8 / 84
ボーイ(28)・ミーツ・ボーイ(17)
ビニール傘…間違えた、聖剣だ
しおりを挟む
話がまとまったため、自称神には一旦お帰りいただいた。
異世界に顕現するのは力の消耗が激しいらしい。
3時間後にまた来るらしいので、急いで引っ越し準備に取り掛かる。
突然だが俺は移動時の荷物は極力減らしたい派だ。
外出時は手ぶらが理想。
先ほど記録更新したスキルの中でも、特に愛用しているのが異空間への収納。
スキル名はまんま<収納空間>だ。
俺はこの<収納空間>さんと共に生きてきたといっても過言ではない。
俺にとって<収納空間>さんは単なるスキルではない。
心の友だ。友人なのでさん付けする。
俺と共に成長し、容量を増やし多機能になった<収納空間>さんは究極のパートナー。
食料だけでなく新生活に必要そうなもは全部収納していく。
はいそこ、夜逃げとか言わない。
使わないかもしれないけど買い直すとなると金がかかるので大型家具も持っていこう。
当面の着替えも、雑貨も必要。
いつか読もうと思って死蔵していた本から、コーヒーミルまで大小様々なものを突っ込んだが、我が家に代々伝わる聖剣は置いていくことにした。
俺の持つ聖剣は、神代に世界の守り人の証として、湖の乙女から託されたとかいう出所不明の伝説がある。
返上済みのエアステ家の領地に湖はない。
伝説の湖を埋め立てるなんて事はしないはずなので、聖剣は他所から持ち込まれたのだろうが、そんな伝説の残る湖俺は知らない。
知っていたら、どんな手を使ってもその土地の領主に聖剣を押し付けてる。
聖剣は長年エアステ家にあるが、決して個人の所持品ではない。
道具として現役な文化財なのだ。
=========
ぶっちゃけると俺は聖剣が嫌いだ。
正確に言えば、帯剣しなければいけないのが嫌だった。
聖剣はわかりやすい英雄の象徴でもあったので、人目につく場所では帯剣が求められた。これがストレス。
鞘を腰に下げないと、体の重心がズレている気がして落ち着かないという剣豪もいるが、俺はそういうタイプではない。
余計なものは持ちたくない。
常に身軽でいたい。
そもそも剣に思い入れがない。
攻守考えた時に便利というか無難な武具だとは思う。
武器であれば基本的に何でも使いこなせるので、実は武器種にこだわりはない。
寧ろ素手でもある程度いける。
単独任務であれば適宜状況に応じた武器を使い分けるが、誰かと組むとなると聖剣の使用が暗黙の了解になる。
これを無視すると「聖剣の使い手でありながら飛び道具を使うとは何事か!」と後で文句を言われる。
他国に遠征した際、実際言われた。
命懸けの実戦で縛りプレイ強いられるとか辛すぎだろ。
最近は自分の魔力を固めて、ライトなセーバーみたいに使うのが楽だと思ってる。
伸縮自在だし、軽いし、出すのも消すのも一瞬。
魔力枯渇したら武器も消えるけど、そもそも枯渇するような事態って死亡確定状態なのでそうなったら潔く散る所存。
そんな俺にとって聖剣というのは、晴れた日の傘も同然。
これを毎日持ち歩くことを強いられているんだ、普通に嫌だろ。しかも折り畳めないんだぜ。
ビニール傘をコンビニに忘れたフリして置き去りにするが如く、この世界に置いていこうと思う。
あと騎士服も置いていこう。
年頃の少年少女が制服の着用を嫌うように、三十路近い俺は我が国の隊服が嫌いだ。
我が国指定の騎士の制服は2種類ある。
1つ目は、白ベースの式典用。
マジで真っ白、異世界の結婚式に着ていったら顰蹙必須。
汚れが目立つので着用時は気が気じゃない。
式典の日の天候は本当に死活問題なので、毎回晴れるよう祈っていたら<晴れ男>のスキルを取得した。
非常にダサい名前だが、仲間には感謝されている。
俺が出席する時は、みんな裾が汚れるのを気にせずに済むので、できる限り出席できるよう上司がスケジュール調節している。
金具部分を除いて、外側は全部真っ白なのに、マントの裏だけ真っ赤なのがイラッとする。
気を遣うのそこじゃ無ぇよ。
2つ目は、黒ベースの戦闘服。
基本はこれを着用する。
何故かシルバーのワンポイントが所々に入っているせいで、夜間の戦闘時はチラチラ月光反射する。反射板かよ。
同士討ちを避けられるが、勿論敵にもバレる。
狩猟本能誘発するのか、獣に至っては積極的に襲い掛かってくる。
昼間は街中でも、自然の中でも黒すぎて浮くし、何より黒のロングコートなんて不審者感が凄い。
国に認められた正義の騎士のはずなのに、犯罪者臭がする。
汚れ隠せることしかメリットなかった。
