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10話

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ヒジリ「それにしてももらえる経験値にだいぶ波があるけど、これは?」
ユズ「ラストアタックを入れるとその人に経験値の+10%が入ってくるんです」
ヒジリ「それじゃギリギリまで削ってミオさんにLAを取ってもらった方がいいかもね」
ミオ「いいとこ取りみたいな感じになっちゃうんですが…いいんですか?」
コトリ「この場所の10%はだいぶ恩恵がありますね。私はいいと思います」
ヒジリ「それじゃ敵に慣れたら奥にも行こうか」

ヒジリ「奥の敵も問題なく狩れそうだね」
コトリ「ヒジリさんの狩り方を参考にさせてもらえればそこまで苦労しないですね」
ユズ「でもそろそろ夜だからもっと強くなってくるよ」
ヒジリ「ミオさんも頑張ってね!Lvとりあえずあと5だからね」
ミオ「よろしくお願いします!」
深部の森はさらに暗く、敵の動きが速くなった。
ヒジリ「僕はミオさん守りながら倒していくので」
コトリ「頑張ります」
ユズ「ミオ!LA!」
ミオ「はい!」正確にモンスターを射抜く。
パーティー内でLvが上がった音がする。
ミオ「あと1!」
ヒジリ「このまま15までとりあえず上げちゃおう」
コトリ「わかりました!」

夜が明け、Lvがだいぶ上がった。
ミオLv 16フリーター
コトリLv 20 タンク
ユズLv20 戦士
ヒジリLv23 フリーター
ヒジリ「とりあえず目標は達成かな」
ユズ「フリーターすごいな、Lvが上がりやすいとはいえ…」
ミオ「最短じゃない?」
コトリ「そうかもね」
ミオ「なんか連続LAボーナスで実績解除したみたいで、特別な職業ゲットした」
ヒジリ「え?僕一人で何体も倒したけど…」
ユズ「パーティーでLA取り続けるなんて基本あり得ないからね」
ヒジリ「そういうことか…どんな職業?」
ミオ「ブレイカーっていう職業です」
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