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レイア
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「何かありましたか?」
「何もない、何もないから詮索するな」
もう忘れたい。
俺の体験の歳高年齢を更新してしまった。
なかったことにしよう。
だが、セイコはそうはさせてくれない。
「まさか・・・DNAを放出されましたか?」
「っ!」
一瞬、身が固まってしまった。
だが、セイコは後部座席だ。俺の顔は見えてない。
「俺はババアは範囲外だ。そういう変態じゃない」
「そうですか・・・」
『勇者』ジンは熟女専だと噂を流されたら、自殺するしかない。
「お年寄りにさせるくらいでしたら、私が口で採取してあげますから、言ってください」
「っ!」
俺は一気に殺意が吹き上がる。
(てめえが『カシャン』するからこんなことになったんだろうがあああああああ!!!!)
本気でぶっ飛ばしたい。
また、こいつはDNAと言った。口で抜いてくれるとは言ってない。また『カシャン』で血液DNAを採取されるかもしれないのだ。信用ならない。
「そうだな、機会があったらな・・・」
俺はこのポンコツを、スクラップにしたい気持ちをグッと押さえ、セクサノイドオプションを手に入れたらどうしてくれようかを妄想しながら、まっすぐタテハマシティに向かった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「帰ってきたのね」
「なんとかな」
レイアはセイコを見る。
セイコが答える。
「グレーはありましたが、グレーです」
「聞かせて」
セイコは昨日の一件を説明する。
「それはないわね。ジンはそういう変態じゃないわ」
「そうですか」
一体お前は俺の何を知ってるのかと小一時間問い詰めたいが、味方を敵に回す必要もない。
タテハマシティにつき、謁見の間での開口一番がこれである。
まあ、熟女専のスタンプを押されなかっただけでも良しとしよう。
「ジン、この子を見せて欲しいの」
「それは具体的に解剖をすると言うことか?」
「いえ、裸体にしての閲覧、肌触り、それと本人からの聴取よ」
「それなら構わないが、一応言っとく。もし、拘束しようとすれば、セイコは俺より強い。スタミナもないから無限に動くぞ」
一応釘を刺したが、レイアは本当にそんなつもりは無さそうだ。
「問題ないわ。それにジンにも見ててほしい。もし、私たちが変な動きをしたら、ジンも暴れていいわ」
「わかった」
「拒否します」
「・・・・・・は?」
まさかの護衛対象からの拒絶である。
「クライアントに私の体を見せるのは了承します。ですが、マスターに裸体を繁々と見られたり、乳頭をつままれたり、臀部をまさぐられるのは断固拒否します」
「おま━━━、ふざけるな、ただの護衛だ」
危ない、突っ込みさせられるところだった。ボケ倒しやがって。ハードボイルドは突っ込みなどしない。
「必要ありません。仮に接触時に何をたくらもうと私には通用しませんし、兵士が1000人程度など数のうちに入りません」
「・・・・・・、ならいい。レイア、任せた」
「わかったわ、ありがとう。セイコ?さん、行きましょう」
「はい」
~二時間後~
「すごいわ。本物の人間みたい。分析結果でも、人肌と酷似していたわ」
「人間じゃない証拠は見たのか?」
レイアは顔を赤くする。
「ええ・・・見たわ・・・」
股間を見たと言うことか。
「これなら安心だと言っておられました」
「っ!」
レイアはびっくりしつつ、セイコを睨み付ける。
(一体何が安心だというのか。まったく安心ではない。気を抜けば俺の一物はズタズタにされてしまう)
「でだ、軍のことなんだが」
「ええ。それも調べが着いてるわ」
レイアの説明だと、当然のごとくトッキョ都軍には報告が行ってるらしい。その予想性能も。
都軍から、カナリバー国に正式にゴッドライガーの調査依頼が来ているとのこと。データも回収したいと言ってきている。
「回収って・・・。やつらのでもないのに、回収とは大きく出たな」
「もちろん断ってるわ。でも本当なの?連合軍の一個大隊を1機で壊滅させたって」
「本当だ、連合軍の動きは?」
「沈静化したわ。なんでもただの大隊ではなく、最新鋭の大隊だったらしいのよ。やはり都会は恐ろしいとなったみたいね」
「なら終戦か?」
レイアは謁見の間の玉座のようなものに座り、頬杖をつく。
「流石にそこまでは・・・。でもしばらくは安全だと思うわ」
「そうか」
「それでジン、これからのことなんだけど、カナリバー国軍として動いてもらえるかしら?それなら都軍から正式に守れるわ」
俺は少し考える。
「悪いがそれは出来ない。俺は世界を回らなければならなくなった」
「・・・、黄金のライオンなんて目立つもの、また襲われるわよ?」
「問題ない。それに国軍に入らない方が良いだろう」
「どうして?」
「入ろうが入るまいが、俺がゴッドライガーで世界を回るのは確定事項だ。そしてレイアが言うとおり目立つから襲われるだろう。その時に軍属だと俺は身動きが取れなくなる。また、反撃すれば国際問題になりかねん」
「なら、また冒険者暮らしなのね・・・」
レイアはおもいっきり落胆を見せた。
「すまんな、お前の魔鋼機を壊してしまって。回収も出来ないが」
「ねえ、その遺跡に入ってもいい?調べられるなら調べたいんだけど」
俺はセイコを見る。
セイコは意外にも黙ってうなずいた。秘匿する気はないらしい。
「1つだけ忠告を」
「なにかしら?」
「過去、高度に発展した文明は滅びました。当時の技術を知り、それを広めれば同じようになるかもしれません」
「わかってるわ、もちろん内緒━━━」
「にしなくて構いません」
「・・・・・」
普通、こういうのは秘密にしたいとかじゃないのか?
「再度人間が滅びても、私は一向に構いませんので」
「・・・・・・」
「それにマスターだけは生き残ります」
「・・・・・・どうして?」
セイコの物言いに、レイアが疑問を投げ掛ける。
「ゴッドライガーがあります」
「人間には食料や水も必要よ」
「いえ、世界を旅して回れば、おそらくそれも解決するでしょう。私はマスターが居れば問題ありません」
「・・・・・・」
これには俺も絶句した。
まさかセイコがそんなことを考えてるなんて。
そこまで俺のことを大事に・・・。いやいや、おかしい。辻褄が合わない。そうじゃない要素がたくさんあるし、でも、そう思える要素も多少はある。
(まあ、それもきっとコフンを回るうちにわかるんだろう。今はいい)
「連絡・・・は、してもいいのよね?」
「はい、先ほど申した通り、相互通信回線は確保されました。そちらからこちらを呼び出すことも可能です」
「・・・・・・」
「そろそろいくか」
俺はセイコに言うと、セイコは黙ってうなずいた。
俺がレイアに背を向けて歩き出すと、レイアは俺の背中に抱きついてきた。
「私・・・おばあちゃんになっちゃう・・・」
俺は立ち止まりはしたが、返答はしない。
「ねえ、いつまで待てばいいの?あの時の約束は嘘だったの?」
レイアは俺の背中に顔を埋める。
するとセイコがレイアに言う。
「近い将来、橋はかけられるでしょう」
レイアは顔を上げ、セイコを見つめる。
「あなたに全てを捨てる覚悟があるのでしたら、橋を渡ってください。あなたが望むものはそれ以外では手に入りません」
「・・・・・・」
俺は優しくレイアの手をほどき、振り向かずに歩く。
俺が10歩も歩かないうちに、レイアは俺の腕をつかんだ。
「やっぱりいや!死んじゃうかもしれないじゃない!いや!いやなの!!!!」
レイアの顔は涙でグショグショだ。
「18年よ!やっとジンを呼んでも平気な環境を作ったのに!なんで行っちゃうのよ!」
「レイア」
俺はまた優しく手をほどこうとする。
「いや!!!この18年、私がどんな思いでいたと!!!ジンに処女を散らされても、なんで自殺もせずに、何処へも嫁がずに居たと思ってるのよ!!あなたが約束したんじゃない!」
約束は覚えている。だが今はその時じゃない。今約束を守ろうとすれば、ただのヒモになる。
それはハードボイルドじゃない。
だから、俺は、俺らしく答える。
「そうか、18年も身体が夜泣きしたか。まだぷっちゃで遊んでるのか?わかった、出ていく前に俺がお前の股間をぷっちゃぷっちゃしてや━━━」
バシン!!!