俺の容姿は普通。
髪の毛は茶色、瞳の色は赤みのある茶色。
癖っ毛なので、短髪にすると制御不能になるし、長髪は絡まる。
髪自体の重みがある程度必要なので、長年髪型を変えていない。
気がついたら幼馴染達が俺の私服から髪型までプロデュースするようになっていた。
こだわりはないので好きにさせている。皆、暇…いや、気を遣ってくれて優しいな。
華やかさとは無縁の茶色系男子。
食べ物で例えるなら筑前煮。
もっと洒落た感じにするならビーフシチュー。
金髪碧眼の幼馴染ならまだしも、俺の容姿だと白服は浮くし、黒服は埋没する。
どちらも純粋に使い所ないので、借りパクはしない。
聖剣の隣に置いておけば、まとめて国に返却してくれるだろう。
我が家に住み込みの使用人はいないが、朝になれば通いの何人かが出勤する。
誰かしら俺の部屋に入るはずなので、デスクの上に辞職願と彼等の紹介状を置いておく。
幼馴染達にもそれぞれ手紙を書いた。
これなら自発的な失踪だと認識されるはず。
だから夜逃げじゃないよ。
異世界に顕現するのは力の消耗が激しいらしい。
3時間後にまた来るらしいので、急いで引っ越し準備に取り掛かる。
突然だが俺は移動時の荷物は極力減らしたい派だ。
外出時は手ぶらが理想。
先ほど記録更新したスキルの中でも、特に愛用しているのが異空間への収納。
スキル名はまんま<収納空間>だ。
俺はこの<収納空間>さんと共に生きてきたといっても過言ではない。
俺にとって<収納空間>さんは単なるスキルではない。
心の友だ。友人なのでさん付けする。
俺と共に成長し、容量を増やし多機能になった<収納空間>さんは究極のパートナー。
食料だけでなく新生活に必要そうなもは全部収納していく。
はいそこ、夜逃げとか言わない。
使わないかもしれないけど買い直すとなると金がかかるので大型家具も持っていこう。
当面の着替えも、雑貨も必要。
いつか読もうと思って死蔵していた本から、コーヒーミルまで大小様々なものを突っ込んだが、我が家に代々伝わる聖剣は置いていくことにした。
俺の持つ聖剣は、神代に世界の守り人の証として、湖の乙女から託されたとかいう出所不明の伝説がある。
返上済みのエアステ家の領地に湖はない。
伝説の湖を埋め立てるなんて事はしないはずなので、聖剣は他所から持ち込まれたのだろうが、そんな伝説の残る湖俺は知らない。
知っていたら、どんな手を使ってもその土地の領主に聖剣を押し付けてる。
聖剣は長年エアステ家にあるが、決して個人の所持品ではない。
道具として現役な文化財なのだ。
=========
ぶっちゃけると俺は聖剣が嫌いだ。
正確に言えば、帯剣しなければいけないのが嫌だった。
聖剣はわかりやすい英雄の象徴でもあったので、人目につく場所では帯剣が求められた。これがストレス。
鞘を腰に下げないと、体の重心がズレている気がして落ち着かないという剣豪もいるが、俺はそういうタイプではない。
余計なものは持ちたくない。
常に身軽でいたい。
そもそも剣に思い入れがない。
攻守考えた時に便利というか無難な武具だとは思う。
武器であれば基本的に何でも使いこなせるので、実は武器種にこだわりはない。
寧ろ素手でもある程度いける。
単独任務であれば適宜状況に応じた武器を使い分けるが、誰かと組むとなると聖剣の使用が暗黙の了解になる。
これを無視すると「聖剣の使い手でありながら飛び道具を使うとは何事か!」と後で文句を言われる。
他国に遠征した際、実際言われた。
命懸けの実戦で縛りプレイ強いられるとか辛すぎだろ。
最近は自分の魔力を固めて、ライトなセーバーみたいに使うのが楽だと思ってる。
伸縮自在だし、軽いし、出すのも消すのも一瞬。
魔力枯渇したら武器も消えるけど、そもそも枯渇するような事態って死亡確定状態なのでそうなったら潔く散る所存。
そんな俺にとって聖剣というのは、晴れた日の傘も同然。
これを毎日持ち歩くことを強いられているんだ、普通に嫌だろ。しかも折り畳めないんだぜ。
ビニール傘をコンビニに忘れたフリして置き去りにするが如く、この世界に置いていこうと思う。
あと騎士服も置いていこう。
年頃の少年少女が制服の着用を嫌うように、三十路近い俺は我が国の隊服が嫌いだ。
我が国指定の騎士の制服は2種類ある。
1つ目は、白ベースの式典用。
マジで真っ白、異世界の結婚式に着ていったら顰蹙必須。
汚れが目立つので着用時は気が気じゃない。
式典の日の天候は本当に死活問題なので、毎回晴れるよう祈っていたら<晴れ男>のスキルを取得した。
