俺の知っている異世界はどこにある

はがき

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アツミ温泉

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「マスター、どのような経路でオーサーカに向かいますか?」
「補給の問題もある。シズヒル国、アイシリ国、ギフト国、シガ国、キョウ国、オーサーカ府の経路で行く」

セイコは、ゴッドライガーの後部座席で、なにやらピコピコ入力しているようだ。

「かしこまりました。本日はどこまで」
「シズヒルのアツミまで行こう。そこまで行けば、明日にはアイシリに入れるだろ」
「かしこまりました」

セイコは俺の目的に、気づいてないようだ。

「お前、お湯には入れるのか?」
「温泉ですか?入れます」

温泉は知っていたか。

「マスター。願わくば、私も現代の食事のデータを採取したいのですが」
「もちろんだ、色々食わせてやる」
「ありがとうございます」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇


アツミに入った。
カナリバーから出発して、実に10時間掛かっている。それも魔鋼機で10時間なんてレベルではない。ゴッドライガーがの時速は220kmだ。しかも道中は草原がほとんど、渋滞もない。日本で換算すると、東京ー福岡間が往復出来る移動距離だ。

とんでもない広さの世界だ。

途中、《草原の駅》と言う休憩所に寄ったが、そこにも一時間は滞在してないだろう。

《草原の駅》で、セイコにシズヒル名物と書かれているものを食わせた。
小鉢に5回転ぐらいさせた高さのソフトクリームが渦巻き、そこに熱々の濃いめの煎茶をかける。
「煎茶アイス」と言うものだった。

「どうだ?」

セイコは、俺が見たことない表情をしている。
目を細め、愛おしそうにアイスをスプーンですくい、口に運びいれてはまた目を細める。
 
(こうしてると本当に可愛い。あどけなさと色気を同時に纏っている。当時の聖子ちゃんそのままだ。製作者は聖子ちゃんを知ってるのか?)

セイコは5000年以上前だと言う。知ってるわけがない、奇跡の偶然だ。

それと初めてわかったが、甘いものを食うとぶっ壊れるらしい。
煎茶アイスの前に食わせた海鮮丼は、普通に「美味しいです」と返答していた。
だが、煎茶アイスを食わせたら、至福の表情を浮かべ質問にも答えなくなった。仕方なく抱き抱えてゴッドライガーの後部座席に連れてきたが、セイコの体に触っても起こらないし、至福の表情のままされるがままになっている。
おっぱいを揉んでも反応しなかった。柔らかかった、Cぐらいだな。

ゴッドライガーに乗せるのも、乗ってからも、セイコは居るだけで問題なかった。仕組みはわからないが、まあ、動くなら良い。
セイコが動き出したのは煎茶アイスから二時間後だ。

「・・・・・・索敵します」
「旨かったか?」
「・・・時代の進化は素晴らしいです。またお願いします」
「そうか」

(これは使える・・・)





そして、今はアツミだ。
アツミの宿を取り、駐機場にゴッドライガーを止めて宿に入る。
そして、フロントで金を二人分払い、フロントの親父に申し付ける。

「コンパはいるのか?」
「はい、ノーマルとスーパーが居ますが」
「スーパーで頼む」
「何名でしょうか」
「一人でいい。若い女を頼むぞ」
「・・・・・・かしこまりました」

セイコは俺を睨んでくるかと思ったが、どうやら困惑しているようだ。

「部屋を別けないのですか?」
「こういう所は同室が基本だ」
「・・・意外でした」
「俺もシモ狂いではない。ただ、飯の時の酌を頼む女を頼んだだけだ。他意はない」
「・・・そうですか」

嘘だ。
温泉旅館のコンパニオンには、ノーマルとピンクスーパーがいる。
ノーマルは本当に宴会や食事に同席して、酌をしたり話をしたりするだけだ。
スーパーは酔ったあとにそのまま一発もOKというコンパニオンだ。そして俺はピンクスーパーコンパニオンを選んだ。


セイコと別れて温泉に浸かる。
宿もなかなかいい、風呂も申し分ない。当たりだな。
露天風呂を囲む竹林がライトアップされ、風情をかもしだしている。


風呂を上がり、部屋に戻ると、寝室用の部屋には布団が2つ敷かれていて、食事用の部屋のテーブルの上に料理が並べられている。
近海の刺身、山菜の炊き上げ、一人用の小鍋、様々なものがならぶ。
アワビの踊り食いまである。

「マスター、これはなんですか?」

生きたアワビが殻を下から熱せられて、ヌタヌタとイヤらしく踊り狂う。アワビからしたら熱さで回避行動を取っているのだが、それが踊っているように見えることからそう呼ばれている。
そこそこ旨いのだが、グロいのがいやだというやつもいる。

