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ダサイタの名所
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駐屯地を出た俺たちは、一路タテハマを目指す
ってことにはならない。
水と食料も必要だし、そろそろ夜だ。
ならば、ダサイタを満喫しなければならないだろう。
幸い、俺の貫頭衣のポケットには金貨2枚が入っている。もしものために入れといたものだ。
やはり備えあれば憂いなしと言うやつだ。
寄る場所?決まっている。
ダサイタのメッカ、ニシカワマウス地区だ。
値段は手頃で、あまり厳しい教育はされてないが、ルックスは悪くないのが揃っていると言われている激戦区だ。
まあ、当たりを引いたことはあまりないが・・・。
「どうする、セイコ?飯でも食いに行くか?」
「私はここで朝まで待ってます」
「そうか。別にゴッドライガーの見張りとかは要らないんだろ?」
「はい、ハッチを閉めたら私以外は開けられません」
「なら、飯━━━」
「嫌です。この地区をマスターと歩けば、やれいくらで買われただの、ド変態プレイをこれからするのかだの、明日から働いてみないかだの言われるに決まってるからです」
「そこまでは言われないと思うが・・・」
せいぜい、「兄ちゃんの次はおれとしようぜ」ぐらいだろう。
セイコが嫌がったので、俺はニシカワマウスを練り歩く。
まずは服だ。俺の定番の着流しと中折れハットを買いにいく。
金貨1枚でおつりがくるくらいで買えた。
無地の紺色、帯は落ち着いた黄色系、帽子はグレーの中折れハットだ。やはりこれが落ち着く。
我ながらなかなか決まっている。
そしてまずは一杯ひっかける。
がっついて女を探しても、ダサいだけだ。ここは余裕を見せて買いにいくことにしよう。
久しぶりのタバコに火を着けて、たもとにタバコをしまう。
プカプカと歩いているところに、雰囲気のいい赤提灯があった。
「いらっしゃい!」
「おやじ、クジラと豚足を酢味噌で」
「あいよ!エールかい?」
「いや、焼酎を水割りで」
「あいよ!」
俺は豚足を手掴みでとり、酢味噌をつけてかぶりつく。
出されたおしぼりで手を拭いてから、焼酎を90度傾ける。
ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぷはぁ
旨い、最高だ。
しらがねぎ、かいわれ、少しのわさびをクジラのベーコンで包み、そこに醤油をちろっと垂らす。
そして一気に口に放り込む。
ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぷはぁ!
「おやじ、もう一杯だ。あともつ煮を頼む」
「あいよ!」
◇◇◇◇◇◇◇◇
小腹が満たされたところで、メインディッシュを漁りに行く。
「若いよ!安いよ!」
「兄ちゃん、写真だけでも見ていきなよ!」
「勇者」ジンとしてもバレてないので、客引きがしきりに声をかけてくる。
だが、ニシカワマウスでは写真は見ない。何故か?それはここがパネマジの聖地と言われてるからだ。トミトミ町の二の舞はよろしくない。
それと高級店にも行かない。ニシカワマウスに来たなら、ニシカワマウス流を堪能しなければならないだろう。
だから、ピンサロと呼ばれる分野を、今日の目的とした。
30分ほど歩くと、目新しい看板が見える。
《ゴーゴーダンサブル!》
《ダンスを見ながら選んじゃお!》
《覗き放題!》
「ふむ」
初めての売り文句だ、とても気になる。
入り口のボーイに話を聞く。
「ここはピンサロか?」
「はい、もちろんニシカワマウス流もありますよ!」
「なるほど」
「ここは踊り━━」
「待て」
このボーイはわかってない。ここでネタバレしてどうする。中での驚きがなくなってしまうではないか。
「いくらだ?」
「入場料で大1枚、選んだら小7枚を女の子に渡してください。ニシカワマウス流がしたいなら、女の子に聞いてください」
「ふむ」
なかなかの値段だ。明らかにピンサロの価格ではないが、逆にそれが興味をそそる。
「わかった」
「ありがとうございます!、あぃ、1名様ご案内ぃ」
「「「いらっしゃいませ!」」」
俺は店内に入った。
店内はかなり薄暗く、ギリギリ視界がとれるくらいだ。ミラーボールのようなものが天井についているが、まだ回ってはいない。
珍しい、カーテン仕切りのソファもなければ、個室のドアも見当たらない。
まるで会議室のように長テーブルがコの字に並べられ、そのコの字のテーブルの外側に客が椅子を並べて座っている。
俺が最後の空き椅子だった。並んで座っているのを眺めると、かなりマヌケだ。
すると、ガンガンとダンサブルな曲が流れだした。爆音すぎて耳が痛いほどだ。だがこれがピンサロのデフォだ。
すると、どこからかミニスカートの女がたくさんやってきて、長テーブルの上を女が立ち出した。女は長テーブルをファッションショーのように歩いていき、男一人に女一人が、男の目の前に立ちその場で踊り始める。ミラーボールが回る。
テーブルは椅子より高い。なら、椅子に座っている男たちは、女を下から見上げる形になる。
もちろんミニスカートなので丸見えだ。
「な、なんだと・・・!」
俺の呟きは爆音でかき消される。
履いてない。履いてないのだ。生がそのまま丸見えだ。だが、ここが計算されているところだ。
視界はギリギリ見える程度なのに、ミラーボールのフラッシュが更に視界を狭める。
見える、けどよく見えないのだ。
「くそが・・・なかなかやりやがる・・・」
すると1分ぐらいで、女は隣の男の前に移動した。
そしてまた踊り始める。
「ふむ、そういうシステムか」
ふとコの字の対面の男が、女の足首をトントンと叩いた。すると女は踊りをやめ、テーブルから降りて男の手を取り、カーテンの裏に消えていった。
「なるほど、そうやって選ぶのか」
なかなか考えられている。これならこの価格も納得だ。俺はしばらくダンスを堪能した。
・・・
10人目ぐらいだろうか、なかなかに良い脚の女が現れた。ほどよくむっちりとしているのに、太くない。旨そうな脚だ。
だが、それよりも興味を注がれたのは、まずパンツを履いている。全員がノーパンの中、一人パンツを履いていると逆にエロい。そして顔は舞踏会の仮面のようなものをつけているのだ。そして壊滅的にダンスが下手くそだ。まるで今日初めて踊ったように見える。
「・・・なるほど、顔だしNGのノーパンNG、更に初入店か。これは期待が持てる」
写真NGの子の可愛い率は6割を超える。後の4割はババアだ。だが、この脚でババアはない。勝ったようなものだ。俺はすぐさま女の足首を叩く。
女の脚は、やはりむっちりとしていて、肌触りがよく、すらーっとしている。
女は俺に足首を叩かれたのに気づくと、テーブルから飛び降り、無言で俺の手を引いてカーテンの裏にいく。
30秒ほど歩くと、爆音の音楽もかなり引く。
どうやらこちらがわがプレイスペースのようで、個室のドアがあり、その一つに女は俺を押し込めた。
入るやいなや、女は俺の着流しの前をはだけさせ、パンツをずり下ろす。
「待て、前金だろ?」
だが女は止まらない。
俺のパンツを足首までずらすと、舞踏会の仮面をつけたまま可愛い口を開いた。ちょっと舌で迎えるように舌が見える。
(ふむ、ソクシャクか。ここまで熱心なのを止めるのも無粋か。お前の技を堪能してやろう)
女は喉の奥まで俺の俺を咥えこむ。
「あー、やわら━━《カシャン》っ、ぎゃああああああ」
俺は女の分厚い前髪の頭をバシバシ叩く。
女の口内は2秒ほどはやわらかかったが、まるで剣山の中に入れてしまったような感覚だった。
「まさかてめえ!!!」
俺は舞踏会の仮面をひっぺがした。
カシャン
女は俺から口を離した。
「DNA採取、完了しました」
「何故お前がここにいる!!!」
「タテハマシティの姫より依頼を受けました」
「っ!!!!」
一体いつのまに!!!
