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番外編(ただのエロコメディー)
団長補佐官の初恋(後):Sideランドルフ※
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※時間少し遡ります
「ねぇ、団長さん、あんなあっさり見送ってよかったの?」
「ん、何がだ」
ミリアとマックスが仕事を終える報告をしてランドルフの部屋を出ていった直後である。
キースはランドルフに書類を渡しながら不思議そうに呟いた。
「え、だって二人きりでしょ?」
「マックスとミリアは元々兄弟みたいに仲良いし、マックスはミリアのこと女だって知らないのに、何の心配がいるんだ」
キースはやれやれとため息をついた。
「マックスのミリちゃんを見る目、あれは恋焦がれる目だったね。あれは男だって良いと思ってるよ」
「は・・・?」
「ノアール騎士団は九割方が男色か、両方イケる奴らだ。あとマックスの元上司が言ってたけど、マックスはライトブラウンの髪に青い瞳の男をずっと探してるって言ってたよ。誰かさんと一緒だね」
「!!」
(マックスが、ミリアを・・・??道場にいたときあいつはほんの十歳だったじゃないか。それからずっとエドだったミリアを・・・)
思い返せばミリアとマックスはよく一緒にいた。ミリアが怪我をしたときもマックスはミリアに何か言いたげにしていた。
ーーガタン
「この書類は明日に回しといてくれ」
「はいはい、追うんでしょ?セリーヌ通りに行くって言ってたよね。あそこ飲み屋街だからお酒飲んでるだろうし、彼ミリちゃんに手出しちゃうかもね」
「!!じゃあ、後は頼む!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
(どこだ、ミリア)
セリエ通りのどこかにいるのは分かっているが、人が多すぎてなかなか見つからない。セリーヌ通りの通行人は次々と家へと帰っていくか、ホテル街に消えていっていた。諦めかけたその時、噴水付近のベンチに座っている若い男二人が見えた。
(ミリア!)
ミリアは酔っぱらっている様子で、マックスはミリアに水を飲ませていた。するとマックスは水を口に含み、ミリアの口へと近づいていった。
「ーーエド!!」
マックスはランドルフに気づいて気まずそうに口を遠ざけた。ミリアもランドルフに気づく。
「あ、ししょ~~」
「はぁ・・・やっぱお前飲んだのか・・」
「だっこ~」
「はいはい」
ランドルフはエドバージョンのミリアにはあまりスキンシップを取らないのだが、ランドルフはマックスにみせつけるようにミリアを抱っこした。
「エドは俺が送ってくから、お前はもう帰れ」
「でも・・・」
「ししょ~、ぎゅ~ってしよ」
「はいはい、家に帰ってからな」
わざとらしく、家に行く関係であるとマックスに分かるように返事をした。
マックスの顔はみるみる青ざめ、ランドルフに「なんでなんだ・・・」と疑問を投げ掛けるような視線を向けた。そしてランドルフとミリアの去り際にちらっと振り向くと、彼が壁を殴る仕草をしているのが見えた。
(すまん、マックス・・・ミリアだけは誰にも譲れないんだ・・・)
ー次の日の朝ー
ヌチャ・・・ヌチャ・・・
「はぁ・・・ん」
「ほら、起きろ、お仕置きの時間だぞ」
「ぅうん・・・」
ミリアは目が覚めた。彼女はなんでランドルフがいるのか分かっていないようだった。
そんなミリアはランドルフに肉棒を中に打ち付けられていることに気づいた。
ーパンッ!パンッ!パンッ!
「はぁん!なんでぇ!私昨日・・・!」
「お前酔っぱらって動けなくて俺がここまで送ってきてあげたんだぞ」
「えっ・・・でもっ!ああ!」
ランドルフは朝ミリアが寝ているときに体を十分に解してあったので、もう中はしっとりと濡れていた。しかしミリアの頭はついていっていないようだった。
「どうだ、起きてすぐに犯される気分は!!」
「はぁん!駄目、まだちゃんと起きてないのに・・・」
ーパンッパンッ
「下のミリアはべちゃべちゃに濡れて十分起きてるぞ。寝ながら犯されて悦ぶなんて変態だな」
「っ・・・」
「お前の中締まりがよくなったぞ。変態って呼ばれて悦んでんのか?」
「あぁああ、違う・・・」
「これのどこが違うってんだ」
ランドルフはミリアの中にぐりぐりとペニスを押し付けた。ミリアは絶頂を迎えそうだ。ランドルフも昨夜お預けをくらっていたのですぐにも出そうだった。ランドルフはピストンを速めた。
「ほら、イケ!犯されながらイクんだ!」
「ああああイっちゃう、はぁあああん~~!」
ミリアは果てたようで、顔を真下に蒸気させていた。ランドルフは仕事まであと一時間ちょっとだ。二回戦、あわよくば三回戦・・・と行為を継続したのだった。
「ぅぅう・・・今日すごい激しかったです・・・」
「お前が俺を嫉妬させるからだ。まったく、俺がいないところでの飲酒は禁止だからな!」
「はい、ごめんなさい」
ランドルフはミリアに優しくキスをした。髪を一撫でして仕事に向かった。
「あれ・・・また力が入らない。ちょっと!また仕事行けないじゃない~!!」
