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番外編(ただのエロコメディー)
団長補佐官の初恋(前)
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「おい!!エドじゃないか!!」
(??)
赤髪を肩まで伸ばし、透き通った肌に白い歯を輝かせた男が立っていた。彼は背が高く身体も筋肉でランドルフの次にゴツい。ミリアは首をかなり上に上げないと駄目だった。
「俺だよ、マックスだよ」
「っ・・・!!マックス!?!?あの、小さかった、年下の??」
「ああ、そうだよ!酷いなあ、忘れるなんて。エドは何も変わってないな」
「いやいや、マックス変わりすぎだろ!」
(あの可愛かったマックスがこんなに大きくなるとは・・・)
マックスは同じ剣道場に通っていた仲間だ。ミリアは彼と一番仲が良かったのだが、ミリアの傷事件のせいでそれから一切連絡が取れなくなっていたのだ。
「あれから剣道場来ないから心配してたんだぜ。俺あれから、ずっとエドに会いたいと思ってたんだよ。怪我の具合も心配で心配で」
「ごめん、ちょっと家の都合でさ・・・」
マックスはミリアに抱きついた。
「本当によかった・・・俺を庇ってゴロツキに斬られただろ?もう俺、あの後後悔してよぉ、俺がもっと強かったらお前が怪我しなかったのにって」
「そんな・・・僕が助けたいって思ったから助けただけで、マックスのせいじゃないよ」
マックスは安心したように膝まずき、「ああ、よかった」と顔を手で覆った。
「ははっ・・・マックスは大げさだなあ」
ミリアは以前のようにマックスの頭をポンポンと撫でてあげる。
「っ・・・///」
マックスは顔を真っ赤にしてミリアを睨む。
「エドの癖、なーんも変わってねえや」
「ははは、マックス昔から頭撫でられるの嫌がってたもんな」
「それはお前に子供扱いされるのが嫌だったんだよ」
マックスは髪を片手でくしゃくしゃさせながら立ち上がる。
「なあエド、俺あれからゴロツキなんかに負けまいと一生懸命努力してかなり強くなったんだぜ。今じゃ団長補佐官だ。エドも会っただろ?師匠に」
「!?新しく来た団長補佐官って、マックスのことだったのか!!」
「へへっ。おうよ。ノアール騎士団にずっといたんだけどよぉ、師匠から補佐官にならないかて聞かれて、そりゃもちろんオーケーしたぜ。エドもその制服着てるってことはブラン騎士団か?」
「うん」
(マックスもすごい努力してきたんだなぁ。すごいや)
「マックス、先ほど頼んだ資料どうした」
「!!師匠、今から取りにいってきます!」
ランドルフがこちらに歩いてきた。困った表情でマックスを見やる。
「おいおい、ここで師匠呼びはよせよ」
「失礼しました!団長!」
「じゃ、頼んだぞ」
「了解です。じゃ、エドまたな!」
マックスが去っていった。
「ごめん、言ってなかったな。マックスが補佐官なるって」
「もう、本当にビックリしましたよ!」
「いやぁ、俺も彼がまさかノアール騎士団にいると思ってなくて、再開してビックリしたよ。ノアール騎士団は平民でも孤児でも強ければ昇格するし、弱ければ降格の厳しい兵士らの集まりなんだがな。今までよく頑張ってきたんだえろう」
「へーっ、そうなんですか」
「また仲良くやってあげてくれよ」
ランドルフはミリアの耳に口を近づける。
『あんま仲良くしすぎるなよ、俺が嫉妬しちゃうからな』
「っ・・・!!///マックスは弟みたいなものですよ!」
何はともあれ、ミリアはマックスが強く逞しく成長したことを、道場の仲間としてとても誇りに思った。
(??)
赤髪を肩まで伸ばし、透き通った肌に白い歯を輝かせた男が立っていた。彼は背が高く身体も筋肉でランドルフの次にゴツい。ミリアは首をかなり上に上げないと駄目だった。
「俺だよ、マックスだよ」
「っ・・・!!マックス!?!?あの、小さかった、年下の??」
「ああ、そうだよ!酷いなあ、忘れるなんて。エドは何も変わってないな」
「いやいや、マックス変わりすぎだろ!」
(あの可愛かったマックスがこんなに大きくなるとは・・・)
マックスは同じ剣道場に通っていた仲間だ。ミリアは彼と一番仲が良かったのだが、ミリアの傷事件のせいでそれから一切連絡が取れなくなっていたのだ。
「あれから剣道場来ないから心配してたんだぜ。俺あれから、ずっとエドに会いたいと思ってたんだよ。怪我の具合も心配で心配で」
「ごめん、ちょっと家の都合でさ・・・」
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「そんな・・・僕が助けたいって思ったから助けただけで、マックスのせいじゃないよ」
マックスは安心したように膝まずき、「ああ、よかった」と顔を手で覆った。
「ははっ・・・マックスは大げさだなあ」
ミリアは以前のようにマックスの頭をポンポンと撫でてあげる。
「っ・・・///」
マックスは顔を真っ赤にしてミリアを睨む。
「エドの癖、なーんも変わってねえや」
「ははは、マックス昔から頭撫でられるの嫌がってたもんな」
「それはお前に子供扱いされるのが嫌だったんだよ」
マックスは髪を片手でくしゃくしゃさせながら立ち上がる。
「なあエド、俺あれからゴロツキなんかに負けまいと一生懸命努力してかなり強くなったんだぜ。今じゃ団長補佐官だ。エドも会っただろ?師匠に」
「!?新しく来た団長補佐官って、マックスのことだったのか!!」
「へへっ。おうよ。ノアール騎士団にずっといたんだけどよぉ、師匠から補佐官にならないかて聞かれて、そりゃもちろんオーケーしたぜ。エドもその制服着てるってことはブラン騎士団か?」
「うん」
(マックスもすごい努力してきたんだなぁ。すごいや)
「マックス、先ほど頼んだ資料どうした」
「!!師匠、今から取りにいってきます!」
ランドルフがこちらに歩いてきた。困った表情でマックスを見やる。
「おいおい、ここで師匠呼びはよせよ」
「失礼しました!団長!」
「じゃ、頼んだぞ」
「了解です。じゃ、エドまたな!」
マックスが去っていった。
「ごめん、言ってなかったな。マックスが補佐官なるって」
「もう、本当にビックリしましたよ!」
「いやぁ、俺も彼がまさかノアール騎士団にいると思ってなくて、再開してビックリしたよ。ノアール騎士団は平民でも孤児でも強ければ昇格するし、弱ければ降格の厳しい兵士らの集まりなんだがな。今までよく頑張ってきたんだえろう」
「へーっ、そうなんですか」
「また仲良くやってあげてくれよ」
ランドルフはミリアの耳に口を近づける。
『あんま仲良くしすぎるなよ、俺が嫉妬しちゃうからな』
「っ・・・!!///マックスは弟みたいなものですよ!」
何はともあれ、ミリアはマックスが強く逞しく成長したことを、道場の仲間としてとても誇りに思った。
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