「ニシカワマウス流をしますか?」
「てめえ、穴がねーだろうが!」
俺も一物は血がだらだらだ。
「くそったれが!!!異世界くそったれが!!!!」
ってことにはならない。
水と食料も必要だし、そろそろ夜だ。
ならば、ダサイタを満喫しなければならないだろう。
幸い、俺の貫頭衣のポケットには金貨2枚が入っている。もしものために入れといたものだ。
やはり備えあれば憂いなしと言うやつだ。
寄る場所?決まっている。
ダサイタのメッカ、ニシカワマウス地区だ。
値段は手頃で、あまり厳しい教育はされてないが、ルックスは悪くないのが揃っていると言われている激戦区だ。
まあ、当たりを引いたことはあまりないが・・・。
「どうする、セイコ?飯でも食いに行くか?」
「私はここで朝まで待ってます」
「そうか。別にゴッドライガーの見張りとかは要らないんだろ?」
「はい、ハッチを閉めたら私以外は開けられません」
「なら、飯━━━」
「嫌です。この地区をマスターと歩けば、やれいくらで買われただの、ド変態プレイをこれからするのかだの、明日から働いてみないかだの言われるに決まってるからです」
「そこまでは言われないと思うが・・・」
せいぜい、「兄ちゃんの次はおれとしようぜ」ぐらいだろう。
セイコが嫌がったので、俺はニシカワマウスを練り歩く。
まずは服だ。俺の定番の着流しと中折れハットを買いにいく。
金貨1枚でおつりがくるくらいで買えた。
無地の紺色、帯は落ち着いた黄色系、帽子はグレーの中折れハットだ。やはりこれが落ち着く。
我ながらなかなか決まっている。
そしてまずは一杯ひっかける。
がっついて女を探しても、ダサいだけだ。ここは余裕を見せて買いにいくことにしよう。
久しぶりのタバコに火を着けて、たもとにタバコをしまう。
プカプカと歩いているところに、雰囲気のいい赤提灯があった。
「いらっしゃい!」
「おやじ、クジラと豚足を酢味噌で」
「あいよ!エールかい?」
「いや、焼酎を水割りで」
「あいよ!」
俺は豚足を手掴みでとり、酢味噌をつけてかぶりつく。
出されたおしぼりで手を拭いてから、焼酎を90度傾ける。
ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぷはぁ
旨い、最高だ。
しらがねぎ、かいわれ、少しのわさびをクジラのベーコンで包み、そこに醤油をちろっと垂らす。
そして一気に口に放り込む。
ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぐっ、ぷはぁ!
「おやじ、もう一杯だ。あともつ煮を頼む」
「あいよ!」
◇◇◇◇◇◇◇◇
小腹が満たされたところで、メインディッシュを漁りに行く。
「若いよ!安いよ!」
「兄ちゃん、写真だけでも見ていきなよ!」
「勇者」ジンとしてもバレてないので、客引きがしきりに声をかけてくる。
だが、ニシカワマウスでは写真は見ない。何故か?それはここがパネマジの聖地と言われてるからだ。トミトミ町の二の舞はよろしくない。
それと高級店にも行かない。ニシカワマウスに来たなら、ニシカワマウス流を堪能しなければならないだろう。
だから、ピンサロと呼ばれる分野を、今日の目的とした。
30分ほど歩くと、目新しい看板が見える。
《ゴーゴーダンサブル!》
《ダンスを見ながら選んじゃお!》
《覗き放題!》
「ふむ」
初めての売り文句だ、とても気になる。
入り口のボーイに話を聞く。
「ここはピンサロか?」
「はい、もちろんニシカワマウス流もありますよ!」
「なるほど」
「ここは踊り━━」
「待て」
このボーイはわかってない。ここでネタバレしてどうする。中での驚きがなくなってしまうではないか。
「いくらだ?」
「入場料で大1枚、選んだら小7枚を女の子に渡してください。ニシカワマウス流がしたいなら、女の子に聞いてください」
「ふむ」
なかなかの値段だ。明らかにピンサロの価格ではないが、逆にそれが興味をそそる。
「わかった」
「ありがとうございます!、あぃ、1名様ご案内ぃ」
