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「ゆびきりげんまん」舞台台本版
第二幕 ②
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ウリ 「おねーさん。いいの?」
実琴、ウリの言葉に反応するが、聞かなかったフリ。
実琴 「さて・・・と。じゃあ、私が帰るの、手伝ってくれる?」
イズラ、ウリ、互いを見合う。
実琴 「私はどうすればいい?」
ウリ 「・・・無理だよ。おねーさん。」
実琴 「え? なんで?」
イズラ「俺達には、それぞれ出来ることってーか、分担があンだよ。」
ウリ 「ココをさ迷う『ミコト』はね、みぃんな『戻りたくない』理由があるんだ。
おねーさんもそうでしょ?」
実琴、黙ったまま動かない。
イズラ「その理由を聞き出して、解決策を与えンのがジブリ。」
ウリ 「で、帰りの道を作るのがカイル。」
イズラ「だから、俺達2人じゃ、キミを帰すことは出来ねーんだ。」
ウリ 「ごめんね。」
実琴 「・・・だって、さっきの子は、ウリちゃんが・・・。」
ウリ 「違うよ。僕は、カイルが作った帰り道に、連れて行っただけ。」
イズラ「先に、ジブリが『戻れない』理由聞いてたしなぁ。
ああいうパターンは、大抵、本音吐かせれば、解決したようなもんだし。」
ウリ 「後は、あの場所から連れ出すだけだったんだけど・・・。
カイル、ちょっと短気だから。」
実琴 「『ちょっと』・・・じゃないでしょ? あの単細胞。」
イズラ、ウリ、笑う。
実琴 「人のコト、言えないよね。私も・・・だ。」
イズラ、ウリ、笑うのを止める。
実琴 「私って・・・いっつも、こう。売り言葉に買い言葉で。
すぐに言い過ぎた事、後悔するけど、なんか訂正できなくて・・・。
いじっぱりで・・・。」
イズラ「大丈夫だよ。キミがイイコだって事は、カイルもジブリも分ってっから。」
ウリ 「あのね。おねーさん。
カイルもジブリも、わざとおねーさんを怒らせたんだよ?」
イズラ「おい! ウリぃ。」
ウリ 「いいじゃん。ちょっとぐらい。」
実琴 「わざ…と?」
ウリ 「うん。おねーさん、ああ言えば怒るでしょ?」
実琴 「・・・なんの為に?」
イズラ「(ため息)キミはさ、さっきシルバーコードが、消えかかってたんだ。」
実琴 「シルバー・・・何それ?」
ウリ 「ん~、命の紐? みたいな?」
実琴、分からない様子で、首をかしげる。
イズラ「キミの体と、今のキミをつなぐ紐みたいなもンだよ。
それが、今のキミから見えてんだ。」
実琴、身体を見回す。
イズラ「あー、キミには見えねぇよ。俺らだけが見えンだ。
今は、強く見えっけど・・・
それがさ、さっきキミが『シンドイ』っつった時に、
消えかかってたんだ。」
ウリ 「それが消えちゃうと、もう二度と戻れなくなっちゃうんだよ。」
実琴 「それって・・・死んじゃう・・・の?」
イズラ、困ったように、笑顔。
イズラ「怒りは、生きる力としては一番強ぇから・・・。手っ取り早いんだ。」
実琴 「何・・・それ・・・? それじゃあ、私は知らないうちに、
アイツらに助けてもらってたっていうの!? そんな・・・情けない。」
イズラ「? 情けない?」
実琴 「私、強くなきゃいけないのに。1人でも強くなきゃいけないのに。
やっぱり、誰かの助けがないと、生きられない。」
ウリ、イズラ、顔を見合わせる。
ウリ 「・・・おねー」
エル 「ウ~リたぁ~~~~~ん!!」
エル、登場。駆け込んできたまま、ウリに突進。アズも後から駆けて登場。
ウリ、素早く避け、イズラの後ろに隠れる。エル、豪快に転ぶ。
エル 「いったぁ~~~い!!」
