復讐者は禁断魔術師~沈黙の聖戦~

黒い乙さん

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エピローグ

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 キリスティアの宮廷魔術師となったフィリス・アルバディアが当時の国王に渡されたと伝えられる「獣人消失事件に関する報告書」が100年の時を持って一般公開された事により、人々に知られる事となった“精霊魔術師テオドミロ”の大陸における・・・・・・活動記録はここで終わる。

 本来未解決事件と思われていた獣人消失事件が解決していたこと、そして、解決したのが今まで一度も歴史の表舞台に登場した事のない一介の精霊魔術師だった事と、その事件以来原因不明の失踪をしてしまったサイレントの王子だった事が人々の関心を強く集めた。

 報告書が100年の間公開されなかったのは、報告者である宮廷魔術師フィリス・アルバディアの願いであったからと発表された。
 彼女の遺言にて死後50年の間は真相を伝えないようにという文言が添えられていたらしい。

 生涯を独身で通した彼女に子孫は無く、その莫大な遺産は辺境にあったとされる彼女の嘗ての故郷の復興に当てられた。
 それは彼女の遺言にあった事ももちろんだが、偉大な魔術師であった彼女の生家を復興させようという人々の願いがあったからにほかならなかった。
 そして、彼女の死後50年をもって公開された報告書により、嘗て獣人失踪事件を解決した精霊魔術師も同郷だった事が判明し、彼女達の故郷は一時的に賑わう事となる。



~~~



「どうしても行くの?」

 キリスティア王国の刻印が入ったローブを着た銀髪の少女の言葉に、魔神の男は静かに頷く。
 漆黒のローブに深くかぶったフードから除く瞳は真紅にそまり、髪と耳を見なくとも見る人が見ればその男が魔人族だという事は言われずともわかっただろう。

「ああ。今の俺はこの大陸で生活する事は出来ないからね。ほとぼりが冷めるまで異種族であっても迫害のない場所で生きていこうと思う」

 ここは大陸の端にある港町。名はティアシーズといったが、私にとってはどうでもいい事なので、すぐに忘れてしまうだろう。
 その港町の桟橋に停泊している船の傍で向かい合っているのが先の男女二人とその仲間達だった。
 
 魔神の足元には茶色の髪をした獣人の娘がおり、魔神のローブを両手を使って握っている。この少女はこの町に来るまでの間もずっとそうして傍を離れようとはしなかった。
 この娘は、この後もずっと魔神と共にあるつもりらしい。

 その背後に佇んでいるのは半精霊となってしまったサイレントの元王女と、獣人となってしまったサイレントの元王子の兄妹だった。
 この二人は人ではなくなってしまった為に魔神と共に行動する事を選んだようだ。

 その中でただ一人。港町側にいるのはたった一人だけだった。

「……でも、魔大陸なんて……よりによってそんな危険な場所に行かなくても……」
「住んでいる場所はわかっているんだ。ひょっとしたら連絡だって取れるかも知れないし、今までよりもずっといいと思わないか?」

 もうそろそろ出航だというのに愚図っている銀髪の魔術師にかける魔神の声は優しく、穏やかだ。
 しかし、それもこの後の二人にとっての再会が難しいと言う事をわかっているからかもしれなかった。

「ごめんなフィリス。でも、俺たちはもうこれ以上魔人と獣人を減らすわけにもいかないからさ。魔大陸に行けばまだ獣人族もそれなりの人数残っているらしいし、いつか2つの人族が落ち着いたら、その時は俺もまたフィリスと……“先生”に会いに来るよ」

 そう言って笑う魔神だが、魔大陸でも魔人と獣人はゆっくりと滅びへと進んでいる過程の中にある。落ち着く……等、人族の寿命では見届ける事は不可能だろう。
 それこそ、魔人並みの寿命でもない限り。

「……私こそごめん。本当は私も一緒に行きたい。でも、先生がこれまで私の為にしてくれた事を無かったことに出来ない。お墓も守らなければいけないし……。でも」

 そこまで言った後、銀髪の魔術師は顔を上げた。

「目的を果たしたら必ず帰ってくるって約束して。それまでの間、私はずっと待っているから」
 
 魔術師の言葉に魔神は直ぐには返事を返さなかった。
 ただ、無言で足元の獣人の娘の頭を数度撫でた後に。

「……分かった。俺は必ず目的を果たして帰ってくる。だから、その時こそ──」

 魔神はそこまで言った後、私と、サイレントの兄妹に目配せをして背を向ける。右手で獣人の娘の手を引いて。

「──いつかした母さんに話したように、あの村で静かに暮らしていこう」
「……うん」

 まるで最後の瞬間、己の目を見られたくないとでも言うように、背中で少女と約束の言葉を交わした。