「これでいい・・・。今はこれで良いんだ・・・。このクソ異世界め・・・」
「何もない、何もないから詮索するな」
もう忘れたい。
俺の体験の歳高年齢を更新してしまった。
なかったことにしよう。
だが、セイコはそうはさせてくれない。
「まさか・・・DNAを放出されましたか?」
「っ!」
一瞬、身が固まってしまった。
だが、セイコは後部座席だ。俺の顔は見えてない。
「俺はババアは範囲外だ。そういう変態じゃない」
「そうですか・・・」
『勇者』ジンは熟女専だと噂を流されたら、自殺するしかない。
「お年寄りにさせるくらいでしたら、私が口で採取してあげますから、言ってください」
「っ!」
俺は一気に殺意が吹き上がる。
(てめえが『カシャン』するからこんなことになったんだろうがあああああああ!!!!)
本気でぶっ飛ばしたい。
また、こいつはDNAと言った。口で抜いてくれるとは言ってない。また『カシャン』で血液DNAを採取されるかもしれないのだ。信用ならない。
「そうだな、機会があったらな・・・」
俺はこのポンコツを、スクラップにしたい気持ちをグッと押さえ、セクサノイドオプションを手に入れたらどうしてくれようかを妄想しながら、まっすぐタテハマシティに向かった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「帰ってきたのね」
「なんとかな」
レイアはセイコを見る。
セイコが答える。
「グレーはありましたが、グレーです」
「聞かせて」
セイコは昨日の一件を説明する。
「それはないわね。ジンはそういう変態じゃないわ」
「そうですか」
一体お前は俺の何を知ってるのかと小一時間問い詰めたいが、味方を敵に回す必要もない。
タテハマシティにつき、謁見の間での開口一番がこれである。
まあ、熟女専のスタンプを押されなかっただけでも良しとしよう。
「ジン、この子を見せて欲しいの」
「それは具体的に解剖をすると言うことか?」
「いえ、裸体にしての閲覧、肌触り、それと本人からの聴取よ」
「それなら構わないが、一応言っとく。もし、拘束しようとすれば、セイコは俺より強い。スタミナもないから無限に動くぞ」
一応釘を刺したが、レイアは本当にそんなつもりは無さそうだ。
「問題ないわ。それにジンにも見ててほしい。もし、私たちが変な動きをしたら、ジンも暴れていいわ」
「わかった」
「拒否します」
「・・・・・・は?」
まさかの護衛対象からの拒絶である。
「クライアントに私の体を見せるのは了承します。ですが、マスターに裸体を繁々と見られたり、乳頭をつままれたり、臀部をまさぐられるのは断固拒否します」
「おま━━━、ふざけるな、ただの護衛だ」
危ない、突っ込みさせられるところだった。ボケ倒しやがって。ハードボイルドは突っ込みなどしない。
「必要ありません。仮に接触時に何をたくらもうと私には通用しませんし、兵士が1000人程度など数のうちに入りません」
「・・・・・・、ならいい。レイア、任せた」
「わかったわ、ありがとう。セイコ?さん、行きましょう」
「はい」
~二時間後~
「すごいわ。本物の人間みたい。分析結果でも、人肌と酷似していたわ」
「人間じゃない証拠は見たのか?」
レイアは顔を赤くする。
「ええ・・・見たわ・・・」
股間を見たと言うことか。
「これなら安心だと言っておられました」
「っ!」
レイアはびっくりしつつ、セイコを睨み付ける。
(一体何が安心だというのか。まったく安心ではない。気を抜けば俺の一物はズタズタにされてしまう)
「でだ、軍のことなんだが」
「ええ。それも調べが着いてるわ」
レイアの説明だと、当然のごとくトッキョ都軍には報告が行ってるらしい。その予想性能も。
都軍から、カナリバー国に正式にゴッドライガーの調査依頼が来ているとのこと。データも回収したいと言ってきている。
「回収って・・・。やつらのでもないのに、回収とは大きく出たな」
「もちろん断ってるわ。でも本当なの?連合軍の一個大隊を1機で壊滅させたって」
「本当だ、連合軍の動きは?」
「沈静化したわ。なんでもただの大隊ではなく、最新鋭の大隊だったらしいのよ。やはり都会は恐ろしいとなったみたいね」
