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【番外編】シスコン王太子は女性騎士と結婚したい
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妹夫妻を別れさせるために来たのに非情かもしれない。
重傷を負ったハロルドを去らせたままで不謹慎かもしれない。
だがサイラスは、この機を逃したくないと願う。
「ソラリス、貴女が好きだ。
気持ち悪いと思わないで欲しいんだが、8年前に初めて会った時からずっと好きだった」
サイラスの言葉に、ソラリスは目を見開いた。
「8年…、前…?」
「ああ。あの時からずっと貴女だけが好きだった。
私の望みを押し通すことは貴女の長年の夢を砕くことだと理解しているし、そのため諦めようと何度も思った。
でも、やはりどうしたって、私は貴女が好きだ。
貴女以外の妃を迎える気はない。
必ず幸せにすると約束する」
サイラスの瞳はあくまでも誠実で、そして優しい光を宿している。
ソラリスは彼のその目をジッと見つめ、その切れ長な大きな目から、再び涙を溢れさせる。
「殿下…、私は…」
「うん」
サイラスは涙目で見上げながら紡ぐソラリスの言葉に頷いた。
「私はあの戦で、フレイア様の盾となって死んでもいいという覚悟でした」
「うん」
「本当は名ばかりの夫を守るために姫様が戦うなど、反対でした。
でもそれでも姫様が籠城戦で戦うなら、私は姫様を守って戦う…そして華々しく散る、それが私の存在意義のように思っていたのです」
「うん」
「でも…、姫様にサイラス殿下をお迎えに行くよう命じられ、反抗しながらも、嬉しいと思ってしまった」
「…うん?」
「どうせ死ぬかもしれないなら、死ぬ前に、もう一度貴方様に会いたいと思ってしまったのです」
「………!!」
「それで、自覚したのです。
私もやはり女だったのだと。
私は本当は、こんな浅ましい女なのです。
殿下に想っていただく価値もない、」
「ソラリス!!」
皆まで言わせず、サイラスはガバッとソラリスを抱きしめた。
驚いたソラリスがサイラスの胸を押して離れようとする。
「ソラリス…!今の言葉は本当か?」
ソラリスの耳元でサイラスがたずねる。
ソラリスは静かに頷いたが、両手はまだサイラスの胸を押している。
「でも私は殿下の隣に立てるような女ではございません。
どうか、このままお捨て置きください」
「いや、離さない!
やっと貴女の心の内を聞けたんだ。
離すわけがないだろう?」
「でも、私は…!」
「もう一度聞く、ソラリス。
私が他国の姫君を迎えても、貴女は平気か?」
サイラスはソラリスの顎に右手をやり、グイッと顔を上げさせた。
サイラスの琥珀色の瞳と、ソラリスの碧色の瞳がぶつかる。
ソラリスの瞳は揺れている。
彼女の瞳に映っている自分の顔を見て、サイラスは困ったように微笑んだ。
「貴女の目は、嘘が下手だな」
ソラリスの涙腺がまた決壊する。
「……、ずっと、お慕いしていました。サイラス殿下」
「ソラリス!」
サイラスは右手をソラリスの顎にやったまま、左腕で彼女の腰をグッと抱き寄せた。
「待ってください、違うのです。
私はこの想いは墓場まで持って行くつもりで…っ!」
「もう黙れ、ソラリス」
サイラスは噛み付くように、ソラリスの唇を自分の唇で覆った。
ソラリスが彼の胸を叩いて離れようとするが、離すわけがない。
8年分の想いをぶつけられ、やがてソラリスは諦めたように両手を彼の背中に回した。
やっと捕まえたソラリスの唇をサイラスは長々と堪能する。
彼は辛抱強い男ではあったが、一方で、箍が外れたが最後、強引な男であったようだ。
そんな2人を、満天の星空は優しく見守っていた。
翌日サイラスは恋人と妹を連れ、意気揚々とアルゴンへ帰国した。
帰ってまず取り組んだのは、妹フレイアのこれからの身の振り方だ。
セレンとの離婚の準備と周囲への説明、そして事業主・領主としての準備と学校への復学。
それら妹の未来のために、サイラスは協力を惜しまない。
そしてそれと同時進行で、両親である国王夫妻にソラリスを正妃に迎えると宣言した。
国王夫妻は戻ってきた愛娘との再会に酔いしれている最中にそんな報告を受け、驚きもしたし困惑もした。
