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酒飲み哀歌
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吉村のオジサンとオバサンは二人揃って大酒飲みだった。
近所に住んでいた僕を子どものいなかった彼らは実の子の様に可愛がってくれたが、周りの大人の評判は決して良いものではなかった。
二人は小さな寿司屋を営んでいたがオジサンは酒癖が悪く、巷では「酒乱が刃物とスシ握る」とよく陰口を叩かれていた。
オバサンは歳の割に綺麗な人だったがやはり酒を飲みすぎるところがあって、暴れこそしないもののそこら中に迷惑をかけて煙たがられる人であった。
それでも僕は子供だったから、よく二人の店に出かけて行って色々なものをもらった。
「あら坊や。また来たのね。お菓子をおあがりなよ」
オバサンはいつもそう言って手招きしてくれた。
「馬鹿野郎。坊主は菓子なんか食いに来てんじゃねえ。なあ坊主、海老食いな」
オジサンは商売ものの海老や卵焼きなんかをいつも皿に盛ってくれた。それがいつも、美味くて美味くてそれはもう幸せな時間だった。
「美味いか坊主」
「お菓子も持って帰んなよ」
僕は二人が大好きだった。
ある日、僕がいつもの様に寿司屋に行こうとすると、店の前に椅子やらまな板やら割れた酒瓶やらが散乱していた。
店の中を覗くと入り口の近くで項垂れたオジサンが座り込んでいた。
「オジサン?」
僕は恐る恐る声をかけてみたが返事はなかった。どうやら寝ているみたいだで微かに体が上下しているのが見えた。
どこを見渡してもオバサンの姿はなく、僕は諦めてその日は家に帰った。
その後、噂好きの母が父と話していたのを盗み聞きしたのだがどうやらオジサンとオバサンはいつもの如く泥酔した結果、壮絶な夫婦喧嘩をした上、ついにオバサンが出て行ってしまったそうだ。
「奥さんは大酒飲みだけど旦那は酒乱だからね。あのままだといずれ旦那が身体を壊すか、それとも旦那が奥さんを包丁で刺し殺すか。どっちかだったろうね」
酒を飲まない母は辛辣なことを言っていた。
もう二度とあの優しいオバサンにも会えないのか、と思うととっても悲しかったが子供の感情なんて長続きしないものですぐに忘れてしまった。
寿司屋もいつの間に潰れてしまいオジサンもどこかに姿を消してしまった。
それからしばらくして、僕も少年から青年になりオジサンやオバサンのことをすっかり忘れてしまっていた。
ある日、覚えたての競馬をやる為に隣町の場外馬券場に行った。馬券を買って近くのうどん屋で飯を食っていると、給仕のオバサンに見覚えがあった。
そう、それが吉村のオバサンだった。ずいぶん老けたなと思ったが相変わらず綺麗な顔の人だったので一目で分かった。
「オバちゃん、お久しぶり」
僕が声をかけると、最初は困惑していた様子だったが家のことを話したら「まあ」と驚いて喜んでくれた。
「あんなちっちゃな坊やがこんな立派になっちゃって。嬉しいわあ。おまけにアタシのこと覚えてるだなんて」
「ずいぶん可愛いがってもらったんで。オジサンは、元気ですか」
夫婦が別々の道を歩んでいたことを忘れていた僕はついうっかりオジサンのことを口にしてしまった。
オバサンは少しだけ寂しそうな顔をして時計を見た。
「もう上がりだから構わないよね」
と言って僕の目の前に腰掛けた。近くで見るとオバサンの顔には、濃厚な皺が数多く刻まれていた。
「世間じゃあの人がだらしなくてアタシが出て行った、なんて言われてるけどね。ホントは違うのよ。アタシ、実はあの人よりずっとお酒に溺れちゃっててね。何度も何度もお客さんに迷惑かけちゃって。おまけに若い男に入れ込んじゃってさ。ヤクザな男だったのそれが。それでね。ある時大喧嘩して、店のお金持って逃げちゃったの」
