【完結】出戻り妃は紅を刷く
一年前、変わり種の妃として後宮に入った気の弱い宇春(ユーチェン)は、皇帝の関心を引くことができず、実家に帰された。
しかし、後宮のイベントである「詩吟の会」のため、再び女官として後宮に赴くことになる。妃としては落第点だった宇春だが、女官たちからは、頼りにされていたのだ。というのも、宇春は、紅を引くと、別人のような能力を発揮するからだ。
そして、気の弱い宇春が勇気を出して後宮に戻ったのには、実はもう一つ理由があった。それは、心を寄せていた、近衛武官の劉(リュウ)に告白し、きちんと振られることだった──。
これは、出戻り妃の宇春(ユーチェン)が、再び後宮に戻り、女官としての恋とお仕事に翻弄される物語。
全十一話の短編です。
表紙は「桜ゆゆの。」ちゃんです。
しかし、後宮のイベントである「詩吟の会」のため、再び女官として後宮に赴くことになる。妃としては落第点だった宇春だが、女官たちからは、頼りにされていたのだ。というのも、宇春は、紅を引くと、別人のような能力を発揮するからだ。
そして、気の弱い宇春が勇気を出して後宮に戻ったのには、実はもう一つ理由があった。それは、心を寄せていた、近衛武官の劉(リュウ)に告白し、きちんと振られることだった──。
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実は◯◯っていうヒロイン、好きです……!
「紅を刷く」の表題どおり、紅の印象がくっきり思い浮かんできた作品。紅を引いた時に変わる表情まで目に浮かぶようでした。機会があったらぜひ長編でも読んでみたいです。
感想ありがとうございます。紅を刷くシーン、イメージ頂けて嬉しいです。
長編にするなら、いろいろ書き足したいシーンがたくさんあります。
あるいは、女官のお仕事編の短編なども!
またご覧頂けるとうれしいです。
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