アズ 「(エルに駆け寄って)いたそ~~~~!!」
エル 「ウリたん、ひどぉ~い!」
アズ 「ひどーい!」
イズラ「お前らが、いつも抱き付いて吹っ飛ばすからだろー?」
アズ 「イズラには言ってない!」
エル 「言ってなぁ~い! ウリたん、あそぼぉ~!」
アズ 「あーそーぼー!」
ウリ 「(おびえながら)僕、今お仕事中だからっ。」
エル 「エル達もだよぉ~!」
アズ 「だよー!」
アズ・エル「「だーかーらぁ~」」
エル 「あ~そ~ぼぉ~!」
アズ 「あーそーぼー!」
イズラ、ため息。ウリ、イズラの更に後ろに逃げ込む。
エル 「あ~ん。イズラじゃまぁ~!」
アズ 「・・・邪魔!」
アズ、エル、イズラの後ろに回って、ウリを引っ張り出そうとする。
ウリ、逃げる。イズラの周りを回って3人の追いかけっこが始まる。
イズラ「おい! コラ!」
実琴 「何? この子達、誰?」
イズラ「あー、こいつらは・・・あ。」
実琴 「ん?」
シャイン登場。ピコピコハンマーを構え、華麗にアズ、エルを撃破。
2人とも、素っ頓狂な擬音を挙げて倒れる。シャイン、決めポーズ。
シャイン「ふっ。またクダラナイものを切ってしまった。」
シャイン、ピコピコハンマーを華麗に脇にしまうと、一礼。
シャイン「失礼。うちの馬鹿ツインズが、お騒がせを。」
アズ 「いたーーーい。」
エル 「いたぁ~~い。」
シャイン「仕事中に、遊ぶからだ。
(ウリを示し)アレで遊ぶなら、仕事時間外にしろっ!」
アズ・エル「「はーーーい!」」
ウリ 「(イズラにしがみつき)怖かったよぉ~。」
イズラ「はいはい。怖かったなー。」
実琴 「何気にひどい事言ってるけど、いいの?」
イズラ「いつもの事だしなぁ。」
ウリ 「普通に来てくれれば、僕だって、逃げないのにぃ。」
実琴 「・・・いいんだ。」
シャイン「(実琴を見て)おや?
(アズ・エルに向かって)お前達、この娘は違うぞ?」
アズ 「え? うそ!?」
エル 「うそぉ!?」
アズ・エル、実琴に駆け寄って、眺めまわしながら、周りをくるくる回る。
アズ 「うそでしょ? うそでしょ?」
エル 「でしょ? でしょ?」
実琴 「え?」
アズ 「えーなんで? なんで?」
エル 「なんで? なんでぇ?」
実琴 「何?」
アズ 「確かに、この子なのにー。」
エル 「なのにぃ~。」
実琴 「何なの?」
アズ 「ちゃんとー」
エル 「ちゃぁんとぉ~」
アズ・エル「「つながってるー!!」」
アズ・エル、実琴から離れ、何かを辿るかのように、離れていく。
アズ 「おかしいなー。」
エル 「おかしぃ~よ~。」
アズ 「あるー。」
エル 「あるぅ~。」
アズ・エル、舞台端まで近づいたところで、振り返る。
アズ 「姉御ー!」
エル 「あっねごぉ~!」
アズ・エル「「(実琴を指さし)この子、生きてるー!!」」
ウリ 「あたりまえだよ! 僕達の担当なんだから!!」
間
エル 「・・・ウリたんがぁ~、」
アズ 「・・・ウリがー、」
アズ・エル「「おこったーー!!」」
エル 「やだぁ~~! こわぁ~い!」
アズ 「こわーい!」
シャイン、アズ・エルの所まで行き、ピコピコハンマーで軽く叩く。
シャイン「当り前だろう。お前たちが、間違えただけだ。」
アズ 「ちがうもーん!」
エル 「もぉ~ん!」
アズ 「アズ達、間違えてないもーん!」
エル 「ないもぉ~ん!」
アズ・エル「「(互いを見合い)ねーー!」」
シャイン「ふむ。(何かを調べる仕草)確かに、このコードだ。
間違ってはいなさそうだな。」
アズ 「でしょー?」
エル 「でしょぉ~?」
アズ 「アズもー」
エル 「エルも~」
アズ・エル「「ゆーしゅー、だもんね~!」」