ランドルフはミリアの叫びを聞きながら玄関を出た。案の定ミリアは遅刻し、ランドルフに再びお仕置きされるのだった。
「ねぇ、団長さん、あんなあっさり見送ってよかったの?」
「ん、何がだ」
ミリアとマックスが仕事を終える報告をしてランドルフの部屋を出ていった直後である。
キースはランドルフに書類を渡しながら不思議そうに呟いた。
「え、だって二人きりでしょ?」
「マックスとミリアは元々兄弟みたいに仲良いし、マックスはミリアのこと女だって知らないのに、何の心配がいるんだ」
キースはやれやれとため息をついた。
「マックスのミリちゃんを見る目、あれは恋焦がれる目だったね。あれは男だって良いと思ってるよ」
「は・・・?」
「ノアール騎士団は九割方が男色か、両方イケる奴らだ。あとマックスの元上司が言ってたけど、マックスはライトブラウンの髪に青い瞳の男をずっと探してるって言ってたよ。誰かさんと一緒だね」
「!!」
(マックスが、ミリアを・・・??道場にいたときあいつはほんの十歳だったじゃないか。それからずっとエドだったミリアを・・・)
思い返せばミリアとマックスはよく一緒にいた。ミリアが怪我をしたときもマックスはミリアに何か言いたげにしていた。
ーーガタン
「この書類は明日に回しといてくれ」
「はいはい、追うんでしょ?セリーヌ通りに行くって言ってたよね。あそこ飲み屋街だからお酒飲んでるだろうし、彼ミリちゃんに手出しちゃうかもね」
「!!じゃあ、後は頼む!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
(どこだ、ミリア)
セリエ通りのどこかにいるのは分かっているが、人が多すぎてなかなか見つからない。セリーヌ通りの通行人は次々と家へと帰っていくか、ホテル街に消えていっていた。諦めかけたその時、噴水付近のベンチに座っている若い男二人が見えた。
(ミリア!)
ミリアは酔っぱらっている様子で、マックスはミリアに水を飲ませていた。するとマックスは水を口に含み、ミリアの口へと近づいていった。
「ーーエド!!」
マックスはランドルフに気づいて気まずそうに口を遠ざけた。ミリアもランドルフに気づく。
「あ、ししょ~~」
「はぁ・・・やっぱお前飲んだのか・・」
「だっこ~」
「はいはい」
ランドルフはエドバージョンのミリアにはあまりスキンシップを取らないのだが、ランドルフはマックスにみせつけるようにミリアを抱っこした。
「エドは俺が送ってくから、お前はもう帰れ」
「でも・・・」
「ししょ~、ぎゅ~ってしよ」
「はいはい、家に帰ってからな」
わざとらしく、家に行く関係であるとマックスに分かるように返事をした。
マックスの顔はみるみる青ざめ、ランドルフに「なんでなんだ・・・」と疑問を投げ掛けるような視線を向けた。そしてランドルフとミリアの去り際にちらっと振り向くと、彼が壁を殴る仕草をしているのが見えた。
(すまん、マックス・・・ミリアだけは誰にも譲れないんだ・・・)
ー次の日の朝ー
ヌチャ・・・ヌチャ・・・
「はぁ・・・ん」
「ほら、起きろ、お仕置きの時間だぞ」
「ぅうん・・・」
ミリアは目が覚めた。彼女はなんでランドルフがいるのか分かっていないようだった。
そんなミリアはランドルフに肉棒を中に打ち付けられていることに気づいた。
ーパンッ!パンッ!パンッ!
「はぁん!なんでぇ!私昨日・・・!」
「お前酔っぱらって動けなくて俺がここまで送ってきてあげたんだぞ」
「えっ・・・でもっ!ああ!」
ランドルフは朝ミリアが寝ているときに体を十分に解してあったので、もう中はしっとりと濡れていた。しかしミリアの頭はついていっていないようだった。
「どうだ、起きてすぐに犯される気分は!!」
「はぁん!駄目、まだちゃんと起きてないのに・・・」
ーパンッパンッ
「下のミリアはべちゃべちゃに濡れて十分起きてるぞ。寝ながら犯されて悦ぶなんて変態だな」
「っ・・・」
「お前の中締まりがよくなったぞ。変態って呼ばれて悦んでんのか?」
「あぁああ、違う・・・」
「これのどこが違うってんだ」
ランドルフはミリアの中にぐりぐりとペニスを押し付けた。ミリアは絶頂を迎えそうだ。ランドルフも昨夜お預けをくらっていたのですぐにも出そうだった。ランドルフはピストンを速めた。
「ほら、イケ!犯されながらイクんだ!」
「ああああイっちゃう、はぁあああん~~!」
ミリアは果てたようで、顔を真下に蒸気させていた。ランドルフは仕事まであと一時間ちょっとだ。二回戦、あわよくば三回戦・・・と行為を継続したのだった。
「ぅぅう・・・今日すごい激しかったです・・・」
「お前が俺を嫉妬させるからだ。まったく、俺がいないところでの飲酒は禁止だからな!」
「はい、ごめんなさい」
ランドルフはミリアに優しくキスをした。髪を一撫でして仕事に向かった。
「あれ・・・また力が入らない。ちょっと!また仕事行けないじゃない~!!」
ランドルフはミリアの叫びを聞きながら玄関を出た。案の定ミリアは遅刻し、ランドルフに再びお仕置きされるのだった。
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