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第二章 ちょいとパーティー組む?
第22話 ホブゴブリン
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それから、四匹のゴブリンに遭遇し、同じ方法で倒せた。
ただ、相変わらずボクと戸越だけでことが足りてしまい、女性陣はただ立っているだけになってしまう。
つまり、弱すぎるのだ、ゴブリンが――
「――ですけど、経験値は入りましたよ。レベルも上がりました」
住吉アスナさんがそうフォローしてくれた。
「二人が戦っているところを見るだけでも楽しめる――」と、彼女たちは言うのだけど、さすがに申し訳なく感じる。
「戸越、どう思う?」
「そうだな。奥に行ってみるか?」
奥に行く――つまり、中域にいるホブゴブリンを狩ってみようか――ということだ。
「それはボクも考えたのだけど、ホブゴブリンが強すぎて、全滅とかしないかな?」
さすがに、新しい敵と戦うのは勇気がいる。
とくに今回は女性が二人いる。それで、判断に迷ってしまう。
「二人の判断に任せますよ。ね? ユミもそれでイイでしょ?」
「あ、はい――」
そうは言ってくれるのだけど――
「それじゃ、こうしよう。一度、ワープポイントでロビーまで戻って、これまで獲得したアイテムを確定してから、奥に向かおう」
そうすれば、全滅してもここまでに手に入れた経験値とアイテムは失わなくて済む――という戸越の提案。
「うん、そうだな。アスナさんとユミさんもそれでイイかな?」
二人もうなずく。
了解が得られたということで、一度、ワープポイントに行って、ロビーに向かう。そのままとんぼ返りすると、ダンジョンの奥へと向かった。
「中域まではどのくらいありそう?」
ボクがたずねると、戸越がマップを確認する。
「最短で行っても、けっこうあるなあ――距離でいうと二、三キロあるぞ」
今いる地点は、ダンジョン入口から一キロメートルくらい離れているのだから、それの二倍から三倍歩くことになる。
女性陣の体力が心配になるのだが、二人は「大丈夫です」と言ってくれた。
「よし、それじゃ行こう!」
途中、ワープポイントがあればそこに寄って、登録していく。ワープポイントを利用するとパーティーから離脱してしまうので再結成しなければならない。だけど、ワープポイントの石像にタッチして、スマホの画面に出る、『どのポイントに行きますか?』という選択画面でキャンセルすれば、ワープポイントの登録ができて、パーティーからも離脱しなくてイイことがわかった。
そんなことをしながら、三十分近く歩いただろうか――ついに、ホブゴブリンらしきモンスターを発見!
「けっこうデカいなあ」
おそらく、ボクと同じくらいの背丈なのだが、いままで戦っていたゴブリンが小さかったので、とても大きく、強そうに思えた。
「作戦はゴブリンと同じでイイかな?」
ボクが確認すると、三人は「そうしよう」と言う。
「ヨシ。それじゃ、行くぞ!」
全員が剣を構えたのを確認したところで、ボクが飛び出す。
「ギャアァァァァ!」
低音の唸り声をあげて、ホブゴブリンがこちらに向かってきた。
そして、石斧を振り上げる!
カラダが大きい分、迫力はあるが、ゴブリンに比べると格段に遅い!
余裕を持って、盾で受け止めた!
ガツッ!
打撃が重い! 左腕にずっしりきた! だが、耐えられないほどではない!
その間に戸越が後方に回り込んで、剣を突き刺した。
「ギャアァァァァ!」
奇声をあげて、今度は戸越に向かって石斧を振り下ろす。
「うわっ!」
戸越は慌てて、盾を向け、石斧を防いだ。
それならボクが――と、剣を構えて、前進する――が!
「――あっ!」
地べたの突起につまずき、バランスを崩すと、そのまま、ゴブリンの横を通り過ぎてしまう。
ま、マズい!
ホブゴブリンがボクに目掛けて、石斧を振り下ろしてきた。
だ、ダメだ! 避けられない――
その時――
ゴォォォォ!
「――えっ?」
突然、ゴブリンが炎に包まれた!