「お前がセクサノイドオプションをつければ、それがお前の股間に装備されることになる」
「・・・・・・拒否します・・・」
「不可能だ」

粗方飯が終わったあと、酒をもったタイトのミニスカートを履いた女が入ってきた。

「あ~~踊り焼き~~っ、お兄さん、エロ~~い!」
「・・・この方は?」
「酒の共だ」

セイコは半眼で俺を睨む。

大丈夫、宿にはこのタイミングでくるように言ってあるし、セイコにもコンパを呼ぶことは言ってある。完璧だ。
唯一の計算外は、コンパがパッパラパー系だったことぐらいだ。

「はい、お兄さん、まずは一杯ね。えっと、お姉さんはこれをどうぞっ」
「これは・・・」

セイコは俺を見る。

「デザートだ」

それはプリンアラモードだ。
口広の器にプリンを乗せ、フルーツで着飾り、生クリームをこれでもか!と乗せてあるプリンアラモードだ。

「食ってみろ」

セイコはゆっくりとプリンをスプーンですくい、口に運ぶ。
途端、セイコの視界から俺たちは消えた。もうプリンアラモードしか見えていない。
目を細め、ゆっくりと噛み締めるように、それでいてスプーンは止まらない。

(よし、成功だ)

「女、名前は?」
「アミでーすっ。お兄さんは?」
「ジンだ」
「ジンさんねっ、じゃ、楽しんじゃおっ」


至福の表情で固まっているセイコを、窓際のソファーに移動して、アミと乳くりあいながら酒を飲む。

「じゃあ、マシュマロ酒しちゃう?」
「マシュマロ?」

女は上着を脱ぎ捨て、上半身をブラ一枚になった。
デカイ、ここまででかくは見えなかった。余裕でGはある。

「じゃあ、お兄さんっ、アミのおっぱいを持っててねっ」

アミは俺の両手をつかみ、自分の胸にあてがい、よせてあげるように固定しとけと言う。
俺がおっぱいを持っていると、その谷間にアミは酒を注ぎ出した。

(なるほど・・・マシュマロ酒か・・・)

「はい、召し上がれっ」

俺はおっぱいに顔を埋め、ずずずっと酒をすする。
そして、舌で器についた酒を舐めとる。

「あんっ、くすぐったいっ」

丁寧に、執拗に舐めとる。

「おかわりだ」
「はーいっ」
「今度は生マシュマロにしてくれ」

アミはちょっと驚いた顔をした。

「えー、もう?」
「時間がない、ポンコツが起きるまで二時間しかない」
「しょうがないなー、じゃあ・・・はいっ」

アミは背中に手を回し、ブラのホックをはずした。
たわわに実る果実が、ポロンと溢れる。

「な、なんだと・・・」

果実には普通、可愛らしい種がついているはずだ。だが、そこにはリップクリームがついていた。

いや、それは大袈裟だ。そこまで長くない。だがそのくらいの太さの乳首が、俺の小指の第一関節より長いものがついている。

わなわなと震える俺をスルーして、アミは谷間に酒を注ぐ。

「どーぞっ」

俺は無言で谷間に顔を埋める。
すぐに酒をのみほし、先端を咥えてみる。

「・・・・・・」

圧倒的存在感だ。まるでウインナーを咥えたような感触だ。少し唇に力を入れると、

「あんっ」
「・・・・・・」

萎む、俺の下半身は萎んでしまった。
これは想定外すぎる。もはや乳首ではない。
ストローだ。
ちゅーっと吸ってみる。

「あんっ」

存在感がものすごすぎて衝撃が走るが、衝撃に反比例するかのごとく俺の股間は萎む。

(・・・見なければいい、見なければいいんだ)

俺はアミのタイトスカートに手を突っ込んだ。

「お兄さん、気がはやーいっ。しわになるから脱いでいい?」
「・・・ああ」

アミが脱ぐ姿を眺めてる間も、どうしても目線は乳頭にいく。存在感が強すぎて、どうしても視線が行ってしまう。

だが、更なる存在感が現れる。

「・・・・・・」

アミがタイトスカートを脱ぎ、パンツを脱ぐとジャングルが現れた。
俺のギャランドゥよりももっさもさだ。アフロのかつらを糊付けしたのかと疑いたい。
なぜ処理をしないのか、それがお前の美的センスなのか。

「布団にいく?」
「・・・・・・ああ・・・」

俺は欲望には勝てずに、アミに手を引かれて布団に入る。
そして、布団に入り、前戯をしようとしたのだが、

(く、くさ・・・・・・む、無理だ、これは流石に俺でも・・・)

俺は布団から顔をだす。

「どーしたの?」
「ふ、風呂には入ってるのか?」

アミは屈託のない笑顔で、

「あったりまえじゃん!客商売だよっ」
「・・・・・・」

俺はつばを手に取り、とりあえずいれてしまおうと考えるが、

(た、立たない・・・・・・)

「・・・お酒飲み過ぎた?」
「ああ・・・そのようだ・・・」
「良くあるよっ、こういう席だからっ」
「すまん・・・」
「オッケー、はい、じゃあ10万エルねっ」
「ああ・・・」

俺は金貨一枚をアミに払い、帰って貰った。

「想定外すぎる・・・・・・、俺もまだ修行が足らぬか・・・」


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

コンパニオン、アミは実在する。
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