シャイン「いや、しかし…。死の気配が、消えるなどと・・・。」
シャイン、考え込む。アズ、エル、その両側で待機。
実琴、ウリの言葉に反応するが、聞かなかったフリ。
実琴 「さて・・・と。じゃあ、私が帰るの、手伝ってくれる?」
イズラ、ウリ、互いを見合う。
実琴 「私はどうすればいい?」
ウリ 「・・・無理だよ。おねーさん。」
実琴 「え? なんで?」
イズラ「俺達には、それぞれ出来ることってーか、分担があンだよ。」
ウリ 「ココをさ迷う『ミコト』はね、みぃんな『戻りたくない』理由があるんだ。
おねーさんもそうでしょ?」
実琴、黙ったまま動かない。
イズラ「その理由を聞き出して、解決策を与えンのがジブリ。」
ウリ 「で、帰りの道を作るのがカイル。」
イズラ「だから、俺達2人じゃ、キミを帰すことは出来ねーんだ。」
ウリ 「ごめんね。」
実琴 「・・・だって、さっきの子は、ウリちゃんが・・・。」
ウリ 「違うよ。僕は、カイルが作った帰り道に、連れて行っただけ。」
イズラ「先に、ジブリが『戻れない』理由聞いてたしなぁ。
ああいうパターンは、大抵、本音吐かせれば、解決したようなもんだし。」
ウリ 「後は、あの場所から連れ出すだけだったんだけど・・・。
カイル、ちょっと短気だから。」
実琴 「『ちょっと』・・・じゃないでしょ? あの単細胞。」
イズラ、ウリ、笑う。
実琴 「人のコト、言えないよね。私も・・・だ。」
イズラ、ウリ、笑うのを止める。
実琴 「私って・・・いっつも、こう。売り言葉に買い言葉で。
すぐに言い過ぎた事、後悔するけど、なんか訂正できなくて・・・。
いじっぱりで・・・。」
イズラ「大丈夫だよ。キミがイイコだって事は、カイルもジブリも分ってっから。」
ウリ 「あのね。おねーさん。
カイルもジブリも、わざとおねーさんを怒らせたんだよ?」
イズラ「おい! ウリぃ。」
ウリ 「いいじゃん。ちょっとぐらい。」
実琴 「わざ…と?」
ウリ 「うん。おねーさん、ああ言えば怒るでしょ?」
実琴 「・・・なんの為に?」
イズラ「(ため息)キミはさ、さっきシルバーコードが、消えかかってたんだ。」
実琴 「シルバー・・・何それ?」
ウリ 「ん~、命の紐? みたいな?」
実琴、分からない様子で、首をかしげる。
イズラ「キミの体と、今のキミをつなぐ紐みたいなもンだよ。
それが、今のキミから見えてんだ。」
実琴、身体を見回す。
イズラ「あー、キミには見えねぇよ。俺らだけが見えンだ。
今は、強く見えっけど・・・
それがさ、さっきキミが『シンドイ』っつった時に、
消えかかってたんだ。」
ウリ 「それが消えちゃうと、もう二度と戻れなくなっちゃうんだよ。」
実琴 「それって・・・死んじゃう・・・の?」
イズラ、困ったように、笑顔。
イズラ「怒りは、生きる力としては一番強ぇから・・・。手っ取り早いんだ。」
実琴 「何・・・それ・・・? それじゃあ、私は知らないうちに、
アイツらに助けてもらってたっていうの!? そんな・・・情けない。」
イズラ「? 情けない?」
実琴 「私、強くなきゃいけないのに。1人でも強くなきゃいけないのに。
やっぱり、誰かの助けがないと、生きられない。」
ウリ、イズラ、顔を見合わせる。
ウリ 「・・・おねー」
エル 「ウ~リたぁ~~~~~ん!!」
エル、登場。駆け込んできたまま、ウリに突進。アズも後から駆けて登場。
ウリ、素早く避け、イズラの後ろに隠れる。エル、豪快に転ぶ。
エル 「いったぁ~~~い!!」
アズ 「(エルに駆け寄って)いたそ~~~~!!」
エル 「ウリたん、ひどぉ~い!」
アズ 「ひどーい!」
イズラ「お前らが、いつも抱き付いて吹っ飛ばすからだろー?」
アズ 「イズラには言ってない!」