「ギャアァァァァ!」
地面に倒れのたうち回ると、そのうち動きが止まり、炎も消えた。
「こ、これって――」
ボクが振り返ると、杖を突き出していたユミさんが見えた。
彼女が魔法を唱えて、ホブゴブリンを倒したのだ。
「おお! 魔法ってスゲエ!」
戸越が声をあげる。
「ユミ、カッコイイ!」
そう言って、アスナさんがユミさんに抱きついた。本人はとてもテレている。
「ユミさん、ありがとう」
ほんとうに助かった。
すると――
「ハイ、タカアキさんの意図がわかったので――」と彼女が言う。
ボクの意図?
なんのこと?
「タカアキさんがゴブリンの注意を引き付けて、私が魔法で攻撃できるスキを作ってくれたんですよね?」
「――えっ?」
あえて、ゴブリンの横をすり抜けて、ユミさんとゴブリンの間を空けて、そのうえ注意まで引き付けてくれた――そう彼女は言う。
「スゴい! それって、頭脳プレイというのですか⁉」
アスナさんもほめてくれた。ただコケただけと言いづらくなる――
「なんだよ、根津。運だけじゃないんだな!」
いや、ごめんなさい。今のは本当に運です――
「そういえば、ドロップは?」
地べたを見ると、魔石があった。あきらかにゴブリンと違う。一回り大きく、色も少し黄色味が掛かっている。
「おい、アイテムもドロップしているぞ」
「――えっ?」
戸越が拾い上げたのは、金属製のブーツだった。
「へえ、足の防具もドロップするんだな」
受付で貸し出す防具は胸当てだけなので、足に装着するのは始めて見た。
「どれ、どういう効果があるんだ?」
戸越がスマホを取り出し、アイテム検索をする」
「種類、足の防具――? レア度、星一つか――、ボーナスは足の防御プラス二、移動速度マイナス一、疲労プラス一……って、あまり、使えそうもないな――」
「そうだな――」とボクも苦笑いする。ボーナスはプラスだけでなく、マイナスもあるんだとわかった。
「まあ、持って帰って、受付で売ろう」
そう言って、戸越は自分のナップサックにドロップアイテムを入れた。
「よし、この調子で、ホブゴブリン狩りを続けるぞぉ!」
ただ、相変わらずボクと戸越だけでことが足りてしまい、女性陣はただ立っているだけになってしまう。
つまり、弱すぎるのだ、ゴブリンが――
「――ですけど、経験値は入りましたよ。レベルも上がりました」
住吉アスナさんがそうフォローしてくれた。
「二人が戦っているところを見るだけでも楽しめる――」と、彼女たちは言うのだけど、さすがに申し訳なく感じる。
「戸越、どう思う?」
「そうだな。奥に行ってみるか?」
奥に行く――つまり、中域にいるホブゴブリンを狩ってみようか――ということだ。
「それはボクも考えたのだけど、ホブゴブリンが強すぎて、全滅とかしないかな?」
さすがに、新しい敵と戦うのは勇気がいる。
とくに今回は女性が二人いる。それで、判断に迷ってしまう。
「二人の判断に任せますよ。ね? ユミもそれでイイでしょ?」
「あ、はい――」
そうは言ってくれるのだけど――
「それじゃ、こうしよう。一度、ワープポイントでロビーまで戻って、これまで獲得したアイテムを確定してから、奥に向かおう」
そうすれば、全滅してもここまでに手に入れた経験値とアイテムは失わなくて済む――という戸越の提案。
「うん、そうだな。アスナさんとユミさんもそれでイイかな?」
二人もうなずく。
了解が得られたということで、一度、ワープポイントに行って、ロビーに向かう。そのままとんぼ返りすると、ダンジョンの奥へと向かった。
「中域まではどのくらいありそう?」
ボクがたずねると、戸越がマップを確認する。
「最短で行っても、けっこうあるなあ――距離でいうと二、三キロあるぞ」
今いる地点は、ダンジョン入口から一キロメートルくらい離れているのだから、それの二倍から三倍歩くことになる。
女性陣の体力が心配になるのだが、二人は「大丈夫です」と言ってくれた。
「よし、それじゃ行こう!」
途中、ワープポイントがあればそこに寄って、登録していく。ワープポイントを利用するとパーティーから離脱してしまうので再結成しなければならない。だけど、ワープポイントの石像にタッチして、スマホの画面に出る、『どのポイントに行きますか?』という選択画面でキャンセルすれば、ワープポイントの登録ができて、パーティーからも離脱しなくてイイことがわかった。
そんなことをしながら、三十分近く歩いただろうか――ついに、ホブゴブリンらしきモンスターを発見!