「「「いらっしゃいませ!」」」
俺は店内に入った。
店内はかなり薄暗く、ギリギリ視界がとれるくらいだ。ミラーボールのようなものが天井についているが、まだ回ってはいない。
珍しい、カーテン仕切りのソファもなければ、個室のドアも見当たらない。
まるで会議室のように長テーブルがコの字に並べられ、そのコの字のテーブルの外側に客が椅子を並べて座っている。
俺が最後の空き椅子だった。並んで座っているのを眺めると、かなりマヌケだ。
すると、ガンガンとダンサブルな曲が流れだした。爆音すぎて耳が痛いほどだ。だがこれがピンサロのデフォだ。
すると、どこからかミニスカートの女がたくさんやってきて、長テーブルの上を女が立ち出した。女は長テーブルをファッションショーのように歩いていき、男一人に女一人が、男の目の前に立ちその場で踊り始める。ミラーボールが回る。
テーブルは椅子より高い。なら、椅子に座っている男たちは、女を下から見上げる形になる。
もちろんミニスカートなので丸見えだ。
「な、なんだと・・・!」
俺の呟きは爆音でかき消される。
履いてない。履いてないのだ。生がそのまま丸見えだ。だが、ここが計算されているところだ。
視界はギリギリ見える程度なのに、ミラーボールのフラッシュが更に視界を狭める。
見える、けどよく見えないのだ。
「くそが・・・なかなかやりやがる・・・」
すると1分ぐらいで、女は隣の男の前に移動した。
そしてまた踊り始める。
「ふむ、そういうシステムか」
ふとコの字の対面の男が、女の足首をトントンと叩いた。すると女は踊りをやめ、テーブルから降りて男の手を取り、カーテンの裏に消えていった。
「なるほど、そうやって選ぶのか」
なかなか考えられている。これならこの価格も納得だ。俺はしばらくダンスを堪能した。
・・・
10人目ぐらいだろうか、なかなかに良い脚の女が現れた。ほどよくむっちりとしているのに、太くない。旨そうな脚だ。
だが、それよりも興味を注がれたのは、まずパンツを履いている。全員がノーパンの中、一人パンツを履いていると逆にエロい。そして顔は舞踏会の仮面のようなものをつけているのだ。そして壊滅的にダンスが下手くそだ。まるで今日初めて踊ったように見える。
「・・・なるほど、顔だしNGのノーパンNG、更に初入店か。これは期待が持てる」
写真NGの子の可愛い率は6割を超える。後の4割はババアだ。だが、この脚でババアはない。勝ったようなものだ。俺はすぐさま女の足首を叩く。
女の脚は、やはりむっちりとしていて、肌触りがよく、すらーっとしている。
女は俺に足首を叩かれたのに気づくと、テーブルから飛び降り、無言で俺の手を引いてカーテンの裏にいく。
30秒ほど歩くと、爆音の音楽もかなり引く。
どうやらこちらがわがプレイスペースのようで、個室のドアがあり、その一つに女は俺を押し込めた。
入るやいなや、女は俺の着流しの前をはだけさせ、パンツをずり下ろす。
「待て、前金だろ?」
だが女は止まらない。
俺のパンツを足首までずらすと、舞踏会の仮面をつけたまま可愛い口を開いた。ちょっと舌で迎えるように舌が見える。
(ふむ、ソクシャクか。ここまで熱心なのを止めるのも無粋か。お前の技を堪能してやろう)
女は喉の奥まで俺の俺を咥えこむ。
「あー、やわら━━《カシャン》っ、ぎゃああああああ」
俺は女の分厚い前髪の頭をバシバシ叩く。
女の口内は2秒ほどはやわらかかったが、まるで剣山の中に入れてしまったような感覚だった。
「まさかてめえ!!!」
俺は舞踏会の仮面をひっぺがした。
カシャン
女は俺から口を離した。
「DNA採取、完了しました」
「何故お前がここにいる!!!」
「タテハマシティの姫より依頼を受けました」
「っ!!!!」
一体いつのまに!!!
「ニシカワマウス流をしますか?」
「てめえ、穴がねーだろうが!」
俺も一物は血がだらだらだ。
「くそったれが!!!異世界くそったれが!!!!」
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