「なら終戦か?」
レイアは謁見の間の玉座のようなものに座り、頬杖をつく。
「流石にそこまでは・・・。でもしばらくは安全だと思うわ」
「そうか」
「それでジン、これからのことなんだけど、カナリバー国軍として動いてもらえるかしら?それなら都軍から正式に守れるわ」
俺は少し考える。
「悪いがそれは出来ない。俺は世界を回らなければならなくなった」
「・・・、黄金のライオンなんて目立つもの、また襲われるわよ?」
「問題ない。それに国軍に入らない方が良いだろう」
「どうして?」
「入ろうが入るまいが、俺がゴッドライガーで世界を回るのは確定事項だ。そしてレイアが言うとおり目立つから襲われるだろう。その時に軍属だと俺は身動きが取れなくなる。また、反撃すれば国際問題になりかねん」
「なら、また冒険者暮らしなのね・・・」
レイアはおもいっきり落胆を見せた。
「すまんな、お前の魔鋼機を壊してしまって。回収も出来ないが」
「ねえ、その遺跡に入ってもいい?調べられるなら調べたいんだけど」
俺はセイコを見る。
セイコは意外にも黙ってうなずいた。秘匿する気はないらしい。
「1つだけ忠告を」
「なにかしら?」
「過去、高度に発展した文明は滅びました。当時の技術を知り、それを広めれば同じようになるかもしれません」
「わかってるわ、もちろん内緒━━━」
「にしなくて構いません」
「・・・・・」
普通、こういうのは秘密にしたいとかじゃないのか?
「再度人間が滅びても、私は一向に構いませんので」
「・・・・・・」
「それにマスターだけは生き残ります」
「・・・・・・どうして?」
セイコの物言いに、レイアが疑問を投げ掛ける。
「ゴッドライガーがあります」
「人間には食料や水も必要よ」
「いえ、世界を旅して回れば、おそらくそれも解決するでしょう。私はマスターが居れば問題ありません」
「・・・・・・」
これには俺も絶句した。
まさかセイコがそんなことを考えてるなんて。
そこまで俺のことを大事に・・・。いやいや、おかしい。辻褄が合わない。そうじゃない要素がたくさんあるし、でも、そう思える要素も多少はある。
(まあ、それもきっとコフンを回るうちにわかるんだろう。今はいい)
「連絡・・・は、してもいいのよね?」
「はい、先ほど申した通り、相互通信回線は確保されました。そちらからこちらを呼び出すことも可能です」
「・・・・・・」
「そろそろいくか」
俺はセイコに言うと、セイコは黙ってうなずいた。
俺がレイアに背を向けて歩き出すと、レイアは俺の背中に抱きついてきた。
「私・・・おばあちゃんになっちゃう・・・」
俺は立ち止まりはしたが、返答はしない。
「ねえ、いつまで待てばいいの?あの時の約束は嘘だったの?」
レイアは俺の背中に顔を埋める。
するとセイコがレイアに言う。
「近い将来、橋はかけられるでしょう」
レイアは顔を上げ、セイコを見つめる。
「あなたに全てを捨てる覚悟があるのでしたら、橋を渡ってください。あなたが望むものはそれ以外では手に入りません」
「・・・・・・」
俺は優しくレイアの手をほどき、振り向かずに歩く。
俺が10歩も歩かないうちに、レイアは俺の腕をつかんだ。
「やっぱりいや!死んじゃうかもしれないじゃない!いや!いやなの!!!!」
レイアの顔は涙でグショグショだ。
「18年よ!やっとジンを呼んでも平気な環境を作ったのに!なんで行っちゃうのよ!」
「レイア」
俺はまた優しく手をほどこうとする。
「いや!!!この18年、私がどんな思いでいたと!!!ジンに処女を散らされても、なんで自殺もせずに、何処へも嫁がずに居たと思ってるのよ!!あなたが約束したんじゃない!」
約束は覚えている。だが今はその時じゃない。今約束を守ろうとすれば、ただのヒモになる。
それはハードボイルドじゃない。
だから、俺は、俺らしく答える。
「そうか、18年も身体が夜泣きしたか。まだぷっちゃで遊んでるのか?わかった、出ていく前に俺がお前の股間をぷっちゃぷっちゃしてや━━━」
バシン!!!
「これでいい・・・。今はこれで良いんだ・・・。このクソ異世界め・・・」
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