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番外編:侍女3のお仕事
しおりを挟む私は侍女をしておりますエリナと申します。奥様のお世話をして数年経ちますが、未だに奥様の色気に鼻血が出ることもあります、それほど奥様の魅力はっ!!いえ、今語っても語りきれないのでまた後日。
最近は新人のビビちゃんの教育を任され、さらなる仕事に励んでいます。今、奥様と旦那様の気分転換の運動のために裏庭に来ており、その近くに私たちは控えております。
「おりゃっ!!」
「いい拳だセナ。もっと来てみろ」
「これでどうだっ!!」
奥様の運動着は少しサイズの小さいものをとの旦那様の要望で、体のラインがよく出ており、お胸の部分はキツそうに谷間も見えています。その胸に意識を持っていかれた旦那様は、セナ様に背負い投げを許してしまいました。
──ドンッ──
「一本!!」
「やるな、セナ」
すると旦那様はクルリと形勢逆転してセナ様の上に乗っかります。
「んあっ・・・ライト」
「ほら、反撃してみろ、セナ」
旦那様は奥様の腕と足を動けなくし、胸を白い服の上から愛撫しだしました。奥様は力が抜け始めたのか、全然抵抗できていません。
「ブフッ」
「ビビちゃん、お風呂とベッドの準備を」
「ひゃい」
ビビちゃんの鼻血はまだ止まっておりませんが、私も心を鬼にしなければなりません。ガーゼを鼻に詰め、彼女を仕事に向かわせました。
「や、やめ、ライト・・・こんな格好・・・」
「これくらい抵抗できないのか?小猿だったんだろう?」
旦那様の技は、奥様の両足を開かせるようなもので、奥様は恥ずかしさで身悶えております。旦那様はどさくさに紛れてピッチリとお尻の割れ目が見える伸縮素材のズボンの上から股の間に顔を埋め、匂いを嗅いでおられます。おい、旦那様、それはマジ変態。そう思っていると、セナ様の恥ずかしがる顔を私は直視してしまいました。
「ブフッ」
私としたことが・・・油断をしておりました。ストックしていたガーゼを取り出し、自身の鼻に詰めました。
「エリナ先輩・・・準備でき・・・ブフッ」
ビビちゃんも見てしまったのですね。ささ、お二人が寝室に籠られました。私は少し休憩しましょうか。この感じだと夜まで部屋から出てきませんものね。
「今日も頑張りましたね、ビビちゃん」
「はい、今日も手強かったですっ!!」
二人は今日を無事乗り切ったとぎしっと握手をした。私、これからも奥様の侍女として頑張りますわ!!
~番外編【完】~
─────────
新作『元不良の悪役令嬢は最年少ドS魔法使いに躾される』投稿しています。宜しくお願いします。
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ミグ様
コメントありがとうございます~♪
ライトの父親は国王として、色々と権力者に騙され、人間不振になっていたと言いましょうか・・・鉄の国王となっていってしまったのです。なので国王は、親としては失格でした。
国王はライトの活躍を見たり、年齢と共に丸くなっていったのでしょうか・・・兄はとてもライトを気にしていましたしね。なので、彼がだいぶ仲裁役となっている面もありますよね。
完結時にはまだ関係性は完全に良くはなっていませんが、‘これから修復していく’という希望を持たせて終わりました\(^-^)/
和解シーンを書かなかったので混乱させてしまいましたが・・・これからゆっくりとライトは父や兄へ心を徐々に開いていくでしょう!!
完結おめでとうございます!!
お疲れ様でした〜
とても面白かったです!!
次の作品も楽しみです(*ˊᵕˋ*)
亜希暁様
ありがとうございます~~( 〃▽〃)!!最後までお付き合いいただけて感激です( ω-、)コメントも励みになりましたよぉ~。次作は純粋成分はありませんが、ある意味純愛エロコメディーです(笑)応援お願いします~
祝完結~♪二人のイチャラブずっと見ていられますねー侍女たちの出刃亀も楽しかったですー次作も即座にお気に入り致しましたー♪
魁輝羅様
おおお、完結までお読みいただきありがとうございます( 〃▽〃)侍女たちの出刃亀のおかげで、シリアス場面も乗り切れました(笑)次作もお気に入りありがとうございます~(o^-')b !こちらはガッツリエロコメディーって感じです(笑)お楽しみくだされ~