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ガイル⑪

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(ああ、彼女はここの蜜も甘い・・・)


ガイルは溢れる彼女の花蜜を一滴も残さないように啜りながら彼女の良い場所を責め立てた。彼女に一度もされたことがないと聞いて、喜びが芽生える。


(彼女の過去の人間が無知でよかった)


高級ワインよりもフルーティーで美味な彼女の花蜜の味を知れば、毎日彼女を悦ばせ、味わいたいと思うはずだ。彼女の声を我慢しようとするが我慢できていない姿も可愛らしい。


「んんんんん、ガイル・・・イきそう・・・」
「ああっ・・・イけ」


サラに限界が訪れようとしていたのでガイルは舌の動きを少し速めた。舌の力を抜きながら彼女の剥き出しになった小隠唇を何度もくるくると往復する。彼女にこうすると蜜がクプリと溢れてくるのだ。



(派手にイったな)


ヒクヒクと膣が動き、彼女の顔はだらしなく弛緩しており唇はぽかんと開いている。そんな顔も綺麗で、彼女の顔を見ながら口に残った彼女の密を舐めとった。それを見た彼女の瞳に再び熱を感じた。


「まだ、足りなそうだな、お姫様」
「ま、待って、まだイったとこっ・・・」


ガイルは彼女の中に指を二本入れた。弛緩したソコはクプリと音をたてて、すんなりと彼を受け入れる。ガイルは奥まで指を入れ、指をクルリと回転させながら彼女の良い場所を探す。


「んんん・・・」


(ここ、か?)


何度かそこを擦ると彼女の声が変わるのが分かる。


「だめっ、そこ、変になっちゃう・・・」
「好きなんだろ?」
「好き・・・好き・・・」


まるでガイルに対して好きと言っているようでガイルは何度もそこを擦り、好きと言わせた。


「お願い・・・ガイル・・・」
「何が欲しい?」
「あなたのが・・・欲しい」


ガイルは彼女を立たせ、隣にあった木に両手をつかせる。自身のチャックを下ろすと、少し先走った透明な液体が亀頭を濡らしている。


「ほら、このハンカチを加えておけ」


声が響かないようにガイルは彼女の口にハンカチを咥えさせる。


(まさかヴェール伯爵の別荘でこんなことをするとはな)


彼女を紳士にエスコートしようと思っていたのに、自分の欲望には勝てなかった。それもこれも、彼女が魔女のようにガイルを惑わすから悪い。ガイルは自身の欲望を吐き出すために彼女に自身のモノを突き刺した。


「んんんんん・・・」
「すごく、キツいな・・・」


──ベチャッ、グチャッ──


十二分に濡れているそこをガイルは何度も突いた。前回よりも奥に入る体勢で、彼女の中を堪能する。


「後ろから奥まで突かれるのが、好きなのか」


彼女はハンカチを咥えていて答えられないことは分かっているが、彼女の表情は好きだと言っているようだ。


「ふぅんんんんん」


庭で木の前に手をつき、尻を揺らしながら悶えている姿は、まるで繁殖期の猫のようだ。


(彼女に首輪を買ってあげてもいい。特注で宝石を装飾をして、飼い主である自分の名を首輪の裏に掘っておこう)


ガイルは頭のなかで彼女のその姿を想像する。庭に、屋敷の窓から見えないような囲いを作り、そこで彼女を愛でるのだ。ガイルは悪くない考えだと満足する。


「んんんん、んんんん」


彼女の限界が近いようだ。もっともっとと言うようにお尻が揺れており、膝もカクカクと震えている。


(私も、もう限界だ・・・)


「っ・・・出すぞ」
「んんんんんんんん!!」


──ビュルッ──


ガイルの白濁が彼女の中にドクドクと流れる。


「ああ、サラ、君の中は最高だ」


もう全て出しきっているのに彼女の暖かい中からまだ去りたくないが、もうそろそろ時間切れである。パーティーも終盤となりガイルとサラの不在に気づく者も出てくるかもしれない。


「名残惜しいけど、そろそろレイナが探しにくるころだ」
「え、ええ」

ガイルとサラは身なりを整えて、パーティー会場に戻った。


(ん・・・?)


パーティー会場に戻る直前、ガイルは視線を感じ振り向くが、薄暗い庭にはガイルとサラ以外誰もいないようだ。ガイルは勘違いかと思い直し、前を向いた。
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