エル 「言ってなぁ~い! ウリたん、あそぼぉ~!」
アズ 「あーそーぼー!」
ウリ 「(おびえながら)僕、今お仕事中だからっ。」
エル 「エル達もだよぉ~!」
アズ 「だよー!」
アズ・エル「「だーかーらぁ~」」
エル 「あ~そ~ぼぉ~!」
アズ 「あーそーぼー!」
イズラ、ため息。ウリ、イズラの更に後ろに逃げ込む。
エル 「あ~ん。イズラじゃまぁ~!」
アズ 「・・・邪魔!」
アズ、エル、イズラの後ろに回って、ウリを引っ張り出そうとする。
ウリ、逃げる。イズラの周りを回って3人の追いかけっこが始まる。
イズラ「おい! コラ!」
実琴 「何? この子達、誰?」
イズラ「あー、こいつらは・・・あ。」
実琴 「ん?」
シャイン登場。ピコピコハンマーを構え、華麗にアズ、エルを撃破。
2人とも、素っ頓狂な擬音を挙げて倒れる。シャイン、決めポーズ。
シャイン「ふっ。またクダラナイものを切ってしまった。」
シャイン、ピコピコハンマーを華麗に脇にしまうと、一礼。
シャイン「失礼。うちの馬鹿ツインズが、お騒がせを。」
アズ 「いたーーーい。」
エル 「いたぁ~~い。」
シャイン「仕事中に、遊ぶからだ。
(ウリを示し)アレで遊ぶなら、仕事時間外にしろっ!」
アズ・エル「「はーーーい!」」
ウリ 「(イズラにしがみつき)怖かったよぉ~。」
イズラ「はいはい。怖かったなー。」
実琴 「何気にひどい事言ってるけど、いいの?」
イズラ「いつもの事だしなぁ。」
ウリ 「普通に来てくれれば、僕だって、逃げないのにぃ。」
実琴 「・・・いいんだ。」
シャイン「(実琴を見て)おや?
(アズ・エルに向かって)お前達、この娘は違うぞ?」
アズ 「え? うそ!?」
エル 「うそぉ!?」
アズ・エル、実琴に駆け寄って、眺めまわしながら、周りをくるくる回る。
アズ 「うそでしょ? うそでしょ?」
エル 「でしょ? でしょ?」
実琴 「え?」
アズ 「えーなんで? なんで?」
エル 「なんで? なんでぇ?」
実琴 「何?」
アズ 「確かに、この子なのにー。」
エル 「なのにぃ~。」
実琴 「何なの?」
アズ 「ちゃんとー」
エル 「ちゃぁんとぉ~」
アズ・エル「「つながってるー!!」」
アズ・エル、実琴から離れ、何かを辿るかのように、離れていく。
アズ 「おかしいなー。」
エル 「おかしぃ~よ~。」
アズ 「あるー。」
エル 「あるぅ~。」
アズ・エル、舞台端まで近づいたところで、振り返る。
アズ 「姉御ー!」
エル 「あっねごぉ~!」
アズ・エル「「(実琴を指さし)この子、生きてるー!!」」
ウリ 「あたりまえだよ! 僕達の担当なんだから!!」
間
エル 「・・・ウリたんがぁ~、」
アズ 「・・・ウリがー、」
アズ・エル「「おこったーー!!」」
エル 「やだぁ~~! こわぁ~い!」
アズ 「こわーい!」
シャイン、アズ・エルの所まで行き、ピコピコハンマーで軽く叩く。
シャイン「当り前だろう。お前たちが、間違えただけだ。」
アズ 「ちがうもーん!」
エル 「もぉ~ん!」
アズ 「アズ達、間違えてないもーん!」
エル 「ないもぉ~ん!」
アズ・エル「「(互いを見合い)ねーー!」」
シャイン「ふむ。(何かを調べる仕草)確かに、このコードだ。
間違ってはいなさそうだな。」
アズ 「でしょー?」
エル 「でしょぉ~?」
アズ 「アズもー」
エル 「エルも~」
アズ・エル「「ゆーしゅー、だもんね~!」」
シャイン「いや、しかし…。死の気配が、消えるなどと・・・。」
シャイン、考え込む。アズ、エル、その両側で待機。
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