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終章:師匠との恋
騎士団員トムは見た!!エド観察記
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僕はトム。ブラン騎士団員の一人だ。
騎士団で剣術も体術もそこまで秀でてはいない。しかし唯一誰にも負けないものがある。気配を完全に消すことだ。
ある時殿下に彼の影とならないかとお誘いがあったが、今保留中にしてもらっている。なぜなら今エドという騎士を観察するのに忙しいからだ。
X月X日
今日は数人の騎士団員が女性が裸で足を開いているエッチな絵を回しみてニヤニヤしながら楽しんでいた。エドは片付けをしているようだった。すると若手の一人ボブがエドに質問を投げ掛けた。
「エド、お前エッチしたことあんのかよ」
「え、な、ないよそんなの」
「じゃぁ、どうやってするのか知ってるか?」
「しらないよぉ」
「は!?お前お子様だなぁ、エッチっていうのはな、男と女が裸で抱き合うんだよ」
ボブはエドに得意気に教えていた。
「えっ・・・でも僕今でも、エ・・・ミリ姉としょっちゅう一緒にお風呂入ってるし、抱き合ったこともあるけど」
『!!ちょっとまてぇ~い!!』
そこにいた全団員が突っ込んだ。
「ミリアさんと一緒にお風呂・・・羨ましすぎる・・・」
「おい、お前鼻血出てるぞ!」
「うぐっ」
「で、どうなんだ、やっぱデカイのかよ、ミリアさんのお胸」
「えっ・・・まぁ大きいね(邪魔だけど)」
「その、触ったりとかは?」
「うん、エ・・・僕がミリ姉の体洗うこともあるから」
『くぅうううう!!羨ましすぎるぜい!』
話が脱線してしまったがボブは話を戻した。
「エッチってのはなぁ、抱き合ってどうするかが大事なんだよ」
「えっ・・・まだあるの??」
ボブはエドに本当のエッチを教えてあげようと、ニヤニヤしながらさらに続ける。
「この息子を女性のこの穴にいれて抜き差しするんだぜ」
ボブは先程の女性が足を開いた絵を見せながら人差し指を陰茎に例え、抜き差しさせる動作をした。
「えっ!!あんな柔らかいふにゃふにゃのやつが入るの!?」
『・・・??』
「エド、お前まさか・・・まだ勃起も経験してないのか!!」
「??」
「ぬおー!エドがそこまで純情だったとはー!!よーし、教えてやろう!!右手でこう前後に擦るとなぁ、だんだん硬くなって・・・」
ーーゴツン!!
「イッテェ!!」
ボブの頭に痛みが走る。後ろを振り向くと鬼の形相のランドルフが立っていた。
「ヒィッ!」
「お前ら全員グラウンド百周、腕立て伏せ百回だ!!」
その日、全員食事が喉を通らない程にランドルフにしごかれた騎士団員たちであった。
ーー僕は知っている、団長がボソッと「俺もお風呂一緒に入りたい・・」と呟いたことを。これからもエドの観察は続けるとしよう。
騎士団で剣術も体術もそこまで秀でてはいない。しかし唯一誰にも負けないものがある。気配を完全に消すことだ。
ある時殿下に彼の影とならないかとお誘いがあったが、今保留中にしてもらっている。なぜなら今エドという騎士を観察するのに忙しいからだ。
X月X日
今日は数人の騎士団員が女性が裸で足を開いているエッチな絵を回しみてニヤニヤしながら楽しんでいた。エドは片付けをしているようだった。すると若手の一人ボブがエドに質問を投げ掛けた。
「エド、お前エッチしたことあんのかよ」
「え、な、ないよそんなの」
「じゃぁ、どうやってするのか知ってるか?」
「しらないよぉ」
「は!?お前お子様だなぁ、エッチっていうのはな、男と女が裸で抱き合うんだよ」
ボブはエドに得意気に教えていた。
「えっ・・・でも僕今でも、エ・・・ミリ姉としょっちゅう一緒にお風呂入ってるし、抱き合ったこともあるけど」
『!!ちょっとまてぇ~い!!』
そこにいた全団員が突っ込んだ。
「ミリアさんと一緒にお風呂・・・羨ましすぎる・・・」
「おい、お前鼻血出てるぞ!」
「うぐっ」
「で、どうなんだ、やっぱデカイのかよ、ミリアさんのお胸」
「えっ・・・まぁ大きいね(邪魔だけど)」
「その、触ったりとかは?」
「うん、エ・・・僕がミリ姉の体洗うこともあるから」
『くぅうううう!!羨ましすぎるぜい!』
話が脱線してしまったがボブは話を戻した。
「エッチってのはなぁ、抱き合ってどうするかが大事なんだよ」
「えっ・・・まだあるの??」
ボブはエドに本当のエッチを教えてあげようと、ニヤニヤしながらさらに続ける。
「この息子を女性のこの穴にいれて抜き差しするんだぜ」
ボブは先程の女性が足を開いた絵を見せながら人差し指を陰茎に例え、抜き差しさせる動作をした。
「えっ!!あんな柔らかいふにゃふにゃのやつが入るの!?」
『・・・??』
「エド、お前まさか・・・まだ勃起も経験してないのか!!」
「??」
「ぬおー!エドがそこまで純情だったとはー!!よーし、教えてやろう!!右手でこう前後に擦るとなぁ、だんだん硬くなって・・・」
ーーゴツン!!
「イッテェ!!」
ボブの頭に痛みが走る。後ろを振り向くと鬼の形相のランドルフが立っていた。
「ヒィッ!」
「お前ら全員グラウンド百周、腕立て伏せ百回だ!!」
その日、全員食事が喉を通らない程にランドルフにしごかれた騎士団員たちであった。
ーー僕は知っている、団長がボソッと「俺もお風呂一緒に入りたい・・」と呟いたことを。これからもエドの観察は続けるとしよう。
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