~~~



「全く。とんだ悪党もいたものだ」

 あの場にいた全員の気持ちを代弁したのは、赤毛の勇者だった。
 既に港町は視界から消え去り、見渡す限りの青の中、その赤毛はよく目立つ。
 特に全身赤毛の獣人となってしまっていたものだから、尚更だった。

「どうして俺が悪党になるんだよ」

 そんな魔神の言葉に対して、赤毛の勇者のみならず緑髪の半精霊も深い溜息を漏らした。

「あの女。恐らく生涯つがいを持たぬぞ」
「ご主人様。あれは余りにも酷い仕打ちです。せめて、誰か他の人に目を向けられるよう突き放すべきでした」

 順番に意見を言ってくる兄妹に対して、魔神は一瞬嫌そうな顔をした後、二人から背を向けて船のへりに半身を預ける。

「あいつがそんな殊勝な玉かよ。お前達二人は知らないかもしれないけど、あいつにとっての俺の優先順位は高いけど、何時だって一番じゃなかったんだ。俺じゃなくて先生を選んだように……さ」

 その声色は何故かふてくされた子供のように聞こえたが、あながち間違いでもなかったろう。
 それは周囲も同じだったようで、呆れたような空気の中、魔神は続ける。

「それに……ひょっとしたら、本当に数年で戻れるかも知れないし、そんな時にもしもあいつが……ってあれ?」

 ブツブツと独り言のように続けていた魔神だったが、何やら周囲に人の気配が感じなくなったのに気がついたのだろう。
 振り向いた先にいたのが私一人だったのを見て唖然とした表情をした。

「なんだよ……自分達から話を振っておいてこの仕打ち。しかもレイラまでいないとか。これまでの信頼はなんだったんだ」
「あの娘なら半精霊の娘からお菓子を貰って着いていったぞ」
「お菓子以下かー」

 ズルズルと背後のヘリに背中を預けて座り込むと、空を見上げる魔神。
 その紅い瞳はどこか嘗ての妹のようで、だからだろうか。私は少しお節介をしてしまう。

「……あの銀髪の魔術師が自ら命を絶つのを防いだのであろう?」
「……あん?」

 私の言葉がよほど意外だったのか、魔神は今まで私に見せた事のない不思議な表情を向けてきた。

「唯の感だよ。こう見えて私は様々な人間を見てきた。特に、死に際の人間をな。あの別れ際の際、あの娘から感じたのはむせ返るような死臭であった。それが、お前と約束した後は消えていたからな。そうではないのかと思ったのだ」

 違うのか? そう問いかけた私の言葉に、魔神は暫く空を見たまま答えない。
 しかし、しばらくして考えがまとまったのか、勢いよく立ち上がると、私に対して背を向ける。

「そんな訳ないさ。俺にとって一番大事なのは、レイラであり、リディアだ。でも、フィリスにも俺の見えない所で不幸になって欲しくない……そう思っただけだよ」

 それは偽りであり、本音でもあったのだろう。
 しかし、私はそれを口にしなかったし、魔神もそれ以上は言葉にしなかった。
 代わりに聞くのは別の事。

「それよりも、俺としてはお前が着いてきたことの方が驚きだね。お前はどっちかというと勇者を探して死ぬまでさ迷い歩くと思ってたよ」
「失敬な男だな。貴様は」

 魔神の言葉に私は憤慨する。
 そもそも、私の行動は幼少の頃より一貫している。

「我が行動の原理はいつでも変わらぬよ。そもそも今回貴様と共に歩く事に決めたのも、私にとっての正義に準じての事だ。我が正義とは勇者の行動を見定める事。そして、私は既に勇者を見つけた。これが先程の貴様の質問に対する答えとなろう」

 そんな私の答えに対し、魔神は腕を組んだまま暫く目をつぶって上を見上げていたが、薄らと目を開けると呆れたような声を上げた。

「お前まさかの獣人好きだったか。人間だった頃は兎も角、今のアスラは本能の赴くままに動く動物にしか見えんのだが」
「……どうやら、一度貴様にはじっくり貴様自身の事を聞かせる必要があるようだ」

 私は大きな溜息を吐くと、他の仲間たちがそうであったように、呆れてこの場を後にする事にする。
 最も、この男は全てを理解していて我々をこの場から追い払いたいだけだったのだろう事は理解しているのだが。
 私がこの場から去った後に、あの男は最も傍に居て欲しい人物と二人だけの語りをするつもりなのだろう。

「我が妹によろしくな」

 だから、私はそれだけを残しその場を後にする。
 後ろからちょっとだけ戸惑ったような魔神の呟きを聞いたような気がした。


~~~


「やれやれ……」

 俺はようやく二人・・になれた事に安堵しつつも、全てを見透かしたようなシグルズの言葉に大きな溜息を吐く。
 
 ──何だかすごく疲れてるみたいね。

「そうだな。これも全部お前の兄貴のせいだな。こっちはずっと気が張りっ放しでようやく息を抜けるって思った所で余計な事を……」

 俺はレアンドロを倒してからここに来るまでの事を考える。
 獣人誘拐事件から始まった俺の旅は、結局最後は獣人消失事件の解決と共に終わった……かに見えた。

 しかし実態は、サイレントの王族2人の亜人化と、俺自身が今では禁忌されるようになってしまった魔人族になってしまった事。
 そして、フィリスの後続隊であるキリスティアの討伐隊がサイレントに入国した事実であった。

 獣人となってしまったアスラをサイレントの王城に返せるわけも無く、そうなると半精霊化してしまっていたドリスを王城に残すわけにもいかず……。
 結局レアンドロと対峙した時とそれ程変わらない緊張と戦力でもってサイレントを脱出する羽目になった。
 
 しかも、王都を通らずに港町にたどり着く必要があった事から、以前と同じようにガルニア風穴を通って……である。
 ただ、その前に途中にあるクロスロードによって、短いながらも姉さんに会って、無事である事の報告と、以前した「一緒に故郷に行って墓参りをする」という約束を守れない事を告げた。
 
 姉さんは「馬鹿ね」と言って俺の頭を軽く小突いて、笑っていてくれたが、リディアの事は口にはしなかった。
 旅の仲間が途中で分かれるなど冒険者であるならばよくある事だから触れなかっただけなのか、それとも何となく理由を理解していたのか真相は最後まで分からずじまいだったが、お互い手紙のやりとりをする約束をしてその場は分かれた。ちなみに、国境を越えてからは俺達とフィリスは別行動だった為にこの時一緒に姉さんとは会っていない。
 
 フィリスの方は事件が解決した事を向かってきている軍に説明しなければならなかったし、俺達の行動を隠蔽する為にも別行動してもらう必要があった。
 最も、迂回する俺たちと違って直線で港町までむかえるフィリスの方が、面倒なお仕事をしながらでも早く到着するだろう事はわかりきっていたのだが。現に、俺達が港町にたどり着いた時には既に到着していたわけだから。

 ──本当によかったの?

 リディアが言っているのはフィリスの事だろう。
 わかっていたからこそ、俺はリディアの言葉に首を振る。

「いいんだ。あいつがこれから生きていく為には、俺はいない方がいい。今は俺がいない事で辛い思いをしているかもしれないけど、本当に必要な事を成す時にはどこまでも非情に、そしてどこまでも強くなれるやつなんだよ。だけど、それは俺がそばにいたらダメなんだ」

 ──あの人の事……本当に理解してるんだね。

「当たり前だろ。俺とアイツがどれだけ一緒にいたと思ってるんだ」

 俺の言葉に、リディアの膨れっ面が見えたような気がした。
 実際に嫉妬の感情が伝わってきたから気のせいでは無いだろう。なんというか、お互い嘘が付けないから便利というか怖いというか……。

「まあ、あいつとの約束はもう果たせないけど、いつか故郷には帰りたいとは思っているんだよね」

 ──故郷って……無くなっちゃったっていうテオとあの人の故郷の事?

 リディアの小言が始まる前にと、あからさまに話題を変えた俺だったが、リディアもあっさり乗ってくる。相変わらずオツムの軽いやつである。
 そんな俺の考えにリディアからちょっとした不服の感情が伝わってきたが、俺は無視を決め込む。

「ああ。父さんがいて、母さんがいて、フィリスがいて、先生がいて、出て行っちゃったけど姉さんもいて……。とても静かな村で、若い人はどんどん出て行っちゃったけど、俺もフィリスもあの村が大好きで……。お互い伝える事は最後までしなかったけれど、二人で静かに暮らしたいと思っていたんだ。……結局、振られちゃったけどね」

 思い出されるのは王都で再会した時に俺がフィリスに「一緒に暮らさないか?」と言った事に対してフィリスが答えなかった事。
 今にして思えば、あの時のフィリスの態度がここまで俺の中で刺のように残っていたのかもしれない。

 ──あの時の状況じゃ仕方ないでしょ。

 そんなフィリスを庇うようなリディアのセリフに、俺は頷きながらも否定も肯定もしない。

「そうだな。でも、あれがフィリスの本音だとも思っているんだ。あいつにとって本当に大切なのはバランスを取るって事で、子供のような俺の気持ちとは違うんだってね。だからこそ、あいつは強いんだ。これから先、きっと今回のような事件は起こる。その時にあいつがいればきっと安心できる。それこそ、アレックス先生のように、あいつは力のない人を守ってくれる。……自分の気持ちとは関係なくね」

 ──相変わらず最低ね。

「ああ。そうさ。俺は最低の野郎だよ。今までも、これからも、家族と静かに暮らしたいってだけで血に塗れてきたんだから。そして、これからもそれは変わらないんだ」

 俺の中の家族像はいつしか大きく変わってしまった。
 嘗ては父さんと母さんと、フィリスと共に故郷の村で笑い合う姿が浮かんでいたが、今の俺の心に浮かぶのは──

「……あれ?」

 ──どうしたの?

「いや、なんかすごく犯罪的な光景が脳裏に過ぎったというか……。やっぱり疲れてるのかな。少し船室で休んでくるわ」

 ──そう? じゃあ、あたしも少し寝るよ。テオと話してると楽しいけど、ずっと“顕現”してるのも魔力が減って辛くなるし。

 その言葉と共にゆっくりと薄れていくリディアの存在感に、俺は船室に向かいながら先程の事を考える。
 別にリディアが顕現している間に考えたくなかったわけでは無かったが、脳への負担が減った事で自分の事を考える事が容易になっただけに過ぎない。

 先ほど俺の頭に浮かんだのは、嘗ての自分の村だった場所だ。
 そこは復興が進み沢山の人が暮らしていて、俺達は驚いてその光景を眺めている。
 俺の足元には2人の小さな子供がいて、それぞれ茶色と灰色の髪のその子供達の頭にはちょこんと二つの獣耳。
 
 隣には成人した獣人の女性。
 栗色の髪に猫を思わせる耳を覗かせて、幸せそうな顔で笑っていた。
 その表情がまるで知っている誰かによく似ていて──

「お兄ちゃん!!」

 考え事をしていたからだろうか。突然の声に驚いた俺の顔に向かって飛びついてきた獣人の少女を受け止めきれなくて、俺達は一緒に床に倒れこむ。

「……レイラ。船の上で危ない事はやめなさい」
「へへ……ごめんね、お兄ちゃん」

 ちっとも謝っていない声色で微笑むレイラの頭に手を置いて、俺は先程の考えを彼方へ飛ばす。

「全くお前は……。いつまでたっても甘えん坊のままだな」
「いいんだよ。だって、レイラとお兄ちゃんはずっと一緒なんだもん」

 そう言って俺の顔を舐めるレイラの頭を、俺は思い切り抱きしめる。
 それは二人で生死の境をさまよった朝の再現のようで──

 ──あの時と同じようにレイラの髪からは暖かな日向の匂いがした──。


 (完)
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