「けっこうデカいなあ」
おそらく、ボクと同じくらいの背丈なのだが、いままで戦っていたゴブリンが小さかったので、とても大きく、強そうに思えた。
「作戦はゴブリンと同じでイイかな?」
ボクが確認すると、三人は「そうしよう」と言う。
「ヨシ。それじゃ、行くぞ!」
全員が剣を構えたのを確認したところで、ボクが飛び出す。
「ギャアァァァァ!」
低音の唸り声をあげて、ホブゴブリンがこちらに向かってきた。
そして、石斧を振り上げる!
カラダが大きい分、迫力はあるが、ゴブリンに比べると格段に遅い!
余裕を持って、盾で受け止めた!
ガツッ!
打撃が重い! 左腕にずっしりきた! だが、耐えられないほどではない!
その間に戸越が後方に回り込んで、剣を突き刺した。
「ギャアァァァァ!」
奇声をあげて、今度は戸越に向かって石斧を振り下ろす。
「うわっ!」
戸越は慌てて、盾を向け、石斧を防いだ。
それならボクが――と、剣を構えて、前進する――が!
「――あっ!」
地べたの突起につまずき、バランスを崩すと、そのまま、ゴブリンの横を通り過ぎてしまう。
ま、マズい!
ホブゴブリンがボクに目掛けて、石斧を振り下ろしてきた。
だ、ダメだ! 避けられない――
その時――
ゴォォォォ!
「――えっ?」
突然、ゴブリンが炎に包まれた!
「ギャアァァァァ!」
地面に倒れのたうち回ると、そのうち動きが止まり、炎も消えた。
「こ、これって――」
ボクが振り返ると、杖を突き出していたユミさんが見えた。
彼女が魔法を唱えて、ホブゴブリンを倒したのだ。
「おお! 魔法ってスゲエ!」
戸越が声をあげる。
「ユミ、カッコイイ!」
そう言って、アスナさんがユミさんに抱きついた。本人はとてもテレている。
「ユミさん、ありがとう」
ほんとうに助かった。
すると――
「ハイ、タカアキさんの意図がわかったので――」と彼女が言う。
ボクの意図?
なんのこと?
「タカアキさんがゴブリンの注意を引き付けて、私が魔法で攻撃できるスキを作ってくれたんですよね?」
「――えっ?」
あえて、ゴブリンの横をすり抜けて、ユミさんとゴブリンの間を空けて、そのうえ注意まで引き付けてくれた――そう彼女は言う。
「スゴい! それって、頭脳プレイというのですか⁉」
アスナさんもほめてくれた。ただコケただけと言いづらくなる――
「なんだよ、根津。運だけじゃないんだな!」
いや、ごめんなさい。今のは本当に運です――
「そういえば、ドロップは?」
地べたを見ると、魔石があった。あきらかにゴブリンと違う。一回り大きく、色も少し黄色味が掛かっている。
「おい、アイテムもドロップしているぞ」
「――えっ?」
戸越が拾い上げたのは、金属製のブーツだった。
「へえ、足の防具もドロップするんだな」
受付で貸し出す防具は胸当てだけなので、足に装着するのは始めて見た。
「どれ、どういう効果があるんだ?」
戸越がスマホを取り出し、アイテム検索をする」
「種類、足の防具――? レア度、星一つか――、ボーナスは足の防御プラス二、移動速度マイナス一、疲労プラス一……って、あまり、使えそうもないな――」
「そうだな――」とボクも苦笑いする。ボーナスはプラスだけでなく、マイナスもあるんだとわかった。
「まあ、持って帰って、受付で売ろう」
そう言って、戸越は自分のナップサックにドロップアイテムを入れた。
「よし、この調子で、ホブゴブリン狩りを続けるぞぉ!」
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