびき――」
「それは今話すことじゃないわよ。私に話をさせて」
「わかった」
絶対そうだと確信して、咲は黙った。
ヒルスがこの世界に来たのは、リーナと別れたくなかったからだ。
それ以外に理由なんてないと思っていた。
自分のエゴを無理矢理押し通してもらえたんだと勝手に理解していたのに、絢は咲にとって残酷なことを口にする。
「リーナと別れた時の事覚えてる?」
「は?」
急に言われて、咲は顔をしかめた。
あの日、リーナがラルたちの後を追うと聞いて、ヒルスは慌てて城を飛び出した。
まさに今崖を飛び降りようとするリーナの所へ駆けつけて、彼女と何を話したか――。
――「兄様が私にまた会えるって思ってくれるなら、多分そうなるんじゃないかと思うの。だから、私が兄様に最後の魔法を掛けてもいい?」
咲は、そっと自分の耳を押さえた。
何を言ったのかは分からなかったが、あのセリフの後リーナが耳元で何か囁いた感触は残っている。
――「必要になったら教えてあげるわ」
あの時、ルーシャがそんなことを言っていた。
「思い出した? それがリーナの意思で、貴方がこの世界に来た理由よ」
絢は妖艶な笑みを浮かべて、その答えをくれる。
「リーナは最後の魔法で、貴方に全てを託したの。この世界に生まれ変わったみさぎの魔法と記憶を蘇らせる為の鍵が貴方なのよ、お兄ちゃん」
「何だよそれ――ひどいよ、リーナ」
不安と絶望がよぎって、咲はソファに崩れた。
テーブルに肘をついて、固く握った拳に額を押し付ける。
心に決めた決断を吐き出してしまいたい気持ちと、冷静になれという真逆の感情に深呼吸を繰り返した。
「悩んでるなら帰ってもいいのよ?」
絢は「おごりよ」とクリームソーダを咲の前に置いて、向かいの椅子に座った。ボリューム多めのパニエが、バサリと音を立てる。
今日の彼女は赤いチェックのロリータ姿だ。頭につけた大きめのリボンといい、相変わらず年齢的に無理がある。
「今日あの二人休んだんだって? ラルもやるわね」
咲はむっつりした顔で絢を睨み、「いただきます」とアイスをすくった。
「僕はラルが嫌いだし、転生しても全く変わってなかった湊も嫌いだ。けど、あの二人はどうせくっつくんだと思ってたから、大した問題じゃない。嫌だけど」
「なんだかんだ言っても貴方はそういうトコ優しいわよね。だったらその陰気な顔の理由は何?」
「昼が一緒だったから、智に聞いてみたんだよ。運命は受け入れるものか、抗うものかってね。そしたらアイツ、受け入れるって言ったんだよ」
「そうだったの。十月一日に来るハロンの話をしたわけじゃないんでしょ?」
「それは言ってないけど……」
お前はもうすぐ死ぬんだと言えば、智の返事は変わるだろうか。
「いや、アイツは自分が生き残ることで他に犠牲が出るかもなんて知ったら、受け入れるよ。僕も最初はアイツの答えが逆じゃないかって思ったけど、よくよく考えると、アイツはチャラい癖に聞き分けが良すぎる所があるから」
智は死に物狂いで反抗したりはしない。みさぎと湊の事も、結局は受け入れてしまっている。
絢も少し考えて「確かにそうかもしれないわね」と苦笑した。
「だったらもうそれが運命だと割り切って、このまま月を跨ぐのが良いのかなと思ったんだ。それならルーシャに言ってしまおうって。明日からの三連休、家に一人でいたら頭がおかしくなりそうだから」
咲はスプーンを置いて、膝を両手で掴んだ。
「だから僕は、何も知らないふりをして十月一日を迎える」
運命のままに結果を受け入れようと――それが答えだ。
「そんな思い悩む顔で言ってほしくなかったけど。いいわ、じゃあ一つだけ質問させて。貴方はリーナの記憶を戻したいと思う?」
「戻したいか……って。戻せるのか? 記憶ってのは勝手に戻るものじゃ……」
「聞かせて」
絢は質問に答えず、咲の答えを待った。
「僕は、戻らない方が良いと思う。だって記憶を戻したら、アイツは智を助けたいって言うだろう?」
「言うでしょうね」
「アンタだって、未来は変えちゃいけないって言った。その方がいいんだろ? 十月一日が過ぎて、その後にリーナの記憶が戻ってアッシュの武器を引き継げば、予定通りじゃないか」
運命の歯車に巻き込まれるのが最善だ。軸を乱す異物になった所で、修正する能力が自分たちにあるとは断言できない。
絢はコップに水を汲んで戻ると、いつになく神妙な面持ちで一口もう一口と喉へ流し込んだ。
「貴方の気持ちは分かったわ。じゃあ、今度は私の番ね。貴方がこの世界に来た理由を話さなきゃ」
答えを出したら教えると言われていた。咲には見当がつかないけれど。
「私もずっと貴方にそれを話して良いか迷っていたのよ。このまま黙っていれば、貴方が望むように十月一日は予定通り過ぎる。それは最善の事だと思うけど、私だってアッシュに死んでほしいと思ってるわけじゃないわ」
「ルーシャ……」
「最初の敵は、私がハロンを次元隔離した結果よ。私に責任があるから」
「いや、アンタは悪くないよ」
咲は慌てて「違うぞ」と訴えた。
それは、ヒルスとリーナが両親を失った戦争での話だ。
「あの時ハロンと戦える奴はいなくて、そうするのが正しいと誰もが賛同したのは知ってる。パラディンで最強だったラルの親父が遠方で戦ってて間に合わなかったのもみんな知ってるんだよ」
いつになく声を荒げる咲に、絢は目を瞬かせる。
「ターメイヤの人たちにとって、アンタしか頼れる奴がいなかったんだ。だからアンタはハロンを次元隔離したんだろう? そこに責任が生じるなら、アンタじゃなくてターメイヤ全員の責任になるんだからな? 十二月一日のハロンも、リーナに押し付けた全員の責任だ。その後片づけをするために、ラルとアッシュがこの世界に来たんじゃないか」
強い口調で言い切って、咲は肩を上下させた。
「いい男のセリフね。女にしとくのが勿体ないくらい」
十月一日のハロンから智を救ったら、十二月一日のハロンに影響が出るだろうと、前に絢が言っていた。
咲の出した答えは、十二月一日に来るハロン戦での絶対勝利を最優先に考えての苦渋の決断だ。
絢はまた水を飲んだ。
「貴方に話すことを迷ってたら、あの人に言われたの。リーナの気持ちを尊重するのも一つの選択だって」
「リーナの気持ち? あの人って……?」
「ギャロップよ」
そう言われて、咲はハッとした。先日の記憶が蘇って、彼女の言葉に繋がる。
「ルーシャ、この間、広井駅にいなかったか? 向こうで洒落た服を着たアンタに似た人を見つけて、その後白樺台駅で電車待ちの中條に会った」
お泊り会から帰った朝の事だ。あの時は特に気にはしなかったけれど。
「もしかして、あいびき――」
「それは今話すことじゃないわよ。私に話をさせて」
「わかった」
絶対そうだと確信して、咲は黙った。
ヒルスがこの世界に来たのは、リーナと別れたくなかったからだ。
それ以外に理由なんてないと思っていた。
自分のエゴを無理矢理押し通してもらえたんだと勝手に理解していたのに、絢は咲にとって残酷なことを口にする。
「リーナと別れた時の事覚えてる?」
「は?」
急に言われて、咲は顔をしかめた。
あの日、リーナがラルたちの後を追うと聞いて、ヒルスは慌てて城を飛び出した。
まさに今崖を飛び降りようとするリーナの所へ駆けつけて、彼女と何を話したか――。
――「兄様が私にまた会えるって思ってくれるなら、多分そうなるんじゃないかと思うの。だから、私が兄様に最後の魔法を掛けてもいい?」
咲は、そっと自分の耳を押さえた。
何を言ったのかは分からなかったが、あのセリフの後リーナが耳元で何か囁いた感触は残っている。
――「必要になったら教えてあげるわ」
あの時、ルーシャがそんなことを言っていた。
「思い出した? それがリーナの意思で、貴方がこの世界に来た理由よ」
絢は妖艶な笑みを浮かべて、その答えをくれる。
「リーナは最後の魔法で、貴方に全てを託したの。この世界に生まれ変わったみさぎの魔法と記憶を蘇らせる為の鍵が貴方なのよ、お兄ちゃん」
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