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ドワーフの国編
第80話 新たな大陸『ゴルドバーク』
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ゴルドバーク大陸。ドワーフの国『地底王国、ゴルドバ』、魔導大国『マジャスティア』、そしてかつて魔王軍の配下であった種族ヴァンパイアが治める国『ロークスイン』の3大国が覇権を握る大陸だ。ゴルドバーク大陸は穏やかな気候に恵まれ、大陸の6割が山岳地帯という事もあり、鉱石や宝石が豊富に採取できる非常に資金が潤沢な国が多いというのが特徴だ。ソウタは半月の長い航海を終えてついに、新しい大陸『ゴルドバーク』が視界に映った。
「ねぇ、神さまあれが新しい大陸!?」
「そうだな、あそこに見えるのが『マルタ港』だ」
マルタ港はドワーフの国の領土にある港町だ。マルタ港の特徴は何といっても漁業と農業が発達していることだ、港町のすぐ横には『マルタ村』と呼ばれる、船乗りたちの住んでいる村がある。そこでは農業も盛んで肥沃な土地のおかげで作物がよく育つのだ。ソウタ達はマルタ港に到着すると、錨を降ろし、港に足を付けた。
「ふあぁ~……あっ、長旅疲れた~」
ソウタは両腕を上にあげて背筋をぐっと伸ばした。
「大丈夫ですか? 一回どこかでお休みでも」
「そうだな、ドワーフの国に行くのにまずは情報を収集しないといけないし、どっか食べるとこでも探すか……」
ブルトン達は船から降りて、ソウタに話しかけた。
「俺たちは1回リシャーダに戻る、次に来るのは1か月後だからな、それまでに武器を作っておけよ?」
「あぁ、わかったよ、ありがとうブルトンさん、みんな」
そういって、ブルトン達は次の航海のための支度をするため、船員を連れて、市場に出向いた。ソウタ達は、まずは腹ごしらえをするため、港の飲食店に向かった。港町という事もあり、出店などでは魚料理が多く販売されている。ソウタは出店の料理に目移りしながらも、かすかに鼻を誘惑するお店に足を踏み入れた。
「ハウル、ここでいいか?」
「僕は構いませんよ、凄く良い匂いがしますね」
ソウタが入った店は魚料理だけでなく、お肉料理や前菜もだしており席もわずかしかないほど賑わっている。空いている席に座り、料理を注文してから、ソウタとハウルはどこで情報収集するか話し合った。
「なぁ、ハウルはドワーフの国には行ったことあるのか?」
「申し訳ありませんが、僕はご主人様にお会いするまであの森をでたことがありませんので……」
「ふ~ん、神さまは何か知ってる?」
「そうだな、ここから少し離れた場所に関所があるはず、そこから地下を歩いていけばドワーフの国に到着できるはずだよ」
そうこうしているうちに料理が運ばれてきた。ソウタは料理を食べながら話を続ける。
「ドワーフの国って地下にあるの?」
「あぁ、地下1500メートルに広がる巨大な地底王国だからね。食べてゆっくりしたら向かうかい?」
「そうだな、とりあえず飯食ってからだな」
そういって目の前に広がる料理を片っ端から平らげていく。
ギュルルルル
腹のなる音がソウタの右横から聞こえてきた。ソウタは気になって横を見ると、涎を垂らしながらこちらを見つめる1人の少女がそこには立っていた。見た目は12歳前後といったところだろうか、ボロボロの白いローブはフードがついており、異様な臭気を放つ。顔は薄汚れているが童顔で目鼻はくっきりとしていてとても愛らしい、何よりオレンジ色の長い髪をツインテールにして巻き髪にしており、幼女のわりにボディラインがわかるほど胸が出ている。
「どわぁ! な、なに? だれ?」
ソウタは思わず驚いて、席を離れてしまう。少女はじっと料理を見てボソッとつぶやいた。
「これ……おいしそうだなぁ」
少女は指を口に当てて、涎を垂れ流しにしている。ソウタは目の前の少女に恐れを抱きながらも席について少女に話し始めた。
「これ、食べたいの?」
「べ、別に食べたいって言ってないから!」
プライドに触れたのか、突然激昂した少女にソウタはまた席を離れてしまう。
「な、なんだよ。急に怒るなよ」
「でも、まぁ、食べないっていうなら? 食べてあげてもいいけど……」
「はぁ?」
「えっ?」
「いや、食べたいん……でしょ?」
少女は怒りが頂点に達したのか、突然机を勢いよく叩きつけ、ソウタを怒鳴りつけた。
「だからぁ! 食べたいって言ってないでしょうが!」
ギュルルルル
腹の音が響き、少女はお腹を押さえながらソウタを睨みつけた。
「で!? 食べさすの? 食べさせないの?」
「な、なんで向こうが主導権握ってんだよ……」
「ソウタ、ここはなぜかわからんが分が悪い、食べさせた方がいいんじゃないか?」
「ご主人様、僕も同意見です、この匂いは……僕にはキツイ、早く離れていただきましょう」
「はぁ、どうにでもなれよ……」
ソウタは渋々少女に料理をご馳走する羽目になった。
Mr.Sixの独り言
ここまで読んでくれてありがとうございます。
新しい女の子を出してみました。
ツインテールのキャラが欲しいなと思って、物語を考えていた時に、大食いのわがままキャラならどや?と思ってこんなキャラになりました。
さて、このキャラがこの物語にどう絡んでいくのか、お楽しみに!
「ねぇ、神さまあれが新しい大陸!?」
「そうだな、あそこに見えるのが『マルタ港』だ」
マルタ港はドワーフの国の領土にある港町だ。マルタ港の特徴は何といっても漁業と農業が発達していることだ、港町のすぐ横には『マルタ村』と呼ばれる、船乗りたちの住んでいる村がある。そこでは農業も盛んで肥沃な土地のおかげで作物がよく育つのだ。ソウタ達はマルタ港に到着すると、錨を降ろし、港に足を付けた。
「ふあぁ~……あっ、長旅疲れた~」
ソウタは両腕を上にあげて背筋をぐっと伸ばした。
「大丈夫ですか? 一回どこかでお休みでも」
「そうだな、ドワーフの国に行くのにまずは情報を収集しないといけないし、どっか食べるとこでも探すか……」
ブルトン達は船から降りて、ソウタに話しかけた。
「俺たちは1回リシャーダに戻る、次に来るのは1か月後だからな、それまでに武器を作っておけよ?」
「あぁ、わかったよ、ありがとうブルトンさん、みんな」
そういって、ブルトン達は次の航海のための支度をするため、船員を連れて、市場に出向いた。ソウタ達は、まずは腹ごしらえをするため、港の飲食店に向かった。港町という事もあり、出店などでは魚料理が多く販売されている。ソウタは出店の料理に目移りしながらも、かすかに鼻を誘惑するお店に足を踏み入れた。
「ハウル、ここでいいか?」
「僕は構いませんよ、凄く良い匂いがしますね」
ソウタが入った店は魚料理だけでなく、お肉料理や前菜もだしており席もわずかしかないほど賑わっている。空いている席に座り、料理を注文してから、ソウタとハウルはどこで情報収集するか話し合った。
「なぁ、ハウルはドワーフの国には行ったことあるのか?」
「申し訳ありませんが、僕はご主人様にお会いするまであの森をでたことがありませんので……」
「ふ~ん、神さまは何か知ってる?」
「そうだな、ここから少し離れた場所に関所があるはず、そこから地下を歩いていけばドワーフの国に到着できるはずだよ」
そうこうしているうちに料理が運ばれてきた。ソウタは料理を食べながら話を続ける。
「ドワーフの国って地下にあるの?」
「あぁ、地下1500メートルに広がる巨大な地底王国だからね。食べてゆっくりしたら向かうかい?」
「そうだな、とりあえず飯食ってからだな」
そういって目の前に広がる料理を片っ端から平らげていく。
ギュルルルル
腹のなる音がソウタの右横から聞こえてきた。ソウタは気になって横を見ると、涎を垂らしながらこちらを見つめる1人の少女がそこには立っていた。見た目は12歳前後といったところだろうか、ボロボロの白いローブはフードがついており、異様な臭気を放つ。顔は薄汚れているが童顔で目鼻はくっきりとしていてとても愛らしい、何よりオレンジ色の長い髪をツインテールにして巻き髪にしており、幼女のわりにボディラインがわかるほど胸が出ている。
「どわぁ! な、なに? だれ?」
ソウタは思わず驚いて、席を離れてしまう。少女はじっと料理を見てボソッとつぶやいた。
「これ……おいしそうだなぁ」
少女は指を口に当てて、涎を垂れ流しにしている。ソウタは目の前の少女に恐れを抱きながらも席について少女に話し始めた。
「これ、食べたいの?」
「べ、別に食べたいって言ってないから!」
プライドに触れたのか、突然激昂した少女にソウタはまた席を離れてしまう。
「な、なんだよ。急に怒るなよ」
「でも、まぁ、食べないっていうなら? 食べてあげてもいいけど……」
「はぁ?」
「えっ?」
「いや、食べたいん……でしょ?」
少女は怒りが頂点に達したのか、突然机を勢いよく叩きつけ、ソウタを怒鳴りつけた。
「だからぁ! 食べたいって言ってないでしょうが!」
ギュルルルル
腹の音が響き、少女はお腹を押さえながらソウタを睨みつけた。
「で!? 食べさすの? 食べさせないの?」
「な、なんで向こうが主導権握ってんだよ……」
「ソウタ、ここはなぜかわからんが分が悪い、食べさせた方がいいんじゃないか?」
「ご主人様、僕も同意見です、この匂いは……僕にはキツイ、早く離れていただきましょう」
「はぁ、どうにでもなれよ……」
ソウタは渋々少女に料理をご馳走する羽目になった。
Mr.Sixの独り言
ここまで読んでくれてありがとうございます。
新しい女の子を出してみました。
ツインテールのキャラが欲しいなと思って、物語を考えていた時に、大食いのわがままキャラならどや?と思ってこんなキャラになりました。
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