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前編
24夢★
しおりを挟む「ハル、もういいか?入れるぞ」
ううー、父様それは聞かないで。聞かれると余計に恥ずかしいからっ!
僕は恥ずかしくなり、頷くだけだった。すると、父様はゆっくり僕の中に入ってきた。
「ハルっ!きっつ……はあ、気持ちいなあ」
「う、ショー、ンっ!……はぁ」
「ハル息しろ、苦しいだろ?」
僕は頑張って息をすると、少し力が抜け、その間に父様がズンと奥まで入ってきた。
「っ!!……ンあっ、いきなり、奥は、ダメ」
「ハルは奥がいいんじゃないのか?」
父様は容赦なく奥を突いてきた。ゆっくりとした動きが次第に早くなって、ぱちゅぱちゅと、リズミカルになっている。
「ふっ……んっ、……っ」
「ハル、一回出すぞ」
父様はそれだけ言うと、激しく動き始め、僕の中で達した。僕も熱いものを注がれた瞬間に、達してしまった。
「はぁ、はぁ、可愛いなハル。愛してる」
そう言って、僕にキスすると、僕の中で達したソレは、また大きくなった。
「ぼ、僕も……あ、愛して……ます」
うーー、恥ずい!……えっ、ちょっ!まっ!
父様は、僕の愛してるに触発された様に、いきなり激しく動きだした。
「っ……ン、あっ、……まっ……」
「ハルが可愛い事を言うのが悪い。わざと煽ってるのか?悪いが暫くはゆっくり動けそうにない」
え、うそっ!僕のバカ!っ!!……ん
父様は言った通り、暫くその調子で動き、何度も何度もイかされ、父様はイク度に出すまでの間が長くなっていった。
「はぁ、はぁ、ショーン!!あっ……ん」
「ハル、ハル、ハル……」
まるで獣同士の様に激しく愛された。
結局朝までかかり、僕はいつの間にか意識を失っていた。
意識を失っている間も父様に愛され続けているとも知らずに……
……んっ、僕気を失ったのか。…それにしても父様は激しすぎる。
僕は起きると、凄い怠さに襲われ、父様のいない部屋で天井を見ていた。
父様、ちゃんとお仕事行ったみたいで、良かった。
僕は、起き上がると、腰にかなりの痛みが襲いかかった。
「うっ、痛い……ヒール」
僕は即座に治癒し、痛みだけは取れた。
「はぁ、二日も続けて朝までか……流石に怠すぎる」
僕はベッドに再び横になると、ノック音が聞こえた。
「ハル様、起きていますか?」
「ウィル?今起きたよ。でも起きれそうにないんだ」
僕がそう言うと、ウィルは「失礼します」と言って、入ってきた。ウィルの手元には食事があった。
「ショーン様に、ハル様が起きたら、食事を持って行ってと頼まれましたので」
「ごめんね、わざわざ持ってきて貰って。ありがとう、ウィル」
僕がお礼を言うと、少し顔を赤くし、目をそらすウィル。
「ウィル、顔赤いけど大丈夫?体調悪かったら休んでもいいからね?」
僕が困った様に言うと、ウィルは少し慌てた様に「だ、大丈夫です」と言った。その後にポツリと「これは治らない病なので」と、言った事に僕は気づかなかった。
僕は食事を終え、ウィルが部屋を出て行くと、ジルと父様が入ってきた。
「ハル、昨日はすまん。つい、夢中になってしまった」
「父様、大丈夫だけど、これからは優しくして」
「それは問題ない。ジル殿下と同じで、昨日存分にハルを味わったから次からは、翌日に響く程、無理はさせないだろう」
味わったって。まあ、これで二人が満足するのならいいかな。
「ハル、今日一日休んだら、明日は外に魔物討伐に行こうか。ショーンさんが騎士団に討伐させようと思っていた物だけどどう?」
「えっ!本当に!?行きたい!」
「なら決まりだね、明日は私が付いて行くからね」
「父様は?」
僕が父様に聞くと、父様は残念そうに仕事があると言った。しかし、ジルの他にも、騎士団から数名付いてきてくれるそうだ。
「そっか、今度は父様も行こうね!」
そう言うと、父様にぎゅっと抱きしめられ、二人は再び仕事に戻った。
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