非常にダサい名前だが、仲間には感謝されている。
俺が出席する時は、みんな裾が汚れるのを気にせずに済むので、できる限り出席できるよう上司がスケジュール調節している。
金具部分を除いて、外側は全部真っ白なのに、マントの裏だけ真っ赤なのがイラッとする。
気を遣うのそこじゃ無ぇよ。
2つ目は、黒ベースの戦闘服。
基本はこれを着用する。
何故かシルバーのワンポイントが所々に入っているせいで、夜間の戦闘時はチラチラ月光反射する。反射板かよ。
同士討ちを避けられるが、勿論敵にもバレる。
狩猟本能誘発するのか、獣に至っては積極的に襲い掛かってくる。
昼間は街中でも、自然の中でも黒すぎて浮くし、何より黒のロングコートなんて不審者感が凄い。
国に認められた正義の騎士のはずなのに、犯罪者臭がする。
汚れ隠せることしかメリットなかった。
俺の容姿は普通。
髪の毛は茶色、瞳の色は赤みのある茶色。
癖っ毛なので、短髪にすると制御不能になるし、長髪は絡まる。
髪自体の重みがある程度必要なので、長年髪型を変えていない。
気がついたら幼馴染達が俺の私服から髪型までプロデュースするようになっていた。
こだわりはないので好きにさせている。皆、暇…いや、気を遣ってくれて優しいな。
華やかさとは無縁の茶色系男子。
食べ物で例えるなら筑前煮。
もっと洒落た感じにするならビーフシチュー。
金髪碧眼の幼馴染ならまだしも、俺の容姿だと白服は浮くし、黒服は埋没する。
どちらも純粋に使い所ないので、借りパクはしない。
聖剣の隣に置いておけば、まとめて国に返却してくれるだろう。
我が家に住み込みの使用人はいないが、朝になれば通いの何人かが出勤する。
誰かしら俺の部屋に入るはずなので、デスクの上に辞職願と彼等の紹介状を置いておく。
幼馴染達にもそれぞれ手紙を書いた。
これなら自発的な失踪だと認識されるはず。
だから夜逃げじゃないよ。
34
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 設定ゆるめ、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

ヒロイン不在の異世界ハーレム
藤雪たすく
BL
男にからまれていた女の子を助けに入っただけなのに……手違いで異世界へ飛ばされてしまった。
神様からの謝罪のスキルは別の勇者へ授けた後の残り物。
飛ばされたのは神がいなくなった混沌の世界。
ハーレムもチート無双も期待薄な世界で俺は幸せを掴めるのか?
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)

【完結】テルの異世界転換紀?!転がり落ちたら世界が変わっていた。
カヨワイさつき
BL
小学生の頃両親が蒸発、その後親戚中をたらいまわしにされ住むところも失った田辺輝(たなべ てる)は毎日切り詰めた生活をしていた。複数のバイトしていたある日、コスプレ?した男と出会った。
異世界ファンタジー、そしてちょっぴりすれ違いの恋愛。
ドワーフ族に助けられ家族として過ごす"テル"。本当の両親は……。
そして、コスプレと思っていた男性は……。
異世界転移で、俺と僕とのほっこり溺愛スローライフ~間に挟まる・もふもふ神の言うこと聞いて珍道中~
兎森りんこ
BL
主人公のアユムは料理や家事が好きな、地味な平凡男子だ。
そんな彼が突然、半年前に異世界に転移した。
そこで出逢った美青年エイシオに助けられ、同居生活をしている。
あまりにモテすぎ、トラブルばかりで、人間不信になっていたエイシオ。
自分に自信が全く無くて、自己肯定感の低いアユム。
エイシオは優しいアユムの料理や家事に癒やされ、アユムもエイシオの包容力で癒やされる。
お互いがかけがえのない存在になっていくが……ある日、エイシオが怪我をして!?
無自覚両片思いのほっこりBL。
前半~当て馬女の出現
後半~もふもふ神を連れたおもしろ珍道中とエイシオの実家話
予想できないクスッと笑える、ほっこりBLです。
サンドイッチ、じゃがいも、トマト、コーヒーなんでもでてきますので許せる方のみお読みください。
アユム視点、エイシオ視点と、交互に視点が変わります。
完結保証!
このお話は、小説家になろう様、エブリスタ様でも掲載中です。
※表紙絵はミドリ/緑虫様(@cklEIJx82utuuqd)からのいただきものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる