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【改訂前】始まり
生徒会の奴ら
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「「「キャァァァァァァァァア!!!」」」
「会長サマーっ」
「抱いてーっ!!」
「副会長様、今日も美しいです!」
「抱かせろーっ!」
「会計様!」
「カッコイイ!!」
「書記様ぁーっ!」
「可愛い!」
「わんこ!!」
「双子庶務さま!」
「愛らしい…!」
「生徒会の皆様が全員揃ってるなんて…!」
「髪型直さなきゃっ!」
うるさいな…。
前を向くと加奈川くんがなんとも面倒くさそうに顔を顰めていた。
そう言えば、加奈川くんは親衛隊の総隊長なんだよね。
でも、加奈川くんは生徒会のことが嫌いなのか…?
ふと気付くと生徒会の役員達がこちらに向かってきた。
田無先輩もいる。
目が合ったので一応お辞儀しておこう。
「おい、貴様が転校生か?」
…何だこの偉そうな男は。
こういうのには関わらない方がいいが、流石にさっきみたいな態度をとると全校生徒から敵視されそうだ。
「…はい。」
「…ハッ、なんだただの根暗か。見に来ただけ無駄だったな。」
すると、後ろの双子や金髪男が吹き出す。
「会長言い過ぎだよ~。いくらホントのことだからって~」
「「アハハハ!会長ひっどーい」」
それを見て周りの奴らもクスクスと笑い出す。
ああ、馬鹿らしい。
いや、自分も馬鹿だったか。
ここに何を求めていたんだろう。
また心に暗雲がかかりだす。
「会長サマーっ」
「抱いてーっ!!」
「副会長様、今日も美しいです!」
「抱かせろーっ!」
「会計様!」
「カッコイイ!!」
「書記様ぁーっ!」
「可愛い!」
「わんこ!!」
「双子庶務さま!」
「愛らしい…!」
「生徒会の皆様が全員揃ってるなんて…!」
「髪型直さなきゃっ!」
うるさいな…。
前を向くと加奈川くんがなんとも面倒くさそうに顔を顰めていた。
そう言えば、加奈川くんは親衛隊の総隊長なんだよね。
でも、加奈川くんは生徒会のことが嫌いなのか…?
ふと気付くと生徒会の役員達がこちらに向かってきた。
田無先輩もいる。
目が合ったので一応お辞儀しておこう。
「おい、貴様が転校生か?」
…何だこの偉そうな男は。
こういうのには関わらない方がいいが、流石にさっきみたいな態度をとると全校生徒から敵視されそうだ。
「…はい。」
「…ハッ、なんだただの根暗か。見に来ただけ無駄だったな。」
すると、後ろの双子や金髪男が吹き出す。
「会長言い過ぎだよ~。いくらホントのことだからって~」
「「アハハハ!会長ひっどーい」」
それを見て周りの奴らもクスクスと笑い出す。
ああ、馬鹿らしい。
いや、自分も馬鹿だったか。
ここに何を求めていたんだろう。
また心に暗雲がかかりだす。
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