ずっと縁談を断り続けていた嫡男が突然妹の侍女だった女性、しかも騎士であった女性と結婚すると言うのだから。
だが、ソラリスは由緒正しいカスター伯爵家の令嬢であり、人柄もフレイアのお墨付きだ。
反対する理由もなく、早々に承認の意向を示した。
そしてサイラスは両親に報告するとすぐカスター伯爵家に出向き、ソラリスを正妃に迎え入れると申し込みに行く。
カスター伯爵家では恐れ多いことと尻込みするが、サイラスの粘り強い、そして誠実な交渉により、受け入れるに至った。
カスター伯爵家は王家に忠実で野心のある家柄でもなかったことから、貴族たちからの反対も少なかった。
もちろん反対にあっても、サイラスは何としても押し通したであろう。
それからは成婚式まで、あっという間に、とんとん拍子に進んだ。
ソラリスの気持ちが変わらないうちに…というサイラスの作戦勝ちだ。
王太子の一途で誠実な想いは広く国民に受け入れられ、彼の成婚は国中に祝福されたのだった。
こうしてサイラスは8年に及ぶ初恋を実らせた。
そして、この事態に一番驚いていたのは、他ならぬ妹フレイアだ。
フレイアは兄の気持ちにも、ソラリスの気持ちにも全く気づいていなかったらしい。
驚く妹に、サイラスは苦笑した。
まぁ、フレイアは恋愛音痴だから仕方がないと。
元々絵姿の王子に恋するような恋愛脳の女の子だ。
そのくせ、長年にわたるハロルドの恋心にも気づいていなかったし、最終的に自分に向かってきたセレンの恋心にも気づいていなかっただろう。
それでも、2人の結婚を一番喜んでくれるのも、やっぱりフレイアだと思う。
「ソラリスは私の本当のお義姉様になるのね⁈嬉しい!!」
とソラリスに抱きついている。
「お義姉様…、ああ、これからはお義姉様って呼ばなくちゃ!」
そう言って満面の笑みで喜ぶフレイアを、ソラリスも愛おしそうに見つめている。
やはりこれからも、サイラスの最大のライバルは妹フレイアらしい。
【シスコン王太子は女性騎士と結婚したい】
おしまい
※番外編:サイラス編にお付き合いいただきありがとうございました。
他にも小話を準備していますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。
重傷を負ったハロルドを去らせたままで不謹慎かもしれない。
だがサイラスは、この機を逃したくないと願う。
「ソラリス、貴女が好きだ。
気持ち悪いと思わないで欲しいんだが、8年前に初めて会った時からずっと好きだった」
サイラスの言葉に、ソラリスは目を見開いた。
「8年…、前…?」
「ああ。あの時からずっと貴女だけが好きだった。
私の望みを押し通すことは貴女の長年の夢を砕くことだと理解しているし、そのため諦めようと何度も思った。
でも、やはりどうしたって、私は貴女が好きだ。
貴女以外の妃を迎える気はない。
必ず幸せにすると約束する」
サイラスの瞳はあくまでも誠実で、そして優しい光を宿している。
ソラリスは彼のその目をジッと見つめ、その切れ長な大きな目から、再び涙を溢れさせる。
「殿下…、私は…」
「うん」
サイラスは涙目で見上げながら紡ぐソラリスの言葉に頷いた。
「私はあの戦で、フレイア様の盾となって死んでもいいという覚悟でした」
「うん」
「本当は名ばかりの夫を守るために姫様が戦うなど、反対でした。
でもそれでも姫様が籠城戦で戦うなら、私は姫様を守って戦う…そして華々しく散る、それが私の存在意義のように思っていたのです」
「うん」
「でも…、姫様にサイラス殿下をお迎えに行くよう命じられ、反抗しながらも、嬉しいと思ってしまった」
「…うん?」
「どうせ死ぬかもしれないなら、死ぬ前に、もう一度貴方様に会いたいと思ってしまったのです」
「………!!」
「それで、自覚したのです。
私もやはり女だったのだと。
私は本当は、こんな浅ましい女なのです。
殿下に想っていただく価値もない、」
「ソラリス!!」
皆まで言わせず、サイラスはガバッとソラリスを抱きしめた。
驚いたソラリスがサイラスの胸を押して離れようとする。
「ソラリス…!今の言葉は本当か?」
ソラリスの耳元でサイラスがたずねる。
ソラリスは静かに頷いたが、両手はまだサイラスの胸を押している。
「でも私は殿下の隣に立てるような女ではございません。
どうか、このままお捨て置きください」
「いや、離さない!
やっと貴女の心の内を聞けたんだ。
離すわけがないだろう?」
「でも、私は…!」
「もう一度聞く、ソラリス。
私が他国の姫君を迎えても、貴女は平気か?」
サイラスはソラリスの顎に右手をやり、グイッと顔を上げさせた。
サイラスの琥珀色の瞳と、ソラリスの碧色の瞳がぶつかる。
ソラリスの瞳は揺れている。
彼女の瞳に映っている自分の顔を見て、サイラスは困ったように微笑んだ。
「貴女の目は、嘘が下手だな」
ソラリスの涙腺がまた決壊する。
「……、ずっと、お慕いしていました。サイラス殿下」
「ソラリス!」
サイラスは右手をソラリスの顎にやったまま、左腕で彼女の腰をグッと抱き寄せた。
「待ってください、違うのです。
私はこの想いは墓場まで持って行くつもりで…っ!」
「もう黙れ、ソラリス」
サイラスは噛み付くように、ソラリスの唇を自分の唇で覆った。
ソラリスが彼の胸を叩いて離れようとするが、離すわけがない。
8年分の想いをぶつけられ、やがてソラリスは諦めたように両手を彼の背中に回した。
やっと捕まえたソラリスの唇をサイラスは長々と堪能する。
彼は辛抱強い男ではあったが、一方で、箍が外れたが最後、強引な男であったようだ。
そんな2人を、満天の星空は優しく見守っていた。
翌日サイラスは恋人と妹を連れ、意気揚々とアルゴンへ帰国した。
帰ってまず取り組んだのは、妹フレイアのこれからの身の振り方だ。
セレンとの離婚の準備と周囲への説明、そして事業主・領主としての準備と学校への復学。
それら妹の未来のために、サイラスは協力を惜しまない。
そしてそれと同時進行で、両親である国王夫妻にソラリスを正妃に迎えると宣言した。
国王夫妻は戻ってきた愛娘との再会に酔いしれている最中にそんな報告を受け、驚きもしたし困惑もした。
ずっと縁談を断り続けていた嫡男が突然妹の侍女だった女性、しかも騎士であった女性と結婚すると言うのだから。
だが、ソラリスは由緒正しいカスター伯爵家の令嬢であり、人柄もフレイアのお墨付きだ。
反対する理由もなく、早々に承認の意向を示した。
そしてサイラスは両親に報告するとすぐカスター伯爵家に出向き、ソラリスを正妃に迎え入れると申し込みに行く。
カスター伯爵家では恐れ多いことと尻込みするが、サイラスの粘り強い、そして誠実な交渉により、受け入れるに至った。
カスター伯爵家は王家に忠実で野心のある家柄でもなかったことから、貴族たちからの反対も少なかった。
もちろん反対にあっても、サイラスは何としても押し通したであろう。
それからは成婚式まで、あっという間に、とんとん拍子に進んだ。
ソラリスの気持ちが変わらないうちに…というサイラスの作戦勝ちだ。
王太子の一途で誠実な想いは広く国民に受け入れられ、彼の成婚は国中に祝福されたのだった。
こうしてサイラスは8年に及ぶ初恋を実らせた。
そして、この事態に一番驚いていたのは、他ならぬ妹フレイアだ。
フレイアは兄の気持ちにも、ソラリスの気持ちにも全く気づいていなかったらしい。
驚く妹に、サイラスは苦笑した。
まぁ、フレイアは恋愛音痴だから仕方がないと。
元々絵姿の王子に恋するような恋愛脳の女の子だ。
そのくせ、長年にわたるハロルドの恋心にも気づいていなかったし、最終的に自分に向かってきたセレンの恋心にも気づいていなかっただろう。
それでも、2人の結婚を一番喜んでくれるのも、やっぱりフレイアだと思う。
「ソラリスは私の本当のお義姉様になるのね⁈嬉しい!!」
とソラリスに抱きついている。
「お義姉様…、ああ、これからはお義姉様って呼ばなくちゃ!」
そう言って満面の笑みで喜ぶフレイアを、ソラリスも愛おしそうに見つめている。
やはりこれからも、サイラスの最大のライバルは妹フレイアらしい。
【シスコン王太子は女性騎士と結婚したい】
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