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甘い密~ライト視点~
しおりを挟む(そんな顔をしているなんて・・・襲ってくださいと言っているようなものだ)
セナの顔は赤く染まり、小さな唇は物欲しそうに開いている。部屋に充満している彼女から放出された甘い匂いは、まるで食肉植物が人間の男を食らおうと企んだ罠のようである。
「・・・今、何をしていたんだ?」
「な・・・なにも」
セナの目線はチラリと本が積んである場所に向いていた。ライトは戦士として剣の才能だけでなく、心理戦にも長けているので、彼女にやましいことがあるのもすぐに分かる。
(この本が関係しているのか?)
ライトが本をちらりと見ると、さらにセナは動揺しているようだ。そこには『夜の営みの指南書』と書かれている。
「ち、違うんだ、その、それをターナー夫人が勉強するようにと貸してくれて・・・それで、ライトのこと思い出してたら、下半身が熱くなってきて・・・」
「それで・・・?」
ライトはゴクリと唾を飲み込んだ。セナは下を見ながら恥ずかしそうにスカートの裾を握っている。
「ここから液体が出るって聞いたから、確認しようと思って・・・」
──プツン──
ライトから何かが切れた音がした。ライトはセナのスカートを捲り上げ、艶かしい足の感触を確かめるように撫で、その手を彼女の白い下着の上に持っていく。
「下着の上からは、分からないか・・・」
「っ・・・」
ライトは下着の上を何度もゆっくりと上下に擦る。するとそこにはくっきりとシミができてきた。
「んんん・・・ライト・・・」
「直接触って確認してみようか」
ライトは下着の中に腕を入れ、二本指をクリトリスに置いた。
「すごい、ぐっしょり濡れてる」
「・・・ライト・・・そこはダメだ」
──クチュン、グチュ──
擦れば擦る程水音が大きくなっていく。セナは机の上で悶えており、片手を口に入れていた。
「腕に歯形ができるだろう、声を出していいから外せ」
「でも、はぁああああん!!」
セナの手がライトにより外され、セナは声を上げた。ライトは顔をセナの両足の間に入れ、溢れ出た蜜をジュルジュルと吸った。
「そ、そんなところ、汚いっ・・・」
「お前も私のをしゃぶっただろう?一緒だ」
(ああ、蜜もすごく甘くて酔いそうだ)
──ペチャッ、ペチャッ──
ライトは何度も彼女の花弁を舌でなぞり、彼女の声が一層高くなったところで、その舌を速めた。
「はぁ・・・ライト、来る、何か来る!!」
「こっちを見るんだ、セナ」
ライトはセナのイく姿を見逃さないように、ライトを見ておくように言った。彼女は言われたとおり従順にライトを見ながら、限界を迎えようとしている。
──ジュル、ジュル──
「はぁ、だめぇ、ぁあああああああ!!」
顔を上気させ、口を開けてイくセナの姿はシュバルツが言っていたように、彼女が淫魔なのではないかと思えるいやらしさがある。
「上手にイけたな、偉いぞ」
「・・・これが、イくってやつか?」
そう言いながら、セナは初めての感覚に疲れたのか、うとうととしているようだ。ライトはセナを抱き、ベッドへと連れていく。
「そうだ、結局ライトは何の用事だったんだ?」
「ああ、明日一緒に馬に乗らないかと思ってな」
「・・・いく、いくぞ」
セナはそう返事をして、眠気に限界がきたのか寝息をたて始めた。ライトは彼女に布団を肩まで掛け、風呂に入った。
(はぁ、ギンギンに立ってる・・・)
ライトは先ほどのセナのイく姿を思い出しながら自身を扱き、吐き出した。なかなか萎えず三度も出してしまったが、侍女たちは何かを察したのか、風呂がいつもより長いライトに誰もなにも言わなかった。
──────────
侍女1「見ましたこと?今夜のセナ様の寝起きの姿・・・旦那様、まだ我慢できるのかしら」
侍女2「ええ、セナ様のあの色気に我慢できたら正に英雄ですわね」
侍女3「ええ、真の英雄ですわ・・・」(鼻にガーゼ)
護衛(鼻にガーゼ)
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