上 下
4 / 8

結婚相手を・・・(4話)

しおりを挟む
◯天地界・船渡し場
朱美<歩美>と健汰と美依奈(朱美の護衛)と勇気(健汰の護衛)は船に乗り天地界から天空界へと向かった。
◯天空界・市場
天空界に着いてはしゃいでいる朱美<歩美>。
朱美<歩美>に腕輪を買っている健汰。
健汰が朱美<歩美>の腕に腕輪をつけた。
朱美<歩美>「え、可愛い!
ありがとう!兄上!」
朱美<歩美>が健汰の顔を見て笑顔で言った。
二人は少しウロウロと市場を見て回ると天空界の王宮に向かった。
◯天空界・王宮・広間
広間で話している天空王と沙汰(天空界の第一王子)、煌太(天空界の第二王子)。
天空王「今日、お前達を呼んだのは、お前達の結婚について話したかったからだ。
もう結婚してもおかしくない年だ。
天地界と天風界の王女全員がまだ結婚していない。
国のためにも、王女達の中から結婚相手を選んでほしいのだ。」
沙汰と煌太は顔を見合わせてから
沙汰と煌太「はい、父上の仰せのとおりに。」
と言った。
すると、
家来「天空王様ー」
と、一人の家来が小走りで来た。
天空王「どうしたのだ?」
家来「天地界の第一王女様の朱美様と第一王子様の健汰様が天空王様に拝見を求めています。」
それを聞くと、天空王達は外で待っている二人の元へ向かった。
外に出ると朱美<歩美>と健汰が天空王にお辞儀をして
二人「天空王様にご挨拶申し上げます。」
と言った。
天空王「二人とも楽にしなさい。」
と言われて二人が顔を上げた。
顔を上げると、沙汰は朱美<歩美>の顔を見て一目惚れしてしまった。
天空王「二人とも良く来てくれたな!
だが、何用でここへ来たのだ?」
天空王に聞かれて
健汰「父上の使いで参りました!
これを渡してほしいと頼まれたのです。」
と言い紙を渡した。
天空王が紙を開いて読んだ。
手紙には"五日後に各界の王族を呼んで天空地風((てんくうちふう)と言って三つの界の王族が自由に出入りしたり、宴(うたげ)などをおこなう場所。)で宴を開きたいのだ。
宴をキッカケに親しくなった子供達を結婚させようと思う。
考えが決まったら連絡してくれ。"と書いてあった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

皇帝陛下は身ごもった寵姫を再愛する

真木
恋愛
燐砂宮が雪景色に覆われる頃、佳南は紫貴帝の御子を身ごもった。子の未来に不安を抱く佳南だったが、皇帝の溺愛は日に日に増して……。※「燐砂宮の秘めごと」のエピローグですが、単体でも読めます。

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...