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前編
23夢☆
しおりを挟む僕が返事をすると、入ってきたのはジルだった。
「ハル、ちゃんと寝てたみたいだね。今から夜ご飯だけど、食べれるか?」
「うん、お腹も空いてるみたいだし、食べれるよ!」
僕がそう言うと、ジルは僕を抱えてリビングに連れていった。
ねー、お姫様抱っこはやめて!!恥ずかしいから!!
リビングに着くと、父様と使用人たちがいた。
「ジル殿下、これからは私が……」
そうだよね、ウィル。普通呼びに来るのはウィルの仕事のはずだもん。
「いや、いい。ウィルはハルが部屋から出てきたら、仕事をしてくれ」
ジル、それはあんまりなんじゃ。ウィルだって仕事をしたいだろうに。
「ハル様はどうですか?」
「僕はどっちでもいいけど、そうだな……部屋に入らないのなら呼びに来るのはウィルでもいいと思うよ!」
「では、そのように」
ジルや父様は、案の定不機嫌だ。ウィルに関しては、僕の意見が最優先になるからね。
僕は食事を終え、そのまま父様に連れられた。
「ハル、そんなに身構えなくても、私はジル殿下ほど若くはない。そんなに長くはできないから、朝までかからない様に、今からやるぞ」
う、僕食べ物吐いちゃうよ。そんな急がなくても良くない!?
「父様、僕食べたばっかりは……ちょっと」
「心配ない、そんなに激しくはしないようにするからな」
嘘だ!絶対に嘘だ!!その目は何!ギラッギラしてるけど!!
僕が心の中でツッこんでいると、父様はいきなり激しいキスをしてきた。
「っ!……まっ、て……」
「ハル、息をしろ」
そんな無茶なー。こんな激しくちゃ息もでませんっ!
「は、んっ……と……様」
「ハル、ショーンだ」
「ショ……っン」
僕が名前を呼ぶと、スイッチが入った様激しいキスをしながら、僕の服を脱がせていった。
そのまま父様は、僕の首から胸へと唇を這わせ、ツンと反応している乳首を舐め始めた。
「ン……や、あ……そこ、やぁ」
「嫌じゃないだろ?こんなに主張して。もっと感じろ」
父様は軽く噛み、歯で弄り始めた。僕は我慢ができずに、酷く声を出してしまった。
「ンあ!!……あ、まっ……んっ!!」
僕は父様の頭を離そうとするが、側から見たら、僕が押し付けている様に見える。
父様は弄り終わると、僕の乳首はジンジンしていた。まるで、残念そうに。
「ハル、いい声だしたな。次はこっちか?」
すると、父様は僕の反応している下半身に手を伸ばした。
僕はパンツを脱がされると、中はドロドロになって、十分に感じきっていた。
「ハル、ドロドロだぞ。そんなに気持ちよかったか?」
「んっ……言わな……で、っン」
父様は、僕にキスをしながら、先端から溢れる蜜を塗りたくる様に、先端をグリグリ弄り始めた。
「っ……そこばっかり、いや」
「ならこれがいいのか?」
父様はそう言うと、僕のソレをくわえ込んだ。
「っっン!!!……や、まっ……ダメ!いっちゃ」
僕は我慢しきれずに父様の口に出してしまった。
「ショ……ンごめんなさい」
「謝ることは無い。美味しかったぞ。私のも飲むか?」
僕は父様のソレを見ると、もうギチギチになって痛そうだった。
コクっと頷く、父様が立ち、僕の口に入れてきた。
「っむ……ふっ、ふっ」
「ハル可愛いな。一生懸命頭を動かして」
僕が動いても、父様自身も動いている。きっと僕の動きが遅いからだろう。
「ふっふっ……っン!!」
すると、父様は喉の奥にソレを突いてきた。
んっ、そろそろ出るのかな?
「くっ、ハル……ハル、出すぞ!」
そして、父様は勢いよく僕の口に出した。
んっ、ちょっとしょっぱい様な苦い様な。
ジルの時と違って父様は喉の少し手前で出した為、初めて味が分かった。
とても、美味しいとは言えない味だが、これを飲めるのは愛の力だろうか。てか、父様もジルも、美味しいって絶対ないでしょ!!
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