5つ子異世界冒険記

59話

テーラ「いいってことさ、私が呼んだんだし」
ルーブ「心遣い感謝します」
テーラ「かたっ苦しいのはやめないかい？」
ルーブ「ありがとうございます」
テーラ「それでやることは終わったんだろう？この後はどうするんだい？」
レンド「この依頼を受けまして、どの辺にあるかご存知ですか？」
テーラ「あぁ、何でも治り草と硬くなり草だね。村を出て反対側にある森の中に生えてるさ」
ロイエ「じゃあ採取してこようか、僕とクロならすぐだろうし」
テーラ「今日のうちに帰るのかい？」
クロエ「さすがに馬車はきっついー」
レンド「じゃあ今日はこの村に泊まって明日朝帰ろうか。テーラさん泊まれる場所はありますか？」
テーラ「ここに泊まっていきな、宿屋ほどじゃないけどね。5人くらいだったらいいさね」
一同「お言葉に甘えまーす！」
テーラ「元気な子たちだねぇ」
テーラがケラケラ笑う。それに釣られカラクロメンバーも笑う。
テーラ「イトワちゃんこの後いいかい？」
イトワ「いいですけど、どうしたんですか？」
テーラ「使い魔同士の訓練と行こうじゃないか」
イトワ「望むところです！」
ロイエ「じゃあ僕たちは採取してこようか」
ルーブ「こんなこともあろうかとこの辺の討伐クエストも受注してきてるからついでにね」
クロエ「ルーねぇーさすがだね！」
＿５時間後＿
イトワ「テーラさんさすがですね！」
テーラ「伊達に村長をやってないさね、またいつでもやってやるよ」
イトワ「次はもっと強くなってくるね！」
レンド「イトワが孫みたいだな」
テーラ「こんな孫が居たら楽しいだろうねぇ」
ロイエ「近かったらもっと来てもいいよね」
テーラ「移動系のモンスターがいればブルングなんてすぐさね」
イトワ「何かいいモンスター知ってます？」
テーラ「そうさねぇ、翼があるモンスターだったら道も気にならないうちのグリフォンだったらブルングまで30分くらいさ」
＿＿ララテア村前＿＿
テーラ「歩きでいいのかい？」