12 / 53
第1章 異世界に立つ
第十二話 魔法概要(読まなくてもOK)
しおりを挟む
魔法には《詠唱》《魔力》《触媒》が必ず必要。
《詠唱》
詠唱とは魔法発動の為のキーである。魔法ごとに決まった詠唱があり、更に法則もある。
ダズ
バズ
デラ
テラ
これらが魔力量、
ファイ
ウーンズ
ウィンテ
アー
これらが属性、
アローリア
トルトニス
これらが事象となる。
これを組み合わせて起動キーを作る。
例として、一本の炎の矢《ファイアーアロー》を撃つ魔法陣の起動キーとなる呪文は、
ダズ、ファイ、アローリア
となる。
《魔力》
詠唱で決められた構築式によって、必要魔力が決まってくる。
例をあげれば一本のファイアーアローの魔法の詠唱を唱え、対応した触媒を持ち、必要な魔力があれば必ずファイアーアローは発動する。必要魔力量は詠唱によって決まるので、大量に魔力を流し込んで極大のファイアーアローを撃つとかは出来ず、それをしたいなら詠唱から構築式を書き換えなければならない。
テラ、ファイ、アローリアのように。
魔力は使用すればするほど最大魔力量が増えると言われている。
いくら詠唱と触媒を用意出来ても、自身にそれに見合う魔力量が無ければ発動することが出来ない。なので、一般的に魔法を使う人で魔法を鍛えると言う時は、魔力量の底上げをすることを言う。
《触媒》
全ての触媒は使用すると消費される。
一般的なクラスの魔法ならば、魔物の体内から取れる魔石で良い。
魔石の大小にも関連がある。
小は親指の爪ほど、中はピンポン玉、大で拳ほど。更に大きな魔石の場合は、使用回数も増える。
例として、
ファイアーアローを撃つ為の触媒が、小の大きさの魔石を必要とするならば、大の魔石ならばそれ一つでファイアーアロー100発は撃てる。
ファイアーストームという魔法が、魔石の大を必要とするならば、ファイアーストームを撃つには大一つか、中を10個、もしくは小魔石100個を必要とする。
特別な魔法には特別な触媒が必要となり、例えばジョークルホープスと言う魔法の触媒は、水竜の鱗が必要となる。
《発動体》
発動体とはいわゆる魔法陣であり、〈使用魔力量〉〈属性〉〈発動形態〉の3つをルーン文字と言う魔法専用の言葉で記され、詠唱の代わりとして使用する事が出来る。主に魔道具作製の為の技術だ。
発動体は詠唱の代わりとなる魔法の構築式として、魔法陣が描かれている物ならばなんでも良い。それが本であれ、剣であれ、杖であれ、正確な魔法陣が描かれているなら物は問わない。
前衛職などは自分にとって必須な魔法陣を刺青として身体に刻んでおく事で、詠唱なしで即座に必要な魔法を発動させるという方法を取っている者もいる。
もちろん発動体となる魔法陣は詠唱の代わりとなるだけなので、魔力も触媒も持っていることが前提だ。
また、事前に発動体を用意をしていなくとも、詠唱の代わりにその場でルーン文字を使って魔法陣を地面などに描いても良い。
【魔法使い】と呼ばれる人たちは、ルーン文字を使って魔法陣を構築出来る人たちのことを指す。
《詠唱》
詠唱とは魔法発動の為のキーである。魔法ごとに決まった詠唱があり、更に法則もある。
ダズ
バズ
デラ
テラ
これらが魔力量、
ファイ
ウーンズ
ウィンテ
アー
これらが属性、
アローリア
トルトニス
これらが事象となる。
これを組み合わせて起動キーを作る。
例として、一本の炎の矢《ファイアーアロー》を撃つ魔法陣の起動キーとなる呪文は、
ダズ、ファイ、アローリア
となる。
《魔力》
詠唱で決められた構築式によって、必要魔力が決まってくる。
例をあげれば一本のファイアーアローの魔法の詠唱を唱え、対応した触媒を持ち、必要な魔力があれば必ずファイアーアローは発動する。必要魔力量は詠唱によって決まるので、大量に魔力を流し込んで極大のファイアーアローを撃つとかは出来ず、それをしたいなら詠唱から構築式を書き換えなければならない。
テラ、ファイ、アローリアのように。
魔力は使用すればするほど最大魔力量が増えると言われている。
いくら詠唱と触媒を用意出来ても、自身にそれに見合う魔力量が無ければ発動することが出来ない。なので、一般的に魔法を使う人で魔法を鍛えると言う時は、魔力量の底上げをすることを言う。
《触媒》
全ての触媒は使用すると消費される。
一般的なクラスの魔法ならば、魔物の体内から取れる魔石で良い。
魔石の大小にも関連がある。
小は親指の爪ほど、中はピンポン玉、大で拳ほど。更に大きな魔石の場合は、使用回数も増える。
例として、
ファイアーアローを撃つ為の触媒が、小の大きさの魔石を必要とするならば、大の魔石ならばそれ一つでファイアーアロー100発は撃てる。
ファイアーストームという魔法が、魔石の大を必要とするならば、ファイアーストームを撃つには大一つか、中を10個、もしくは小魔石100個を必要とする。
特別な魔法には特別な触媒が必要となり、例えばジョークルホープスと言う魔法の触媒は、水竜の鱗が必要となる。
《発動体》
発動体とはいわゆる魔法陣であり、〈使用魔力量〉〈属性〉〈発動形態〉の3つをルーン文字と言う魔法専用の言葉で記され、詠唱の代わりとして使用する事が出来る。主に魔道具作製の為の技術だ。
発動体は詠唱の代わりとなる魔法の構築式として、魔法陣が描かれている物ならばなんでも良い。それが本であれ、剣であれ、杖であれ、正確な魔法陣が描かれているなら物は問わない。
前衛職などは自分にとって必須な魔法陣を刺青として身体に刻んでおく事で、詠唱なしで即座に必要な魔法を発動させるという方法を取っている者もいる。
もちろん発動体となる魔法陣は詠唱の代わりとなるだけなので、魔力も触媒も持っていることが前提だ。
また、事前に発動体を用意をしていなくとも、詠唱の代わりにその場でルーン文字を使って魔法陣を地面などに描いても良い。
【魔法使い】と呼ばれる人たちは、ルーン文字を使って魔法陣を構築出来る人たちのことを指す。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

妹は謝らない
青葉めいこ
恋愛
物心つく頃から、わたくし、ウィスタリア・アーテル公爵令嬢の物を奪ってきた双子の妹エレクトラは、当然のように、わたくしの婚約者である第二王子さえも奪い取った。
手に入れた途端、興味を失くして放り出すのはいつもの事だが、妹の態度に怒った第二王子は口論の末、妹の首を絞めた。
気絶し、目覚めた妹は、今までの妹とは真逆な人間になっていた。
「彼女」曰く、自分は妹の前世の人格だというのだ。
わたくしが恋する義兄シオンにも前世の記憶があり、「彼女」とシオンは前世で因縁があるようで――。
「彼女」と会った時、シオンは、どうなるのだろう?
小説家になろうにも投稿しています。

あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。


【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる