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閑話】もしも竹若が執事だったら
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日本でも、いや世界でも有数の財閥である小向日葵グループの現総帥・小向日葵 恒久の一人娘、小向日葵 ユウカが、友人の誕生日パーティーから帰ってきた。
どっしりとしたオーク素材の一枚板で出来た重厚な扉を、ドアマンが開ける。
ゆっくりと開かれた扉の先には、まるでおとぎ話のお城に出てくるような荘厳なロビーが広がり、そしてそこにはメイド達が両脇に並び、その先頭には二十代後半と見られる一人の青年が立っていた。
その青年はスラリとした長身で、日本人には着こなしが難しいとされる漆黒のスワローテールを見事なほど優雅に着こなしている。
それは見た目ほどに青年が華奢ではないということの証明とも言えるだろう。
事実、青年は武道に通じ、執事でありながらボディガードとしても有能だった。
入ってきたユウカを見て、その青年が整った顔を綻ばせる。
「お帰りなさいませ、お嬢様」
しかし、そんな青年に対して、ユウカは顔を顰めた。
「ただいま。……って、なんでいつも両腕を広げて扉の前に立っているのよ?しかも笑顔で」
怯えたように一歩後ずさりながら、ユウカが自分付の執事である竹若 和馬を睨みつける。
だが、竹若はそんな彼女の渋い顔にも笑顔を崩すことなく、離れた分だけ踏み出した。
「それは、“お帰りなさいませの抱擁”をするためでございます。さぁ、ユウカお嬢様」
更に笑みを深める竹若。
大抵の女性が目を奪われ、心をときめかせる麗しき笑顔であるにも関わらず、ユウカはますます眉間の皺を深くした。
「馬鹿じゃないの!っていうか、完全に馬鹿よね!」
広いロビーにユウカの怒鳴り声が響き渡る。
大財閥の令嬢に相応しくない態度だが、メイドたちも、もちろん竹若も微笑ましい様子でユウカを見ていた。
自由奔放な現総帥と総帥婦人に育てられたユウカは、このように言動が少々、いや、かなり荒っぽい。
とはいえ、かしこまった場になれば、とたんに小向日葵財閥令嬢として相応しい態度を取る事が出来る。
世界各地で多方面での堅苦しい付き合いを余儀なくされているユウカが自由に安らげる場所はこの家しかないことを、小向日葵財閥に仕える者たちは知っているので、彼女の荒ぶった様子にも寛容なのだ。
大事で大切なお嬢様が少しでも伸びやかに過ごしてもらうために、客がいない状況では彼女の好きなようにさせている。
中でもユウカを殊更大切に、もはや主従の関係を突き抜けて愛しく思っているのが竹若だ。
「お気に召しませんか?では、私の手ずからユウカお嬢様の身体を洗い上げる入浴になさいますか?それとも、私の口移しによるお食事になさいますか?」
わずかに首を傾げると、艶やかな黒髪がサラリと揺れて、切れ長の瞳にかかる。
その様子は何とも言えない色気を醸し出し、メイドたちの何人かはうっとりと頬を薄紅に染めた。
だが、ユウカの頬は怒りで赤く染まっている。
「どっちもお断りよ!なんで普通に出来ないのよ!?」
ダン、と大きな音を立てて、ユウカが床を踏みしめた。
握り締めた拳がワナワナと震えている様子を、笑顔で見つめる竹若。
「私にとっては、これが普通なのですが」
「はぁ?じゃぁ、あなたが担当する主人であれば、誰に対しても同じことをするって言うのね!?」
「いえ、このようなことはユウカお嬢様限定でございますよ。ですから遠慮なさらずに」
やんわりと目を細め、竹若がスッと前に出た。
「いやっ、来ないで!」
近付いてくる竹若をスルリと交わし、ユウカは彼の横を通り抜けようと試みる。
その時、手首を覆っていたシルクのショールが軽く捲れ上がった。
即座に眉をひそめた竹若が、とっさにユウカの進路を遮る。
「手首が赤くなっておりますね。どうされましたか?」
身長が百五十五センチに満たないユウカにとって、竹若はまさに壁だ。
聳え立つ壁を前にユウカは『しまった』という顔つきになったが、とっさに表情を戻す。
「べ、べつに、どうってこともないわよ。ほら、どきなさい!今すぐに!」
厳しい口調で竹若に言うが、彼は動く様子がない。
「いいえ。お嬢様がお話しくださるまで、私は動きません」
ニコニコと微笑んでいる竹若だが、その笑顔には場を譲らない強さがある。
そんな彼の態度に対してあからさまにムッとしたユウカは、竹若をかわすために右に左にと動いてみる。
だが、優雅な動きで彼女の動きを阻止する竹若。
悔しそうにギリギリと見上げるユウカに、竹若は再びニコリと微笑みかけた。
「どのような経緯で右の手首が赤くなったのかを、話してくださいますね?」
流石にユウカも観念したのか、観念したように床に視線を落として口を開く。
「これは、その……。内田さんに“この後、二人でドライブにでも行かないか”と誘われて」
ちなみに内田とは、ここ数年で成り上がったインターネット会社の社長を務める若者で、自分の顔を売るためにあらゆるコネを使って、令息令嬢が集まる場に現れるという。
半年ほど前に開かれた某企業の創立記念祭に両親と共に招待されたユウカは、そこでどうやってもぐりこんだのかは分からない内田と顔を合わせることになった。
小向日葵財閥令嬢というネームバリューと、素直で愛らしいユウカを気に入った内田は、事あるごとに誘いの声をかけてくるのである。
誰とでも仲良くなれるユウカだが、内田のしつこくて強引な誘いにほとほと嫌気が差し、今ではその名前を聞いただけでも苦虫を噛み潰したような顔になってしまうほどだ。
苦々しく告げてくるユウカの言葉を聞いて、竹若の周りの空気が冷やりとする。
それを悟った優秀なメイドたちは、顔を引き締め、竹若たちから距離を取った。
ユウカも竹若の様子が変わったのを感じ、慌てて口を開く。
「で、でも、断ったのよ!いくら私がのんきな性格でも、そうそう男の人について行ったりしないし、それに私、あの人が苦手だし……。なのにしつこくて、手首を掴まれて連れて行かれそうになって」
竹若を見上げるユウカの顔が、恐怖に引きつっているのが容易に見て取れる。それほど、内田の誘いはユウカにとって怖いものだったのだろう。
「だけど、彼の足を踏んづけてやったわ!ハイヒールで思いっきりね!それでもなかなか離してくれなくて、私がちょっと暴れたから向こうもムキになって、それで赤くなったのよ」
射抜くほどに向けられる視線から隠すように、ユウカは赤くなった手首をそっと左手で覆った。
そんなユウカの前に、竹若は片膝をつく。
「そうでございましたか。無事にご帰宅されて何よりです。ですがお嬢様のお体に、このような痕は似つかわしくありません。すぐに手当てを」
「たいしたことないわよ。動かしても痛くはないし、ほらっ」
そう言って、ユウカは手首を振ってみせる。
すると、その手を竹若の両手が静かに包み込む。
「いいえ、いけません。私のお嬢様は、どんな時でも最良の状態でいてくださいませんと」
ユウカの小さな手を温かくて大きな手で包み込み、竹若がジッとユウカを見上げる。
まるで騎士が姫に忠誠を誓うかのように真摯で熱心な視線だが、ユウカは嫌そうに睨み返した。
「何よ、その“私のお嬢様”と言うのは」
「ああ、申し訳ございません。思わず日頃の想いが。まぁ、私の想像の中では、お嬢様ではなく妻ですけれど」
ごくごく真面目顔で告げられた内容に、ユウカは目を大きくする。
「……は?」
「いえ、お気になさらずに。とにかく手当をさせてくださいませ」
竹若は両手で包んだままのユウカの手をソッと自分の胸元に引き寄せ、静かに目を閉じる。
どんな仕草も絵になる執事に目の前でそんなことをされ、ユウカはドギマギしながら、
「わ、分かったわよ。大人しく手当てされるから、変なことしないでよ?!」
「変なこととは?」
「むやみやたらに触ってきたりとか、指先にキスしたりとか!この前、私が手の甲をチェストにぶつけた時、あなた、いきなり舐めたじゃない!そういうことが変なことなのよ!」
「それは変なことではなく応急処置であり、私の愛情による行動でもあります」
「そんな応急処置をするつもりなら、自分でやるわよ!手を放しなさい!」
「いいえ、放しません。お嬢様が今夜、私のベッドに入ってくれるというのであればお放しいたします」
「何ふざけたことを言ってんのよ!!」
「ふざけたこととは失敬な。私の真剣な希望です」
「そんな希望、今すぐ庭に埋めて来いーーーーー!!」
そんなお嬢様と執事のやり取りを、呆れつつも温かい目で見守るメイド達であった。
どっしりとしたオーク素材の一枚板で出来た重厚な扉を、ドアマンが開ける。
ゆっくりと開かれた扉の先には、まるでおとぎ話のお城に出てくるような荘厳なロビーが広がり、そしてそこにはメイド達が両脇に並び、その先頭には二十代後半と見られる一人の青年が立っていた。
その青年はスラリとした長身で、日本人には着こなしが難しいとされる漆黒のスワローテールを見事なほど優雅に着こなしている。
それは見た目ほどに青年が華奢ではないということの証明とも言えるだろう。
事実、青年は武道に通じ、執事でありながらボディガードとしても有能だった。
入ってきたユウカを見て、その青年が整った顔を綻ばせる。
「お帰りなさいませ、お嬢様」
しかし、そんな青年に対して、ユウカは顔を顰めた。
「ただいま。……って、なんでいつも両腕を広げて扉の前に立っているのよ?しかも笑顔で」
怯えたように一歩後ずさりながら、ユウカが自分付の執事である竹若 和馬を睨みつける。
だが、竹若はそんな彼女の渋い顔にも笑顔を崩すことなく、離れた分だけ踏み出した。
「それは、“お帰りなさいませの抱擁”をするためでございます。さぁ、ユウカお嬢様」
更に笑みを深める竹若。
大抵の女性が目を奪われ、心をときめかせる麗しき笑顔であるにも関わらず、ユウカはますます眉間の皺を深くした。
「馬鹿じゃないの!っていうか、完全に馬鹿よね!」
広いロビーにユウカの怒鳴り声が響き渡る。
大財閥の令嬢に相応しくない態度だが、メイドたちも、もちろん竹若も微笑ましい様子でユウカを見ていた。
自由奔放な現総帥と総帥婦人に育てられたユウカは、このように言動が少々、いや、かなり荒っぽい。
とはいえ、かしこまった場になれば、とたんに小向日葵財閥令嬢として相応しい態度を取る事が出来る。
世界各地で多方面での堅苦しい付き合いを余儀なくされているユウカが自由に安らげる場所はこの家しかないことを、小向日葵財閥に仕える者たちは知っているので、彼女の荒ぶった様子にも寛容なのだ。
大事で大切なお嬢様が少しでも伸びやかに過ごしてもらうために、客がいない状況では彼女の好きなようにさせている。
中でもユウカを殊更大切に、もはや主従の関係を突き抜けて愛しく思っているのが竹若だ。
「お気に召しませんか?では、私の手ずからユウカお嬢様の身体を洗い上げる入浴になさいますか?それとも、私の口移しによるお食事になさいますか?」
わずかに首を傾げると、艶やかな黒髪がサラリと揺れて、切れ長の瞳にかかる。
その様子は何とも言えない色気を醸し出し、メイドたちの何人かはうっとりと頬を薄紅に染めた。
だが、ユウカの頬は怒りで赤く染まっている。
「どっちもお断りよ!なんで普通に出来ないのよ!?」
ダン、と大きな音を立てて、ユウカが床を踏みしめた。
握り締めた拳がワナワナと震えている様子を、笑顔で見つめる竹若。
「私にとっては、これが普通なのですが」
「はぁ?じゃぁ、あなたが担当する主人であれば、誰に対しても同じことをするって言うのね!?」
「いえ、このようなことはユウカお嬢様限定でございますよ。ですから遠慮なさらずに」
やんわりと目を細め、竹若がスッと前に出た。
「いやっ、来ないで!」
近付いてくる竹若をスルリと交わし、ユウカは彼の横を通り抜けようと試みる。
その時、手首を覆っていたシルクのショールが軽く捲れ上がった。
即座に眉をひそめた竹若が、とっさにユウカの進路を遮る。
「手首が赤くなっておりますね。どうされましたか?」
身長が百五十五センチに満たないユウカにとって、竹若はまさに壁だ。
聳え立つ壁を前にユウカは『しまった』という顔つきになったが、とっさに表情を戻す。
「べ、べつに、どうってこともないわよ。ほら、どきなさい!今すぐに!」
厳しい口調で竹若に言うが、彼は動く様子がない。
「いいえ。お嬢様がお話しくださるまで、私は動きません」
ニコニコと微笑んでいる竹若だが、その笑顔には場を譲らない強さがある。
そんな彼の態度に対してあからさまにムッとしたユウカは、竹若をかわすために右に左にと動いてみる。
だが、優雅な動きで彼女の動きを阻止する竹若。
悔しそうにギリギリと見上げるユウカに、竹若は再びニコリと微笑みかけた。
「どのような経緯で右の手首が赤くなったのかを、話してくださいますね?」
流石にユウカも観念したのか、観念したように床に視線を落として口を開く。
「これは、その……。内田さんに“この後、二人でドライブにでも行かないか”と誘われて」
ちなみに内田とは、ここ数年で成り上がったインターネット会社の社長を務める若者で、自分の顔を売るためにあらゆるコネを使って、令息令嬢が集まる場に現れるという。
半年ほど前に開かれた某企業の創立記念祭に両親と共に招待されたユウカは、そこでどうやってもぐりこんだのかは分からない内田と顔を合わせることになった。
小向日葵財閥令嬢というネームバリューと、素直で愛らしいユウカを気に入った内田は、事あるごとに誘いの声をかけてくるのである。
誰とでも仲良くなれるユウカだが、内田のしつこくて強引な誘いにほとほと嫌気が差し、今ではその名前を聞いただけでも苦虫を噛み潰したような顔になってしまうほどだ。
苦々しく告げてくるユウカの言葉を聞いて、竹若の周りの空気が冷やりとする。
それを悟った優秀なメイドたちは、顔を引き締め、竹若たちから距離を取った。
ユウカも竹若の様子が変わったのを感じ、慌てて口を開く。
「で、でも、断ったのよ!いくら私がのんきな性格でも、そうそう男の人について行ったりしないし、それに私、あの人が苦手だし……。なのにしつこくて、手首を掴まれて連れて行かれそうになって」
竹若を見上げるユウカの顔が、恐怖に引きつっているのが容易に見て取れる。それほど、内田の誘いはユウカにとって怖いものだったのだろう。
「だけど、彼の足を踏んづけてやったわ!ハイヒールで思いっきりね!それでもなかなか離してくれなくて、私がちょっと暴れたから向こうもムキになって、それで赤くなったのよ」
射抜くほどに向けられる視線から隠すように、ユウカは赤くなった手首をそっと左手で覆った。
そんなユウカの前に、竹若は片膝をつく。
「そうでございましたか。無事にご帰宅されて何よりです。ですがお嬢様のお体に、このような痕は似つかわしくありません。すぐに手当てを」
「たいしたことないわよ。動かしても痛くはないし、ほらっ」
そう言って、ユウカは手首を振ってみせる。
すると、その手を竹若の両手が静かに包み込む。
「いいえ、いけません。私のお嬢様は、どんな時でも最良の状態でいてくださいませんと」
ユウカの小さな手を温かくて大きな手で包み込み、竹若がジッとユウカを見上げる。
まるで騎士が姫に忠誠を誓うかのように真摯で熱心な視線だが、ユウカは嫌そうに睨み返した。
「何よ、その“私のお嬢様”と言うのは」
「ああ、申し訳ございません。思わず日頃の想いが。まぁ、私の想像の中では、お嬢様ではなく妻ですけれど」
ごくごく真面目顔で告げられた内容に、ユウカは目を大きくする。
「……は?」
「いえ、お気になさらずに。とにかく手当をさせてくださいませ」
竹若は両手で包んだままのユウカの手をソッと自分の胸元に引き寄せ、静かに目を閉じる。
どんな仕草も絵になる執事に目の前でそんなことをされ、ユウカはドギマギしながら、
「わ、分かったわよ。大人しく手当てされるから、変なことしないでよ?!」
「変なこととは?」
「むやみやたらに触ってきたりとか、指先にキスしたりとか!この前、私が手の甲をチェストにぶつけた時、あなた、いきなり舐めたじゃない!そういうことが変なことなのよ!」
「それは変なことではなく応急処置であり、私の愛情による行動でもあります」
「そんな応急処置をするつもりなら、自分でやるわよ!手を放しなさい!」
「いいえ、放しません。お嬢様が今夜、私のベッドに入ってくれるというのであればお放しいたします」
「何ふざけたことを言ってんのよ!!」
「ふざけたこととは失敬な。私の真剣な希望です」
「そんな希望、今すぐ庭に埋めて来いーーーーー!!」
そんなお嬢様と執事のやり取りを、呆れつつも温かい目で見守るメイド達であった。
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