異世界で普通に死にたい

翠雲花

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番外編

1天★

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  妊娠用の種を飲んだ僕は、部屋でジルに意地悪されています。


「い、んにゃあ……や……」

「俺には念話を一切してこなかったハルが悪い。」

「そ、それ…は……んッ」

「それは何?」


   う……この日の為に我慢してたなんて言ったら怒るかな。

「まだ考える余裕があるみたいだね。正直に言わないとハルが一番触って欲しいところはお預けだ。」

  イタズラ顔でジルは、首や胸、お腹、太ももと、チュッチュとキスを落としてきては、吸い付く。


「だっ…て……今日まで……我慢したかった。」

「俺は寂しかったよ。あの子には念話してたんだろ?」

「ん……でも……今日の…喜びを…減らしたくはなかったの。それに……ジルと話したら……僕…我慢できない。」

「ッ!!」

   そう伝えると、ジルは僕に勢いよく唇を重ね、クチュクチュといやらしい音と、僕の恥ずかしい声だけが響いた。

「んッ…ふぁ……ン……」

「ハル可愛すぎる。そんな事言われたら、1週間はこの部屋から出れないよ。覚悟して。」


  い、1週間!?それは流石に……僕生きてるかな。


「ほら、余計な事考えてないで、俺の事だけ考えな。」

「ひあッ!……きゅうに……ァ……ッ」


   トプトプと溢れてきている、僕のモノを、ジルはペロリと舐めとると、根元まで咥えて、一気に吸い上げた。

「あ……ン……はやッ……はやいよ……ン!!」

「はやくしてるんだよ。俺だって早くハルの中に入りたいからね。」

「ン…僕ばっかり……嫌………ジルの…ジルの欲しい。僕にちょうだい?」


「ッ!!ぁぁああ!!もうッ我慢できない。」

「ん…きて……」

   僕はジルを迎え入れるように、自分の指で広げると、ジルは一気に奥まで入ってきた。


「ンあッ!!!!」

   その衝撃で、僕の我慢していたものも出てしまった。

「相変わらず、いや……さらにエロくなったねハル。」

  久しぶりの快感に、僕は意識を手放しそうになったが、ジルによって引き戻された。

「まだ、意識を手放すには早いよ。」

   そう言ったジルの動きは、僕の良いところを突いてくる。

「ン、ん……あ、はぁ……」

   一定のリズムで突いてくるソレは、パンパンパンという音と共に、僕を快楽に引きずり込んだ。

「んあ……ジル……もっと……ン……」

「ッ!!ハルはさっきから俺の我慢を無駄にするな。」

「がま…ン……やっ…」

   僕は、快楽に溺れながら、ジルに甘えると、ジルの動きは一気にはやくなっていき、僕のできたばかりの子宮に、ジルのが当たるのが分かった。


「んにゃ……しきゅう……あた…ッて……きもち…」

「はぁ、はぁ……このエロさ、子宮ができたせいか?可愛いすぎる。」

「はぁ……んあ……じ、る……ジルの…僕のお腹に…ちょうだい?」

「あぁ、俺の子を孕んで。」


   中に熱いものが注がれ、孕んだなと感じ、それと同時に愛しさが芽生えた。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~Merry Christmas~

  作者からの囁かなプレゼ…いや、エロです!!

 
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みんなの感想(7件)

チョコバナナ
ネタバレ含む
解除
白堊
2020.05.15 白堊

一気読みしました!今までに読んだことないストーリーだったので最後は泣いてしまいました…!

今更ですが、お疲れ様でした💫
とても面白かったです✨✨

翠雲花
2020.05.15 翠雲花


一気読みありがとうございました!!

そう言って頂けると、モチベーションが上がり、すごく嬉しく思います(^-^)

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

解除
2018.11.11 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

翠雲花
2018.11.11 翠雲花

思い出していただけてよかったです!!

解除

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