優しかったオバサンの懺悔は、若い僕には少し堪える内容であった。
「案の定、すぐ男には逃げられて。お金も無くなって。それでまたお酒に走って。もう散々。だから何度もあの人のとこに戻ろうと思ったの。だけどなかなか勇気が出なくて」
オバサンは震える手でうどん屋の汚いコップを握りしめていた。目にはうっすらの涙。店内には全く知らない演歌調の曲が途切れなく流れ続けている。
「でもさ!ここ今日、アンタに会ったのも何かの縁なんだよ。だからアタシ、これからあの人に会いに行ってみようと思ってんの。もし良ければアンタも一緒に来てくれない?」
オバサンは頬を紅潮させ立ち上がった。
「オバサン。残念だけど、お寿司屋さんはもうだいぶ前になくなってオジサンも何処かに行っちゃったよ」
オバサンは遠くに視線を残したまま、再びドスン、と椅子に座った。とても大きなため息吐いたがそれは落胆というより少し安心した様なものに思えた。
「そうだよね。あんな小さな店。アタシがいなきゃ潰れて当然だよね。オマケに、アタシはお金を持ち逃げしちゃったんだから」
オバサンは引き攣った笑みを浮かべながら涙をポロポロ流していた。
「オバサン。大丈夫?」
何か言ってあげたかったが僕にはあまり言葉がなかった。
「すみません!お酒!冷やのまんまでいいから!」
オバサンは突然大きな声を張り上げた。
「オバサン」
僕は心配になってオバサンの肩に手をかけたがオバサンはその手を優しく振り払った。
「悪い男とも手を切って、ギャンブルもやめて。それでもお酒だけはどうしてもやめれないんだよ。オバちゃん、情けないだろ?」
オバサンはやってきたコップ酒を一瞬で飲み干してすぐにお代わりを注文していた。
「死ぬ前にあの人の握った寿司が、もう一度食べたかった」
酒が喉を通過するたびに涙が両目から溢れた。
「アンタぁゴメンよぉアタシが悪かったぁ」
オバサンは大声で泣きながら嘘みたいにコップ酒を飲み干していた。
その光景が強烈に記憶に残りすぎて、それ以来どんなにいい酒でも美味いと思えた試しがない。
終
近所に住んでいた僕を子どものいなかった彼らは実の子の様に可愛がってくれたが、周りの大人の評判は決して良いものではなかった。
二人は小さな寿司屋を営んでいたがオジサンは酒癖が悪く、巷では「酒乱が刃物とスシ握る」とよく陰口を叩かれていた。
オバサンは歳の割に綺麗な人だったがやはり酒を飲みすぎるところがあって、暴れこそしないもののそこら中に迷惑をかけて煙たがられる人であった。
それでも僕は子供だったから、よく二人の店に出かけて行って色々なものをもらった。
「あら坊や。また来たのね。お菓子をおあがりなよ」
オバサンはいつもそう言って手招きしてくれた。
「馬鹿野郎。坊主は菓子なんか食いに来てんじゃねえ。なあ坊主、海老食いな」
オジサンは商売ものの海老や卵焼きなんかをいつも皿に盛ってくれた。それがいつも、美味くて美味くてそれはもう幸せな時間だった。
「美味いか坊主」
「お菓子も持って帰んなよ」
僕は二人が大好きだった。
ある日、僕がいつもの様に寿司屋に行こうとすると、店の前に椅子やらまな板やら割れた酒瓶やらが散乱していた。
店の中を覗くと入り口の近くで項垂れたオジサンが座り込んでいた。
「オジサン?」
僕は恐る恐る声をかけてみたが返事はなかった。どうやら寝ているみたいだで微かに体が上下しているのが見えた。
どこを見渡してもオバサンの姿はなく、僕は諦めてその日は家に帰った。
その後、噂好きの母が父と話していたのを盗み聞きしたのだがどうやらオジサンとオバサンはいつもの如く泥酔した結果、壮絶な夫婦喧嘩をした上、ついにオバサンが出て行ってしまったそうだ。
「奥さんは大酒飲みだけど旦那は酒乱だからね。あのままだといずれ旦那が身体を壊すか、それとも旦那が奥さんを包丁で刺し殺すか。どっちかだったろうね」
酒を飲まない母は辛辣なことを言っていた。
