お菓子を拾い食いしていたら感覚共有されている魔法のお菓子だったらしいです

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おまけ 柊 視点1

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僕は秋月柊。家が少し裕福なこともあって、高校生ながら一人暮らしをしている。
見た目も悪く、性格も暗い。だが、一つだけ特別なことと言ったら、幼い頃から魔法が使える事だろう。正確には魔法と言っていいのか分からない。だって魔力とか多分ないし。あと能力も「思い浮かんだ食べ物がそのまま目の前に出てくる」ってことのみの単純なものだし。

そもそも食べ物に関心があまり無かった僕はその能力の使い所が少なかった。毎日必要最低限のものだけ飲み食いし、淡々と過ごす日々。 


そんな日々にある日、変化が起きた。
それは秋園美来さんとの出会いだった。
きっかけはクラス替えで美来さんと同じクラスになったこと。美来さんはクラス替え初日からみんなに笑いかけていて、自然と周りを笑顔にさせる癒される存在だった。
そんな美来さんを見た時に衝撃が走ったのだ。

この子を自分だけのものにしたい。他の子に笑いかけないで欲しい。僕だけに笑いかけて欲しい。

初めてあった人に対しての感情としてはかなり重たいものだったが、それは俺の初めての恋の始まりだった。重めの一目惚れだ。

それからというもの、毎日教室の端から、美来さんを見つめる日々だった。
重たい前髪は美来さんを見つめているのをバレないようにするために伸ばした。 

美来さんは今日もみんなに笑いかけている。
今日はこんなものを食べた、あんなものを食べた。そうした他愛ない話を友達と話している。
話を聞く限り、美来さんはかなりの食いしん坊なのかもしれない。半分、いやほとんど話している内容が食に関するものなのだ。

たしかに、美来さんを眺めていて一番幸せそうな時はお昼ご飯を食べている時だろう。あんなに細い体のどこにその量が入るのかと言うぐらい食べる。
そして何故かその光景がエロい。
大口開けて幸せそうに微笑みながら食事をする美来さんを見て何度股間が爆発しそうになったか。
そうやって、眺めているだけでも頭がおかしくなりそうなのに、奇跡的に美来さんと一緒に日直となった日には僕はただひたすらに射精感を抑えるだけの使い物にならない人間となっていた。あの日は僕にとっては記念日だ。美来さんが僕に話しかけてくれた記念日。

しかし、そんな幸せな日々は1年以上続かず、次の年のクラス替えで美来さんと僕は別々のクラスになってしまった。しかし、僕の美来さんを想う気持ちは歯止めが効かず、家に帰ってからは毎日美来さんを思って自慰に浸る日々だった。
今まで誰にも見せたことがないエッチに蕩けた顔をした美来さんが、僕の秘部を咥える想像をすればすぐに達してしまう。
日に日に美来さんに抱く邪な思いは大きくなっていった。

今日もまた美来さんに咥えてもらうことを想像しながら達した。鉄板オカズだ。
後処理をしながら、また美来さんの姿を想像する。身の程知らずだと思われるだろうが、これだけ毎日妄想していればその妄想を現実にしようとするのが人間の性だ。最近はなんとかして美来さんが僕のおちんちんを咥えてくれる機会はないのだろうかと、馬鹿なことに頭を悩ませるのが毎日のルーティンになっていた。

このままだと僕は卒業してからも美来さんを想い、一生自慰をして全ての精子を無駄打ちしてしまう。

なんとかして、合法的に、美来さんにちんぽを咥えられたい。

そんな馬鹿みたいな考えを常に抱いて生活していた。そんなある日、あることを思いついたのだ。

僕の魔法(?)で作った料理、どうにかしたら僕の体と感覚を共有できるんじゃないか?僕からでた食べ物だ。もしかしたら何とかなるかもしれない。

すぐさま僕はこの方法を実行するために家に帰った。全ては美来さんに僕のおちんちんを咥えて貰うために。
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