もう二度とあの優しいオバサンにも会えないのか、と思うととっても悲しかったが子供の感情なんて長続きしないものですぐに忘れてしまった。
寿司屋もいつの間に潰れてしまいオジサンもどこかに姿を消してしまった。
それからしばらくして、僕も少年から青年になりオジサンやオバサンのことをすっかり忘れてしまっていた。
ある日、覚えたての競馬をやる為に隣町の場外馬券場に行った。馬券を買って近くのうどん屋で飯を食っていると、給仕のオバサンに見覚えがあった。
そう、それが吉村のオバサンだった。ずいぶん老けたなと思ったが相変わらず綺麗な顔の人だったので一目で分かった。
「オバちゃん、お久しぶり」
僕が声をかけると、最初は困惑していた様子だったが家のことを話したら「まあ」と驚いて喜んでくれた。
「あんなちっちゃな坊やがこんな立派になっちゃって。嬉しいわあ。おまけにアタシのこと覚えてるだなんて」
「ずいぶん可愛いがってもらったんで。オジサンは、元気ですか」
夫婦が別々の道を歩んでいたことを忘れていた僕はついうっかりオジサンのことを口にしてしまった。
オバサンは少しだけ寂しそうな顔をして時計を見た。
「もう上がりだから構わないよね」
と言って僕の目の前に腰掛けた。近くで見るとオバサンの顔には、濃厚な皺が数多く刻まれていた。
「世間じゃあの人がだらしなくてアタシが出て行った、なんて言われてるけどね。ホントは違うのよ。アタシ、実はあの人よりずっとお酒に溺れちゃっててね。何度も何度もお客さんに迷惑かけちゃって。おまけに若い男に入れ込んじゃってさ。ヤクザな男だったのそれが。それでね。ある時大喧嘩して、店のお金持って逃げちゃったの」
優しかったオバサンの懺悔は、若い僕には少し堪える内容であった。
「案の定、すぐ男には逃げられて。お金も無くなって。それでまたお酒に走って。もう散々。だから何度もあの人のとこに戻ろうと思ったの。だけどなかなか勇気が出なくて」
オバサンは震える手でうどん屋の汚いコップを握りしめていた。目にはうっすらの涙。店内には全く知らない演歌調の曲が途切れなく流れ続けている。
「でもさ!ここ今日、アンタに会ったのも何かの縁なんだよ。だからアタシ、これからあの人に会いに行ってみようと思ってんの。もし良ければアンタも一緒に来てくれない?」
オバサンは頬を紅潮させ立ち上がった。
「オバサン。残念だけど、お寿司屋さんはもうだいぶ前になくなってオジサンも何処かに行っちゃったよ」
オバサンは遠くに視線を残したまま、再びドスン、と椅子に座った。とても大きなため息吐いたがそれは落胆というより少し安心した様なものに思えた。
「そうだよね。あんな小さな店。アタシがいなきゃ潰れて当然だよね。オマケに、アタシはお金を持ち逃げしちゃったんだから」
オバサンは引き攣った笑みを浮かべながら涙をポロポロ流していた。
「オバサン。大丈夫?」
何か言ってあげたかったが僕にはあまり言葉がなかった。
「すみません!お酒!冷やのまんまでいいから!」
オバサンは突然大きな声を張り上げた。
「オバサン」
僕は心配になってオバサンの肩に手をかけたがオバサンはその手を優しく振り払った。
「悪い男とも手を切って、ギャンブルもやめて。それでもお酒だけはどうしてもやめれないんだよ。オバちゃん、情けないだろ?」
オバサンはやってきたコップ酒を一瞬で飲み干してすぐにお代わりを注文していた。
「死ぬ前にあの人の握った寿司が、もう一度食べたかった」
酒が喉を通過するたびに涙が両目から溢れた。
「アンタぁゴメンよぉアタシが悪かったぁ」
オバサンは大声で泣きながら嘘みたいにコップ酒を飲み干していた。
その光景が強烈に記憶に残りすぎて、それ以来どんなにいい酒でも美味いと思えた試しがない。
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